辻堂ゆめのレビュー一覧

  • あなたのいない記憶

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    切ない物語でした。ネタバレになるため、詳しくは書きませんが、虚偽記憶にまつわるストーリーで、約十年ぶりに再会した優希と淳之介の間で、「タケシ」という人物の会話があるのですが、そのタケシという人物の記憶に関して、2人の間で齟齬がありました。タケシという人物を調べていく中、タケシが起こしてしまったことなどが浮き彫りになっていきますが、行き着いた先にあった結末は、何とも言えないものでした。記憶を扱うミステリーとして、巧みに構成された一冊でした。

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    2026年08月04日
  • あの日の交換日記

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    低学年の担任なのに目立つネックレスやヒラヒラのスカートを身につけて来るアラサー教員が、授業ではなく奇をてらった交換日記の手法でいくら良い人ぶっても、良いと思えなかった。学校や教員への解像度が低く感じる。

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    2026年08月04日
  • 今日未明

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    なんとも…
    いつも何気なく見ていて気にもとめなくて、またかっぽいニュースの裏にはこんな事実があったりしたのかなーと思った。
    たまにサイコパス気質な人が出てきてた。
    優しい人も出てきたけど
    連れ子の継父の話は辛い。

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    2026年08月02日
  • ふつうの家族

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    台風の夜、久しぶりに家族4人がそろったとのろに、謎の青年が家に入り込む。
    ミステリーっぽいし、家族の薄暗い秘密が暴かれていくのかと思ったら、令和っぽいふつうの家族の悩みが明らかになっていって、まさに台風一過の青空という感じで全員の悩みが吹き飛ぶハッピーエンドでした。
    台風の夜に家族が集まって、秘密が暴かれたあと、清々しいラストが待っている構成は、草彅剛さん主演の映画『台風家族』と同じだね。

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    2026年07月31日
  • トリカゴ

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    著者作は初読み。

    まあまあ。伏線回収はそれなりに面白かったけど、優等生が書いた感が否めない。特に「無戸籍子たちをなんとかしてやれないか」と葛藤する主人公の溢れる思いは、著者自身の言葉も入ってかちょっとしつこすぎ、いやらしく感じてしまった。

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    2026年07月26日
  • いなくなった私へ

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    特殊設定のミステリがあんまり好きじゃないんだけれど
    「輪廻の泉」が無いと梨乃が生き返れなかったので
    しょうがないとしても、犯人が想定の範囲内で多分この人が
    犯人だろうなと思った人が犯人で意外性が無かった
    言われてる程面白い小説だとは思わなかった

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    2026年07月25日
  • いなくなった私へ

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    初めから1/3くらいまでは、少々退屈で、入り込むのに時間がかかりました。
    後半は最後が気になって、一気に読んでしまいました。けど、、、最後、、、これはファンタジーでしたか???ちょっと混乱。
    デビュー作品でここまで読ませる才能はすごいが、終わり方が好きじゃなかったなぁ

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    2026年07月25日
  • サクラサク、サクラチル

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    主人公たちの苦しみとして描かれるのは、かつてのスパルタ教育もこれ程では…と思えるエゴ剥き出しの虐待とネグレクト。さすがに今時こんなステレオタイプの親はいないだろと思ってしまうが、そう言い切れないのも事実。そんな境遇から脱するための「復讐計画」がこの物語のキモ。そんなにうまくいく?の疑念は、最終的には辻堂さんらしい巧みな伏線回収で解消。東大出身のご自身の経験とはどこまで重なるのか、ちょっと気になった。

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    2026年07月22日
  • ふつうの家族

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    4分の3読むくらいまでは延々とふつうの家族の説明でなかだるみしてしまったが、男の正体が分かるにつれてラストは面白くなって一気に読めた。

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    2026年07月17日
  • ふつうの家族

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    台風の夜、見知らぬ青年が高熱を出して玄関で倒れていたら、招き入れるかどうか。非人道的といわれても、うーんちょっと無理、と思ってしまう。警察か救急かに連絡はするだろうけど、家の中には入れないな…そんな私にとっては現実的でないシチュエーションで物語が始まる。
    見知らぬ青年を家に入れたことで、"普通の家族"はそれぞれ胸の中に抱えている秘密と向き合うことになる。
    誰しも秘密の一つや二つはあるもので、それがうまく青年とかかわりあっていく作りはうまいと思う。
    ただ終始、「現実的でない」という思いが自分のなかにあって、物語りに没入できなかったのは勿体なかった。
    しかし、ラストはなんとなく

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    2026年07月15日
  • あの日の交換日記

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    交換日記を軸にした連作短編。

    交換日記のルールを利用した仕掛けが色々あって、各短編ごとにおっと思わされるところがある。現代では教員の問題がとりだたされることが多いけど、こういう先生がいれば、と思わされる。全体的に優しい物語でした。

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    2026年07月12日
  • ふつうの家族

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    嵐の夜に、玄関先で倒れていた男性の正体とは…。平凡な4人家族がそれぞれ思い浮かべる男性の正体と自分の抱えている秘密。
    表面上は理想的な家族でも、何かが隠されている。それぞれが抱えている秘密はそれぞれだったけれど、最後に男性の正体が明かされる時、どんどん繋がっていくところがおもしろく、さすが辻堂先生!って感じでした。
    個人的には父親と母親の話に共感できる所や、ちょっと自分にも重なるところがあり、わかるとなった。
    兄の話では、令和の人たちってこんな考え方なのかなぁっと今の職場の同僚や部下に重ねて考えてみた。
    最後が希望の光が見える終わり方なのは良かった。

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    2026年07月12日
  • ふつうの家族

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    『ふつう』って案外むづかしい。

    設定が面白いな、と思って読み始めたものの
    4人の過去、現在が飛び交ったりして
    密かに抱える秘密が明かされたりして
    少し、文字が頭に入ってこない事がしばしば。

    『ふつう』というより、とても仲の良い家族に感じた。
    あんなにコンスタントに続く会話、すごいな、と。
    わざとらしさも滲んでいたけれど。

    イレギュラーにイレギュラーが重なったときに、どうするか?

    『ふつう』って、何かを隠すのにちょうどいい言葉だ。

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    2026年07月11日
  • ふつうの家族

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    台風が連れてきた、見知らぬ男と家族の秘密。剥がれ落ちる『普通』のメッキ。

    外は大荒れの大型台風。そんな緊迫した状況の中、ごく「ふつう」に見える一家の玄関先に、正体不明の男性が倒れていたことから物語は動き出します。

    「この男は一体誰なのか?」「家族の誰が彼をここに招き入れたのか?」という不気味な謎を起点に、それまで何事もないように平穏を装っていた家族それぞれの、決して表には出せなかった秘密が徐々に明らかになっていく。

    ニュースの事件報道などで、近所の人が「いたって普通のお父さん(家族)でした」とインタビューに答える光景がよくありますが、まさにその通りで、私たちは他人の家族、あるいは自分の家

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    2026年07月10日
  • ふつうの家族

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    百年に一度といわれる大嵐が襲いかかった夜、桜石家に予期せぬ訪問者が現れた。鍵がかかっていたはずの玄関を通り抜け、ずぶ濡れで倒れていた彼はミナトと名乗った。誰が彼を家内に入れたのかから始まり、“ふつうの家族”がお互いに隠し持った秘密が明らかになる……。
    うーん、設定はおもしろいんだが肝心の秘密がしょぼい(てか、どうでもいい)。それが明らかになるまでの家族4人の描写も冗長だ。ようやく明らかになったそれは(あ、やっぱりそうなんだ)で終わってしまう。かなり期待はずれの作品だった。

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    2026年07月10日
  • 二人目の私が夜歩く

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    現実には起こり得ないお話なのかな?と読み進めてると
    そう来るか?と驚きが…

    それより何より、
    ボランティアのこと考えてしまった。
    良かれと思ってすることって、ホントに相手の為なのかなと。
    自分より大変な、可哀想な人を助けてる自分に酔ってるんじゃないかという見方にハッとした。

    障害者として周りの人に助けを借りなければ生きていけない人は、黒い心を持っちゃいけないのか。
    ずっとありがとうありがとうとニコニコしてなきゃいけないのか。
    周りがそういうふうにさせてる、知らぬ間に強制してるんじゃないか。
    そんなこと考えたことがなかったな。

    それに気づいたことが、この本を読んで一番良かったことかも。

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    2026年07月08日
  • サクラサク、サクラチル

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    途中の下りまでは展開が想像できました。
    何となく復讐についても想像がつきやすかったです。
    なので何ら惑わされることは無かったのですが、境遇が少ししんどくて、メンタルがやられている時には読むのが辛いのかなと思いました。
    いつもなら400ページほどの作品は2日くらいで読み終わるところを今回は4日かかりました。

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    2026年07月07日
  • 二人目の私が夜歩く

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    ネタバレ

    普通に昼間の茜が良い様に使われて可哀想だし
    夜の別人格の茜が意思を持って行動し始めるって、普通に考えたらめちゃくちゃ怖い事だよなー

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    2026年07月06日
  • サクラサク、サクラチル

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    東大現役合格のために虐待される染野、母親に依存され搾取される星は逆襲を決意する。
    染野の親が毒親すぎて胸クソ悪かった。あんなくそ野郎は生きる価値なくねえか??と思わされるレベル。

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    2026年07月05日
  • ふつうの家族

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    ネタバレ

    「ふつうの家族」って何だろうと思いながら読んだ。一見平凡に見える家族でも、それぞれが悩みや秘密を抱えている。最後まで先の読めない展開で楽しめたし、温かさの残るラストも良かった。

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    2026年07月05日