辻堂ゆめのレビュー一覧

  • あなたのいない記憶

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    子供の頃の記憶が他の人と食い違っているお話

    絵本に影響を受けてチェスに傾倒している新見優希は、大学に入学した際に小学生のときに同じ絵画教室に通っていた岡本淳之介に出会う
    旧交を温める中で二人は記憶の食い違いに気づく
    淳之介は絵画教室の先生の息子のタケシにバレーボールを教わった事をきっかけにバレーの道に
    優希は架空の登場人物のタケシがチェスで活躍する絵本を繰り返し読んできた事でチェスに傾倒したが、先生の息子のタケシの記憶はない
    二人は当時の上級生だった吉江京香に連絡を取り、心理学の専門家である晴川あかりの元を訪ねたが、自分たちの記憶が作られた虚偽記憶であると指摘される

    なぜ虚偽記憶が植え付け

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    2020年10月16日
  • 悪女の品格

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    幼少期にヒエラルキーの頂点に立っていじめを働いた美しい女が、今でも三股したりしている大人になり彼女が昔したいじめに似た出来事を被る話。
    爽快!とか伏線が綿密にある推理ものではないけれど面白かった。
    ヒーローとの前半から後半の絡みが好きだ。

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    2020年09月22日
  • 悪女の品格

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    主人公のイメージがガラッと変わってる。作者に何かあったのだろうか?

    このタイプのお姉さんは好きじゃない。と思いながら読んでいたら、何だか段々憎めなくなって来た。好きじゃないのは変わらないけどね。
    いろんなタイプの人を主人公に据えるのは大変だと思うけど、ワクワクして面白い。

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    2020年09月09日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    「運命の悪戯」と言えばいいのか、人生の歯車が狂っていく様子が完璧に描かれていた。

    運命とは既に決まっているのだろうか。自分の手で未来は変えることができるのだろうか。
    そんな事を考えさせられる話だった。

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    2020年06月28日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    読み始めは、なんかよくあるパターン系かなと思い微妙だったが途中から面白くなり最後は止まらなくなった。
    ある程度、予測ができる部分もあり驚いた!とかはそんなにない。

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    2020年03月26日
  • 昨夜は殺れたかも

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    エンタメ小説としては、かなり面白い。
    両作家の他の小説も読んだことがあり、楽しみにしていたが、また違う感じで楽しめた。 
    小説内に出てくるが、あの映画を彷彿とさせる。

    いずれにしても、混ぜるな危険、である。

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    2019年11月02日
  • 昨夜は殺れたかも

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    疑いを確かめずに相手を殺そうとするか?自分が殺される恐怖を感じたらやり返す?やっぱり確かめるのが先じゃないですか?

    たくさんの方法を思いつくのに感心し、全てを無効にするのに感心し、最後に真相が分かって安心した。

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    2019年10月27日
  • 君の想い出をください、と天使は言った

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    急な病。気持ちを救ってくれたのは不思議な青年。
    前に向かって歩き出した夕夏が嬉しい。苦しい、辛い、でも嬉しい事もあると。

    心の奥にあった凝ったモノが少しずつ解けていく。夕夏さん、幸せにね

    ところで、天使はそんなことを言ったっけ?

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    2019年09月10日
  • お騒がせロボット営業部!

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    プロローグ/第一話 パティ、失踪する/第二話 パティ、外車をダメにする/第三話 パティ、詐欺に加担する/第四話 パティ、殺人する/エピローグ

    何でも出来る夢のスーパーロボット。とは絶対に言えないパティ。
    なのに起こる色々な事件。なぜ?どうして?が面白い。のほほんとしたロボットもいいかもね (´艸`)

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    2019年08月01日
  • あなたのいない記憶

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    辻堂ゆめさんの作品を読むのはこれが2作目です。

    ”記憶違い(勘違い)”という身近なテーマが、”虚偽記憶”というアカデミックな要素に変わり、登場人物のだれが真実を語っているのかわからないまま、物語は進んでいきます。

    心理学を織り交ぜた展開が、読者自身の日常をも疑わせるほどの説得力をもたせ、クライマックスで真実が明かされた際は自然と涙が出ていました。

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    2019年05月08日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    ある列車事故をキッカケに死ぬ夢を観るようになった男。
    同じように自分が死ぬ夢を観る女子高生と出合う。
    自分たちの死の運命を変える事は出来るのか?
    そして、驚愕の事実が明らかに。

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    2019年03月14日
  • 片想い探偵 追掛日菜子

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    日菜子が推しメンに決めた相手はなぜか事件に巻き込まれる。事件を呼ぶのは日菜子か推しメンか?
    解決に持っていくのは日菜子の推理と翔平おにいちゃんの涙ぐましい協力。おにいちゃ〜ん、頑張ってね!と心からのエールを送ります。

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    2018年07月17日
  • 片想い探偵 追掛日菜子

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    なかなかのキャラでぶっ飛び具合が面白い。
    兄の優しさがまた良い。
    ある話で、身近な場所が出て来て驚いた。
    続編も期待したい。

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    2018年06月17日
  • あなたのいない記憶

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    記憶 自分にしか分からない。都合のいいように変わることもあって真実とは限らない。同じ出来事を同じ場所で目にしても同じ記憶にはならないのだろう。
    そんな事を通り越して全く違う「タケシ」に関する記憶。
    なぜ?どうして? 繰り返しながら事実が現れる。

    彼はそこまでしたかったんだね

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    2017年12月07日
  • あなたのいない記憶

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    背表紙に書かれた設定に興味をひかれて、初めてこの人の作品を買ってみた。方言の読みづらさが若干あるものの、どんどん読み進めたくなるほどおもしろかった!最後はとても悲しいけどとても美しくて、涙が出た。終わり方もすごく好き!他の作品も読んでみたくなった。

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    2017年11月19日
  • コーイチは、高く飛んだ

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    全日本種目別選手権の鉄棒で優勝した体操界期待の新星・結城幸市に度重なる不幸に襲われながらも練習に励む青春スポーツミステリー。
    練習中に起きた器具の故障、妹似奈の転落事故による植物状態、母親のストレスで死産してしまう妹の美羽。次々に襲う不幸が周りの人達の嫉妬や保身から起きたことなんて辛すぎる。
    そしてラストの幸市は、高く飛んだ。が更に辛い結末でなんとも言えない複雑な心境です。
    主人公の幸市とは別の語り手も誰なのか想像しながら読み進めていましたが予想とは違っていた。
    初読みの作家さんで他の作品も読んでみたいなぁと思った。大学に在学中にデビューしIT企業に就職後に本作は発表され2作目だとか...

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    2017年11月17日
  • コーイチは、高く飛んだ

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    体操界において将来を期待されている新星コーイチ。
    次期エースとして順調に歩んできた彼に忍び寄る影。

    事件があって隠された謎があって、もちろんそれには真相があって。
    確かにミステリーなんだけど、この話は読み進めて何が起きたのか繋がっていく程に、すっきりするどころかどんどん胸が苦しく切なくなる。
    読者も何が起こったのか全て分かった上でのあのラスト、この一行で終わるのは本当に反則だ…。
    泣かされました。

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    2017年05月09日
  • 卒業タイムリミット

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    卒業間近のミステリー 見過ごしていた真実を知るにつれて、新たな気持ちで前に進む話 怪しい先生や学校に?が続きましたが、生徒には共感でした

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    2025年12月07日
  • 今日未明

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    最初に死亡事件の記事の内容が簡単に書かれており、その後にその状態に至るまでの過程の物語の短編集。読み易かったが、もうちょっと展開があっても良かったかなと言う印象。

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    2025年12月06日
  • トリカゴ

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    事件の容疑者か無戸籍の女性で、子供の頃に行方不明になった人物ではないかと思い、捜査を進めていきます。ミステリーのみではなく、社会問題も含むストーリーです。
    実際に会った事はありませんが、現実にもこのような方がいるであろうことを改めて認識しました。ただ行政が悪いということでもない、複雑な問題だと思いました。

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    2025年12月05日