辻堂ゆめのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
全日本種目別選手権の鉄棒で優勝した体操界期待の新星・結城幸市に度重なる不幸に襲われながらも練習に励む青春スポーツミステリー。
練習中に起きた器具の故障、妹似奈の転落事故による植物状態、母親のストレスで死産してしまう妹の美羽。次々に襲う不幸が周りの人達の嫉妬や保身から起きたことなんて辛すぎる。
そしてラストの幸市は、高く飛んだ。が更に辛い結末でなんとも言えない複雑な心境です。
主人公の幸市とは別の語り手も誰なのか想像しながら読み進めていましたが予想とは違っていた。
初読みの作家さんで他の作品も読んでみたいなぁと思った。大学に在学中にデビューしIT企業に就職後に本作は発表され2作目だとか...
二 -
Posted by ブクログ
台風の夜、見知らぬ青年が高熱を出して玄関で倒れていたら、招き入れるかどうか。非人道的といわれても、うーんちょっと無理、と思ってしまう。警察か救急かに連絡はするだろうけど、家の中には入れないな…そんな私にとっては現実的でないシチュエーションで物語が始まる。
見知らぬ青年を家に入れたことで、"普通の家族"はそれぞれ胸の中に抱えている秘密と向き合うことになる。
誰しも秘密の一つや二つはあるもので、それがうまく青年とかかわりあっていく作りはうまいと思う。
ただ終始、「現実的でない」という思いが自分のなかにあって、物語りに没入できなかったのは勿体なかった。
しかし、ラストはなんとなく