岡嶋二人のレビュー一覧

  • とってもカルディア

    Posted by ブクログ

    岡嶋二人の本は読みやすいしユーモアがあるので楽しい。

    読み終わった後に面白かった♪と満足感が得られる。この本も長身のおさださだおと、チビのとさみさとの山本山コンビが多少強引に事件を明るく解決していく。

    0
    2012年02月06日
  • ダブルダウン

    Posted by ブクログ

    単純に面白かった。

    ボクシングの試合で青酸によって選手二人が同時に死んでしまうなんてまず殺人の設定が引き込まれた。2/3程読み進んだ辺りで犯人がもしかして・・と分かり始めるが、そのストーリ展開は滅茶苦茶惹き付けられ一気に読んでしまう。殺人の動機や何故その手段??と後になって考えるとちょっと陳腐な結果だが、その文章力は充分楽しめた。

    0
    2012年02月06日
  • タイトルマッチ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯人の要求はノックアウト勝ちすること。これは世界チャンピオンを狙うボクサーに対して無理な要求。なぜならノックアウト勝ちは狙ってできるものではないから。

    人質に対するプレッシャーの中で人間として無理な要求。つまり実現不可能な誘拐犯の要求の真の意味は?ということになる。ボクシングの知識が全くないのに、対戦相手を組むボクシングジム同士の駆け引きなど面白かった。

    0
    2012年02月06日
  • あした天気にしておくれ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。一気に読める。犯人が主人公のミステリーって???って読み始めると主人公が仕組んだ狂言脅迫に対し更に誰かが脅迫をするという2段脅迫。そうして馬の身代金の受取方法も2億円を使って競馬のオッズを操作して犯人の買った馬券の倍率を高くするという方法で、私にとってとても斬新だった。また競馬を楽しみたくなった。

    0
    2012年02月06日
  • ダブル・プロット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに、岡嶋二人さん読みました。
    短編集です。
    テンポよくはなしがすすみ、
    あっという間に終わりました。
    この人犯人?と予想しても、
    あっ違う?の展開になったとおもいきや!
    っとゆー感じで、ドンドン進みたくなります!
    おもしろかったです!

    0
    2012年01月31日
  • なんでも屋大蔵でございます

    Posted by ブクログ

    宮部みゆきさんの解説がいつもながら最高。連作短編としてはキャラで持たせてる感あり。岡嶋二人は長編の方が向いてたのかな?

    0
    2012年01月29日
  • クリスマス・イヴ

    Posted by ブクログ

    調子にのってもう一冊。
    ただただサスペンス。
    他の要素は、ちょっと恋愛みたいな感じ。
    殺人鬼に追われる雪山って、全く珍しく無いけど(笑)私は楽しみました。

    0
    2011年09月23日
  • 七日間の身代金

    Posted by ブクログ

    青春ミステリーは初でしたが面白い!
    少し謎解きまでがゆっくり過ぎて、謎解き部分がさらっと過ぎてしまったかなと思いましたが…ミステリーってこういうものなのかな…?(ミステリー慣れしてなくて…汗

    作者のセンスがもの凄いですね笑

    全体的に読みやすかったです。
    もっとこの人達の作品読んでみたい!

    0
    2011年09月13日
  • ダブル・プロット

    Posted by ブクログ

    岡嶋二人の未読作品が刊行!でもなぜか取りこぼしていた…なんたる失態。ようやく読んだ。軽妙な語り口でミステリーを読ませてくれて、本当にいい。なんか気持ちいい。

    0
    2011年09月05日
  • 増補版 三度目ならばABC

    Posted by ブクログ

    上から読んでも下から読んでも名前の読みが同じ、という織田貞夫と土佐美郷の「山本山コンビ」が、ノベルス未収録だった幻の短編「はい、チーズ!」を収録して復活した増補版。

    岡嶋二人はこれが初読なのだが、推理のテンポのよさにびっくりした。
    論理的には「ちょっと弱いかな?」と感じるところもあるけれど(何しろ、犯人の絞り方がほぼ美郷の直感なので)、推理までの道のりが非常にわかりやすく提示されることに感心した。
    解説で薬丸岳さんが書いているように、話ひとつひとつの推理の切れ味がよい。ばっさり切られる、というようなことはないけれど・・・小さくてもよく切れます、ってところだろうか。

    登場人物たちの軽妙なやり

    0
    2011年08月20日
  • ダブル・プロット

    Posted by ブクログ

    2011/2/26 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2013/5/18〜5/20

    「岡嶋二人、最後の最新作」の帯に引き寄せられ購入。
    既刊の短編集「記録された殺人」に未収録の三編が加えられている。焦茶色のパステル以来のファンであったので懐かしく読んだ。登場する小物などは時代を感じさせるが、アイデアは普遍だな。でも、読んだはずの作品もすっかり忘れてたのに驚愕!

    0
    2013年05月20日
  • どんなに上手に隠れても

    Posted by ブクログ

    二十数年前に出版された小説なのに、古さを感じさせず、どんどん岡嶋さんの作品にハマっていってます。今ごろですが。

    0
    2011年01月18日
  • クリスマス・イヴ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    かの名作「激突!」や「ヒッチャー」を彷彿させるような、常識では計り知れない存在に追われる恐怖、そして物語のテンポの良さがよかったです。「かまいたちの夜」の原点であることを感じさせるような、人里離れた雪山の別荘を舞台に、登場人物の数も限定され、どんどん殺人鬼の餌食になっていくという劇場的要素もすごく怖くてよかったです。

    0
    2011年01月06日
  • 眠れぬ夜の報復

    Posted by ブクログ

    物語の展開やテンポがよく、あっという間に読んでしまいました。
    さらにこの「捜査0課」のシリーズが読みたい!と思いましたが、これが岡嶋二人さんの最期の作品ということに残念に思います。
    前作も今作もたいへんおもしろかったです。
    ありがとう!

    0
    2010年12月02日
  • ダブルダウン

    Posted by ブクログ

    試合中死んでしまったボクサー2人。
    殴り合いの果てに? と思いきや、死因は青酸。
    一体毒はどこから仕込まれたのか。
    どうして殺されねばならなかったのか。
    さっぱり分かりませんw

    誰が犯人、というよりは、どうしてこうなった、という
    過程の方が気になりました。
    犯人、どうせ分からないですし…w

    解決できそう、と思えば、違う説が出てきてさらに分からなくなる。
    こんな推理やり直し状態に更に脳内は混乱しますし
    もう誰が犯人でもいいです、という気になってきます。
    いやでも、最後まで読めば、さすが…という感じです。

    0
    2010年09月30日
  • なんでも屋大蔵でございます

    Posted by ブクログ

    なんでも屋に持ち込まれた事件を、大蔵さんの視点から
    5つ語ってくれます。
    ほとんど人が死んでいる犯罪関連にしては
    何だかのんびりとした感じでした。

    ものが短いので読みやすかったですし、結構あっという間に
    解決していくので、だらだら読みたくない! という人には
    いいかも知れません。
    あ、でもさすがに犯人が誰なのか分かったのがひとつだけ。
    そんな事だろうとは思っていましたが、そんな理由とは…。
    馬鹿だ、と呟きたくなるものでした。

    0
    2010年03月11日
  • あした天気にしておくれ

    Posted by ブクログ

    偽装誘拐(しかも馬)を企てるのですが、身代金2億円!!(しかも馬に!!)はたして成功するのか?しかも何らかの外部からの脅迫も加わり、二転三転する展開に、ページをめくる手が止まりませんでしたよ~~
    犯人でもあり、加害者としての探偵でもあり・・・後半に向っての謎解きと身代金受け取り方法とか・・・グイグイ引き込まれて読み切ってしまいました。
    ラストの、読者に想像を託すやり方も唸りました。

    0
    2010年02月06日
  • 七年目の脅迫状

    Posted by ブクログ

    今回は治療法のない伝貧(馬伝染性貧血)を使った脅迫と、生産者・競馬界・保険業界の関係をモチーフに・・・いろんな怪しい人達が動き回ってます。
    競馬や伝貧に詳しくなくっても、説明も入るし、中々に興味深かったです。
    只、はたしてこんな事で殺人をおかしてしまうのか?とも思いますが、それを飲み込んでもストーリーの綿密さに完成度の高さには脱帽です

    0
    2010年02月06日
  • コンピュータの熱い罠

    Posted by ブクログ

    結婚相談所にあるエムシステム。システム担当だった兄が登録した。
    会員数を増やすための、やらせ的な登録。
    そして、主人公は意外なことに気づく。
    最初に登録していた個人情報が、いつの間にか増えている。
    なぜ個人情報が流出し、結婚相談所にあがっていたのか。
    エムシステムとは? 殺人事件が起こる中、主人公は真相に迫る。

    ・・・・・これ、20年以上前のお話しです。
    全く岡嶋さんといったら、先見の目があるというか。
    その頃はまだ、下手したらネットなんてモデムを受話器に当ててた時代?
    ピーーーコロコロって。
    少なくとも、インターネットとかいうものは、噂程度の時期。
    っか、そんなの無い時代。
    そんな時に、ネ

    0
    2010年01月11日
  • クリスマス・イヴ

    Posted by ブクログ

    岡嶋二人のクリスマス・イヴを読みました。古本屋で見かけて、岡嶋二人の未読の小説だったので読んでみました。14年前の小説で、山奥の山荘でクリスマス・イヴをすごそうとした恋人たちが殺人鬼に襲われるというサイコ・スリラーでした。14年前は携帯電話がないので、山奥の山荘で電話線が切られてしまうと連絡手段が無く、殺人鬼に襲われると逃げ惑うしかないのでした。まあ、私が岡嶋二人の小説を読むのは謎解きが楽しいミステリーが読みたいからなので、ひねりも何もないサイコ・スリラーはちょっと期待はずれでした。ここのところ読んだ本は4冊続けてハズレの小説でした。面白そうな本を選んで読むようにしたいところです。

    0
    2011年07月18日