岡嶋二人のレビュー一覧

  • とってもカルディア

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    信州の田舎から貞夫の友人が出てきたわ、変な行動をした後、美郷の新品の全自動カメラと共に姿を消した。
    テレビ局に知り合いのパーティで死体を発見したが、その死体が消えたとの相談が…。山本山コンビが調べる内に、消えた友人との繋がりが…。

    山本山コンビの長編。今回も面白かった。消えた死体と友人にカメラ。色んな事件がつながって行く感じが良い。2人のやり取りも相変わらず楽しい。

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    2025年10月04日
  • 七年目の脅迫状

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    レースで不正をしろとの脅迫状。要求を拒めば治療法のない伝貧を馬に感染させる。最初に2億円のサラブレッドが犠牲になり、更に別の馬も…。密命を帯びた八坂は北海道へ飛ぶ。7年前にも伝貧が確認されある医師が故意に感染させたと疑われ、姿を消していた。

    久々の岡嶋二人。競馬はあまり詳しくないけど、関係なく面白く読める。脅迫状から色々な事件が繋がり、怪しい容疑者たちと魅力的。一気に読んでしまった。

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    2025年10月04日
  • あした天気にしておくれ

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    3億2千万の仔馬セシアを骨折させた鞍峰農場は、共同馬主たちを欺くためにセシアの偽装誘拐を実行する。警察の捜査が進む中、誘拐の立案者・朝倉の計画には無い事件が起こり始め、謎の犯人から身代金の要求が…。

    これも凄い。とても面白くて読むのが止まらない。朝倉の思惑を超えて行く辺りからが、特に良い。この身代金受け渡しのトリックは、絶対分からない…。ただ見事だな〜って感心してしまった。

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    2025年10月04日
  • タイトルマッチ

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    元世界チャンピオンの最上の息子が誘拐された。彼を破った現チャンピオンに義弟・琴川が挑むタイトルマッチの2日前。犯人の要求は「相手をノックアウトで倒せ」。警察は最上と関係がある元ボクサーを追うが…。

    とても面白かった。
    琴川の負傷やら誘拐以外でも事件が起きたり、事件の3日間がとても緊迫感があって読むのが止まらない。

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    2025年10月04日
  • 解決まではあと6人

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    次々と興信所を訪れては「あるカメラの持ち主を探して欲しい」「あるマッチがどこの店のものか」「車のシートが何故なくなったのか」など、およそ事件と思われない奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。彼女の目的はなにか?

    最初は良く分からない調査だけど、徐々に色んな調査の間に繋がりが出てくる感じが良い。これも面白かったな〜。

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    2025年10月04日
  • なんでも屋大蔵でございます

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    なんでも屋の大蔵が巻き込まれる事件。大蔵の語りがソフトで穏やかなので事件が殺人や誘拐だったりするのにあまり深刻さが無い(笑)津軽刑事とのやり取りも面白い。最後は相棒も出来て続編とかあるのかと思ったけど、無いらしいのは残念。結構はまりそうな感じなんだけどな~。

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    2025年10月04日
  • 殺人!ザ・東京ドーム

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    ディレクター児玉が日本に持ち込んだ南米の猛毒クラーレ。友人の勝本とクラーレの効果を試すために入った山でクラーレを紛失してしまう。巨人阪神戦に湧く東京ドームで、この毒を塗った矢による殺人事件が。翌日の同一カードでも凶行は繰り返された。

    これも一気に読んでしまった。とてもテンポが良くて読みやすい。便乗犯や別の思惑の犯罪なと面白い。ただ、ある犯罪が発覚するキッカケがちょっと残念。
    東京ドームを「ビッグエッグ」って呼ぶのが懐かしい

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    2025年10月04日
  • 開けっぱなしの密室

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    久しぶりの岡嶋二人。表題作の『開けっぱなしの密室』『サイドシートに赤いリボン』が好みかな(笑)『開けっぱなしの密室』は久しぶりに基本的なミステリを読んだな~って思ってしまった(笑)その他の作品もいい作品ばかりでした(笑)昔読んだ短編集なのに全然覚えていなかった(笑)

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    2025年10月01日
  • どんなに上手に隠れても

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    白昼のテレビ局から、売出し中の歌手・結城ちひろが誘拐された。しかもその直前、誘拐を暗示する匿名電話が警察に。1億円の身代金を肩代わりする出演するCMスポンサー。身代金を追い知多半島へ向かう刑事。

    誘拐から身代金の要求まではちょっとおとなしめ。ただスポンサーの身代金肩代わりから話が盛り上がり、そこからは一気に読めてしまう。寝る前に読むには危険。

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    2025年10月01日
  • 七日間の身代金

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    若き音楽家カップル千秋と要之介。ある日富豪の後添いとなった友人・須磨子から弟と先妻の息子が一緒に誘拐されたと相談を受ける。警察には知らせずに自ら身代金の受け渡しに向かう須磨子。受け渡しの場所はどこにも逃げ場の無い湘南の小島。その島で須磨子は何者かに射殺され、更に現場を見物に行った若者が行方不明に…。

    この作品も先が気になって一気に読んでしまった。身代金の受け渡しから殺人事件、更に謎が続いて面白い。岡嶋二人の長編は危険。千秋と要之介、千秋の父親のキャラが良い。

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    2025年09月30日
  • 眠れぬ夜の殺人

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    酔っ払い同士の喧嘩から殺人へ発展する事件が多発し警察の0課が事件の捜査にあたる。0課のキャラクターがもう少し警察らしくても良かったかな。公に出来ない組織とは言えちょっと無理な設定かな。でもシリーズで読んでみたい気もするな~。事件は殺人と恐喝、恐喝者のボスの秘密とか割りと面白かった。読みやすくて良かった。

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    2025年09月30日
  • ビッグゲーム

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    高度なデータ野球でV4をめざす新日本アトラス。アトラス球団の覗き部屋まて呼ばれる情報管理室スタッフが試合中に転落死した。更に他のスタッフも殺害される。データを狙うスパイを操る黒幕は?

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    2025年09月26日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    核シェルターに閉じ込められた男女四人によるフーダニット。シェルターの中と回想を交互に行き交いながら謎が少しずつ明かされていく様に引き込まれる。クローズド・サークル×多重解決な面白味が詰まってた。

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    2025年09月26日
  • チョコレートゲーム 新装版

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    今読めば、「中学生にもなればそのくらい……」と思ってしまうが、同時代性を考えると、とても意外性があるのだろうなあ。

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    2025年09月21日
  • 増補版 三度目ならばABC

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    「三度目ならばABC」
    「電話だけが知っている」
    「三人の夫を持つ亜矢子」
    「七人の容疑者」「十番館の殺人」
    「プールの底に花一輪」「はい、チーズ」

    「はい、チーズ」が追加された増補版。どの話もトリックが面白い。毎度お馴染みの挨拶で、関係者の口が軽くなって面倒な展開が無く証言してくれるのも良い。

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    2025年09月19日
  • 解決まではあと6人

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    興信所を回る平林貴子にず注目しながら読み進めていたから、終盤の展開に驚かされてしまった!
    私自身は想像していなかった人物が犯人で、所謂どんでん返しって感じでした。
    短編のような感じから、話が全てつながってとにかく面白かったの一言です!
    ストーリーの組み立てうますぎる!

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    2025年09月05日
  • 99%の誘拐

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    初岡嶋二人さん。
    日本では珍しいコンビ作家さん。

    なによりもまず読みやすくて、ぐいぐいストーリーに惹き込まれました。
    コンピューターで制御された誘拐事件、という一味違ったミステリーが、犯人の立場でも、被害者や警察たちの立場でも楽しめて、とても面白かったです。

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    2025年08月29日
  • 解決まではあと6人

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    前情報がない状態で読み始めたもんだから、平林さんは「興信所なんてあまり日常に馴染みないところに絡むから、なるべく本名とか連絡先とか残してもらいたくないんだな」って思ったけど全然違った。

    個人的には加賀くんのターンが好きだったな。
    本でも映画でも、エッッなシーンは話に関係ない(と自分では思えてしまう場合)とかなり嫌になってしまうタイプなんだが、まあこれはありだな。
    あーこのふたりは利害関係で成り立ってんだなって思えて。
    なんかあったらお互いあっさり裏切りそう。

    最後の最後にこいつまさか?って思ったけど‥
    まさかな。
    気づくと全部読んでました。
    暗号はまったくわからんかったけど面白かったです。

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    2025年08月17日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    読みやすくて1日で読み終えた。
    あるいみクローズドな環境め緊迫感あり。
    犯行は連想なので、うまい作りになっていると思う。シェルター内の様子はあまり想像つかなくてよくわからなかった。扉を開けたりコンクリートを張る描写は特に意味なかったので拍子抜けだった。
    二転三転する展開は面白かったが、最終的の犯人も拍子抜けだった。

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    2025年08月05日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    最後の最後、なぜこの話し合いがこうなったのか、真犯人が判明するところは「あー!」と声が出た。男女の描き方が少し?なところもあり、被害者が自業自得とまで言わないけど誰にも共感できないところはあった、がおもしろかった!

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    2025年07月22日