岡嶋二人のレビュー一覧

  • 七年目の脅迫状

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    競馬三部作の二作目。知識が無くても楽しめるのは前作と同様です。様々な人物の思惑が絡んだ複雑な事件の構図が緻密で、良く出来ていると思います。意表を突く真相も驚きがあって、最後まで読ませる作品でした。

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    2013年10月26日
  • なんでも屋大蔵でございます

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    徳山諄一と井上泉(現・井上夢人)による共作作家とは知らなかった。古いものらしいのに、読むのになんら不都合なかった。逆に面白かったなぁ。しっとりとしたミステリーかな。ハデじゃないけど、謎解きがあって、まず太蔵さんの話口調が丁寧で気に入った。シリーズ化されていないのは、残念。

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    2013年10月01日
  • ダブル・プロット

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    岡嶋二人は長編の方がおもしろい気がする。これは、初期のものらしいけど。最初にクラインの壺読んじゃったから、期待しすぎたかも。

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    2013年09月29日
  • 焦茶色のパステル 新装版

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    競馬に関することはよくわからないので、読む前は少々不安だったのですが、知識が無くても楽しめる作品でした。三十年以上前に書かれた作品だけど、それほど古さを意識することもなかったし、終盤の二転三転する展開にも引き込まれ、最後まで飽きさせない作品だと思います。

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    2013年09月01日
  • どんなに上手に隠れても

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    久しぶりに読んだ岡嶋二人作品。お得意の誘拐ものでしたね。それほど多くない登場人物の中で、誰が犯人なんだ?と思わせるところはさすが。突然湧いてきたような犯人を作るパターンかと思ったら、きちんと筋書きの中に無理なく登場していたしね。ちなみに、解説は東野圭吾でした。

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    2013年06月30日
  • 殺人!ザ・東京ドーム

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    密かに日本に持ち込まれた南米産の
    猛毒クラーレ。阪神対巨人戦に沸く東京ドームで、この毒を塗った矢による殺人事件が発生した。



    中盤にでてくる登場人物の入り組み方が巧みで、流石。

    一ページ目から世界に引き込まれる雰囲気作りは本当にすごいと思う。 一日で一気に読んでしまった。

    ただ、その分ラストがちょっとあっけなかった気もする。
    あと一回、どんでん返しがあったら…

    殺人犯の心理描写がすこい。
    彼の気持ちが痛いほど伝わってきて
    ちょっと悲しくなった。。

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    2013年04月21日
  • ダブル・プロット

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    コンビ解消から既に22年という年月が経つにも関わらず
    今尚、軒並みの作品が増刷され、作品そのものも全く
    色褪せない岡嶋二人作品。長編のイメージが強いですが
    50数篇も書かれてたんですね。今作は既発の「記録
    された殺人」をベースに3篇の未収録作品を加えて
    新装版的な作品として刊行。
    それこそ何年も前に読んでいた作品も多いんですが、正直
    細部は殆ど忘れていたので、ある意味初見に近い新鮮さで
    読めましたが...やはり...面白い!
    個人的にはやhり誘拐ものや長編が好きですが、こういった
    キレのある短編を書かせても圧倒的に設定かして独創的な
    作品がチラチラと顔を見せていますね。

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    2013年03月19日
  • 眠れぬ夜の殺人

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    ネタバレ

    ≪内容覚書≫
    酔っ払いに絡まれて、振り払ったら、うちどころが悪く、
    死亡させてしまった。
    それにより、転落していく加害者。
    しかし、その事件には、どうやら裏があるようで…?

    警察組織では解決が難しいと思われるこの事件に、
    警察内部の秘密組織「ゼロ課」が動きだす。

    ≪感想≫
    ハードボイルドが苦手なせいか、ちょっと読むのに苦戦した。
    また、個人的に、お酒が飲めず、
    周囲に絡み酒の人間もいないため、
    事件が完全に他人事だったのも、苦戦の要因かもしれない。
    お酒を飲む機会がある方には、もしかしたら自分も、と、
    臨場感を持って読める一冊だろうか。

    物語としては、点をつないで線にしていく過程は、

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    2013年02月12日
  • コンピュータの熱い罠

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    ぶはっはっは。。。
    そうそう、これぞ“岡嶋”作品です。

    この本の直前に
    ・焦茶色のパステル
    ・あした天気にしておくれ
    と、名作2作を読んでの本作ですが
    あの息詰まるような緊迫感は
    いったいどこへ捨ててしまったんでしょう~(苦笑)
    主人公にとって、かなり“ヤバイ”状況なのに
    ホイホイといろんな人と二人っきりになりすぎだって(笑)
    ドリフのコントなみに“志村~後ろぉ”って
    叫びたいくらいです。。。
    読みながら“岡嶋二人盛衰記”にある
    “衰”の部分を実感として感じてしまいました。


    ただ、それはそれとして...
    時代の先取感がハンパないです。

    いまでこそ“個人情報”の流出やセキュリティについて

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    2012年11月25日
  • どんなに上手に隠れても

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    スポンサーによって、売れっ子に押し上げられたアイドルが公然と誘拐された。はたしてその手口とは――。絡み合うスポンサー側の意図と、強く出れない事務所。そしてハイエナのように動くジャーナリストたち。果たして彼女の運命は。そして犯人はいったい――?

    まさしく王道誘拐ものっていう設定。そして「あ、岡嶋二人らしいな」と思えるような箇所も出てきて、楽しかったけれど、もっとと思ってしまった。トリックや動機に注目すればやっぱりすごいんだろうけど、ストーリーでもっと楽しませてほしかったなあ。岡嶋二人の「99%の誘拐」なんて、トリックの素晴らしさと語りの巧さが高いレベルで両立してるんだから。
    でも相変わらず、呼

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    2012年09月30日
  • 焦茶色のパステル 新装版

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    初めての岡嶋二人作品。
    どんでん返しというには微妙な感じかもしれないけど、無駄なく、そつなく、綺麗に展開する。
    題材がサラブレッドという自分のあまり詳しくない分野ということもあり、没頭には至らず。

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    2012年09月13日
  • 焦茶色のパステル 新装版

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    きれいにまっとまっている作品。
    そのまとまり具合ゆえに物足りなさを感じがち。

    探偵ミステリではないのは個人的には好きだが、判断は別れるか…

    競馬を知らなくても分かる内容。
    しかし知らないが故に最後の解決部分に深みを感じにくくなった感は否めない。

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    2012年09月02日
  • ちょっと探偵してみませんか

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    短編集で読みやすかった。事件をいろんな角度の切り口で紐解いていくので飽きないし、ちょっとした探偵気分で読める楽しい本。

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    2012年08月02日
  • 眠れぬ夜の殺人

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    初二人さん。
    テンポよし、細かく分けられてて読みやすさもあり、なかなかおもしろかった!
    最後、ストンって終わるけどね。株価大暴落のグラフみたいに。それで星マイナス1ポイント。

    パンで言うなら、蒸しパン。
    それか、マフィン。
    テニスプレイヤーなら、サフィン。
    マラト・サフィン。

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    2012年06月05日
  • 珊瑚色ラプソディ

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    昭和感あふれるタイトルからつい後回しに積んであったけど久々に岡嶋二人。
    岡嶋二人らしい構成は健在で、軽いながらも予想外に楽しめた。
    でもやっぱりこのタイトルはどうかと思う。

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    2012年05月20日
  • 増補版 三度目ならばABC

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    土佐美郷と織田貞夫の「山本山」コンビ。引っ掻き回す美郷に振り回されながらも真相に到達する貞夫の苦労人ぶりが面白い(笑)

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    2012年05月02日
  • ダブル・プロット

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    推理小説を読みすぎているせいか、結末が想像した通りになる感じがした。でも警備員の密室の話とか面白かった!

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    2012年03月04日
  • 眠れぬ夜の殺人

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    ネタバレ

    捜査第0課の三人、「菱刈長三」、「向井聡美」、「相馬廉平」というキャラクターモノ

    岡嶋二人にしては好人物が居ないので、ちょっとツマラナイ。確かにどんどん読めるのだけど。

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    2012年04月21日
  • 熱い砂 パリ~ダカール11000キロ

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    ネタバレ

    パリダカの取材記。

    だが、殆どパリダカの内容ではなく、砂漠やその周辺に住む各国の人の話。でもアフリカの事はまったく知らないので、それはそれで楽しめる。

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    2012年04月21日
  • 七年目の脅迫状

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    岡嶋の競馬者の馬に対する愛着みたいなものが感じられない作品。面白いのだけど、必死さとか好感とかが無い感じ。

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    2012年02月08日