岡嶋二人のレビュー一覧

  • 開けっぱなしの密室

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    講談社文庫版では初めて競馬以外に題材を求めた短編集。競馬ネタ以外でも勝負できることを示した作品集である

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    2010年02月08日
  • ツァラトゥストラの翼

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    まさに「ゲームブック」です。きちんと作りこまれた小説+RPGみたいなカンジですね。話の流れでドン詰まりになってイラッとしたりするのが難点wそういえば最近は「ゲームブック」とかお見受けしませんね〜書く人が居ないんでしょうか?

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    2009年10月04日
  • コンピュータの熱い罠

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    相性診断によって男女を引き合わせるコンピュータ結婚相談所。オペレータの夏村絵里子は、
    恋人の名前を登録者リストに見つけて愕然とする。「何かがおかしい」彼のデータを見直し、
    不審を抱いた絵里子を、正体不明の悪意が捕らえる。相次いで身辺で起きる殺人事件は、
    増殖する恐怖の始まりでしかなかった。

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    2009年10月04日
  • 珊瑚色ラプソディ

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    南国の海は、何を隠すのか?沖縄旅行に友人と向かった彩子が、2日間の記憶を失った。
    空白の時間。赴任先のシドニーから帰国した婚約者の耕作の胸に疑惑が広がる…。

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    2009年10月04日
  • 眠れぬ夜の殺人

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    ちょっとしたイザコザに巻き込まれ、逃げようとして相手の体に触れたとたん、その人は倒れ、
    打ち所が悪く……。 大都会・東京ならではの、そんな殺人事件が連続発生。
    だが逮捕されなかった加害者には、死者からの脅迫状が届く!
    動き出したのは、警視庁刑事部のマル秘部外組織。はたして犯人は見つかるか!?

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    2009年10月04日
  • 七日間の身代金

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    誘拐と密室の謎を解き明かすことになる、若い男女の二人。トリックは天才的で面白いのはもちろんのこと、二人の関係・やりとりがいい!傑作青春ミステリー。うなずける!

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    2009年10月04日
  • あした天気にしておくれ

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    3億2千万円のサラブレットが誘拐され、その身代金は2億円。4人の馬主達が指示されたその受け渡し方法は!?
    競馬界を舞台にした岡嶋二人の傑作です。

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    2009年10月04日
  • なんでも屋大蔵でございます

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    なんでも屋を営む釘丸大蔵が、過去に遭遇した事件を回想形式で描いた連作短編集。

    扱われる事件は殺伐としたものが多いですが、語り口が丁寧で穏やかなのでほのぼのとした温かみが感じられます。

    また、話が途中で脱線したり、どことなく落語的な雰囲氣があるところも面白いと思いました。

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    2025年11月24日
  • クラインの壷

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    2000年以前で今読んでもほぼ違和感ないゲーム設定がすごい、スマホがねー描写とかで違和感はあったけどまさかこんな昔の話だったとは。
    なんかもっと面白くなりそうだけどなー

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    2025年11月11日
  • 殺人!ザ・東京ドーム

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    少しだけ、ほんの少しだけ久松敏彦の気持ちが分かった様な気がします。そして伊都子の泣き顔を見てみたい。

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    2025年10月19日
  • ちょっと探偵してみませんか

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    ネタバレ

    推理小説ではなくクイズの問題集という感じ。短いのでヒントは分かりやすいくなっているはずだけど分からない事が多かったな。

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    2025年10月01日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    構造は上手いし、読みやすいけどオチが弱く感じてしまった。
    どんでん返し耐性がついてしまったかもしれない。

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    2025年09月12日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    ネタバレ

    どんでん返しに慣れすぎてしまったのか、、、
    ちょっとオチが弱く感じてしまいました。
    が、回想から事件の真相を暴く流れは
    終わりに近づくにつれ、心拍数上がります。

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    2025年09月03日
  • 99%の誘拐

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    かつて岡嶋二人という作家がいた。人さらいの岡嶋の異名を持つ彼らの持ち味が光る一冊だ。ジャンル的にはミステリだとは思うのだが、個人的にはサスペンスよりだと認識している。ミステリはHowに、サスペンスはWhyに重きを置いているんじゃないかと思う。岡嶋二人はHowの部分も秀逸だ。だけど、Whyが人間臭くて好きなんだよな。どんなに秀逸な計画でも、些細なことで思惑から外れる。それでも走らせてしまった計画を最後まで走らせるその覚悟と執念が見応え抜群。

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    2025年08月31日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    目が覚めて気がつくと、そこは地下の核シェルター。3ヶ月前に事故死した友人の死に関係し、4人の男女が閉じ込められた。特殊設定が際立つクローズドサークルミステリ。

    絶望感に苛まれながらも、必死に脱出を試みる4人。だけど、核シェルターがめちゃくちゃ頑丈でうまくいかない。
    シェルターに閉じ込められているシーンがメインなので、読んでて重苦しいし、閉塞感が凄くてなかなかしんどい。

    そして、極限状態に追い込まれた人間の心理描写がエグい。協力関係を築こうとする一方で、疑心暗鬼に陥ったりする。名探偵がいるわけでもない4人の間で、なぜ自分たちは閉じ込められているのか、なぜ3ヶ月前に事故が起きたのか話し合って推

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    2025年08月13日
  • 解決まではあと6人

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    小説なのに(?)、ビットローテーションを使った暗号解読が出てきた。文字コード表まで添付されてた。すごいw

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    2025年07月22日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    評判が良い作品と聞いて(ミステリ名作50選的なもので知る)手に取ったが、私はあまり好みではない。女性の言葉遣いがわざとらしくて嫌。
    ただ、真相には驚いた。そういう意味ではやはり名作と言えるのだろう。

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    2025年07月02日
  • コンピュータの熱い罠

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    40年近く前の話とは思えないくらい現代社会にマッチした話だった。これ当時の人読んで理解出来たのかな?

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    2025年06月30日
  • ビッグゲーム

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    データ分析に基づいた戦略で戦うプロ球団、その情報戦略部門を舞台にした不正、策略、駆け引き、そして殺人。それだけならまあミステリーとしてはありそうかなというところだが、この小説は40年も前に書かれている。当時は携帯電話はもちろんデジカメ、パソコンもポピュラーではない時代だが道具としてコンピュータ、それに画像、動画を取り込み、データ分析するという。そのことだけでもこの小説の凄さがあるが、昔読んだ時にそこまでわかっていたのか記憶はない。
    いろいろと題材てんこ盛りで最後に向けての展開と回収は少々無理矢理かとも思えるがなかなかやってくれる小説。こういう岡嶋二人作品が面白いと思ったところ。プロットは徳山氏

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    2025年05月28日
  • 増補版 三度目ならばABC

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    ワイドショーで放映される、事件の再現ドラマを制作する織田貞夫(おだ・さだお)と、土佐美郷(とさ・みさと)が、事件の真相を推理する連作短編集。

    探偵役の二人の名前が、回文になっているところがユーモラスで楽しいですね。
    物語の展開も、会話を中心にしたテンポの良さが感じられます。

    軽快さが前面に押し出されていますが、真相に至るまでの過程は、アリバイ崩しに通じるような面白さがありました。

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    2025年04月24日