辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 片想い探偵 追掛日菜子

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    この作家さんにしては、珍しくコメディでサクッと読めるライトノベル。万能鑑定士を書いていた頃の松岡圭祐のようだった。
    SNSはこう使うとストーキングができるのかと、変に感心してしまった。

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    2022年05月23日
  • 悪女の品格

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    狭い世界だなあ。
     裕福な子供達が通う小学校に女王のように君臨し、
     30歳前になっても当時の友達というか手下とだけつるみ、
     その中の男子三人と三股。
     最近やけに危険な目にあうのは、小学校時代に酷い苛めをした男の復讐か?
     たどり着いた犯人もやはりこの狭い世界の人だった。

    真木が言っていたように、めぐみは悪女に及ばない小物。
    思春期に家庭環境や嫉妬で中身が歪んでしまって、大人になってもそのまま引きずっている。
    変わらずにいられたのはすごいなと思え、痛いけどあっぱれで、そこまで憎めなかった。
    逆に真木の方が、あれだけのことをされているのにすっかり立ち直っているのが不思議。
    友達不信や家か

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    2022年05月22日
  • 僕と彼女の左手

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    今回はイヤミスではなく。
    爽やかな青春ラブストーリーかと思いきや、登場人物には影があって...
    唐突だなと思った序盤部分も真相がわかれば、納得。

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    2022年05月18日
  • 悪女の品格

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    主人公が三股かけていて男に貢がせているアラサー、小学生のときに酷いいじめをしていた等、なかなか感情移入しづらいキャラクターだったが、山本の正体がわかってからが面白くなってきた。真木の包容力?飄々とした人柄が主人公の毒を中和させてくれたのだと思う。
    2時間から3時間くらいのドラマになりそうだな、真木は坂口健太郎がはまるなと考えつつも、いじめの描写がコンプライアンス的にNGで無理かな。
    湊かなえ作品に通じるような、人物造形だなぁと思います。若い作家さんなのに秀逸。

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    2022年05月15日
  • コーイチは、高く飛んだ

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    ネタバレ

    次々と不幸が襲うのにぐいぐいと読ませる力はすごいなと思う。
    そして85%くらい読み進んだところで、すっかり騙されていたことを知る。映像化は難しいだろうなぁ。
    体操に関する記述はよく取材されているのでしょう、臨場感ありました。しかし、悲しい結末でした。

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    2022年05月13日
  • あなたのいない記憶

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    悲しい話だった。
    SFでもなく、事件でもないけれど、人の行動ってミステリーなんだよなぁ。なんとなく湊かなえのような。
    主要登場人物の3人より、途中で出てきたあかり先生の存在感がすごい。彼女だけでシリーズ化できそう。
    ここに書かれていないその後はどうなったんだろう?と、想像せずにはいられない。

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    2022年05月12日
  • ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~

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    表紙的にもっと子どもっぽい内容だと思いましたが大人にも楽しめる構成でした。死んだ人が転生するために通る喫茶店での出来事。
    最後に色々繋がっていた関係がほぐれていくのも読んでいて楽しかったです。
    他の人が書いているとおり、このお話の後を想像するとただのハッピーエンドではないところがマイナス要素なのでしょうね。でも、それは未来のお話なので、違う結末あるかもと、割り切って読みました。昔の知り合いがアロマキャンドルの火事で亡くなっているので、読みながら切なく思い出しました。

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    2022年05月07日
  • 卒業タイムリミット

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    ドラマがラスト一週になり、先が気になって我慢できず購入。
    面白くてどんどん読み進めることができた。当然だけど、ドラマよりずっとわかりやすい。残念なのは登場人物の教師に残念な人柄が多いことかな。
    お母さんの告白は、えー、ホント!?って疑いたくもなるけれど、若者たち、伊藤先生に幸あれ!

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    2022年05月07日
  • 卒業タイムリミット

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    一日目/二日目/三日目/そして、卒業の日

    間もなく高校の卒業式という日に教師が誘拐され、72時間後に始末するという動画がネットに流れた。『謎を解け』という怪文書が高校生4人に届く。学校や教師にそれほど愛着のない彼らはどう動くのか
    辛い思いをしていてもみんな素直で真面目なんだ。のめり込んで謎を解こうとする勢いはそれほど感じないけれど、思いついた事にはきちんと対応していると思う。よくやったよ、君らは

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    2022年04月22日
  • 卒業タイムリミット

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    ネタバレ

    学園ものが読みたくて、この本に出会った。
    要所要所で展開が変わるので、飽きる事なく最後まで読めた。
    登場人物のキャラが個性的で、面白かった。
    水口先生を監禁する必要あったのか、少々やりすぎだも思ったが、読み終えた後はすっきりした気持ちになる。

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    2022年04月21日
  • いなくなった私へ

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    飛び降り自殺したアイドル上条梨乃、私。誰も私のことがわからない。初めて梨乃とわかった優斗、そして、同じく交通事故で亡くなったのに誰からも認識されない少年、樹とともに、梨乃たちの謎解きを行う。死んでいるのか、生きているのか。こんな非科学的な要素を含んだミステリーは苦手ですが、本作品はとても面白かった。死を題材にした物語なのにハッピーな気持ちで読み終えられたのが最高でした。

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    2026年01月12日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    2019年、文庫書き下ろし

    父親への暴行致死で5年の実刑に服して少年刑務所を出た井瀬は、東海道線の通勤中に、半年後に自分が列車にひかれて死ぬ夢を繰り返し見る。そして女子高校生から声を掛けられ、その夢を見ていることを言い当てられ、実際に起きることの予知夢であり、自分も7年後に列車に轢かれることになっていて、変えようとすると夢も現実もどんどんひどくなると教えられる。

    井瀬は高校時代の悪友に拾われて、進学を目指す高校生への奨学金を現金で集める仕事をしていたが、半分程読んで読者はそれがおかしいこと、父親を殺した真犯人に気づいてしまい、いやな予感がする。
    予知夢がなぜなのかわからないまま、いよいよ半

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    2022年03月14日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    ネタバレ

    井瀬は東海道線の電車内で親友の五味淵と一緒に何者かに押されて死ぬ夢を見た
    その後見た夢は必ず現実になっていく
    電車内で隣あわせになった女子高生紗世から自分が死ぬ夢をみたと告白される
    紗世は未来を変えようとすればする程、悲惨な過去となると告げるが、井瀬は死を回避しようと動く

    五味淵の友情
    粕谷の友情
    2つの間で揺れる

    本当の真実とは
    死を回避することはできるのか

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    2022年02月11日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    面白かった!
    人が死なないミステリーを求めて勧められて読んでみたけど、確かに人が死なないミステリーになっててよかったです。大抵死んじゃうんですよね、ミステリーって。
    特に好みだったのは凪良ゆうさんのお話。
    城平京さんは、リアタイで虚構推理見てた自分としてはニヤニヤしちゃったけど、原作知らない人からしたらいまいち腑に落ちないうまく言いくるめられた話になっちゃうのかも知れない。
    でも一番面白かったのは、表紙のイラストです。
    大量の食パンやおにぎりやら鳥までいて、思惑が渋滞しております。紫のはブルーベリージャムかなぁ、ベーコンエッグも美味しいよね!

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    2021年12月16日
  • 片想い探偵 追掛日菜子

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    主人公の推しへの気持ちは些細なところから分かりやすい所までかかれており、お兄さんとの対比もあり説得力があったのが良かった。

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    2021年12月03日
  • 片想い探偵 追掛日菜子

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    章ごとに違う推しをストーカー一歩手前追っているといつも事件に巻き込まれ、ホームズよろしく解決し(常識人の兄が助手)、推しに認識されると推すのを止める女子高生日菜子。特に総理大臣を推す第五話などは短い中で面白いロジックなんだけど、日菜子の性格に共感できなさすぎると、この本読めないかも。私は最後まで読んだらようやく慣れてきて、パターンが面白くなって来たので続きも読もうと思います。
    男が追っかけだったら、2.5次元じゃなくなったらもう興味ない、とか偏った性格で尖った推理したりしても、もう少し受け入れやすかったかも。

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    2021年11月30日
  • 悪女の品格

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    いじめをすると、最終的に自分に返ってくる
    って事

    題材がいじめや恋愛や高飛車女で、小さな世界(?)でう〜んという感じだったけど、ストーリーは面白かった
    犯人気になる〜と思いながら一気読みでした

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    2021年11月10日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    どの作品も、それぞれ趣向が凝らされていて面白かった。特に芦沢央さんの短編には衝撃を受けました。普段は手に取らない人の小説を読めるのがアンソロジーのいい所ですね。

    辻堂ゆめ「十四時間の空の旅」
    ほろ苦く心温まるストーリー。主人公の不安や苛立ちが丁寧に描かれていて、共感しやすい内容でした。

    凪良ゆう「表面張力」
    すみれ荘ファミリアを先に読みたかった。あと少しでコップの水が溢れてしまうような、ギリギリの関係性。不穏な空気を感じるストーリー。作中で、作家が編集者に話した一言が、この話の全てを表している。

    城平京「これは運命ではない」
    虚構推理を読んでいない為、説明が欲しい部分があって少し残念。読

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    2021年10月20日
  • 僕と彼女の左手

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    はじめは恋愛小説かなと思いながら読み進めていたが(それでも描写の表現の仕方は面白かった)、途中から急展開。読み応えのあるもので一気に読み進めた。

    ハンディを負ったヒロインの優しすぎる性格と並々ならぬ努力で夢を追い続ける姿は心打たれるものがあった。この組み合わせは正直ずるいと思う。

    いやな人間は全くなく、読み終えた後は気持ちが良かった。

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    2021年09月09日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    ネタバレ

     クライマックスで次々に明らかになる真相。いくつかは予想通りだったけど、いちばん核となる部分はまったく思ってもみなかったことなので、びっくりしたなぁ。2人というか3人の気持ちがね、なんか切ないです。
     事件が発覚した後、マスコミで騒がれるんだろうなぁ。真実がねじ曲げられなければいいな。
     余談だけど…。この物語の舞台は神奈川を走る東海道本線。辻堂駅が出てくる度にドキドキした(笑)

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    2021年09月07日