【感想・ネタバレ】眠れぬ夜の殺人のレビュー

あらすじ

最初は酒に酔ったうえでのケンカかと思われた。ちょっとしたイザコザに巻き込まれ、逃げようとして相手の体に触れたとたん、その人は倒れ、打ち所が悪く……。大都会・東京ならではの、そんな殺人事件が連続発生。だが逮捕されなかった加害者には、死者からの脅迫状が届く! 動き出したのは、警視庁刑事部のマル秘部外組織「捜査0課」。そんな特別捜査班稼働の裏は。はたして犯人は見つかるか!? 後期長編シリーズとしてその後『眠れぬ夜の報復』も刊行。 1988年刊行。(講談社文庫)

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ネタバレ

単なる酒に酔った喧嘩での致死事件と思われたが、実は金を強請るために仕組まれた犯罪だった。 五件目の致死事件が起きた直後、警視庁刑事部の秘密部外組織が密かに動き始める。

酔っ払い同士の些細な口論、絡まれた相手を振りほどいただけのつもりが、相手を死に至らしめていた。 実際に起こってもおかしくない致死事件、それが裏で仕組まれていたとは・・・ 身の回りにそんなことがあったらと思うと恐ろしい。 何よりも、そんなことを思いつく事がすごい! そして警視庁刑事部の秘密部外組織の存在。 トップの菱刈は恐ろしく冷静で、すこぶる頭の回転が速い。 この人にかかったら、どんな事件もすぐさま解決してしまうのでは思うほど完璧。 ただ、完璧すぎて生身の人間と思えないというか、現実味に欠けますが・・・ 読みやすい文章で、ストーリー展開も面白く、楽しめる作品でした。

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2014年06月24日

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ネタバレ

これは、すごい。
こんなお話をよく思いつく。

天才!!! 感動!
犯人そいつか!!!
裏で動きながら犯人に詰め寄る
天才集団の(なんでもお見通しなのじゃ)って感が
かなり良かった!こういうの好き!コナン風!


【あらすじ】
ちょっとしたイザコザに巻き込まれ、逃げようとした相手の体
触れたとたん、その人は倒れ、打ちどころが悪く・・・
大都会・東京ならではの、そんな殺人事件は連続発生。
だが、逮捕されなかった加害者には、死者からの脅迫状が届く!
動き出したのは警視庁刑事部のマル秘部外組織。はたして犯人は
見つかるか!?


登場人物。とくに、マル秘部外組織の人たちのキャラが良い。
個人的に、「相馬廉平 ソウマレンペイ」という名前の響きが
すごくツボだった。
レンペイってかっこいいなぁ。
それを略して、「ソーレン」というあだ名で読んでいたのは
いただけなかった…w

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2013年04月21日

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ネタバレ

酔っ払い同士の喧嘩から殺人へ発展する事件が多発し警察の0課が事件の捜査にあたる。0課のキャラクターがもう少し警察らしくても良かったかな。公に出来ない組織とは言えちょっと無理な設定かな。でもシリーズで読んでみたい気もするな~。事件は殺人と恐喝、恐喝者のボスの秘密とか割りと面白かった。読みやすくて良かった。

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2025年09月30日

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 300Pからなる長編ミステリ。以前読んだ、将棋のミステリ作品より読み易かったように思います。
 都会で起きる、一見関係なさそうで裏で繋がっているとある事件。赤の他人同士が酔っ払った挙句に、路上で口論・喧嘩となり片方が頭を打ち付け死んでしまう。死んだことに気づいたのは翌日のニュースで報道をされてから。加害者は、そこで「自分が殺したのか」と罪に苛まれてしまう。そこである重大なことに気づいてしまう。自身が犯人であると明かしてしまう重大の証拠を現場に遺したことに。回収に向かうが、どこを探せど、見つからず。数日後に、加害者宛てに届く手紙。そこには殺人の証拠を握っているという手紙と共に写真、おまけに証拠物品まで持っていると。警察に知らされたくなければ、言うとおりにしろという手紙が届く。
 一見、殺人ではないように見える類似の事件が5件も起こり、不思議に思った部長はとある組織に探るように働きかける。その組織は3名の捜査官から成り立つ。その3名の動きもさることながら、リーダーの頭のキレの良さはさすがとしか言いようがない。
 衝撃の犯人追跡劇に目が離せません。

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2025年06月22日

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警察に存在する秘密組織。
特別な指令を受けて、事件性が疑われる出来事を調査する。

酔っぱらい同士の喧嘩による殺人が頻発することに疑問を感じた警察からの以来で捜査を開始する。

連続する事件と徐々に明らかになっていく真相。
巧みなストーリー展開に最後まで一気読みだった。

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2016年05月04日

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岡嶋二人はおもしろいなあ……。
もっと読みたい!
謎解きに当たる謎の組織みたいなのがすごく気になる!
続編あるのかな。サミーかわいい。

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2009年10月10日

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酔って家に帰る途中で酔っ払いが絡んで来て、逃げようとその相手に触れるとその人は、倒れて・・・。帰るとその相手が打ち所が悪くて死んでしまった。そんな酔っ払い同士の殺人事件が都内で普段より多く発生してた・・。
刑事部長は、その多さに引っかかりある警察組織に連絡を入れる。その警察組織は、一般の警察官には知られて無い組織だった。
そして彼らは、動き出した。一見繋がりの無い殺人事件に見えたが、彼らは、ある共通点を見つける。犯人の捕まってない事件では、加害者のもとに死んだ相手からの脅迫状が届く。犯人の影が見えないこの事件。事件の真相は?犯人は、捕まるのか?

岡嶋二人のハードボイルドミステリーです。個人的にちょっとハードボイルド苦手にしてるので、ちょっと面白みが・・・。でも、面白く読めました

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2009年10月07日

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ちょっとしたイザコザに巻き込まれ、逃げようとして相手の体に触れたとたん、その人は倒れ、打ち所が悪く……。大都会・東京ならではの、そんな殺人事件が連続発生。だが逮捕されなかった加害者には、死者からの脅迫状が届く!動き出したのは、警視庁刑事部のマル秘部外組織。はたして犯人は見つかるか!?

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2009年10月07日

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ちょっとしたイザコザに巻き込まれ、逃げようとして相手の体に触れたとたん、その人は倒れ、
打ち所が悪く……。 大都会・東京ならではの、そんな殺人事件が連続発生。
だが逮捕されなかった加害者には、死者からの脅迫状が届く!
動き出したのは、警視庁刑事部のマル秘部外組織。はたして犯人は見つかるか!?

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2009年10月04日

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実体験としては夜中に酔っ払いに絡まれるって事はあまり経験しないですが、本作は帰宅途中の深夜に酔っ払いに絡まれてちょっとした喧嘩が死亡事故へと発展して行く。

 5件の事故では被害者も犯人も何ら関係の無く殺人とは無縁の事件なのだが、共通している点がある。被害者の年齢が20代である事、被害者は亡くなる前日から行方が判らなくなっていた。

 事件を解決するのは警視庁の刑事部長から依頼された警察関係なのか探偵なのか意味不明な3人組みだが彼等の推理と行動力で事件の関連性と犯人グループを追い詰める。

 著者「岡嶋二人」の今回の作品にはまたしても凄いの一言です。酔っ払いの喧嘩から殺人事件へと展開し犯人の方向付けから黒幕の登場と2段3段と展開があって面白いです、著者の作風として物語の前半でほぼ犯人が特定されるがその動機や犯罪の仕組みが明らかにされずもどかしさで項を繰る時間を忘れてしまいます。 本作も新鮮なプロットで楽しめました。

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2021年04月17日

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ネタバレ

2017年12冊目。
警視庁刑事部マル秘部外組織、と聞くと何かもうありがちねと思うけど、当時は斬新だったのかなー。
でも全くつながりのなさそうな連続殺人のその繋がりとボスの正体が分かった時はさすが!!と思った。
3人組の絶妙な掛け合いも面白かったけど、最後がちょっとあっけなかったかな。
よくできてると思うのだけど、岡嶋二人の他の名作に比べるとやや劣るかな。とりあえず続けて続編も読みます。


2022年8月再読。
いやー、これも久しぶりに読んだけど、やっぱ面白いなー岡嶋二人。
グイグイ引き込まれてあっという間に読み終えてしまった。
うん、ま、前回同様最後がちょっとあっけなかったね。

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2017年02月21日

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捜査0課の三人の活躍を描いた作品です。ミッションインポッシブルみたいに派手な設定で面白いです。
登場人物が多いので最初は取っ付き辛かったものの、コメディータッチで読み易いですし、バラバラだと思われた要素が最後で見事に繋がるプロットが秀逸なので、一読の価値はあると思います。

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2018年05月09日

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ネタバレ

≪内容覚書≫
酔っ払いに絡まれて、振り払ったら、うちどころが悪く、
死亡させてしまった。
それにより、転落していく加害者。
しかし、その事件には、どうやら裏があるようで…?

警察組織では解決が難しいと思われるこの事件に、
警察内部の秘密組織「ゼロ課」が動きだす。

≪感想≫
ハードボイルドが苦手なせいか、ちょっと読むのに苦戦した。
また、個人的に、お酒が飲めず、
周囲に絡み酒の人間もいないため、
事件が完全に他人事だったのも、苦戦の要因かもしれない。
お酒を飲む機会がある方には、もしかしたら自分も、と、
臨場感を持って読める一冊だろうか。

物語としては、点をつないで線にしていく過程は、
おもしろかったが、
驚きよりも、なるほど、そうまとめたか、という
予定調和な感じがしてしまった。
推理小説としては、ちょっとインパクト不足を感じた。
ただ、グイグイ読ませられるし、
「ゼロ課」というポジションも、魅力的な設定だった。

どうやら、シリーズとして、続いているようなので、
もう少し、挑戦してみようと思う。
これで、ハードボイルドに、興味が生まれれば、
読書の幅をもっと広げられるかもしれないと、
期待させてくれた一冊。

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2013年02月12日

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初二人さん。
テンポよし、細かく分けられてて読みやすさもあり、なかなかおもしろかった!
最後、ストンって終わるけどね。株価大暴落のグラフみたいに。それで星マイナス1ポイント。

パンで言うなら、蒸しパン。
それか、マフィン。
テニスプレイヤーなら、サフィン。
マラト・サフィン。

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2012年06月05日

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ネタバレ

捜査第0課の三人、「菱刈長三」、「向井聡美」、「相馬廉平」というキャラクターモノ

岡嶋二人にしては好人物が居ないので、ちょっとツマラナイ。確かにどんどん読めるのだけど。

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2012年04月21日

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ちょっとしたイザコザに巻き込まれ、逃げようとして相手の体に触れたとたん、その人は倒れ、打ち所が悪く死んでしまう。逮捕されなかった加害者には、死者からの脅迫状が届く。

この連続した事件の共通点は?といった感じだ。それにキャラクター設定もおもしろかった。

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2011年07月12日

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ネタバレ

捜査第0課。警察にはできない捜査方法で事件を解決する警察内の極秘チーム。酔っ払った末に喧嘩をして片方が死ぬ…という事件が多発する。調べていくとそれらには共通点が…?キャラクターが魅力的。話のテンポもよく、ひきつけられ、面白い。シリーズ化しているようなので、続編もぜひ読みたい。

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2011年02月01日

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よくある路上での、酔っ払いにからまれ事件。
からまれ、逃げようとした丁度のタイミングで
相手が車にひき殺されたのが事件発覚のきっかけでした。

まさかこんな繋がりがあるなんて…というのはいつもの事ですが
解決方法がすごいというか何と言うか…w
この前読んだ『眠れぬ夜の報復』に出てくる人達が出てきます
これでようやく、彼らがどういう人間なのか分かる事ができました。

別段こちらを後にしようが先にしようが楽しめますが
やはり順番に読んだ方が楽しいかも? です。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

岡嶋作品には珍しいシリーズもの。第一弾。
そらそうですよねー。このまま終わったんじゃ、0課的な
あの特殊部隊が何なのか全く触れてないものね。

読んだ順番が、貫井徳郎の「症候群シリーズ」が
先だったんですが、今作が土台になってるんですね。
解説も貫井氏が書いてるし。
その土台だけあって、イジりようのないくらいに
スマートに読ませてくれます。
事件の構図自体は途中から、読書も簡単に推理できるけど
そこから先の展開は、さすが、岡嶋作品という展開。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

 異常酩酊の末の喧嘩、そして致死事件がここのところ急に増えていた。そしてそれらには奇妙な共通点が・・・。喧嘩をした加害者と被害者は知り合いではない、赤の他人であること。そのいずれもが、殺人事件にまで発展してしまっていること。そして、被害者はいずれもその事件が起こった前日から家へ帰っていないということ。この共通点にただ一人気付いた刑事部長は、警視庁刑事部のマル秘部外組織に調査の指令を出す。

 少し登場人物が多くて大変だったが、なぜか全ての事件において、死んでしまう側の被害者達が加害者達に絡んで事件が始まっている点や、
死んだはずの被害者が差出人で加害者に脅迫状が届く点など、気になる謎が多数。また、このマル秘部外組織の人間・・・オヤジこと菱刈長三、サミーこと向井聡美、ソウレンこと相馬廉平のチームワーク&捜査技術がすごくて魅力的。かっこいいです、聡美さん。シリーズ第2作として、「眠れぬ夜の報復」があるよう。

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2011年09月06日

Posted by ブクログ

今読むにはなんだか時代背景が中途半端に古い感じがしてしまった。  たぶん・・・出たばかりの頃に読んでればもっとおもしろかったんだろうな〜

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

最近岡嶋二人にはまってて、期待して読んだけどこれはちょっと・・・
☆2つ半て感じ.先は読めるし動機とかもちょっと後味悪いし.
聡美さんはかっこよかったけど・・・
2006.2.16?

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2009年10月04日

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