どんなに上手に隠れても
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どんなに上手に隠れても

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収録中に歌手が誘拐? 多くの人が出入りするテレビ局から、白昼、もっとも勢いのある売り出し中の歌手が誘拐された。しかもその直前、この誘拐を暗示する奇妙な匿名電話が警察に入っていた……ほんの一瞬の隙をついた誘拐の手口とは、そして誰が、何のためにやったのか? 芸能プロやCMスポンサーたちの対応、駆け引き、警察の地道かつ執拗な捜査、そして事件の驚嘆すべきトリック。リアルに描ききった傑作長編推理。刊行1984年。(講談社文庫)

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どんなに上手に隠れても のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年05月12日

    本作は文庫解説の東野氏が絶賛するのも納得の傑作だ。やはり誘拐ものは岡嶋作品の真骨頂なんでしょうね。本当に読み始めたら止まらなくなる。大手広告代理店による劇場型犯罪、執筆当時としてはかなり斬新だったろうな。

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    Posted by ブクログ 2011年07月28日

    岡島二人はその名どおり二人の作家のペンネームです。ミステリーの謎解きは技術の進歩に伴い古くなってしまうという面もありますが、この作家の小説では登場人物が魅力的なので物語として楽しむことができます。でこぼこコンビの登場するとってもカルディアなどおすすめの作品がたくさんあります。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    多くの人が出入りするテレビ局から、白昼、売り出し中の歌手が誘拐された。しかもその直後、この誘拐を暗示する奇妙な特命電話が警察に入っていた! 芸能プロやCMのスポンサーたちの対応、駆け引き、警察の地道かつ執拗な捜査、そして事件の驚嘆すべきトリックまで、リアルに書ききった傑作長編推理。―――――とても面...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月13日

    ☆3.6

    大きなCMも決まっている新人歌手の結城ちひろが、人の出入りの多いテレビ局から誘拐された。
    しかも直前にはこの誘拐を密告する電話が警察に入っていたという。
    身代金を要求する犯人の指示に従いつつも手かがりを見つけ捜査を続ける警察、ちひろの安否を気遣いながらも犯人に振り回される芸能プロダクショ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月14日

    スピード感があって面白かったです。
    ただ、犯人の意外性が微妙だったのと誘拐されてる時のシーンについてもう少し描写があっても良かったんじゃないかな?と思いました。

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    Posted by ブクログ 2020年05月22日

    岡嶋二人。2人いるのね。まだ2作目で詳しくないけど、文学界の伝説のユニットなんだろう。吉川晃司と布袋寅泰の『Complex』のように。YOSHIKIと小室哲哉の『V2』のように。チャゲと石川優子の『ふたりの愛ランド』のように。物語は1988年発刊だけあって、作中のネーミングセンスとか古いけど面白かっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月12日

     作品解説(カバーより):多くの人が出入りするテレビ局から、白昼、売出し中の歌手が誘拐された。しかもその直前、この誘拐を暗示する奇妙な匿名電話が警察に入っていた! 芸能プロやCMスポンサーたちの対応、駆け引き、警察の地道かつ執拗な捜査、そして事件の驚嘆すべきトリックまで、リアルに描ききった傑作長編推...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月15日

    「あした天気にしておくれ」や「99%の誘拐」にはやや及ばない感がありますが、それでも良く出来た誘拐ミステリーだと思います。
    テレビ局でアイドル歌手が誘拐されるというセンセーショナルな事件。身代金受け渡しの裏では関係者たちの利益が交錯します。大衆も含めて人の動きや思惑がよく描けています。身代金消失のト...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年01月18日

    二十数年前に出版された小説なのに、古さを感じさせず、どんどん岡嶋さんの作品にハマっていってます。今ごろですが。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    TV局から誘拐されてしまった芸能人。
    一体誰がどうやって、そこから連れ出し誘拐したのか。
    警察とスポンサーと事務所が、それぞれの思惑の元行動を開始する…。

    見事! としか言い様がないです。
    誘拐の仕方もそうですが、目的に対しても唖然とさせられてしまいました。
    いつもながら、世間って怖い、と思わせて...続きを読む

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