岡嶋二人のレビュー一覧

  • 七年目の脅迫状

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    2017年3冊目。
    面白かった!最初から最後までハラハラドキドキ。競馬を題材にしているけど、知識なくても楽しめる。とにかく早く続きが読みたくて読みたくて…一気に読んでしまった。個人的には「焦げ茶色のパステル」よりも好きかも。
    やっぱり初期の作品と最後あたりの作品では違うなぁ。でもどちらも岡嶋二人作品であってどちらも良さがあって、やっぱり好きだなぁ。

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    2017年01月13日
  • ダブル・プロット

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    ネタバレ

    『記録された殺人』

    『こっち向いてエンジェル』

    『眠ってサヨナラ』

    『バッド・チューニング』

    『遅れて来た年賀状』

    『迷い道』

    『密室の抜け穴』

    『アウト・フォーカス』

    『ダブル・プロット』

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    2017年01月02日
  • コンピュータの熱い罠

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    ネタバレ

    2016年61冊目。
    ってか、これが1986年当時の話なのかーと思うと色々考えてしまう。
    ここまでなる前にもっと色々出来たことあったよなーとか、このテの話が、80年代から既に存在していたのだなーとか。
    音響カプラーとか、マイコンとか色々時代を感じさせる言葉で完全やられた。
    途中で犯人は分かってしまったけど、スリル満点で楽しめた。絵里子、すきだなぁ・・。


    2022.10再読
    分かっているはずなのにハラハラさせられっぱなしであっという間に読み終えた。
    やっぱり好きだわー岡嶋二人。

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    2016年12月30日
  • 七日間の身代金

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    やっぱり岡嶋二人面白い!

    誘拐された2人。1人は餓死寸前で見つかり、1人はどこへ…⁈さらに謎の失踪、殺人。

    犯人全然分からなかったです…

    謎がどんどんとけてくかんじ良いよね。

    面白くて一気読み。

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    2016年06月09日
  • 眠れぬ夜の殺人

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    警察に存在する秘密組織。
    特別な指令を受けて、事件性が疑われる出来事を調査する。

    酔っぱらい同士の喧嘩による殺人が頻発することに疑問を感じた警察からの以来で捜査を開始する。

    連続する事件と徐々に明らかになっていく真相。
    巧みなストーリー展開に最後まで一気読みだった。

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    2016年05月04日
  • 解決まではあと6人

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    構成、アイデアの妙にあらすじだけでとてもワクワクする
    その出落ちに終わらず、中身の方もしっかり驚きとワクワク感が用意されていて一人の探偵パートが終わるごとにどんどん先が気になった
    解決編よりも謎が散りばめられていく過程が何より楽しい作品かも

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    2016年03月02日
  • ダブル・プロット

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    9篇の短編集。目新しさはないものの、突拍子のない不満な展開などもないので、読みやすいと思います。
    【記録された殺人】事件に関わった人物達の証言で話が進みます。証言が増えていくほどに事件の全容が見えてきます。
    【こっちむいてエンジェル】【眠ってサヨナラ】この本はそれぞれの話が独立した短編集ですが、この二篇は同じ人物が主人公です。サッパリしてるけど愛情深い主人公に好感が持てました。
    【バッド・チューニング】追い詰められると無茶なことを考えてしまうものなのかと切なくなりました。
    【遅れてきた年賀状】重い話ではないので気楽に読めました。
    【迷い道】ねっとりとした怖さがある話。男女は、好き同士のラブラブ

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    2015年11月25日
  • クリスマス・イヴ

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    面白かった( ´ ▽ ` )ノ
    クリスマスに別荘地で、ドンドン人が死んで…ジェイソン?本当に面白かった。

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    2015年09月15日
  • チョコレートゲーム 新装版

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    落ちるとこに落ちて安心した。もし現実に起こったら、本当に恐ろしい。今の時代なら起こってもおかしくないかもしれないけど。それにしても、どっちなのか知らないけど相変わらず馬好きね。

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    2015年07月18日
  • あした天気にしておくれ

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    身代金奪取の鮮やかさと、先の読めないスリリングな展開でぐいぐい読ませるが、最後にほんの少しだけ息切れしてしまったかな。

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    2015年06月09日
  • 解決まではあと6人

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    サブタイトル「5W1H殺人事件」と、講談社文庫ということで、80年代の赤川次郎か夏樹静子かという先入観で読み始めたものの、面白い。

    まずカメラを調査している探偵が持ち主のもとに向かうと死体が見つかる。その次は突然、別の探偵が喫茶店探しということで、短篇集かと思っていたところ、実は謎の依頼者が同一で…という、なかなか斬新な展開。しかも各章で、有る1点について徹底的に調べる。例えばカメラの修理履歴だったり喫茶店の電話帳、果てはコンピュータープログラムのバイナリコードまで。なかなか最近の作家には出来る技じゃない。

    全体を通して、ほとんど姿を表さない共通の依頼者を軸に、視点を章ごとに切り替えるとい

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    2015年03月26日
  • チョコレートゲーム 新装版

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    ネタバレ

    事件の展開のさせ方がとても上手いなと感じた。父親が執念で事件の真相にたどり着くのは、読んでいて爽快感がある。

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    2015年04月25日
  • 殺人者志願

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    ろくに働きもしないのに金遣いが粗いバカ夫婦が借金の為に人殺しを請け負う。
    これだけ見ると酷い犯人達なのに、キャラが良いせいか憎めなくて複雑な気持ちにさせられた。

    正直途中までダラ読みだったが、一気にサスペンスな展開にハラハラドキドキ、ページを捲る手が止まらない!

    最後が上手く纏まり過ぎな気がした為にマイナス一点。

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    2014年10月20日
  • 殺人者志願

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    ネタバレ

    岡嶋二人によるミステリの佳作。
    隆友と鳩子のもとに、鳩子の親戚筋に当たる宇田川から「ある人を殺して欲しい」という依頼が入る。ふたりはサラ金などへの借金の肩代わりに殺人の依頼を受ける。やがて、対象である美由紀の隣の部屋に移り住むことに成功し、殺人の機会を待つことになる。
    途中までは馬鹿っぽい隆友と鳩子の会話に若干辟易するが、殺人を実行しようとする辺りから物語が一転、スリリングに展開し始める。
    自分たちが殺そうと思った相手を結局殺すことができず、二人して泣いてしまう辺りはなんだか妙にリアリティがあり、人殺しのハードルの高さを思い知らされる。一方で、その後の展開では隆友が妙な頭の冴えを見せ、徐々に真

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    2014年06月28日
  • 眠れぬ夜の報復

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    ネタバレ

    16年前、押し込み強盗に両親と妹を殺されたプロボーラーの草柳。彼は仕事で出向いたボーリング場で、当時、盗まれたボールを偶然見つける。持ち主を見つけ、そこから犯人を探し出そうとするが、時効が成立しているため、警察は取り合ってくれない。独自で捜査を進めた草柳は強行突破に出る。 捜査第0課シリーズ第2弾。
    長編では唯一のシリーズもので、しかも事実上、合作者最後の作品。

    パーフェクトな菱刈、色仕掛けで犯人たちを罠にかける聡美、お調子者で推理力にかけるが行動力は抜群の相馬は健在。 時効が成立してしまった事件ということで、はなっから捜査第0課が動き出す。 今回は前作ほど入り組んだ事件ではないけれど、草

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    2014年06月24日
  • 殺人者志願

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    会話から夫婦のおバカっぷりが垣間見え笑ってしまうところもありましたが、事件が始まってからはハラハラドキドキとページをめくる手が止まりませんでした。
    こういうスピーディでドキドキハラハラなミステリーが好きです。

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    2014年02月06日
  • あした天気にしておくれ

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    倒叙形式で描かれていた物語が途中から一転してフーダニットの展開へとシフトしていく手際の良さが見事です。現在では実現不可能と言われるメイントリックも、競馬の知識が無い者にとっては鮮やかで感心させられました。競馬三部作のトリを飾る作品でありながら、実際はデビュー作よりも前に書かれていたことや、その完成度の高さには驚かされます。

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    2013年12月23日
  • コンピュータの熱い罠

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    ネタバレ

    やっぱり岡嶋二人さんの作品はハマるー!

    自分自身、個人情報取り扱ってるので、すごくわかるし入りやすかった☆

    それにしても、まだ個人情報あれこれ言われてない時代に書かれたものだと思うのに、今の時代に合ったこのテーマはすごい!

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    2013年12月28日
  • どんなに上手に隠れても

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    「あした天気にしておくれ」や「99%の誘拐」にはやや及ばない感がありますが、それでも良く出来た誘拐ミステリーだと思います。
    テレビ局でアイドル歌手が誘拐されるというセンセーショナルな事件。身代金受け渡しの裏では関係者たちの利益が交錯します。大衆も含めて人の動きや思惑がよく描けています。身代金消失のトリックも素晴らしいですし、事件の真相もかなり大胆で面白かったです。
    ただ、アリバイトリックはある物を確認すれば一目瞭然なので、流石に通用しないと思いました。

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    2015年10月15日
  • あした天気にしておくれ

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    馬を骨折させた失態を隠す為に馬の狂言誘拐を企てるのですが、そのことを強請ろうとする邪魔者が入ります。脅迫するスリルと邪魔者の正体を探るフーダニットの両方が楽しめる構成は独創的で素晴らしいです。
    盲点を突いた身代金受け渡しトリックも面白いですが、真相を隠すために注ぎ込まれたミスディレクションがまた良く出来ています。ラストも鮮やかです。競馬に興味のない方でも十分に楽しめる作品だと思います。

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    2015年10月15日