辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    浅倉さんが描く恋愛小説が目に留まりました。アンソロジーの短編でそれぞれの作家さんの描く恋愛は少しクセがありつつも楽しめました。

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    2026年03月13日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    ネタバレ

    梅雨明けを待つある日、娘を亡くし一人で暮らす譲は小学生の少女と出会った。昭和59年からやってきた「ちい子」と名乗る少女は娘と同じ10歳だという。ちい子が元の時代に帰るそのときまで、娘としたかったことをして2人で夏の思い出を作ることに…。

    ちい子の正体はわりと早々に予想が付いたけれど、途中で譲が思い出したエピソードから違う人物ではないかと当たりをつける展開があり、あれやっぱり違うのか?と最後まで楽しめた。最後の最後に気づいていなかった真実が明かされて、この出会いがあってよかったんだなと思わされる。タイトルどおり、「君」といた日の続きが続いていく。前向きに進んでいくラストがよかった。

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    2026年03月13日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    いわゆる安楽椅子探偵物。
    コロナ禍の中、それによって引き起こされた事件?を
    市役所に設置した相談室への相談として解決するお話の連作もの。
    じぃさんの新米心理士が解決する話があっても良かったかな。
    まぁ、アームチェア探偵なので、真相が本当に正しいかは、わからない。まぁ自己満だよね。

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    2026年03月03日
  • ミステリ作家、母になる

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    タイトルそのまんまですが、ミステリ作家をしてる著者が妊娠出産するエッセイ。

    あんまりこの手の話読まないし、エッセイ自体も久しぶりなんだけど・・・なんか普通だな、と。あまり話に起伏がないというか。まあフィクションじゃないんだしそんな劇的な事件なんか起こったりはないんだろうけど。「ミステリ作家」というタイトルに惹かれて読んでみたけど別に作家ならではみたいな話がそれほどあるわけでもなく。
    家事育児をGoogleスプレッドシートで進捗管理という部分が少し興味深いかなというくらいで・・・いや素敵な家庭を築かれてるというのはとてもよくわかりますしとてもよいことだと思うんですが、外に発信するほどのなにかがあるわけでもないな、と。

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    2026年03月03日
  • ミステリ作家、母になる

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    辻堂さんに3人お子様がいらっしゃるとは全く知らなかった。こちらのご夫婦、会話や視点が独特。普段書かれている小説とはまた違った趣きで面白かった。

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    2026年02月25日
  • 昨夜は殺れたかも

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    幸せいっぱいの夫婦は、反転した。

    ちょっとした事が、違う方向へと成長していく、のを
    きれいに観察(?)できる夫婦でした。
    二人とも隠している事があるばっかりに
    思考回路は黒い方へと育ち、ついには…な展開。
    二人とも、思考回路から行動力から、すごすぎます。

    土壇場でようやく、な展開でしたが
    それもまた、二転三転で、はらはらに。
    最初から最後まで、読み応えありました。

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    2026年02月22日
  • いなくなった私へ

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    面白かった、一気読み。ミステリ部分に関してだけで考えると、好き嫌いあるかもしれない(実際私も古典的な方が好き)。ただそれ以上に物語としてすごい、正直芸能界にもアイドルにも歌手にも何の興味もないので設定がアドバンテージになっている訳でもなく純粋な構成力の賜かと。ただ本当に戸籍と保険に関してはめちゃくちゃ気になる。大病とか怪我とかせずに健やかに暮らして欲しい。

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    2026年02月13日
  • ミステリ作家、母になる

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    実際には大変だったろうなと思うけど、そういうことをあっさりと書かれていて、順調に子育て・生活している感じを受ける。

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    2026年02月12日
  • ダブルマザー

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    列車に飛び込み自殺をしてしまった女の子

    その子を我が子だと言い張る2人の母親
    10代で親がポリアモリーや経理不正などはかなり辛いと思う だからこそ仲良くなった2人。
    そこまで追い詰めた親たちだけどその後の反省は少しだけ救われた でも当人たちはどうなんだろう くるみちゃんは…
    自由を1番感じられる場所は校門のすぐ外なんだ
    やっぱり怖いな

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    2026年01月28日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    普段恋愛ものは読まないけど、短編集でということもあり読んでみました。

    一つ一つの物語が個性的で、恋愛×○○の部分でそれぞれの著者の色が出ていて面白かったです。

    元々浅倉先生が好きで、今回この本を手に取ったきっかけもそうだったのですが、やっぱり伏線回収?オチが上手な方だと再認識しました。こういう学生の物語で私は変に現実的に考えてしまい、名前を知らずに紹介されることや、全員が訳ありなことある?と自分の中で要らないノイズが入るのですが、話の流れや途中の主人公のツッコミが面白くて、忘れていました。せっかく恋愛ができるチャンスだったのに「不憫だなあ、、笑」と思わず口に出してしまいそうなくらい私も物語の中に没頭してしまいました。

    ダイアモンド・ダストの約束は、恋愛リアリティショーをテーマにした物語で、今の時代だからこそ書ける作品だと思いました。恋リアの醍醐味である誰が誰を好きか、この行動は誰への牽制なのか、本当はどう思っているのかということがそのまま心理戦の描写になっていて、すごくリアルに描かれているなと思いました。主人公は、かつてライバルと言われていた相手との実力差に負い目を感じながらも、自分なりに努力し続けているというところで勇気を貰えました。

    彼と彼女の穴。今回の4つの短編作品の中で1番面白いと感じた作品でした。主人公の穴に関する夢の描写から始まり、現実に戻る。しかしまた穴の夢の描写に、、と最初は何が何だか分からなかったのですが、最後にはその夢の理由や、途中で調べた夢占いの結果が伏線になっていって満足感のある物語でした。誰しもが心に秘めておきたい事がありながらも、その秘密を知ってもらいたい、でも知られて失望されたくないという様々な方向の葛藤が文字だけでこんなにも表すことができるんだ、、と感心しました。また、主人公の健気さに胸をうたれました。10代に読んで欲しいという意味がわかった物語でした。

    最後の運命はかく扉を叩くは、学生の行動を色々な形でよく表せているなと感じる作品でした。同じ行動でも、人によって動機は違い、また見栄を張るための嘘でもあったり、、と本来なら嘘をついて行動している人を見ると、嫌な気持ちになるのですがこの作品ではユーモアにかつ、共感できるような内容で書かれているため、ポップに読むことができました。最終的に、理想の2人がくっつくことが出来ていて、個人的にそこがとても嬉しかったポイントです。

    どの作品も恋愛が主でありながらも、たくさんの状況や描写を用いて描かれているものなので、飽きずにすぐ読むことができました。面白かったです。

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    2026年01月21日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    自分には、あまりにもファンタジー過ぎて、現実的でない設定には、あまり共感が持てないのかなあ。でも、ツナグの1冊目はすごく入り込んで感動したんだけどなあ。

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    2026年01月16日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    普段あまり恋愛ものは読まないけど、好きな作家さんの名があったので。
    4編とも恋の始まりの甘酸っぱい感じがあり、駆け引きが可愛らしい。緊張感もあり、面白さもあり、胸キュンもありと、さわやかに楽しめた1冊。
    息抜きにはいいと思う。

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    2026年01月10日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    辻堂ゆめさん、3冊目。

    コロナ禍の中、幼い娘を亡くし妻とも離婚した譲が、タイムスリップしてきたと思しき「ちぃ子」と名乗る女の子を“拾って”きたところから始まるお話。
    そこから、なりゆきで一緒に住むことになったちぃ子の提案で、譲が亡き娘と迎えることができなかった10歳の夏休みを、娘の代わりとなったちぃ子とともに体験していく流れに。
    いい話なのだが、ちぃ子とふれあう中で失った妻子を思い出す譲の心情の描写が、(最後になればそこまでになった顛末も知れたのだが、読んでいる途中の)私にはいささか感傷的に過ぎた。

    2021年と1984年のギャップについては、その時代を通り過ぎてきた者としてはまあまあ楽しめた。
    が、テクノロジーの進歩は想像を超えたものがある一方、かつて、それに伴って良くなると考えていた、地球環境や仕事の進め方や心の持ち様がなんら良くなっていないことを今更ながらになんだかなと思う。

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    2026年01月11日
  • いなくなった私へ

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    読んでいて長いなーという感覚は少しありましたが、読み口は軽めでスイスイ進みます。
    爽やかな終わり方がgoodでした。

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    2025年12月08日
  • 卒業タイムリミット

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    卒業間近のミステリー 見過ごしていた真実を知るにつれて、新たな気持ちで前に進む話 怪しい先生や学校に?が続きましたが、生徒には共感でした

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    2025年12月07日
  • いなくなった私へ

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    面白かったです 最後の2人の音楽に救われる気持ちになりましたが、カルト教団怖い〜と、こんな生れ変りキツイ〜と思いました

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    2025年11月30日
  • 二人目の私が夜歩く

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    昼、夜の2部のパートにお話は分かれている
    夜パートが物語りの真実、真相解明的なパートになっているのですが、昼パートで抱いたイメージをひっくり返してくる意外性

    多少強引なようにも感じたストーリー展開も、交通事故という不幸な出来事により心を寄り添わせていった茜と咲子、その他にも元彼・親友などの心情はそれぞれ表裏がある、まさに昼夜の関係
    人の心は多面的だろと作者から言われているようでした
    結果的にすべてを知り得たわけではないが茜はこれからも生きていく
    自分の抱える闇の部分を光に溶け込ませて、強く生きていって欲しいと思った

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    2025年11月12日
  • いなくなった私へ

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    ファンタジー強め、ミステリー、推理、宗教が少しづつ
    突っ込みは所が満載だが小説だと割り切って現実的な事を気にしなければ問題ない・・
    読みやすいが少々ダラダラ長いイメージだが
    死んだ人が幽霊じゃないく登場してるとは珍しい・・どうなるのかな!?と気になって読み進めた
    最後は親の立場になって泣いてしまった。

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    2025年11月02日
  • 初恋部 恋はできぬが謎を解く

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    きっと見つかる、大切なもの。
    実業之日本社文庫GROW誕生! 第2弾

    『あの日の交換日記』『十の輪をくぐる』で話題の著者最新文庫!

    入部条件は「初恋未経験」

    恋の悩み×謎
    解決しちゃいます!?

    私立向日葵高校で帰宅部生活を謳歌していた高二にして「初恋未経験」のハル。初めて恋をすることを目指して「初恋部」を設立すると、自分以外にいないと思われた入部条件をクリアする希望者が次々と現れてしまう。まずは四人で始まった活動だったが出会うのは運命の人ではなく校内で起こる奇妙な謎ばかりで……。(『ヒマワリ高校初恋部!』改題)

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    2025年11月02日
  • いなくなった私へ

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    辻堂さんのデビュー作ということで読んでみました。2015年…いまから10年前の作品。
    学生時代に書いていたとあり、少しあら削り感や突っ込みたい点は様々あるけど、お話としては楽しめました。

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    ●あらすじ
    主人公(上条梨乃)は有名なシンガーソングライター。ある朝、知らないごみ捨て場で目覚め、誰にも自分を自分と認識して貰えなくなっていた。

    世間では自分は自殺したと報道されており、一人の少年だけが主人公に気づく。
    自分が存在しているのに、死んだことになっているのは何故か?…を探っていくミステリー。

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    ●設定はSFミステリーっぽい。
    ただ結論から言うと、天才が他人から妬みをかい、恋愛絡みの人間っぽい短絡的理由。

    『輪廻の泉』が分かるまでが一番のポイントだと思った。この設定が考えついただけでも面白い。

    ただ、実際問題生きていく過程で、鬼籍の状態の人間がどう存在していけるのかを追及できていないので、ファンタジー寄りになってるかな?

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    2025年10月28日