辻堂ゆめのレビュー一覧

  • あなたのいない記憶

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    背表紙に書かれた設定に興味をひかれて、初めてこの人の作品を買ってみた。方言の読みづらさが若干あるものの、どんどん読み進めたくなるほどおもしろかった!最後はとても悲しいけどとても美しくて、涙が出た。終わり方もすごく好き!他の作品も読んでみたくなった。

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    2017年11月19日
  • コーイチは、高く飛んだ

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    全日本種目別選手権の鉄棒で優勝した体操界期待の新星・結城幸市に度重なる不幸に襲われながらも練習に励む青春スポーツミステリー。
    練習中に起きた器具の故障、妹似奈の転落事故による植物状態、母親のストレスで死産してしまう妹の美羽。次々に襲う不幸が周りの人達の嫉妬や保身から起きたことなんて辛すぎる。
    そしてラストの幸市は、高く飛んだ。が更に辛い結末でなんとも言えない複雑な心境です。
    主人公の幸市とは別の語り手も誰なのか想像しながら読み進めていましたが予想とは違っていた。
    初読みの作家さんで他の作品も読んでみたいなぁと思った。大学に在学中にデビューしIT企業に就職後に本作は発表され2作目だとか...

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    2017年11月17日
  • コーイチは、高く飛んだ

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    体操界において将来を期待されている新星コーイチ。
    次期エースとして順調に歩んできた彼に忍び寄る影。

    事件があって隠された謎があって、もちろんそれには真相があって。
    確かにミステリーなんだけど、この話は読み進めて何が起きたのか繋がっていく程に、すっきりするどころかどんどん胸が苦しく切なくなる。
    読者も何が起こったのか全て分かった上でのあのラスト、この一行で終わるのは本当に反則だ…。
    泣かされました。

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    2017年05月09日
  • ふつうの家族

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    SL2026.3.31-2026.4.3
    外から見ればわりと幸せそうなごく普通の家族。台風の夜に家の中に現れた見知らぬ青年と、実はなにかしら秘密を抱えている家族の面々。
    青年の身元が明らかになるところはうまくまとまってると思うけど、いささか冗長かな。

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    2026年04月03日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    独特な恋愛アンソロジー

    テーマは「恋愛×ギミック」。そのため、恋愛というよりはミステリ的な作品が多いと思います。

    個人的には、以下の作品が特に好きでした。
    「糸の人を探して」(合コン×人狼ゲーム)
    まず、めちゃくちゃ卑屈で非モテな主人公が面白すぎる。
    そんな主人公が初参戦した合コンでは、なぜかみんな主人公に好意を寄せる。
    しかし参加女性は、一人を除き「ヤバい」裏を持つ人物ばかりということが発覚。
    推理によってヤバい女性を容赦なくオミットしていく過程や、最後のオチまで、ずっと面白かった。

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    2026年04月03日
  • 今日未明

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    初めて読む作家さんでした
    5つのストーリーからなる短編集
    まずは事実を冒頭に、そして真実を述べていく形。

    あ〜この事件には何かあるんだな、そう思いながら読み進めていく形は先へ先へと促してくれる。
    この短編の一つ一つが最後に繋がるのか?の期待には応えてもらえなかったが、なかなか面白い作品でした。

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    2026年04月02日
  • トリカゴ

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    ネタバレ

    あまり合わなかった。
    セリフが芝居がかった感じがすごく気になった。心理描写も表面的というかテンプレな反応で登場人物の誰にも共感できなかったのが読んでてしんどい。タクローの犯行に至る心理も過程がわからずなんでそんな極端な思考になったのか。鳥籠事件も虐待しといてでも殺すのは躊躇われるから他所の鳥人間連れてこよう、というのもどうなんだろう。どんでん返しに驚くというより、こじつけ感が気になってしまった。
    無戸籍者に焦点を当てているのは新鮮で面白かった。

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    2026年03月29日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    コロナ禍の頃、いろんなことがありました。一時的に仕事を失った方もいたでしょう。未だにコロナ感染の後遺症で苦しんでいる方もいると思います。この本では5人の人物がコロナ禍でどのような影響を受けたのかが描かれています。びっくりしたのは、それぞれの人が言えなかったり嘘をついたことを相談員の晴川あかりさんが見抜いてしまったこと。本音を見抜くほどの洞察力がないと優秀な臨床心理士とはいえないのかもしれません。

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    2026年03月29日
  • 二重らせんのスイッチ

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    現実ではありえなそうな、小説ならではのお話でした!ジェイクが悪者なのか良い奴なのかコロコロ変わりました笑
    最後はハッピーエンドで良かったです!

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    2026年03月29日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    相談者が隠したかったことを暴くところはちょっと更け雑な気持ちになった
    ミステリーとしてはとても好き!作り込まれた感じがする

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    2026年03月28日
  • いなくなった私へ

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    ネタバレ

    これってここから3人はどう生きていくのだろうー
    戸籍ないし、海外で生き直す事も出来ない。
    一番大変なのは教育を受けることができない樹が可哀想。親兄弟と生活ができない…

    考えてみれば、この宗教のに殺されなかったらただ死んで終わりなところ、今生きているのはもうけもんなのかもしれないけど、ホントこれからどうするのー!!

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    2026年03月28日
  • 今日未明

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    オーディブル。引きこもり男の親殺し、内縁の夫の連れ子殺し、若い母親の嬰児殺し、高齢者の誤運転事故、高齢者の熱中症死。ニュースで本当によく見かける五つの事件。その裏側を、捻りのきいた発想で書いてある。いろいろ、胸が痛くなった。

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    2026年03月27日
  • 今日未明

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    「今日未明」から始まる、誰かが死亡したニュースの報道されない裏側を知りたい?

    物事の結末は一つでも、角度を変えれば違った世界が見えてくる。
    社会派系イヤミス
    大どんでん返し5つ。

    ほぼ全員癖者注意

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    2026年03月25日
  • 今日未明

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    ネタバレ

    (良)プロローグとエピローグは平和なのだろうね。スマホの中のニュースは自分とは関係がないと思っている人の平和。誰かの人生を大きく変えてしまうような事件事故が何件も起きているというのに。今まで事件事故に巻き込まれたことがなくても、明日自分がそうならない保障はないのに。ひきこもり、家庭内暴力、児童虐待、高齢者の自動車事故、事実婚の出産、過労死、介護。幸せからの急転直下、落差が大きくて冒頭のニュースが結末になるとはわかっていながら、なぜこうなったのか想像しながら読みました。

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    2026年03月24日
  • 今日未明

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    ニュースになる前の
    誰にでも起こり得たかもしれない日常の綻び…
    そこから取り返しのつかない犯罪へと
    転落していく過程が
    あまりにもリアルでゾゾゾ……としました!

    私たちはいつも事件を「遠い世界の出来事」として消費しているけれど…
    逮捕されるまでにも おのおのにストーリーがあり
    この物語はその境界線がどれほど曖昧で
    脆いものかを突きつけてきます!

    誰でも いつでも
    その一歩を踏み入れる可能性がある…

    「まだ引き返せる」という言葉が
    物語が進むにつれてどんどん呪いのように
    響いてくる!

    読後感は決して「スッキリ」ではありません…
    でもおぞましいこの重苦しさが
    ミステリー好きにはたまらない!

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    2026年03月24日
  • 今日未明

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    今日未明とニュースで続くと、、


    普通に一生を送るのが
    一番幸せで難しい
    と思っていた時期があったのを
    思い出した

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    2026年03月23日
  • 山ぎは少し明かりて

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    第1章の都さんの話はいらないと思います。この部分だけが軽すぎてとても違和感があります。おかげでもう少しで読むのをやめるところでした。その後の2章、3章が素晴らしかったので尚更です。こんなサバイバルおばぁちゃんはなかなかいないと思いますが、大切なものを理不尽に奪われる悔しさは分かります。それが国家権力によるものであれば余計惨めに思えるでしょう。共感しました。

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    2026年03月20日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    本選びに悩む10代に送るアンソロジーということで、ターゲット的には若年層向けっぽいけど、誰が読んでも楽しむことができると思った。

    今回は四作品が収録されていて、どの作家さんも割と有名。まあだからこそ買ったわけだけど、内容も良かったです。

    特によかったのが織守きょうやさんの「彼と彼女の穴」という作品。織守さんといえばホラーのイメージがあって、今作も恋愛といいつつもミステリー&ホラーテイストでなかなかいい味が出ていた。

    物語のあらすじとしては、主人公はたびたび不思議な夢をみるようになる。夢の中ではひとつの穴があって、その傍に誰かが立っている。そんななか、主人公は一人の少女に出会って付

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    2026年03月20日
  • 今日未明

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    ネタバレ

    五つ事件が入っている中で、二つ目の女児転落死・母親の交際相手を緊急逮捕のお話が最も好きでした。
    この本全体を通しては一月に読んだ米澤先生の満願みを感じましたので、満願が好きな方、また、芦沢先生や桐野夏生先生が好きな方は刺さるのではと思います。そしてアクがない感じもしましたので、読書初心者の方(どんな方ですかそれは)や普段こういうジャンルを読まれない方におすすめしやすい一冊であるなと、謎目線から考えたりしました。
    わたしはどちらかというと、強烈なアクで胸焼けしたいタイプの人間ですので、二話目以外に若干の物足りなさを感じてしまいましたことからこのような評価となっておりますが、わたしの中の星3は「な

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    2026年03月17日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    糸の人を探して:浅倉秋成/ダイヤモンド・ダストの約束:日部星花/彼と彼女の穴:織守きょうや/運命はかく扉を叩く:辻堂ゆめ

    恋愛の駆け引き……翻弄する・される愉しさ……

    やっぱり と言うかなんと言うか
    私には苦手な分野でした

    そういうのが好きな人には
    面白いと思います はい

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    2026年03月17日