岡嶋二人のレビュー一覧

  • 開けっぱなしの密室

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    岡島二人さんという作家さんのことを知り、『焦茶色のパステル』を読み作家さんに興味がわきこの作品を読みました。
    短編集で読みやすく楽しめました。長編も好きですが短編集をはさむのはいいリズムで読めました。
    自分では思いつくはずのないトリックや犯罪の理由などおもしろいなと思いました。
    ただこの作品はかなり古めのようで、へーと思う内容が多々ありました。それも面白かったです。

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    2025年01月27日
  • 焦茶色のパステル 新装版

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    これは香苗さんが主人公だよねって確認しながら読みました。
    まず夫が銃で撃たれて亡くなるというとてもショッキングなはじまり。でも冒頭からあるように夫婦間に(いや妻側?)溝がある関係性から泣いて取り乱す奥さんでは無い。でもそこは責める点ではなくて逆にそれだから話が進んでいった気がします。
    ずっと引っ張ってくれたのは香苗の友人、香苗と違って探偵さん?と思える面白みにはまっていきました。
    話が進むうちに馬や競走馬や繁殖の話に興味をひかれました。知らないことを知るのは楽しいことです。
    事件の真実がわかった時、そんな大ごとの話だったのかと驚き、どうなるのかと思ううちにそうなったかという事件の終わり。とりあ

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    2025年01月20日
  • 99%の誘拐

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     過去に起こった誘拐事件と20年後に起こった誘拐事件の二部構成になっていて、特に後半の誘拐事件は20年前の誘拐事件と共通するような部分が見られ、誘拐犯と警察の攻防やどのような結末を迎えるのか気になりながら読み終えた。また後半の、コンピュータなどの当時の最先端の技術を駆使した誘拐で警察側を翻弄する場面が「犯人はかなりの知能犯だな。」と不謹慎ながら感心させられた。ラストでタイトルの意味がわかるのも良かった。

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    2025年01月02日
  • 焦茶色のパステル 新装版

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    第28回江戸川乱歩賞を受賞した競走馬が絡むミステリー。昭和57年に書かれた本作だから、いろいろなところで時代を感じさせるが、競馬の世界については根本的なところは変わっていないのだろうか。
    文庫本になった当時の赤茶けた本を古い書棚で見つけで読み返してみたが、主人公が友人とミステリーを順番に解き明かして行く、その過程で競走馬に関する基礎知識を説明して行くというストーリー展開がとても自然で読みやすい。殺人事件の裏にある大きな秘密が最後に明らかになる衝撃の結末もある意味では落ち着いて受け入れられるのは、この小説の良さであるだろう。
    競馬にも推理小説にも関心がない人でも楽しめる、そんな岡嶋二人の名作。自

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    2024年11月17日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    ネタバレ

    新しい流れの小説だった。
    犯人は分かったと思ったら二転三転し、結果を聞くと納得できる話だった。

    核シェルターという閉鎖された、追い詰めれられた中だからこそ、この真実が明かされたと思える。
    鮎美にとってはこの流れは、抱え込んで生きていくより実は良い結果だったのかなと感じた。

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    2024年10月01日
  • 99%の誘拐

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    幼い頃にドラマを観て、小説を読んだけれど、うん十年ぶりに小説を読み返した。面白い。やはり面白い。クラインの壷も読み返したい。

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    2024年09月05日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    かなり引き込まれる作品でした。
    閉ざされた環境での彼らの会話から
    ここまでゾクゾクとハラハラを感じられることに
    小説の面白さを改めて感じた。

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    2024年05月23日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    ミステリーとして非常に魅力的。魅力的なのに、登場人物は魅力的ではない。でもやっぱりストーリーとしてな好き。

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    2024年03月09日
  • クラインの壷

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    ネタバレ

     今でいうVRを扱った王道SFミステリー。まだその存在が開発されていない時代に物語の要素として活用しているのがすごい。ラストの虚構と現実の区別がつかなくなる描写が怖かった。

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    2024年02月02日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    ネタバレ

    オチは予想外で面白かった。
    ただ登場人物は誰一人好感を持てず、「よくこいつを庇おうと思ったな」と思い、感情移入できなかった。

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    2024年01月14日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    岡嶋二人著の作品は、『クラインの壺』に続いて、2作目です。やはり、面白いです。シェルターに囚われた男女4人という密室という設定です。男女のグループが囚われるお話の場合、私はその中での殺人が起きるケースを多く読みましたが、この作品は、事件が起来た後にその事件について議論する為の場所として、用意されています。
    事件の結末も予想していなかったので、驚きです。

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    2023年12月02日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    シェルターに閉じ込められた男女4人が事件の真相に
    迫って行く様を丁寧に描いていた。
    登場人物も少なく、基本的にシェルターのみ、
    それでも中弛みせず、通して面白い。

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    2023年10月14日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    男女4人が地下シェルターに閉じ込められるシーンから話しが進みどう展開していくのか予想して読みましたが、まんまと騙されました。4人がそれぞれ犯人は誰なのか推理していくストーリーは面白かった。

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    2023年08月15日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    本格ミステリとしては論理的で緻密。複数の伏線をしっかりと見極める事で、真相に辿り着くことができるようになっている。
    本格ミステリ好きとしては、たまらない作品となっているだろう。
    ただし、登場人物たちが、全く魅力的ではない。もう全員嫌いといっていいくらい。
    真相を見極めるために読み進めたいのに、登場人物たちの性格が邪魔をして読み進められない。個人的に、読者として事件の謎を解くための一番の障害が、登場人物たちだった。
    読後は真相が分かったスッキリ感と、やっとこれで彼らの話を聞かなくていいという解放感で、複雑な感覚があった。

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    2023年08月06日
  • クラインの壷

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    クラインの壺。引き込まれる。仮想空間?夢?に入り込む最新ゲーム「クライン2」。これがドラクエⅢ、ファミコン時代に書かれた作品とは思えない。全く色褪せない作品。ネタは使い古されている感はあるけど、最後まで良くもって楽しませてくれた。
    本当に1989年にかかれたとは思えない!

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    2023年07月29日
  • クラインの壷

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    今でこそありがちなバーチャルリアリティネタだけど、90年代以前にここまで題材として昇華してるのは流石。プロットも読み易くキレイにまとまっていてバシバシ読み進められる。解散前最後の作品で、殆ど井上夢人氏の手によるもらしい。

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    2023年07月27日
  • クラインの壷

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    岡嶋二人の作品は『99%の誘拐』『チョコレートゲーム』を読んで、本書『クラインの壺』を読んだ。事前知識など何も入れず、どんなミステリなんだろうと思って読み進めていった。衝撃だった。なんという世界観。これが1989年に出版されたというのだから、さらに驚き。SFの最前線を突っ走っている。2023年の今読んでも色褪せることがない。小説の中のこんな世界が現実になる日も近いかもしれないと、携帯電話すらない当時からスマートフォンが当たり前の時代になった今は思える。まるで大作映画を観た気分にも近い。『マトリックス』を初めて観た衝撃にも近い。映像でなく、文字のみだからこそこの無限の創造力を引き出したのかもしれ

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    2023年07月26日
  • チョコレートゲーム 新装版

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    ミステリーとしての完成度が高いこともさることながら、青春小説としても高い完成度だと感じた。また、中学生の自分と大人になった今の自分とを重ねて没頭して読み進めた。岡島作品は99%の誘拐に続いて読んだが、他の作品も読みたくなった。

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    2023年07月17日
  • なんでも屋大蔵でございます

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    ・大蔵さんの語り口が良い
    ・まさにホンワカミステリーで楽しかった
    ・続編が見たかったけどこれで終わってしまい残念!

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    2023年03月29日
  • 解決まではあと6人

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    やっぱり岡嶋二人作品は自分には読み易いし、次の展開がどうなるか気になってしょうがない構成も堪りません。右手の小指の付け根に大きなホクロなんてあると大それた事は出来ませんね。

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    2023年03月12日