辻堂ゆめのレビュー一覧

  • いなくなった私へ

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    読んでいて長いなーという感覚は少しありましたが、読み口は軽めでスイスイ進みます。
    爽やかな終わり方がgoodでした。

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    2025年12月08日
  • 今日未明

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    なんとなく聞き流しているニュースの裏側にはこんな真相があるのかも。ホラーにも似た怖さがあり、人間が一番怖いのではと人間不信になりそうだった。日常に潜む闇をみた気がした。

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    2025年12月08日
  • 卒業タイムリミット

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    卒業間近のミステリー 見過ごしていた真実を知るにつれて、新たな気持ちで前に進む話 怪しい先生や学校に?が続きましたが、生徒には共感でした

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    2025年12月07日
  • 今日未明

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    最初に死亡事件の記事の内容が簡単に書かれており、その後にその状態に至るまでの過程の物語の短編集。読み易かったが、もうちょっと展開があっても良かったかなと言う印象。

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    2025年12月06日
  • トリカゴ

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    事件の容疑者か無戸籍の女性で、子供の頃に行方不明になった人物ではないかと思い、捜査を進めていきます。ミステリーのみではなく、社会問題も含むストーリーです。
    実際に会った事はありませんが、現実にもこのような方がいるであろうことを改めて認識しました。ただ行政が悪いということでもない、複雑な問題だと思いました。

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    2025年12月05日
  • 今日未明

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    人は、見えていることが全てだと思ってしまう。事実は一つと思ってしまう。けれど、人にはその人だけの真実であることを、忘れてはいけない。
    短編の連作ながら、何を見て、人はどう動くか、どう思うのか、考えさせられる文章である。

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    2025年12月03日
  • いなくなった私へ

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    面白かったです 最後の2人の音楽に救われる気持ちになりましたが、カルト教団怖い〜と、こんな生れ変りキツイ〜と思いました

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    2025年11月30日
  • 今日未明

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    今日未明
    辻堂ゆめさん

    短編集

    ニュースになった記事
    読み続けると、そんなことがあったんだー
    と、びっくりする

    なんとなく、全て、あり得そうな、
    悲しくなるお話

    特に、最後の
    四角い窓と室外機は、
    涙がでた

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    2025年11月24日
  • ダブルマザー

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    途中でオチが読めてしまった。
    パパの章だけは笑ってしまった。

    最初から最後まで思い込みと推察で進んで行くのスゴイ。
    出てくる人みんな歪んでた。
    不干渉も過干渉も良くないのね、子育てには。

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    2025年11月21日
  • 今日未明

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    新聞における「小さな事件」の扱いは、ほんの数行で済まされ、事実が淡々と書かれるのみで、よほど読者の関心を惹く内容がない限り、その後の記事は出てこないのが普通です。

    作品で扱われた事件は、日常のリアルなニュースと重なり、読者の私は惹きつけられて読み始めました。そして本作はそのような事件において、事実の背後に隠されたもの、人間同士の関わりを丁寧に追っていきます。

    しかし、読み終えてから、5つの事件それぞれの冒頭にあるニュース記事の部分を読み返すと、最初に目にした時の印象が驚くほど覆され、そのどんでん返しには感心させられます。

    実際に起きている事件も、狭い人間関係、伝わらない言葉、不足するコミ

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    2025年11月18日
  • 今日未明

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    プロローグとエピローグがあったので長編かと思ったら、短編集でした。
    その短編はというと、冒頭に小さな新聞記事があり、その裏で何があったかを、中心的な人物が、一人称一人語りで解き明かしてゆきます。
    読み捨てられる小さな記事にも、それぞれドラマがあり、悲しい事情、思いもよらないエピソードを抱えている。
    プロローグとエピローグに出てくる人物は、そんなこととはつゆ知らず、小さなことと切り捨て、世の中平和だなあと独り言ちる。
    そんなところに自分を重ね、身につまされる1冊なのですが、それぞれの取り返しのつかないしくじりが、イヤミスのような読後感をもたらしています。

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    2025年11月15日
  • トリカゴ

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    「無戸籍者」をテーマとした社会ミステリ小説。

    これまでの人生で無戸籍者に会ったことはないし、そうそう発生してしまう事例ではないと思いながら読み始めた。
    が、読めば読むほど、社会には思いもよらない穴がそこかしこにあって、あり得ないものじゃないのだと感じることに。「自分」が誰なのかわかるという当たり前は、実は幸運なんだと感じることができたのはこの小説ならではの収穫です。

    そんな無戸籍者にどう関わるか、主人公と一緒にヤキモキしながらの読書。明らかになった結末にまで命題が差し込まれていて、凄い小説でした。

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    2025年11月12日
  • 二人目の私が夜歩く

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    昼、夜の2部のパートにお話は分かれている
    夜パートが物語りの真実、真相解明的なパートになっているのですが、昼パートで抱いたイメージをひっくり返してくる意外性

    多少強引なようにも感じたストーリー展開も、交通事故という不幸な出来事により心を寄り添わせていった茜と咲子、その他にも元彼・親友などの心情はそれぞれ表裏がある、まさに昼夜の関係
    人の心は多面的だろと作者から言われているようでした
    結果的にすべてを知り得たわけではないが茜はこれからも生きていく
    自分の抱える闇の部分を光に溶け込ませて、強く生きていって欲しいと思った

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    2025年11月12日
  • 今日未明

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    各話とも、冒頭のネット記事の背景や真相を本文で明かすという趣向。

    表面的な記事からは伺い知れない意外な真相。
    2話目からは中身を想像してみるが、全く当たらない。

    登場人物たちはどれもクセが強くて今一つ感情移入できず、最終話を除けば、後味も良くない。

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    2025年11月11日
  • 今日未明

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    事件の裏側、当事者やその家族にしかわからない事情がありノンフィクションでは?と思わせるリアリティーがあった。

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    2025年11月06日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    物情騒然となった2020年。
    その中で、作品に出てくるような状況の人たちがたくさんいたのだなと複雑な気持ちで読みました。

    自分はといえば、2020年は年明けからすぐに病気になり療養に入った年。症状や薬の副作用に振り回され辛かった。入院もした。
    しんど過ぎて、ほとんど記憶がない。
    振り返ってみると、今まで生きてきた
    なかでベストワンの「しんどい期」だったかも。

    作品の中では、シングルマザーの話が一番印象に残りました。
    出産も面会制限あって、一人で不安と闘って辛かっただろうな。

    全話を通して、すごくスラスラ読めました。
    理由を考えてみると、それぞれの立場で辛さがあって、登場人物を応援する気持

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    2025年11月05日
  • 今日未明

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    普段から日常的に目にするニュース。赤の他人にとっては他人事であり日々、消化して別の記事に注目する。しかし当事者達にとっては一生忘れられない事柄になる。ニュースの記事では語られていない事件を起こした過程と心情が描かれている短編作品。どれも重苦しかったです。

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    2025年11月04日
  • 今日未明

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    ネタバレ

    三面事件記事風の記述から、その真実を描く。なるほどねーとか、第一印象と違うものなど。



    引きこもり中卒40歳。実家を追い出され一人暮らし。71歳の父親が食事を持って来てくれて掃除もしにきてくれるしジョギングコースも調べてくれる。至れり尽くせりで尊敬するも実際は嘘だらけ。ぶっころ。

    独身高給取り研究員がシングルマザーに惚れて7歳の女の子と住む。母親に虐待されてた。パパ〜と喜んでついてきたのは演技?手作りパラシュートで落下死する。普通の内縁の夫による虐待死に見える報じ方。

    価値観が合ってるフェミニストの女性と年上の男性。世帯年収2000万を超えるパワーカップル。事実婚で夫婦別姓を実現

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    2025年11月03日
  • いなくなった私へ

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    ファンタジー強め、ミステリー、推理、宗教が少しづつ
    突っ込みは所が満載だが小説だと割り切って現実的な事を気にしなければ問題ない・・
    読みやすいが少々ダラダラ長いイメージだが
    死んだ人が幽霊じゃないく登場してるとは珍しい・・どうなるのかな!?と気になって読み進めた
    最後は親の立場になって泣いてしまった。

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    2025年11月02日
  • 初恋部 恋はできぬが謎を解く

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    きっと見つかる、大切なもの。
    実業之日本社文庫GROW誕生! 第2弾

    『あの日の交換日記』『十の輪をくぐる』で話題の著者最新文庫!

    入部条件は「初恋未経験」

    恋の悩み×謎
    解決しちゃいます!?

    私立向日葵高校で帰宅部生活を謳歌していた高二にして「初恋未経験」のハル。初めて恋をすることを目指して「初恋部」を設立すると、自分以外にいないと思われた入部条件をクリアする希望者が次々と現れてしまう。まずは四人で始まった活動だったが出会うのは運命の人ではなく校内で起こる奇妙な謎ばかりで……。(『ヒマワリ高校初恋部!』改題)

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    2025年11月02日