辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    双子の存在は最初の時点で気付いた。
    ストーリー自体はよくある感じだが、国際養子などについて知れたのはよかった。
    最後もう一回くらいどんでん返しがあるとよかったな。

    0
    2023年12月08日
  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    タイトルからフーダニットは割と簡単に予想がつくし、あっさり種明かしもされたけど、ホワイダニットが丁寧に書かれていて楽しめました。
    終盤のくるくる変わる推測も嫌いじゃないです。

    0
    2023年11月18日
  • ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~

    Posted by ブクログ

    スターツ出版文庫
    辻堂ゆめさんの本が読んでみたかったのと、題名に惹かれて!
    突拍子も無い設定かなと思ったけれど、ストーリーも楽しいし、人物も魅力的でサラサラ一気読み。

    この作家さんの他の本も読んでみようと思う。

    0
    2023年10月24日
  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    辻堂ゆめさんお初。

    双子って本当不思議な存在。自分とそっくりな人が目の前にいるって、どんな感じかなぁ。
    ましてや自分だけ養子に出されて、もう1人は親元で幸せに暮らしてるってなったら、やっぱり恨んでしまうかも。とか色々考えてしまう。

    両親が1人だけ養子に出してしまった本当の理由や、二千万円の行方等がわかって、最後はわりとスッキリ。

    0
    2023年10月14日
  • いなくなった私へ

    Posted by ブクログ

    2014年に『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した、著者のデビュー作。当時、東大在学中の学生だったそうです。

    ぼんやりとした意識と記憶のなかゴミ捨て場で目覚めた主人公・梨乃は、それまで国民的シンガーソングライターとして忙しい日々を送っていた。梨乃は目覚めてまもなく、自分の自殺による死亡報道を目にします。不思議なことに、彼女を見る誰ひとり梨乃だと気づくことはなく、自分はいったいどうしてしまったのかまったくわからなくなります。自分はどうして死んでしまったのか。少しずつ明らかになっていくその謎が大きな見どころでした。そして、死亡報道以後の、梨乃のあらたな生活の情景の温度感も、この小説を読

    0
    2023年10月02日
  • またもや片想い探偵 追掛日菜子

    Posted by ブクログ

    推しへのパワーがすごく、とてもコミカルでさらっと読んだ。
    このペースで熱して冷めるのは大変だなあ。。

    0
    2023年09月16日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    コロナ前の日常と比べると、今は非日常。でも、非日常の毎日は日常になりつつある。そんな非日常の日常のなか、この6つの物語を読む。視点を変えると見える何かがある。一筋縄ではいかない作家たちの短編がまとめて読めて面白い。

    0
    2023年09月01日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    色々な作家さんの短編集なので好きなものとそうで無いものと分かれてしまったけど、凪良ゆうさんの作品はすみれ荘ファミリアのスピンオフになっているようで、読んだのもだいぶ前だし文庫本になって内容が変わっている部分もあると聞いたので、改めて読み直したいなぁと思った。

    0
    2023年07月14日
  • ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】プロローグ/第一話 メモリーブレンド/第二話 相席カフェラテ/第三話 マスターのカウンセリングティー/第四話 ホットスカウトチョコレート/エピローグ

    未桜の事情が軽すぎて、幸せに生きてきたんだなあと思う。裏表紙の粗筋はネタバレだけどミステリじゃないと考えればいいのか。

    0
    2023年07月06日
  • またもや片想い探偵 追掛日菜子

    Posted by ブクログ

    女子高生探偵の日常の謎ですね。
    「片思い探偵」の二作目です。
    「片思い」と言っても、恋愛物語では無く。「推し」の熱烈な、異常な程の「推しごと」から、何故か事件に巻き込まれる、エンターテイメント・ユーモアミステリーですね。

    前作同様に、次々と「推し」が変わる日菜子に、日菜子の行き過ぎた「推し」ぶりに危機感を抱く大学生の兄が織り成すドタバタミステリーです。
    五話の短編連作です。

    今回も、辻堂さんの筆は冴えまくり、スピード感あふれる、圧倒される情報収集力で、瞬く間に事件を解決に奔走する。

    辻堂さんの取材力とキャラクターの絡みに、思わずうなってしまいますね。
    物語作りの妙舞いに、感心しきり。本当

    0
    2023年06月17日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

    Posted by ブクログ

    ▶履く靴によって人格が切り替わる女子高生多重人格探偵が紛失した赤い靴探しを依頼される。シチュエーションがおもしろい。
    ▶高校文芸部で殺人事件。全員にアリバイがあるが・・・。キャラが強い。
    ▶校内合唱コンクールのための、クラス全員分の楽譜が黒く塗りつぶされていた。挙動不審な女子生徒が犯人か? ちゃんとしたミステリ。
    ▶《穏やかで飄々としている割に、残酷な性格をしている》高校美術部の先輩が大震災で行方不明になってから五年、祖父の最後の場所を探す人に同行すると・・・。ミステリではないように思えましたがかなしいミステリなのでした。
    ▶格技場裏に吸殻を捨てたのは誰だ? 風ヶ丘高校が舞台。ですが今回探偵は

    0
    2023年04月29日
  • 君の想い出をください、と天使は言った

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヒロインの夕夏が復職後、直近2年間の記憶を失っているために職場で味わう辛さが身につまされる。自分の頭では仕事を教わっている新人のつもりなのに、実際の職場ではすでに後輩の指導役というのはきついだろう。何より、おそらく必死で勉強して得た資格も、学んだ内容をすっかり忘れているのだから覚え直さなければならないわけで。2年分の経験がチャラというのはなかなか恐ろしいことだ。
    そして2年間に得た人間関係もチャラ。その間に大切な人と出会っていたなら、相手の絶望感はどれほどだろう。それをふまえた本作はいろいろと考えさせてくれた。
    記憶喪失ものは、ためにする感が強くて嫌いなのだが、これはこれ自体がテーマになってい

    0
    2023年04月20日
  • 卒業タイムリミット

    Posted by ブクログ

    ミスリードに見事に引っ掛かった~。これが事件に繋がっていくのか。
    警察が最後まで犯人を見つけられなかったのには違和感ですが、犯人良い人じゃん。
    やり方は酷いけれど。
    伏線もいっぱいあって面白かった。
    4人とも卒業しても友達だといいなあ。特に黒川とあゆみ、この2人はずっと良い関係でいてほしいです。

    0
    2023年04月09日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読後の気分が最悪です!最高!!

    主人公・井瀬は電車の中で奇妙な夢を見る。駅のホームで何者かとのトラブルのあげく、自分が死ぬ瞬間の夢。同じ電車に乗り合わせていた女子高生・紗世が言うには、その夢はいずれ現実になるらしい。井瀬は果たして誰に殺されたのか……
    というお話です。わりとギミックというか、こういうふうなんだろうなぁみたいなのは結構予想がつきやすい内容ですけど文章で引き込んでくれました。めちゃくちゃ読みやすい。

    ただ、五味渕が予想以上にゴミでひっくり返っちゃった……親父さんの件はなんとなく予想つきましたけど詐欺が最悪すぎる。いや、学生時代は悪さしてて~みたいなのの時点でコイツ嫌いだわってな

    0
    2023年03月01日
  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    身に覚えのない犯罪、防犯カメラやDNA、面白くてドンドン読み進みました。
    途中、どうして離れ離れになってしまったか、母親の状態が出てきた所はせつなかった。ミステリーとしても楽しく読めました。

    0
    2023年03月04日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    読みやすいちょっとしたミステリアスな短編集。どれも面白かったけど、ついさっき読んだ本の登場人物がこちらの短編にも出ていて、そういうのが好きなので凪良さんのお話よかったな。芦沢さんのも設定が面白かった。

    0
    2023年02月18日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    辻堂ゆめ・凪良ゆう・城平京・木元哉多・阿津川辰海・芦沢 央、六人の作家陣が『非日常』をテーマに描いた短編集。

    お気に入りは辻堂さんの「十四時間の空の旅」
    15歳で、一人ビジネスクラスの空の旅を経験するエリカの緊張が伝わって来る。
    驚きの仕掛けと共に読後は心が温まる。

    一番期待していた凪良さんの「表面張力」は『すみれ荘ファミリア』のスピンオフ作品。
    時々ドキッとする言葉に出逢う。
    短編ながら凪良さんの感性は健在。
    人はいくつもの顔を持つと再認識させられる。

    初読みの木元さんの「どっち?」はイヤミス感満載で女の怖さを感じた。

    0
    2023年02月16日
  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    DNA関係の話だろうから冤罪からの流れはそうくるよね…と思っていたら予想外の展開で面白かった。親はつらかったろう。

    0
    2023年02月05日
  • 僕と彼女の左手

    Posted by ブクログ

    綺麗なお話でした。青空の色をベースに、エメラルドグリーンとイエローが爽やかに霧がかるようなイメージの青春物語。

    0
    2023年01月24日
  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    幼い頃アメリカの家族に養子縁組した双子の弟が、強盗殺人をしてその容疑が主人公にかかるところから始まる話。
    双子ものでは良くある話かなあと思うけど、途中からこれからどうするのかなと引き込まれた。
    恵まれない環境で弟は恵まれて育った兄の乗っ取りを企てていたが、最終的にはやめたのはやはり仲良くなるうちに考えがかわった、でいいのかな?
    強盗したお金を最終的には寄付していたのも、途中でわずかに伏線が張られていたので違和感なし。
    ハッピーエンドなのがよかった。

    0
    2022年12月09日