岡嶋二人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2016年32冊目。
1985年に書かれたと考えると、当時はわりとセンセーショナルな作品だっただろうと思う。
この作品よりも後に書かれた作品で似たような展開を既に読んでしまっているからか、やはりどうしてもそこまで惹きつけられなかった。
中学生くらいの子どもとどう接するかってホント難しいんだろうな・・。
2022年6月 再読。
6年前に読んだ時よりも、やっぱり作り方が凄いなという点に尽きる。
蜂須賀とのやり取り、ちょっとした所から順序立てて推理していく近内。息子を亡くしておかしくなっているように見えて、冷静に真実を追求していく姿に、こちらも力が入る。
事件全体を考えればやり切れないけど、最後 -
Posted by ブクログ
次々と興信所を訪れて、奇妙な依頼をする謎の女。それぞれ関係のない興信所の人間たちは、それが気になりはするものの、女にすり抜けられてしまう。
読者に明かされる調査報告から一つの事件が浮かび上がってくるが…というのが物語のあらすじです。
裏表紙にある「メドレー・ミステリー」という言葉から窺い知れるように、各章が一つの事件に絡みつつも短編として機能しているので、常に緊張感を持って読むことができます。そういう意味では、普段あまり小説を読まない方にもお薦めです。
私は、今回このタイトルに興味を覚えて読み始めました。
”5W1H殺人事件 解決まではあと6人”。
各章に付けられているタイトルがそれぞ -
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去年まで勝ち続けていた球団が、今年は負け続け。
それは勝ち続けていたのと同じ理由のせいで
負け続けていた。
一体どうやってその秘密がもれたのか。
一体誰がそれをもらしたのか。
部下が照明に登った、というのも謎ならば
次に亡くなってしまった部下も謎。
どういう事なのか、と探って行けば
さらに分からなくなってくる。
むしろ次に誰か? という状態。
最後まで読むまで、さっぱり何が何だか…。
尋ねた人の発言も分かりませんでしたが
最後でなるほど、と。
本当に最後の方まで、すべてカードが伏せられた状態。
表を向いた時、一体いつからそうで
いつからあの人は巻き込まれたのか。
驚きというより、唖然、でし -
Posted by ブクログ
ネタバレあらすじを読むと「面白そう!」と思うミステリがある。プロットが面白そうな小説と言うべきかもしれない。「5W1H殺人事件 解決まではあと6人」は、まさにそんな小説である。
本作品のあらすじは次のような感じである。
次々といろいろな興信所を訪れては、およそ事件とは思われない奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。最初に訪れたAという興信所への依頼は、「カメラの持ち主を捜してほしい」というもの。二つ目に訪れた興信所への依頼は、「マッチについての手掛かりから喫茶店を捜してほしい」というもの。全部で5つの短編があり、いずれもこのようなたわいもない依頼がされる。
それらの話が終章で収束し、真相が明ら -
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『論理型ノッポと直感型チビの凸凹男女によるミステリー』
元々の出版が1987年とかなり昔の作品ですが今読んでも十分キャラが立っていて面白かったです。
ジャンルとしてはユーモアミステリかな。
ただ少しドラマ性が低く、その分論理に振った感じでした。
短編と言う事と展開が重くないと言う事もキャラクターとマッチしていて良かったです。
今回追加された「はい、チーズ!」に関しては他の収録作品と比べると少しキャラクターにぶれが感じられます。
全体を通しての感想としては、当時としては斬新だったかもしれないキャラクターも今読むと新しい何かは感じれない。
事件とその解決も驚天動地といった話では無い。
しかし、 -
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ネタバレ『「三度目ならばABC」の続編となる長編』
明確には時系列は示されていなかったと思いますが出版順で言うと「三度目ならばABC」の後に出版された作品です。
「三度目ならばABC」と同様に「山本山コンビ」の織田貞夫と土佐美郷が活躍します。
読んだ感想としては長編だけあって物語の作りも凝っており「三度目ならばABC」よりも読み応えがありました。
自分も十分楽しめましたが、個人的には前作の「三度目ならばABC」の方がキャラに合った軽い読み口で好みでもありました。
キャラクターや展開は「三度目ならばABC」のイメージを損なうものではありませんので前作ファンであれば楽しめると思います。
前作ファンであ