あらすじ
飛び込み自殺を図り、死亡したひとりの女性。
なぜか、母親を名乗る女性が二人現れて。
二人の母親が、娘の死の真相に迫る衝撃のミステリー!
うだるような真夏日、ひとりの女性が駅のホームに飛び込んだ。そこに、なぜか母親を名乗る二人の女性が現れる。
性格も家庭環境も全く異なる二人の共通点はただひとつ。娘のことを何も知らない。
死んだのは自分の娘なのか。なぜ、死んだのか。違うなら自分の娘はどこにいるのか。二人の母親は、娘たちの軌跡を辿り始める。
感情タグBEST3
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初めての作家さん。
先日、読書番組で湊かなえさんと出演されていて、
とても興味がわいた。
「ダブルマザー」というタイトルに魅かれ、この本を読み始めた。
最初の出だしから、列車に飛び込むシーンに圧倒された。
まるっきり違う環境で育った二人の娘たち、
はたして自殺したのはどちらなのか?
二人の母親が真相を探る姿に、どんどん感情移入され、ドキドキが止まらなかった。
まさかのラストに、え~!
これは、理不尽な生活を押し付けられた娘たちの、
母親に対する、復讐劇?
「今日未明」次に是非読みたい。
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間違いなくミステリーですが「家族の価値観」を考える作品でした。他者に答えを求めず自分自身の考えをしっかりと軸にしていこうという教訓を学びました。
イヤミスの部類なので注意です。
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最後の最後にどんでん返しで驚いた!!!
親子って近いからこそ難しい
血が濃いからこそつい素直に気持ちを伝えることができなかったりする
そんな元に生まれた2人のお話
どちらの親もなかなかハードな家庭だった
辻堂ゆめさんの作品はやはりおもしろい
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面白かったーーーー!!!!
女3人組って絶対に上手くいかないよね!
3人組なのにいつのまにか1人が知らない間に仲間外れになってる。
何の話や?って感じやん?( ・∇・)
読めばわかる( ^ω^ )笑
伏線回収がお見事で、バッドエンド?(捉え方によってはハッピーエンド?)なのに、スッキリ終わるラストでめっちゃよかった!
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自殺したひとりの娘と、ふたりの母親。
自殺した娘は本当はどちらの娘だったのか?もうひとりの娘はどこに行ってしまったのか?続きが気になって一気に読んだ。途中から二人グループに加わったくるみが出てきたが、現在は二人ともと疎遠らしい。ラストは思いもよらなかったです。ふたりの母が山に登りながら話すところで、娘の正体がわかり、ふたりの母も考えも改められ、娘はどちらもいなくなってしまったけどバッドエンドではないな、と思っていたら衝撃のラスト。全く予想できませんでした。世間的に見れば、ラストはよくないものなのかもしれないけど、私はとってもいいと思う。羨ましい。
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去年読んで素晴らしかった「今日未明」と同じ作家の他の作品を読もうと思って、この本を読みました。選んだ理由はタイトルですね。「ダブルマザー?なんだろう?」と思いました。読み進めていくうちに、「鈴」と「詩音」の親同士のいざこざがあって、人が亡くなっているから不謹慎かもしれないですけど、遺影の写真を詩音の母が見つけた時の人格の変わりようが、可笑しくてつい声が出ちゃいました。
読み進めていくと、自分が思っていたより深いストーリーでした。子は親が思っている以上に気を遣い、繊細な性格だということを知りました。読み進めていくうちに可笑しい、という感情はなくなってストーリーが面白いという感情に変わりました。
読んで良かったなぁと思う作品でした。この作家の小説を他に何冊か読もうと思います。
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オーディブル
読んでいる時は、かなりひきつけられた。
最後の章の前までは、なんだかいい話だったが、最後の章で黒い気持ちになった。でも、そこまで行く間にも、読み手の自分は途中で気づき始めていたような感じがしていた。
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やっぱり辻堂ゆめの作品はどれも面白い!
今回も期待を裏切られる事なく楽しめました。
イヤミスの部類になるのかなぁ、辻堂ゆめにしては珍しい作風の様に思いましたが、ミステリーとしての展開はあっぱれで、死んだ娘が1人から2人になり、そして更に3人になって行くどんでん返しにはやられました。
最後の伏線回収もなかなかでした。
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飛び込み自殺をはかった娘は、顔がそっくりな別人だったのか?というミステリー。
毒母は読み飽きた、もういいよ、と思うけど今作は一味違ってた。
絡んだ糸がスルスルと解けて行くような最終章が秀逸。わりをくった彼女が可哀想。
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最初のシーンから衝撃的で、一気に物語に引き込まれた。その後の展開も思い切った設定で、最後まで飽きずに読める。前半は親のあまりの酷さにうんざりしたが、後半のどんでん返しには本当に驚いた。娘たちの恐ろしさがじわじわと浮かび上がってくる。
最終章での鈴の父・国保の行動には、思わず笑ってしまった(本来は笑う場面じゃないけれど)。
登場人物の誰もがどこか壊れているように感じた。最初から最後のページまで、緊張感を持って楽しめた!
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のっけから見るも無残な鉄道自殺とかいきなり殺しちゃうところが容赦ないかんじでした。
自殺した娘に二人の母親が名乗りでるとかとんでもない設定でした。どちらの母親も自殺したのは自分の娘の方だと主張するあたりが滑稽で、どちらかが娘に成りすまして2年間も二重生活をしていたのに実の娘を見抜けなかったところとか無関心すぎし、自分の娘のほうは生きていると考えないところにも愛情のなさを感じました。
一方の母親は見栄と欲の塊で常にマウントとりたがるし、もう一方は性欲の塊のような、なし崩し的な暮らしをしてるとか。
でも、終盤に差し掛かり母親2人が登山するところから変化が見られ良かったです。やっぱり登山は素晴らしいと思えたところで下山して大団円て感じに思たのですが。
何故か最終章が残っていてここからの本音の部分がドス黒い展開でとんでもなく凄かったです。
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何だか恐い話だった。
どこでどうして辻褄を合わせるのか、わからず読み進めて、こんなことになるのかと驚いた。あり得ないと思いながらも、心が歪むとこんなに恐ろしいことが起きるのか。と。
物語的には面白いけど、後味が悪いなぁ。
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若い女性が鉄道に飛び込み自殺をする。その女性を名乗る母親が2人現れて、二人はそれぞれ自分の娘であることを主張するも決定的な証拠はなく、お互い反目しつつも真相を探るストーリー。
何が凄いって、登場人物の誰一人としてエエ人がいない。母親娘友人同居者…みんな何かしら悪いヤツってのは、読んでてなかなかのストレス。
ただし、辻堂ゆめである、単なる露悪小説ではなく、きっちりどんでん返しを決めてくれる。謎が解けたようにみせかけてからの2回転半宙返りは見事。
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さすが辻村さん。こんなストーリーが思いつくなんて凄すぎ。あまりにも極端な二組の母子。ありえない設定なんだけど引き込まれて一気読み。くるみ、よく頑張った。もう一度、生まれ変われるなら幸せな環境の中で育ってほしいと願わずにいられない。
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2年前に整形し、電車に飛び込み亡くなった娘のバックから、行方不明の高校の同級生の荷物が出てきた事から、一緒に生活し死んだのはどちらの娘か、2人の母親が真相を探っていく。親に対する気持ち、子を想う気持ちは噛み合わない事はあるとはいえ…読み終えて「ふぅ」となるが、先が気になりイッキに読ませる圧倒的な筆力がすごい。
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この物語に登場する二人の母親とその娘たちはそれぞれが自分都合で接するがために親子のすれ違いを生むことになった。他人同士なら相手がどう感じるかと気にすることもあるのだろうけど身内だとわかってくれていると思い込んで都合を知らないうちに押し付けているのかもな、と思った。自分自身それがないとは言い切れない。
この娘たちももう少し親と向き合えばいいと思ったが思春期はなかなかそれが出来ない時期なんだよねぇ…
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好きな作家で既読書には心に残る感動作もあるのだが本作はそれ等と比較すると印象薄く、途中からストーリーがやたらと単調に感じられ、著者らしさの感じられ無い作品だ。
ポリアモリーについての理解が無いとなかなかついて行けない内容だし、タイトルとは逆に主人公達の父親がむしろ原因になっている気がした。
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母と娘のシーンごとに、お互いの思いが吐露されていく。でも、それはお互いが思うような形ではなくどんどん離れていく。
全てを知ったからこそ、母の愛が届かなかったことが悲しい。
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列車に飛び込み自殺をしてしまった女の子
その子を我が子だと言い張る2人の母親
10代で親がポリアモリーや経理不正などはかなり辛いと思う だからこそ仲良くなった2人。
そこまで追い詰めた親たちだけどその後の反省は少しだけ救われた でも当人たちはどうなんだろう くるみちゃんは…
自由を1番感じられる場所は校門のすぐ外なんだ
やっぱり怖いな
Posted by ブクログ
ポリアモリーという概念は知らなかった。
ごくごくフツーに育った自分には、ものすごく不自然で不道徳でありえない家族の形態なんだけど、令和の世の中のダイバーシティとかマイノリティギャップの解消とか差別とかなんとかかんとかの世の中では、犯罪者集団ではないし家族のあり方としてこれも《よし》としなければならんのだろうな。
てことで、生まれ育った家庭が、思春期になって異常だということに気づいた時は、自分で自分自身を全否定してしまう。
高校で同様に家庭に訳あり友人と仲良くなり、転校してきた児童養護施設出身のクラスメイトを利用し、自分たちの思うままの生活を手に入れたのは恐ろしかった。
こういう不遇な状態から自分の力で人生を切り拓いていく物語はたいてい応援して、うまくいくことを願って、うまくいったらよかったねって思うんだけど
これは全く思わなかったな。
物語はよくできていると思う。
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途中でオチが読めてしまった。
パパの章だけは笑ってしまった。
最初から最後まで思い込みと推察で進んで行くのスゴイ。
出てくる人みんな歪んでた。
不干渉も過干渉も良くないのね、子育てには。
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なかなかにマニアックですなぁ。ある程度面白いし、よくこんな設定を思いつくなぁなどと、そんなことばかりが読後感にあります。あまりいい読後感でもないような。
ポリアモリーなんて初めて聞く言葉ですが、何ですか?
以前読んだこの人の本「十の輪をくぐる」と「山ぎは少し明かりて」はとっても好きな本でした。以上、報告を終わります。
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娘が誰なのかは中盤くらいで分かったけど、これじゃあ1人だけ可哀想で救いがない。まさかこんなところに⁉︎っていう最後のオチにはびっくり。
Posted by ブクログ
お母さんたちの出した結末にへーと感心していたら、まさかの…だった。
けど自分が母親ならば、想像でだした結果に納得は出来ない。やっぱりなにかしら鑑定で結果出したい。死んだかも…で子供あきらめられない。
高校生女子のふたりの世界って、そんなに続かないと思うけど。破綻したときは2人で死ねばいいって考えも続かないと思う。絶対にどちらかは考え変わると思うけどな。
くるみが1番かわいそう。
温子は結局シェアハウス出なかったんだね。
Posted by ブクログ
どうなるのか、いったいこのカラクリは??
知りたい一心で一気読みにはなるけれど、結局はイマイチ気持ちが理解できず。
間違ってしまった母親たちは大きく間違っていたけど、いなくなって初めて自分の間違いに気がつく。
娘たちはいつ自分の間違いに気がつくのだろうね?