辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 図書館B2捜査団 秘密の地下室

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    子供向けミステリ。現代にSNS社会にありがちな問題の渦中に放り込まれる主人公を、探偵団が解決に導く。
    今風のテーマで構成されており、子供たちが自分事としてとらえる要素が含まれている。読むことで子供たちの気づきや学び、リテラシーが得られる良書。

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    2026年02月27日
  • 二重らせんのスイッチ

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    ネタバレ

    基樹が兄と気持ちが通じるようになる迄には、色々あったのに、両親の事情を受け入れるのが早くてそこが腑に落ちなかった。他は、真実に辿り着くまで色んな展開があって、面白かった。双子の繋がりが出来て、関係が続いた事が良かった。

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    2026年02月23日
  • トリカゴ

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    過酷な現実を生き抜くため隠れ住む無戸籍者たち。
    良心と警察の職務の間で揺れ動く刑事。
    警視庁の匿名捜査対策室で“鳥籠事件”を追う捜査員。
    彼らが辿り着いた結末とはーー

    胸を衝く真相に涙する、
    辻堂ミステリの到達点!
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    「あの本、読みました?」に著者が出演していて、
    気になって書店で手に取りました。

    無戸籍者たちは、ユートピアという場所でひっそりと暮らしている。
    無戸籍者の子どもも無戸籍者。

    普段、戸籍なんてあまり意識したことがありませんでしたが、本作を

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    2026年02月23日
  • トリカゴ

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    民法772条の改正で救われる人が出た、その前の物語。無戸籍の子どもたちの苦しみを一気に読ませる、作者の力量に頭が下がる。社会に問題を投げかけて考えさせる小説をストーリーを組み立てて伝える。
    感想としてのあらすじは語りたくない。彼らの今後を知りたい。

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    2026年02月22日
  • あの日の交換日記

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    辻堂ゆめさんの作品は初めてでした。
    交換日記から全てが繋がる連続短編ミステリー。
    最初のプロローグ的なものが最後に、そういう事か!って繋がって、何度も前を確認してしまいました。こんな読み方をしたのは久しぶりで、漫画っぽい雰囲気を思わせる作品でした。
    で、最後はちゃんと温かい気持ちで締めくくれて安心。
    人間ドラマ寄りのミステリーがお好きな方にはお勧めです。

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    2026年02月11日
  • トリカゴ

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    たまたまYouTubeで辻堂ゆめさんが本屋さんで買い物する企画を見て、あらすじを読んで興味が湧き買ってみたけど、読んでよかった!

    戸籍の有無についてこれまで考えたことがなかったが、日本には今も数百~数千人もの無国籍者がいるらしい。当然のことながら親が出生届を出し育ててくれたこと、仕事や住む場所を選択できる当たり前の日常にありがたみを感じたし、それらは生まれた瞬間から自動的に与えらえたものじゃないんだなとひしひしと感じ、色々考えされた。それと同時に無知は怖いなと改めて思い、勉強にもなった。

    重いテーマながらも、先の気になる展開、主人公のまっすぐさや刑事たちの頭の回転のよさ、不自然さもなく腑に

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    2026年02月04日
  • トリカゴ

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    ネタバレ

    兄妹という点と鳥籠事件とユートピアに捨てられた時期が似ているくらいで早々に決めつけ過ぎではないか?と思いながら読み進めていたから別人とわかっても驚きはなかった
    ただ鳥籠兄妹とあの事件が繋がっているとは思わなかった
    その他の伏線もきれいに回収されていて希望のあるラストでよかった
    鳥籠兄妹がただただ可哀想

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    2026年02月01日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    巻末の大矢博子さんによる書評まで含めて、「この物語からなにを読み取ればよいのか」をひたすら丁寧に整えた作品という印象を受けました。
    ふつう一人称視点の小説では「語り手による自己申告に基づく物語」が描かれるものですが、カウンセラー2人が「意図的に隠された部分」のベールを剥がす構成は、私にとっては新しい体験になりました。確かにコロナ禍は断片的な情報から分断がおこったことも多くあったような(今もそうかもしれませんが)

    コロナ禍に人生をめちゃくちゃにされた5人の独白は、少なからず読者自身も経験してきた惨状と重なります。正直、昨今忘れかけた古傷をひらくようで読んでいて非常にしんどいものがありました。が

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    2026年01月31日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    辻堂ゆめさんの作品は何作か読んだが、ミステリー色の強いイメージからは真逆の作品。
    ファンタジーとミステリーの融合ともいうべきか。

    娘を病気で亡くし妻とも離婚した中年男が主人公だが、その設定舞台が私の自宅付近ということで尚更入り込んでしまった。

    昭和の時代から来た10歳の少女。彼女はなぜ彼の前に姿を現したのか。その目的は。
    そして彼女は何者なのか。

    それらが数々の伏線で繋がりタイトルの意味がわかったときにファンタジー特有の温かさというものに溢れたような気がする。

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    2026年01月30日
  • ミステリ作家、母になる

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    スマホが身近にあることや、いろんな色を選べたりすることなど自分的には普通だと思っていたことが、この数十年で変化してきていることであることを改めて感じながら、テンポよくまとまっているので読みやすく面白かった。

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    2026年01月27日
  • ミステリ作家、母になる

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    子育てエッセイです。仕事に対するように育児に向き合ったらこうなる!合理的だけど、やっぱり基本は愛情たっぷりの育児が新しくて面白かったです。
    子育て中の面白い発見とか、成長とか、発言って、こうやって文に残しておかないと忘れちゃうんですよね。辻堂家、うらやましいぞ。
    在宅すれば子ども預けなくてもなんとかなるっていう発想、本当に育児なめてんなと思っていたけど、辻堂家がこの本の最後に引っ越したエリアは在宅が保育園入所得点の減点にならないとは、素晴らしい。うちも子どもが保育園の時に社宅→ちょっと大きい社宅→自宅購入で3回、引っ越し後の保育園がフルタイムの人には厳しい(4/1はお休みとか、親子遠足とか)カ

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    2026年01月26日
  • ダブルマザー

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    オーディブル
    読んでいる時は、かなりひきつけられた。
    最後の章の前までは、なんだかいい話だったが、最後の章で黒い気持ちになった。でも、そこまで行く間にも、読み手の自分は途中で気づき始めていたような感じがしていた。

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    2026年01月24日
  • あの日の交換日記

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    かなり面白い。カテゴリーとしては叙述トリックだと思いますが、なんかすごい良い。よくある叙述トリックミステリーとはまた違ったジャンルにも感じるし、殺人が起きるわけでもないのですが、これがいわゆる王道の叙述トリックミステリーというものなのか。いずれにしても7話短編の全てにこのトリックが仕掛けらており、且つ、連作短編となっている為、それぞれの繋がりが見えた時の衝撃というか、心地良さというか、伏線を見事に回収というか、本当に良く出来ている作品だと感じました。各登場人物達の交換日記のやりとりを読者が俯瞰して見ているような状態ですが、各話の最終段階まで来てやっとその交換日記のやりとりがどういう意味合いを持

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    2026年01月23日
  • 山ぎは少し明かりて

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    瑞ノ瀬に生まれ戦争を体験し、幼馴染と結婚した祖母。その慣れ親しんだ土地がダムへ、瑞ノ瀬で生まれ都会に出たいと願う娘(母)、そしてその娘であり孫。それぞれの抱える問題や心のしこりや土地への誇り。それぞれが繋がり、思いを馳せる。そして自分に投影されている様な思いに向ける一冊。

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    2026年01月21日
  • あの日の交換日記

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    ☆3.8

    単純な短編集ではなく、全てが繋がっていて読み応え抜群だった。

    誹謗中傷など、現代において文字で人と繋がるとなると悪いことの方が多い気がする。
    言葉を交わすって本来こういうことだよねと思った。

    幼少期何気なく友達とやってた交換日記の尊さを、大人になってこういう形で実感できたことが嬉しく思う。
    小学校の必読書にしてもいいんじゃないかな。

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    2026年01月19日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    タイトルに惹かれ気になったアンソロジー。
    アンソロジーっていいですね、色んな作家さん知れるし。
    10代に送る!って書いてあったのですが、確かに、読書が苦手な子でも、推理要素、恋愛リアリティーショーとか、ちょっとミステリーな感じだったり、4つの作品どれも面白くて読みやすかったです!

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    2026年01月18日
  • ダブルマザー

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    やっぱり辻堂ゆめの作品はどれも面白い!
    今回も期待を裏切られる事なく楽しめました。
    イヤミスの部類になるのかなぁ、辻堂ゆめにしては珍しい作風の様に思いましたが、ミステリーとしての展開はあっぱれで、死んだ娘が1人から2人になり、そして更に3人になって行くどんでん返しにはやられました。
    最後の伏線回収もなかなかでした。

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    2026年01月14日
  • 山ぎは少し明かりて

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    ネタバレ

    三代に渡る女たちの心情をその時代ごとに丁寧に描いていることに感心。世代なのか、雅江の気持ちが一番近いなと思う。あと女性ではないが、弘に私は似ているところがある。(優しくはないけれど)と思ったり。

    ダムについては建設に関わるいろんな話(感動的な)いいんだけど、何かいつも引っ掛かりを感じていたが、ダムに沈む村がある、人がいた…ということに改めて気付いた話でした。

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    2026年01月06日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    「恋愛」と「ギミック」を掛け合わせることで、予想外のドキドキが味わえて楽しかった。
    特に『合コン×人狼ゲーム』が良かったなあ。
    初めての合コンが人狼ゲームに仕立て上げられていく展開にはちょっと笑ってしまった。
    それでも見事な推理でジョーカーを特定していくし、オチまで完璧で最高だわ。
    ストーリーとしては『ミステリアスな彼女×夢診断』がめちゃくちゃ好み。
    日部さんが唯一の初めましてだけど、確かに他の作品も読んでみたくなる。
    “本選びに悩む10代向け”というコンセプトにぴったりな作品ばかりだったと思う。
    編集部さん、上手いよなあ。
    このシリーズ気に入ったので全部読もう。

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    2026年01月04日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    浅倉秋成さんが好きなので、軽い気持ちで読んでみようと手に取りました。
    恋愛物なので、特別得意というわけではなかったのですが、恋愛がありつつ、ミステリーのよつな要素も感じられました。犯人を探すために推理したり、オチでどんでん返しがあったりと、軽く恋愛物を読みたい人にはちょうどいいかもしれません。短い文章の中でちょっとした驚きを描けていることに驚きと楽しさを感じた。

    たしかに、10代の子が読むのにちょうど良い内容なのかもしれない。10代前半くらいがいいのかな?

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    2026年01月03日