岡嶋二人のレビュー一覧

  • 99%の誘拐

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    父が遺した手記に綴られていた過去の誘拐事件と現在の最新技術を駆使した誘拐事件が時を超えて交錯していく。1988年に刊行された本作の「最新技術」が今ではあり触れていて盛り上がりに欠けた部分もあると思うけれど、著者の先見性には驚かされた。99%の完璧な計画が残り1%でどう崩れるか、スリリングでスピード感満載。面白かった。

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    2025年12月09日
  • 横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選

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    読者への挑戦、アンソロジー第二弾
    好みのシリーズだが全三巻で終わってしまうらしいので残念

    今回の7作品は有名なものが多く、著者それぞれの短篇集のタイトルになっているものもいくつかある

    中でも中西智明は、絶版文庫の「法月綸太郎の本格ミステリアンソロジー」に収録されている、という事すらよく知られている傑作

    ・仁木悦子「横丁の名探偵」★⭐︎⭐︎
    超短編。トリック1つだけの勝負、やや弱いかな

    ・石沢英太郎「アリバイ不成立」★★⭐︎
    複数の容疑者たちがお互いのアリバイを主張する、と来ればあのパターンだな!
    という予想を覆され★ふたつ

    ・巽昌章「埋もれた悪意」★⭐︎⭐︎
    双子のなぞなぞは知ってい

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    2025年12月05日
  • なんでも屋大蔵でございます

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    なんでも屋を営む釘丸大蔵が、過去に遭遇した事件を回想形式で描いた連作短編集。

    扱われる事件は殺伐としたものが多いですが、語り口が丁寧で穏やかなのでほのぼのとした温かみが感じられます。

    また、話が途中で脱線したり、どことなく落語的な雰囲氣があるところも面白いと思いました。

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    2025年11月24日
  • クラインの壷

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    2000年以前で今読んでもほぼ違和感ないゲーム設定がすごい、スマホがねー描写とかで違和感はあったけどまさかこんな昔の話だったとは。
    なんかもっと面白くなりそうだけどなー

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    2025年11月11日
  • 殺人!ザ・東京ドーム

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    少しだけ、ほんの少しだけ久松敏彦の気持ちが分かった様な気がします。そして伊都子の泣き顔を見てみたい。

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    2025年10月19日
  • ちょっと探偵してみませんか

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    ネタバレ

    推理小説ではなくクイズの問題集という感じ。短いのでヒントは分かりやすいくなっているはずだけど分からない事が多かったな。

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    2025年10月01日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    構造は上手いし、読みやすいけどオチが弱く感じてしまった。
    どんでん返し耐性がついてしまったかもしれない。

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    2025年09月12日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    ネタバレ

    どんでん返しに慣れすぎてしまったのか、、、
    ちょっとオチが弱く感じてしまいました。
    が、回想から事件の真相を暴く流れは
    終わりに近づくにつれ、心拍数上がります。

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    2025年09月03日
  • 99%の誘拐

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    かつて岡嶋二人という作家がいた。人さらいの岡嶋の異名を持つ彼らの持ち味が光る一冊だ。ジャンル的にはミステリだとは思うのだが、個人的にはサスペンスよりだと認識している。ミステリはHowに、サスペンスはWhyに重きを置いているんじゃないかと思う。岡嶋二人はHowの部分も秀逸だ。だけど、Whyが人間臭くて好きなんだよな。どんなに秀逸な計画でも、些細なことで思惑から外れる。それでも走らせてしまった計画を最後まで走らせるその覚悟と執念が見応え抜群。

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    2025年08月31日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    目が覚めて気がつくと、そこは地下の核シェルター。3ヶ月前に事故死した友人の死に関係し、4人の男女が閉じ込められた。特殊設定が際立つクローズドサークルミステリ。

    絶望感に苛まれながらも、必死に脱出を試みる4人。だけど、核シェルターがめちゃくちゃ頑丈でうまくいかない。
    シェルターに閉じ込められているシーンがメインなので、読んでて重苦しいし、閉塞感が凄くてなかなかしんどい。

    そして、極限状態に追い込まれた人間の心理描写がエグい。協力関係を築こうとする一方で、疑心暗鬼に陥ったりする。名探偵がいるわけでもない4人の間で、なぜ自分たちは閉じ込められているのか、なぜ3ヶ月前に事故が起きたのか話し合って推

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    2025年08月13日
  • 解決まではあと6人

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    小説なのに(?)、ビットローテーションを使った暗号解読が出てきた。文字コード表まで添付されてた。すごいw

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    2025年07月22日
  • そして扉が閉ざされた  新装版

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    評判が良い作品と聞いて(ミステリ名作50選的なもので知る)手に取ったが、私はあまり好みではない。女性の言葉遣いがわざとらしくて嫌。
    ただ、真相には驚いた。そういう意味ではやはり名作と言えるのだろう。

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    2025年07月02日
  • コンピュータの熱い罠

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    40年近く前の話とは思えないくらい現代社会にマッチした話だった。これ当時の人読んで理解出来たのかな?

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    2025年06月30日
  • ビッグゲーム

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    データ分析に基づいた戦略で戦うプロ球団、その情報戦略部門を舞台にした不正、策略、駆け引き、そして殺人。それだけならまあミステリーとしてはありそうかなというところだが、この小説は40年も前に書かれている。当時は携帯電話はもちろんデジカメ、パソコンもポピュラーではない時代だが道具としてコンピュータ、それに画像、動画を取り込み、データ分析するという。そのことだけでもこの小説の凄さがあるが、昔読んだ時にそこまでわかっていたのか記憶はない。
    いろいろと題材てんこ盛りで最後に向けての展開と回収は少々無理矢理かとも思えるがなかなかやってくれる小説。こういう岡嶋二人作品が面白いと思ったところ。プロットは徳山氏

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    2025年05月28日
  • 増補版 三度目ならばABC

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    ワイドショーで放映される、事件の再現ドラマを制作する織田貞夫(おだ・さだお)と、土佐美郷(とさ・みさと)が、事件の真相を推理する連作短編集。

    探偵役の二人の名前が、回文になっているところがユーモラスで楽しいですね。
    物語の展開も、会話を中心にしたテンポの良さが感じられます。

    軽快さが前面に押し出されていますが、真相に至るまでの過程は、アリバイ崩しに通じるような面白さがありました。

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    2025年04月24日
  • 99%の誘拐

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    PCプログラムが指示を出して誘拐事件を
    起こすという設定のミステリー。

    途中の物語の疾走感は素晴らしい。
    読んでいて状況が目に浮かぶし
    夢中になって読んでしまう。

    ただラストが一気に急降下して
    つまらない。
    オチらしいオチも無く今までの
    盛り上がりもあったせいか
    一気に冷めてしまう。
    もったいない作品だ。

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    2025年04月14日
  • 焦茶色のパステル 新装版

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    競馬に詳しくなくても楽しめるミステリーです。
    サラブレッドの祖先は三頭の馬だったとか、競馬には八大クラシックタイトルがあるとか、白い馬を芦毛とよぶとか…
    豆知識も丁寧に教えてくれて勉強になります。

    本書のキーワードのひとつが血統です。
    競馬界には「血統好き」というジャンルがあるそうで会社の同僚にもいますが、本当になんでそこまで?家系図書けるのでは?というくらいさかのぼって覚えているのにいつも驚かされます。

    南沢奈央さんのラジオで紹介され、気になったので読んでみましたが、より馬が好きになる本でした。ありがとうございました。

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    2025年04月06日
  • 99%の誘拐

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    最初の読み始めは、これはめちゃくちゃ面白くなるのではないかと感じさせたが、読み進めるにつれてそんなにかなぁといった感じ。そんなに日本の警察も無能じゃないと思う。

    でも、最後まで面白かった。
    タイトルにちょっと騙された。

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    2025年04月06日
  • タイトルマッチ

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    ボクシングの試合の展開はすごく見応えあって、新しい別の話が始まったのかと思うくらい鮮やかで面白い。人攫いの岡嶋、とのことだが動機や方法はちょっと弱めか。とはいえなかなかスリリングで愉しめた!

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    2025年04月03日
  • ダブルダウン

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    岡嶋作品の良さが前半はよく出ていた。いきなりのトップスピードで物語に入っていく。前振りがほとんどなく事件のあらまし(試合中に対戦相手が同時に死亡、しかも毒殺)という圧倒的な謎が即提示される。それを女性編集者と週刊誌記者、元ボクサーの作家が迫っていくという内容。展開の移り変わりが激しいにもかかわらず謎の解明が全く見えてこず、中盤までどこに向かうのか分からないのが面白い。多少、間延びしている点もあるが筆力とキャラの良さが物語を引っ張ってくれる。ただラストのまとめ方は流石に強引。本人も認めているのだが締め切りのために終わらざるを得なかったように思う。非常にもったいない作品かなあ。

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    2025年03月23日