岡嶋二人のレビュー一覧

  • 開けっぱなしの密室

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    『クラインの壷』を読んで完全に岡嶋二人にはまった。
    夫もすっかりはまってしまい、岡嶋二人の本をかたっぱしから買ってきたため、我が家には私がまだまだ読んでいない岡嶋二人本がたくさんある。楽しみ。
    さて、この本。
    「罠の中の七面鳥」「サイドシートに赤いリボン」「危険がレモンパイ」「がんじがらめ」「火をつけて気をつけて」「あけっぱなしの密室」の6編を収録した短編集。
    どれもこれもものすごく気がきいていて面白かった。
    岡嶋二人の本を数冊読んでいて思ったことなのだけれど、彼らの本って、ものすごく研究されているようなかんじがする。
    二人は、推理小説の研究家というイメージを受ける。
    ありとあらゆることを研究

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    2009年11月09日
  • 開けっぱなしの密室

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    久しぶりにミステリが読みたくなって、岡島二人。
    この人の「99%の誘拐」は面白かった気がする。確か。
    短編。愛想がないくらいミステリしたミステリ。
    可もなく不可もなく…暇つぶしですな。

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    2009年10月04日
  • 眠れぬ夜の殺人

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    岡嶋作品には珍しいシリーズもの。第一弾。
    そらそうですよねー。このまま終わったんじゃ、0課的な
    あの特殊部隊が何なのか全く触れてないものね。

    読んだ順番が、貫井徳郎の「症候群シリーズ」が
    先だったんですが、今作が土台になってるんですね。
    解説も貫井氏が書いてるし。
    その土台だけあって、イジりようのないくらいに
    スマートに読ませてくれます。
    事件の構図自体は途中から、読書も簡単に推理できるけど
    そこから先の展開は、さすが、岡嶋作品という展開。

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    2009年10月07日
  • 七日間の身代金

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    作者の得意ジャンルの誘拐ものにして、
    更に密室ミステリーとの融合を図った作品。
    探偵役には若いカップルを配し、その二人の
    会話と行動を軸に事件の始まりから、解決までを描いています。
    当然、ダレる事なく非常にテンポよく読めます。
    やっぱり面白いし、上手いなぁ…と。

    89年のクラインの壺が最後だけど、現代の情報ツールや
    社会情勢に於いて、まだこの二人名義で作品を書いていたら…
    とやはり思ってしまいますね。

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    2009年10月07日
  • タイトルマッチ

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    なにかちょっとおもしろいものを読みたい時、気軽に読める、ボクシングをからめた誘拐もの。最後の展開はやや強引さを感じたけど、うまいし、飽きさせないし、緊張感が続く。

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    2011年09月09日
  • どんなに上手に隠れても

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    すごく読みやすいし面白かったです。練りに練られた誘拐劇。謎解きシーンがなくて、スルスルと真相に近づいていくのがよかったです。やはり暴けない犯罪はないのですな。

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    2009年12月31日
  • ダブルダウン

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    中盤まではさくさく読めて面白かったんですが、後半から最後にかけての展開が無理矢理に感じました…

    と、思って解説を読んでいたら、作者の岡嶋二人さんら自身がこの作品を「最低の作品」だと言っている、と書いてあるじゃありませんか。なにっ〜!

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    2009年10月04日
  • クラインの壷

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    今でこそありふれた感じの設定ですが、
    この作品が、1989年に書かれたものってのを考えると
    ある意味、結構先を見ていた印象が強いですSF作品です。

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    2021年11月14日
  • 眠れぬ夜の殺人

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     異常酩酊の末の喧嘩、そして致死事件がここのところ急に増えていた。そしてそれらには奇妙な共通点が・・・。喧嘩をした加害者と被害者は知り合いではない、赤の他人であること。そのいずれもが、殺人事件にまで発展してしまっていること。そして、被害者はいずれもその事件が起こった前日から家へ帰っていないということ。この共通点にただ一人気付いた刑事部長は、警視庁刑事部のマル秘部外組織に調査の指令を出す。

     少し登場人物が多くて大変だったが、なぜか全ての事件において、死んでしまう側の被害者達が加害者達に絡んで事件が始まっている点や、
    死んだはずの被害者が差出人で加害者に脅迫状が届く点など、気になる謎が多数。

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    2011年09月06日
  • ちょっと探偵してみませんか

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    岡島二人が読者に贈る。

    25の推理短編集。


    「ちょっと考えてみてください」


    あなたの推理力が試される一冊です。

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    2009年10月04日
  • 開けっぱなしの密室

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    六つの短編集であります。
    「罠の中の七面鳥」
    会社の金を使い込んだ男と同じ会社で夜は水商売をしてる女の独白から、始まるミステリーです。

    「サイドシートに赤いリボン」
    広告代理店の製作部にいた同僚が無断で休んでいた。そのマンションから、出てきた若い女性がバックをひったくりに遭い、ひったくり犯を捕まえたが、被害者の女性は、消えていた。マンションでは、同僚の死体が転がっていた・・・。

    「危険がレモンパイ」
    工場の屋上から落ちた死体には、顔がレモンパイに塗られてた。彼は、大学の仲間と撮影をしてた。彼は、どうして落ちたのか?その真相を探る話です。

    「がんじがらめ」
    借金に追われて、

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    2009年10月07日
  • 眠れぬ夜の殺人

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    今読むにはなんだか時代背景が中途半端に古い感じがしてしまった。  たぶん・・・出たばかりの頃に読んでればもっとおもしろかったんだろうな〜

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    2009年10月04日
  • クリスマス・イヴ

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    ノンストップ・サスペンス。
    カップルを襲う殺人鬼。『13日の金曜日』のように
    ただただ追いまわされて、襲われまくります。
    本当にそれだけです。

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    2009年10月07日
  • 七日間の身代金

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    うむむ・・これも『密室』と言うのかぁ〜と変に感心してしまった。
    密室って言葉は、屋外でも使うのね・・・(無知?)
    見事なトリックでした。さすが!
    ボタンで、もしやこいつが?って思った私は
    まだまだまだまだコナン君になれないですね(汗)

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    2009年10月07日
  • どんなに上手に隠れても

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    白昼堂々,テレビ局から売り出し中の歌手が誘拐される。
    芸能プロやCMスポンサーの対応や駆け引きがうまく描かれる。
    狂言誘拐も疑われる中,事件は意外な展開を見せる。
    事件のトリックや犯人は早い段階で予想できてしまって残念。
    しかし,得意な誘拐物だけあり,事件の展開には引き込まれた。

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    2009年10月04日
  • ツァラトゥストラの翼

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    読む人が考えながら、展開を選択、指定された箇所に飛びながら読んでいく形式。ゲームブックというらしい。何度チャレンジしても結末にたどりつけません…。いまだに真相を知らず。

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    2009年10月04日
  • あした天気にしておくれ

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    岡嶋さんの本だから内容はスマートで十分に面白いけど、叙情的な描写が少ないし、個人的にはちょっと物足りなかったかな。
    タイトルの意味は… わかりづらいけどちゃんと意味あるね、コレは。

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    2009年10月04日
  • なんでも屋大蔵でございます

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    世間様では、あたし“なんでも屋の大蔵”と呼ばれておりまして、ご用命さえ
    あれば引っ越しのお手伝いから、留守中のペットの世話、雨漏りの修理まで
    なんでも格安で承ります。こういう商売をやっておりますと色々と珍妙な事件
    に遭遇しますもんで──鋭い勘と名推理で難事件を次々解決する便利屋・
    釘丸大蔵の事件簿

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    2009年10月07日
  • コンピュータの熱い罠

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    岡島二人さんはコンピューター犯罪もの好きですよねえ。はい。私も大好きですが。
    結婚相談所のホストコンピューターが暴走して殺人!?これは面白くないわけがないと前半で期待しすぎた分、後半肩透かしくらったw

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    2009年10月04日
  • 99%の誘拐

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    「この文庫がすごい!」で第1位になった本だそうです。
    母親と本屋に行ったときに見かけて、「これおもしろそうだよ」と買わせました。
    話は、読みやすかった。
    でも、とくにおもしろくもなかった。
    パソコンによって誘拐が進んでいくっていう設定はおもしろかったし、こんなの思いつくなんてすごいなぁと思ったけど、なんかイマイチな印象。
    「この人の、他の本も読みたい!」とは思えなかった。

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    2023年08月28日