辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    冤罪によるストーリーを描いているけれど、意外性は乏しく事件の計画も浅はかだなと思った。双子のどちらも考えが甘くてちょっと無理があると感じる。それでも一貫性はあってハッピーエンドなのは良かった。共感できる部分はないけど楽しめる一冊。

    0
    2026年05月22日
  • ダブルマザー

    Posted by ブクログ

    ストーリー的には予想通りだった。それなりに面白く読めたが、自分の娘が入れ替わっていて気付かないわけはない。
    特に最後は声を聞いても分からなかったというのにハテナ?となりました。

    0
    2026年05月20日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

    Posted by ブクログ

    帯に書いてあった「10代のあなたへ贈る」っていうのは見なかったことにして、好きな作家さんもいたので購入。
    なるほど確かに主人公たちの思考が若い。けど、もちろん10代じゃなくても楽しめました。中でも織守きょうやさんの作品がイチバン好きだったな。

    0
    2026年05月16日
  • ダブルマザー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この物語に登場する二人の母親とその娘たちはそれぞれが自分都合で接するがために親子のすれ違いを生むことになった。他人同士なら相手がどう感じるかと気にすることもあるのだろうけど身内だとわかってくれていると思い込んで都合を知らないうちに押し付けているのかもな、と思った。自分自身それがないとは言い切れない。
    この娘たちももう少し親と向き合えばいいと思ったが思春期はなかなかそれが出来ない時期なんだよねぇ…

    0
    2026年05月10日
  • ばんざい!ぼくらのフシギ島

    Posted by ブクログ

    悩みを抱えた小学生達が島民留学生として訪れる。島の生活の中で、不思議な行動を起こす小学生達の行動の裏のホントの気持ちを推理?するからミステリ小説と題されている。
    子供達の心情や生い立ち、考え方も魅力的でしたが表紙の絵の青色のイラスト、フシギ島の野菜や食べ物の説明文が細かく登場人物より島の様子についつい見入ってしまいました。

    0
    2026年05月09日
  • 二人目の私が夜歩く

    Posted by ブクログ

    ボランティアをする人としてもらっている人には、埋められない穴がある。
    とても理解できる。

    理由は、無償で何かを施してあげる人には満たされている人が多いから。

    0
    2026年05月08日
  • ダブルマザー

    Posted by ブクログ

    好きな作家で既読書には心に残る感動作もあるのだが本作はそれ等と比較すると印象薄く、途中からストーリーがやたらと単調に感じられ、著者らしさの感じられ無い作品だ。
    ポリアモリーについての理解が無いとなかなかついて行けない内容だし、タイトルとは逆に主人公達の父親がむしろ原因になっている気がした。

    0
    2026年05月01日
  • 卒業タイムリミット

    Posted by ブクログ

    やっぱりどういった書き方がされているかが気になって考えながら読んでいた。で、王道というか、保守派というか、そういったふうな書き手の印象を受けたのだけれど、そういった書き方でシンプルに実力をつけていこうとした時期に書いたのかな、とも思いながら読み進めていった。やがて気づいたのは、この書き方は書き手による「エンタメ的親切」なのだということ。

    横に流れていくスピードが速く、ページはどんどん消化されていく。わかりやすい言葉を用いて、簡便な文章で語られるミステリ。どういった人たちが本書を手に取るかというターゲット層がしっかり把握されていて、そこに作家の力が凝集されているふうだった。

    淡々とした筆致でも、クライマックスではぐっと心をつかまれ、ほろほろとさせられるところもあった。描かれているキャラクターたちの、人間としての熱さ、枠いっぱいまで広がった気持ち、そこに読み手の心理が繋がるからなのかもしれない。感動は、文章術の所産でもあるけれど、その文章が意味しているところの中身にもっと注目するべきなのだ。キャラクターたちに、しっかりと「人間」を感じたとき、感動が生まれている。紙の上の文字から「人間」を感じさせるには、言語化力や文章術がもちろん必要なのだけれども、それ以前、言語化の根源にあるまだ言葉を与えられず分節化されていなくて深いところに漂っているようなものをどのくらい心の眼で視認できているかが大切なのかもしれない。そういってふだん、意識化できるかできないかみたいな気持ちを紙の上の文字を読むという客観的な体験を読者にしてもらうことで、読者は「あっ!」と良い意味で不意を突かれ、揺さぶられるのだろう。

    主人公黒川と、荻生田、澪、あやねとの即席でできた4人の仲間たちの謎解き青春は楽しかった。また、黒川を助ける新米教師・伊藤のキャラクターは、最後まで読んでみると、なかなかの微笑ましいタイプの人物で好きになった。

    どこまでリアリティを小説に持ち込むか、という点を僕は考えがちだ。本作はところどころ、フィクション性が強いというか、文字ならではと感じられるセリフ回しがあった。それはそれで、「いっとき、世間や社会から離れていられる読書体験」としての効果のある技巧であるとも考えることができる。わずらわしい日常から離れられる時間は貴重だ。小難しくなく、作品世界に没入することでリフレッシュすることを小説作品を選ぶ意味として上位に置く人には相性が良さそうだと思った。またそのうち、辻堂ゆめさんの作品を手に取ってみよう。

    0
    2026年04月27日
  • ダブルマザー

    Posted by ブクログ

    母と娘のシーンごとに、お互いの思いが吐露されていく。でも、それはお互いが思うような形ではなくどんどん離れていく。
    全てを知ったからこそ、母の愛が届かなかったことが悲しい。

    0
    2026年04月18日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

    Posted by ブクログ

    ※
    糸の人を探して/浅倉秋成
    ダイヤモンド・ダストの約束/日部星花
    彼と彼女の穴/織守きょうや
    運命はかく扉を叩く/辻堂ゆめ

    仄かに甘くて、時に苦く、淡くて可愛い4話。

    0
    2026年04月18日
  • 東大に名探偵はいない

    Posted by ブクログ

    アンソロジーのテーマになってしまうところに《東大ブランド》の強さを感じる。
    帯の“栄光”と“呪縛”を書き切ったという意味で、結城さんの『いちおう東大です』を推したい。
    結構イヤーな気持ちになるし、心理描写が生々しい。
    まあでも沙耶香の気持ち、分からなくもないんだよなあ。
    もちろん同意はしないけど。

    0
    2026年04月11日
  • ミステリ作家、母になる

    Posted by ブクログ

    驚異の執筆スピードの裏側に、3児の母の日常あり。

    私が追いかけている作家さんの中でも、群を抜いて刊行ペースが早い辻堂ゆめさん。その裏側を覗いてみれば、なんと3人のお子さんを育てながらの執筆というから驚愕の一言です!

    「えっ、そのペースで出し続けていて、いつ育児してるの!?」という疑問への答えがここに。

    子育てを経験した人なら「あるある!」と膝を打つ懐かしさがあり、これからの方には「作家業と育児の両立」というリアルな戦記として参考になるはず。

    ■引用
    子育てに限らず、人は簡単に、過去の出来事を忘れていく。エピソードとしては覚えていても、感触や匂い、温度、痛み、音、大きさ、色――そうした感覚はいつの間にか失われ、記憶から抜け落ちている。旅行先の海辺で風に吹かれているとき。展望台から息を呑むような景色を眺めているとき。”今しか感じられないもの"を感じている瞬間というのは、とても贅沢だ。

    0
    2026年04月07日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

    Posted by ブクログ

    独特な恋愛アンソロジー

    テーマは「恋愛×ギミック」。そのため、恋愛というよりはミステリ的な作品が多いと思います。

    個人的には、以下の作品が特に好きでした。
    「糸の人を探して」(合コン×人狼ゲーム)
    まず、めちゃくちゃ卑屈で非モテな主人公が面白すぎる。
    そんな主人公が初参戦した合コンでは、なぜかみんな主人公に好意を寄せる。
    しかし参加女性は、一人を除き「ヤバい」裏を持つ人物ばかりということが発覚。
    推理によってヤバい女性を容赦なくオミットしていく過程や、最後のオチまで、ずっと面白かった。

    0
    2026年04月03日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

    Posted by ブクログ

    コロナ禍の頃、いろんなことがありました。一時的に仕事を失った方もいたでしょう。未だにコロナ感染の後遺症で苦しんでいる方もいると思います。この本では5人の人物がコロナ禍でどのような影響を受けたのかが描かれています。びっくりしたのは、それぞれの人が言えなかったり嘘をついたことを相談員の晴川あかりさんが見抜いてしまったこと。本音を見抜くほどの洞察力がないと優秀な臨床心理士とはいえないのかもしれません。

    0
    2026年03月29日
  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    現実ではありえなそうな、小説ならではのお話でした!ジェイクが悪者なのか良い奴なのかコロコロ変わりました笑
    最後はハッピーエンドで良かったです!

    0
    2026年03月29日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

    Posted by ブクログ

    相談者が隠したかったことを暴くところはちょっと更け雑な気持ちになった
    ミステリーとしてはとても好き!作り込まれた感じがする

    0
    2026年03月28日
  • いなくなった私へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これってここから3人はどう生きていくのだろうー
    戸籍ないし、海外で生き直す事も出来ない。
    一番大変なのは教育を受けることができない樹が可哀想。親兄弟と生活ができない…

    考えてみれば、この宗教のに殺されなかったらただ死んで終わりなところ、今生きているのはもうけもんなのかもしれないけど、ホントこれからどうするのー!!

    0
    2026年03月28日
  • 山ぎは少し明かりて

    Posted by ブクログ

    第1章の都さんの話はいらないと思います。この部分だけが軽すぎてとても違和感があります。おかげでもう少しで読むのをやめるところでした。その後の2章、3章が素晴らしかったので尚更です。こんなサバイバルおばぁちゃんはなかなかいないと思いますが、大切なものを理不尽に奪われる悔しさは分かります。それが国家権力によるものであれば余計惨めに思えるでしょう。共感しました。

    0
    2026年03月20日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

    Posted by ブクログ

    本選びに悩む10代に送るアンソロジーということで、ターゲット的には若年層向けっぽいけど、誰が読んでも楽しむことができると思った。

    今回は四作品が収録されていて、どの作家さんも割と有名。まあだからこそ買ったわけだけど、内容も良かったです。

    特によかったのが織守きょうやさんの「彼と彼女の穴」という作品。織守さんといえばホラーのイメージがあって、今作も恋愛といいつつもミステリー&ホラーテイストでなかなかいい味が出ていた。

    物語のあらすじとしては、主人公はたびたび不思議な夢をみるようになる。夢の中ではひとつの穴があって、その傍に誰かが立っている。そんななか、主人公は一人の少女に出会って付き合うことになる。

    穴、というちょっと不気味な連想と、恋愛というハッピーな雰囲気のギャップが面白い。
    普通に読んでいくと、まあまあなバッドエンドを予想してしまうわけだけど、ラストは、、という展開もよかった。

    文量はやや少なめで、かつ内容的にもとても読みやすい。読書初心者の人でも気負わずに読み切れるいい作品だと思った。というわけで⭐︎三つ。

    0
    2026年03月20日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

    Posted by ブクログ

    糸の人を探して:浅倉秋成/ダイヤモンド・ダストの約束:日部星花/彼と彼女の穴:織守きょうや/運命はかく扉を叩く:辻堂ゆめ

    恋愛の駆け引き……翻弄する・される愉しさ……

    やっぱり と言うかなんと言うか
    私には苦手な分野でした

    そういうのが好きな人には
    面白いと思います はい

    0
    2026年03月17日