辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    辻堂ゆめさんの作品は何作か読んだが、ミステリー色の強いイメージからは真逆の作品。
    ファンタジーとミステリーの融合ともいうべきか。

    娘を病気で亡くし妻とも離婚した中年男が主人公だが、その設定舞台が私の自宅付近ということで尚更入り込んでしまった。

    昭和の時代から来た10歳の少女。彼女はなぜ彼の前に姿を現したのか。その目的は。
    そして彼女は何者なのか。

    それらが数々の伏線で繋がりタイトルの意味がわかったときにファンタジー特有の温かさというものに溢れたような気がする。

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    2026年01月30日
  • ミステリ作家、母になる

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    スマホが身近にあることや、いろんな色を選べたりすることなど自分的には普通だと思っていたことが、この数十年で変化してきていることであることを改めて感じながら、テンポよくまとまっているので読みやすく面白かった。

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    2026年01月27日
  • ミステリ作家、母になる

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    子育てエッセイです。仕事に対するように育児に向き合ったらこうなる!合理的だけど、やっぱり基本は愛情たっぷりの育児が新しくて面白かったです。
    子育て中の面白い発見とか、成長とか、発言って、こうやって文に残しておかないと忘れちゃうんですよね。辻堂家、うらやましいぞ。
    在宅すれば子ども預けなくてもなんとかなるっていう発想、本当に育児なめてんなと思っていたけど、辻堂家がこの本の最後に引っ越したエリアは在宅が保育園入所得点の減点にならないとは、素晴らしい。うちも子どもが保育園の時に社宅→ちょっと大きい社宅→自宅購入で3回、引っ越し後の保育園がフルタイムの人には厳しい(4/1はお休みとか、親子遠足とか)カ

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    2026年01月26日
  • ダブルマザー

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    オーディブル
    読んでいる時は、かなりひきつけられた。
    最後の章の前までは、なんだかいい話だったが、最後の章で黒い気持ちになった。でも、そこまで行く間にも、読み手の自分は途中で気づき始めていたような感じがしていた。

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    2026年01月24日
  • あの日の交換日記

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    かなり面白い。カテゴリーとしては叙述トリックだと思いますが、なんかすごい良い。よくある叙述トリックミステリーとはまた違ったジャンルにも感じるし、殺人が起きるわけでもないのですが、これがいわゆる王道の叙述トリックミステリーというものなのか。いずれにしても7話短編の全てにこのトリックが仕掛けらており、且つ、連作短編となっている為、それぞれの繋がりが見えた時の衝撃というか、心地良さというか、伏線を見事に回収というか、本当に良く出来ている作品だと感じました。各登場人物達の交換日記のやりとりを読者が俯瞰して見ているような状態ですが、各話の最終段階まで来てやっとその交換日記のやりとりがどういう意味合いを持

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    2026年01月23日
  • 山ぎは少し明かりて

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    瑞ノ瀬に生まれ戦争を体験し、幼馴染と結婚した祖母。その慣れ親しんだ土地がダムへ、瑞ノ瀬で生まれ都会に出たいと願う娘(母)、そしてその娘であり孫。それぞれの抱える問題や心のしこりや土地への誇り。それぞれが繋がり、思いを馳せる。そして自分に投影されている様な思いに向ける一冊。

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    2026年01月21日
  • あの日の交換日記

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    ☆3.8

    単純な短編集ではなく、全てが繋がっていて読み応え抜群だった。

    誹謗中傷など、現代において文字で人と繋がるとなると悪いことの方が多い気がする。
    言葉を交わすって本来こういうことだよねと思った。

    幼少期何気なく友達とやってた交換日記の尊さを、大人になってこういう形で実感できたことが嬉しく思う。
    小学校の必読書にしてもいいんじゃないかな。

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    2026年01月19日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    タイトルに惹かれ気になったアンソロジー。
    アンソロジーっていいですね、色んな作家さん知れるし。
    10代に送る!って書いてあったのですが、確かに、読書が苦手な子でも、推理要素、恋愛リアリティーショーとか、ちょっとミステリーな感じだったり、4つの作品どれも面白くて読みやすかったです!

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    2026年01月18日
  • ダブルマザー

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    やっぱり辻堂ゆめの作品はどれも面白い!
    今回も期待を裏切られる事なく楽しめました。
    イヤミスの部類になるのかなぁ、辻堂ゆめにしては珍しい作風の様に思いましたが、ミステリーとしての展開はあっぱれで、死んだ娘が1人から2人になり、そして更に3人になって行くどんでん返しにはやられました。
    最後の伏線回収もなかなかでした。

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    2026年01月14日
  • 山ぎは少し明かりて

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    ネタバレ

    三代に渡る女たちの心情をその時代ごとに丁寧に描いていることに感心。世代なのか、雅江の気持ちが一番近いなと思う。あと女性ではないが、弘に私は似ているところがある。(優しくはないけれど)と思ったり。

    ダムについては建設に関わるいろんな話(感動的な)いいんだけど、何かいつも引っ掛かりを感じていたが、ダムに沈む村がある、人がいた…ということに改めて気付いた話でした。

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    2026年01月06日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    「恋愛」と「ギミック」を掛け合わせることで、予想外のドキドキが味わえて楽しかった。
    特に『合コン×人狼ゲーム』が良かったなあ。
    初めての合コンが人狼ゲームに仕立て上げられていく展開にはちょっと笑ってしまった。
    それでも見事な推理でジョーカーを特定していくし、オチまで完璧で最高だわ。
    ストーリーとしては『ミステリアスな彼女×夢診断』がめちゃくちゃ好み。
    日部さんが唯一の初めましてだけど、確かに他の作品も読んでみたくなる。
    “本選びに悩む10代向け”というコンセプトにぴったりな作品ばかりだったと思う。
    編集部さん、上手いよなあ。
    このシリーズ気に入ったので全部読もう。

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    2026年01月04日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    浅倉秋成さんが好きなので、軽い気持ちで読んでみようと手に取りました。
    恋愛物なので、特別得意というわけではなかったのですが、恋愛がありつつ、ミステリーのよつな要素も感じられました。犯人を探すために推理したり、オチでどんでん返しがあったりと、軽く恋愛物を読みたい人にはちょうどいいかもしれません。短い文章の中でちょっとした驚きを描けていることに驚きと楽しさを感じた。

    たしかに、10代の子が読むのにちょうど良い内容なのかもしれない。10代前半くらいがいいのかな?

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    2026年01月03日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    四編、どれも個性的で面白い。
    普段恋愛ものはあまり読まないが、好きな作家さんばかりだったので、気になり手に取った。
    恋愛を題材とはしているが、それだけでなく、違う角度からの面白さもそれぞれあり、とても楽しんで読めた。

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    2025年12月29日
  • トリカゴ

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    卒業タイムリミットが、めっちゃ自分には合ったのでエンタメだと思ってたのですが、結構社会派?でした。中だるみなしで読めました。
    無国籍者がどう生きていて、何で事件を犯したのか、その環境を分かっていながら、刑事はどう事件にせまっていくのか。

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    2025年12月28日
  • あの日の交換日記

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    初めて読む作家さん
    最後はそこに結び付くのか!
    ストーリーがよく考えられていて面白かった
    他のも読んでみたいです

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    2025年12月01日
  • ミステリ作家、母になる

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    辻堂ゆめさんの子育てエッセイ。
    面白かったです。

    「頑張れ!辻堂家!」と応援したくなる一冊。
    メルちゃんの話とか笑える内容が多々あります。どちらかというと、女性より男性の方に読んでもらいたい作品だと思います。育児の大変さや悩みとかが、物凄くポジティブに書かれているので、読んでいて退屈しません。ファン以外の方も是非読んでいただきたいです!!

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    2025年11月29日
  • トリカゴ

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    女刑事 里穂子が恋人への殺人未遂容疑で現行犯逮捕した女性は取調べで自身が無戸籍だと主張する。
    殺人未遂事件と25年前に起きた幼児誘拐事件、無戸籍者達が息を潜めて暮らすコミュニティ、繋がりがないはずの事案には奇妙な共通点があった。

    もしも自分に日本国籍がなかったら?
    学校、仕事、病院、保険証、免許証、銀行口座、パスポート…全て通えない、持てない、作れない。
    選択肢がほぼゼロすぎて考えただけでぞっとする…。
    社会への問題提起のような重いテーマで胸が苦しくなったけどミステリ面としても面白く、引き込まれるように読んだ。ラストの伏線回収も圧巻。
    私が生まれながら当たり前に“持っている”ものは決して当た

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    2025年11月29日
  • 卒業タイムリミット

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    辻堂ゆめさんの学園エンターテイメントミステリーですね。

     卒業まで、あと三日というタイミングで、欅台高校の人気英語教師の水口里紗子が誘拐された。
     三年生担任の教師だが、ネットで72時間後に始末すると動画が配信された。
     そして、三年生の黒川良樹と、荻生田隼平、小松澪、高畑あやねのもとに手紙で「この謎を解け!」と連絡が来た。
     黒川良樹は学校嫌いな不良生徒、荻生田隼平はスポーツ万能男子、小松澪は学校一の美少女、高畑あやねは学年一勉強ができる女子だが、良樹とあやねが幼なじみという以外に共通点は無い。
     なぜこの四人なのかという謎と、水口里紗子がなぜ誘拐されたのかという謎を抱えて、思案にくれる。

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    2025年11月26日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ひとめぼれ。
    こんなひとめぼれなら、されてみたい。
    途中、ストーリーが平坦で冗長に感じる部分もあった。
    しかしながら、最後はよく考えられた伏線回収だった。

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    2025年11月14日
  • ダブルマザー

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    飛び込み自殺をはかった娘は、顔がそっくりな別人だったのか?というミステリー。
    毒母は読み飽きた、もういいよ、と思うけど今作は一味違ってた。
    絡んだ糸がスルスルと解けて行くような最終章が秀逸。わりをくった彼女が可哀想。

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    2025年11月06日