辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    独特な恋愛アンソロジー

    テーマは「恋愛×ギミック」。そのため、恋愛というよりはミステリ的な作品が多いと思います。

    個人的には、以下の作品が特に好きでした。
    「糸の人を探して」(合コン×人狼ゲーム)
    まず、めちゃくちゃ卑屈で非モテな主人公が面白すぎる。
    そんな主人公が初参戦した合コンでは、なぜかみんな主人公に好意を寄せる。
    しかし参加女性は、一人を除き「ヤバい」裏を持つ人物ばかりということが発覚。
    推理によってヤバい女性を容赦なくオミットしていく過程や、最後のオチまで、ずっと面白かった。

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    2026年04月03日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    コロナ禍の頃、いろんなことがありました。一時的に仕事を失った方もいたでしょう。未だにコロナ感染の後遺症で苦しんでいる方もいると思います。この本では5人の人物がコロナ禍でどのような影響を受けたのかが描かれています。びっくりしたのは、それぞれの人が言えなかったり嘘をついたことを相談員の晴川あかりさんが見抜いてしまったこと。本音を見抜くほどの洞察力がないと優秀な臨床心理士とはいえないのかもしれません。

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    2026年03月29日
  • 二重らせんのスイッチ

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    現実ではありえなそうな、小説ならではのお話でした!ジェイクが悪者なのか良い奴なのかコロコロ変わりました笑
    最後はハッピーエンドで良かったです!

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    2026年03月29日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    相談者が隠したかったことを暴くところはちょっと更け雑な気持ちになった
    ミステリーとしてはとても好き!作り込まれた感じがする

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    2026年03月28日
  • いなくなった私へ

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    ネタバレ

    これってここから3人はどう生きていくのだろうー
    戸籍ないし、海外で生き直す事も出来ない。
    一番大変なのは教育を受けることができない樹が可哀想。親兄弟と生活ができない…

    考えてみれば、この宗教のに殺されなかったらただ死んで終わりなところ、今生きているのはもうけもんなのかもしれないけど、ホントこれからどうするのー!!

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    2026年03月28日
  • 山ぎは少し明かりて

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    第1章の都さんの話はいらないと思います。この部分だけが軽すぎてとても違和感があります。おかげでもう少しで読むのをやめるところでした。その後の2章、3章が素晴らしかったので尚更です。こんなサバイバルおばぁちゃんはなかなかいないと思いますが、大切なものを理不尽に奪われる悔しさは分かります。それが国家権力によるものであれば余計惨めに思えるでしょう。共感しました。

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    2026年03月20日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    本選びに悩む10代に送るアンソロジーということで、ターゲット的には若年層向けっぽいけど、誰が読んでも楽しむことができると思った。

    今回は四作品が収録されていて、どの作家さんも割と有名。まあだからこそ買ったわけだけど、内容も良かったです。

    特によかったのが織守きょうやさんの「彼と彼女の穴」という作品。織守さんといえばホラーのイメージがあって、今作も恋愛といいつつもミステリー&ホラーテイストでなかなかいい味が出ていた。

    物語のあらすじとしては、主人公はたびたび不思議な夢をみるようになる。夢の中ではひとつの穴があって、その傍に誰かが立っている。そんななか、主人公は一人の少女に出会って付き合うことになる。

    穴、というちょっと不気味な連想と、恋愛というハッピーな雰囲気のギャップが面白い。
    普通に読んでいくと、まあまあなバッドエンドを予想してしまうわけだけど、ラストは、、という展開もよかった。

    文量はやや少なめで、かつ内容的にもとても読みやすい。読書初心者の人でも気負わずに読み切れるいい作品だと思った。というわけで⭐︎三つ。

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    2026年03月20日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    糸の人を探して:浅倉秋成/ダイヤモンド・ダストの約束:日部星花/彼と彼女の穴:織守きょうや/運命はかく扉を叩く:辻堂ゆめ

    恋愛の駆け引き……翻弄する・される愉しさ……

    やっぱり と言うかなんと言うか
    私には苦手な分野でした

    そういうのが好きな人には
    面白いと思います はい

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    2026年03月17日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    浅倉さんが描く恋愛小説が目に留まりました。アンソロジーの短編でそれぞれの作家さんの描く恋愛は少しクセがありつつも楽しめました。

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    2026年03月13日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    ネタバレ

    梅雨明けを待つある日、娘を亡くし一人で暮らす譲は小学生の少女と出会った。昭和59年からやってきた「ちい子」と名乗る少女は娘と同じ10歳だという。ちい子が元の時代に帰るそのときまで、娘としたかったことをして2人で夏の思い出を作ることに…。

    ちい子の正体はわりと早々に予想が付いたけれど、途中で譲が思い出したエピソードから違う人物ではないかと当たりをつける展開があり、あれやっぱり違うのか?と最後まで楽しめた。最後の最後に気づいていなかった真実が明かされて、この出会いがあってよかったんだなと思わされる。タイトルどおり、「君」といた日の続きが続いていく。前向きに進んでいくラストがよかった。

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    2026年03月13日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    いわゆる安楽椅子探偵物。
    コロナ禍の中、それによって引き起こされた事件?を
    市役所に設置した相談室への相談として解決するお話の連作もの。
    じぃさんの新米心理士が解決する話があっても良かったかな。
    まぁ、アームチェア探偵なので、真相が本当に正しいかは、わからない。まぁ自己満だよね。

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    2026年03月03日
  • ミステリ作家、母になる

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    タイトルそのまんまですが、ミステリ作家をしてる著者が妊娠出産するエッセイ。

    あんまりこの手の話読まないし、エッセイ自体も久しぶりなんだけど・・・なんか普通だな、と。あまり話に起伏がないというか。まあフィクションじゃないんだしそんな劇的な事件なんか起こったりはないんだろうけど。「ミステリ作家」というタイトルに惹かれて読んでみたけど別に作家ならではみたいな話がそれほどあるわけでもなく。
    家事育児をGoogleスプレッドシートで進捗管理という部分が少し興味深いかなというくらいで・・・いや素敵な家庭を築かれてるというのはとてもよくわかりますしとてもよいことだと思うんですが、外に発信するほどのなにかがあるわけでもないな、と。

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    2026年03月03日
  • ミステリ作家、母になる

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    辻堂さんに3人お子様がいらっしゃるとは全く知らなかった。こちらのご夫婦、会話や視点が独特。普段書かれている小説とはまた違った趣きで面白かった。

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    2026年02月25日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    あのコロナの頃はなにをあんなに神経質になっていたのだろうと思うのは過ぎてしまった後だからなのか。当たり前のことが当たり前にできなくなっていたあの頃。もう6年も経つのだねー。

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    2026年02月23日
  • 昨夜は殺れたかも

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    幸せいっぱいの夫婦は、反転した。

    ちょっとした事が、違う方向へと成長していく、のを
    きれいに観察(?)できる夫婦でした。
    二人とも隠している事があるばっかりに
    思考回路は黒い方へと育ち、ついには…な展開。
    二人とも、思考回路から行動力から、すごすぎます。

    土壇場でようやく、な展開でしたが
    それもまた、二転三転で、はらはらに。
    最初から最後まで、読み応えありました。

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    2026年02月22日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    コロナが5類に変わり、しばらく経つが、あの頃のことを思い出すと何と鬱憤が溜まる日々だったのかと思う。あの頃は、こういうものだと思い過ごしたきた毎日だが、もう二度とあのような事がないと思いたい!
    この本の中の人達に、もう少しの辛抱ですよーと伝えたい笑。

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    2026年02月18日
  • いなくなった私へ

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    面白かった、一気読み。ミステリ部分に関してだけで考えると、好き嫌いあるかもしれない(実際私も古典的な方が好き)。ただそれ以上に物語としてすごい、正直芸能界にもアイドルにも歌手にも何の興味もないので設定がアドバンテージになっている訳でもなく純粋な構成力の賜かと。ただ本当に戸籍と保険に関してはめちゃくちゃ気になる。大病とか怪我とかせずに健やかに暮らして欲しい。

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    2026年02月13日
  • ミステリ作家、母になる

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    実際には大変だったろうなと思うけど、そういうことをあっさりと書かれていて、順調に子育て・生活している感じを受ける。

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    2026年02月12日
  • ダブルマザー

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    列車に飛び込み自殺をしてしまった女の子

    その子を我が子だと言い張る2人の母親
    10代で親がポリアモリーや経理不正などはかなり辛いと思う だからこそ仲良くなった2人。
    そこまで追い詰めた親たちだけどその後の反省は少しだけ救われた でも当人たちはどうなんだろう くるみちゃんは…
    自由を1番感じられる場所は校門のすぐ外なんだ
    やっぱり怖いな

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    2026年01月28日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    普段恋愛ものは読まないけど、短編集でということもあり読んでみました。

    一つ一つの物語が個性的で、恋愛×○○の部分でそれぞれの著者の色が出ていて面白かったです。

    元々浅倉先生が好きで、今回この本を手に取ったきっかけもそうだったのですが、やっぱり伏線回収?オチが上手な方だと再認識しました。こういう学生の物語で私は変に現実的に考えてしまい、名前を知らずに紹介されることや、全員が訳ありなことある?と自分の中で要らないノイズが入るのですが、話の流れや途中の主人公のツッコミが面白くて、忘れていました。せっかく恋愛ができるチャンスだったのに「不憫だなあ、、笑」と思わず口に出してしまいそうなくらい私も物語の中に没頭してしまいました。

    ダイアモンド・ダストの約束は、恋愛リアリティショーをテーマにした物語で、今の時代だからこそ書ける作品だと思いました。恋リアの醍醐味である誰が誰を好きか、この行動は誰への牽制なのか、本当はどう思っているのかということがそのまま心理戦の描写になっていて、すごくリアルに描かれているなと思いました。主人公は、かつてライバルと言われていた相手との実力差に負い目を感じながらも、自分なりに努力し続けているというところで勇気を貰えました。

    彼と彼女の穴。今回の4つの短編作品の中で1番面白いと感じた作品でした。主人公の穴に関する夢の描写から始まり、現実に戻る。しかしまた穴の夢の描写に、、と最初は何が何だか分からなかったのですが、最後にはその夢の理由や、途中で調べた夢占いの結果が伏線になっていって満足感のある物語でした。誰しもが心に秘めておきたい事がありながらも、その秘密を知ってもらいたい、でも知られて失望されたくないという様々な方向の葛藤が文字だけでこんなにも表すことができるんだ、、と感心しました。また、主人公の健気さに胸をうたれました。10代に読んで欲しいという意味がわかった物語でした。

    最後の運命はかく扉を叩くは、学生の行動を色々な形でよく表せているなと感じる作品でした。同じ行動でも、人によって動機は違い、また見栄を張るための嘘でもあったり、、と本来なら嘘をついて行動している人を見ると、嫌な気持ちになるのですがこの作品ではユーモアにかつ、共感できるような内容で書かれているため、ポップに読むことができました。最終的に、理想の2人がくっつくことが出来ていて、個人的にそこがとても嬉しかったポイントです。

    どの作品も恋愛が主でありながらも、たくさんの状況や描写を用いて描かれているものなので、飽きずにすぐ読むことができました。面白かったです。

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    2026年01月21日