辻堂ゆめのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
かなり面白い。カテゴリーとしては叙述トリックだと思いますが、なんかすごい良い。よくある叙述トリックミステリーとはまた違ったジャンルにも感じるし、殺人が起きるわけでもないのですが、これがいわゆる王道の叙述トリックミステリーというものなのか。いずれにしても7話短編の全てにこのトリックが仕掛けらており、且つ、連作短編となっている為、それぞれの繋がりが見えた時の衝撃というか、心地良さというか、伏線を見事に回収というか、本当に良く出来ている作品だと感じました。各登場人物達の交換日記のやりとりを読者が俯瞰して見ているような状態ですが、各話の最終段階まで来てやっとその交換日記のやりとりがどういう意味合いを持っていたのか、え?!マジか、、みたいになります。第一話で完全に心を掴まれ、そのままほぼ一気読みしてしまいました。ほんと面白かったです。
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Posted by ブクログ
「恋愛」と「ギミック」を掛け合わせることで、予想外のドキドキが味わえて楽しかった。
特に『合コン×人狼ゲーム』が良かったなあ。
初めての合コンが人狼ゲームに仕立て上げられていく展開にはちょっと笑ってしまった。
それでも見事な推理でジョーカーを特定していくし、オチまで完璧で最高だわ。
ストーリーとしては『ミステリアスな彼女×夢診断』がめちゃくちゃ好み。
日部さんが唯一の初めましてだけど、確かに他の作品も読んでみたくなる。
“本選びに悩む10代向け”というコンセプトにぴったりな作品ばかりだったと思う。
編集部さん、上手いよなあ。
このシリーズ気に入ったので全部読もう。 -
Posted by ブクログ
辻堂ゆめさんの学園エンターテイメントミステリーですね。
卒業まで、あと三日というタイミングで、欅台高校の人気英語教師の水口里紗子が誘拐された。
三年生担任の教師だが、ネットで72時間後に始末すると動画が配信された。
そして、三年生の黒川良樹と、荻生田隼平、小松澪、高畑あやねのもとに手紙で「この謎を解け!」と連絡が来た。
黒川良樹は学校嫌いな不良生徒、荻生田隼平はスポーツ万能男子、小松澪は学校一の美少女、高畑あやねは学年一勉強ができる女子だが、良樹とあやねが幼なじみという以外に共通点は無い。
なぜこの四人なのかという謎と、水口里紗子がなぜ誘拐されたのかという謎を抱えて、思案にくれる。
そもそも、四人の住所をどうやって知り得たのかが引っ掛かって、教師の誰かが怪しいと睨んだ。
そこで、不良生徒だった黒川良樹を不良から引き離し学校に復帰させた担任の伊藤倫太郎を仲間に加えて情報を得ようと考える。
四人と伊藤のタグマッチで、謎の究明に取りかかる。
構想と登場人物たちドラマが弾んでいる。テレビドラマにもなっているのが頷ける。
最後のどんでん返しが頗る面白い。
辻堂ゆめさんを久しぶりに読んで、物語作りの妙を堪能しました(=゚ω゚=) -
Posted by ブクログ
心があたたまるファンタジーだった
父にお勧めされた本。今まで10冊以上父にお勧めされた本があったが初めて読み終えることができた笑
運命は本当にあるんだなと思える内容の本で、読み終わったらポカポカした
私の家族は離れて暮らしているため、誰かがもし辛くて潰れそうな気持ちを抱えていてもすぐに気づいてあげることができない。
今の自分にできることはマメに連絡を取りたい家族を気にかけることを忘れないことだなと思った。
やはり血が繋がった家族というのはどこか不思議なもので、考えていることがわかるというような薄っぺらいものではなく神秘的な何かを感じるときもある。
世界の中の私たち4人だけのこの不思議な関係を、限りある時間かもしれないと思い大切にしていきたいと思えた本だった。 -
Posted by ブクログ
話の展開や情報開示のタイミングはとてもよかったが、設定がイマイチかなと思った。
特に、成年が未成年と認識している子どもを自宅に招き入れるという点に少し嫌悪感を覚えました。
ニュースなどでもこのような行為は犯罪として扱われていて、実際逮捕者を目にすることも少なくないので敏感になっているのでしょうか。。
(もちろん物語の流れ上、この設定は必要不可欠なのかなとも思うし、そんな事言ってたら物語なんて作れなくなっちゃうとは思うのですが…)
あとは、自分ができなかったことを変わりの誰かを通してやった気になって満足している主人公だと感じたので、その点も話にあんまり共感ができなかったポイントかも。