辻堂ゆめのレビュー一覧

  • ダブルマザー

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    何だか恐い話だった。
    どこでどうして辻褄を合わせるのか、わからず読み進めて、こんなことになるのかと驚いた。あり得ないと思いながらも、心が歪むとこんなに恐ろしいことが起きるのか。と。
    物語的には面白いけど、後味が悪いなぁ。

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    2025年06月28日
  • トリカゴ

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    蒲田署刑事課の森垣里穂子は、殺人未遂事件の容疑者ハナを尾行中、無戸籍者が隠れ住むコミュニティを発見する。彼らが唯一安心して暮らせる場を、警察の捜査が壊すかもしれない──里穂子は苦悩しながら調べを進めるうち、かつて日本中を震撼させた未解決の“鳥籠事件”との共通点に気づく。刑事たちが執念の捜査の末に辿りついた、胸を衝く真相とは。






    ストーリーが気になり どんどん読み進めた。
    いろんな考えの人がいるから 無戸籍の人もある程度いるんだろうな。
    この世の中、里穂子みたいな人って少ないだろうと思う。自分が生きるので精一杯で 他人のこと気にする余裕の無い人も多いだろう。
    戸籍のことではとても勉強に

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    2025年06月26日
  • 片想い探偵 追掛日菜子

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    ストーカー並みのファンが本気を出したらこうなるのか!と思いながら読みました笑
    読みやすかったのですぐ読み終わりました。面白かったです!

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    2025年06月23日
  • ダブルマザー

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    ネタバレ

    若い女性が鉄道に飛び込み自殺をする。その女性を名乗る母親が2人現れて、二人はそれぞれ自分の娘であることを主張するも決定的な証拠はなく、お互い反目しつつも真相を探るストーリー。

    何が凄いって、登場人物の誰一人としてエエ人がいない。母親娘友人同居者…みんな何かしら悪いヤツってのは、読んでてなかなかのストレス。

    ただし、辻堂ゆめである、単なる露悪小説ではなく、きっちりどんでん返しを決めてくれる。謎が解けたようにみせかけてからの2回転半宙返りは見事。

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    2025年06月20日
  • ダブルマザー

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    さすが辻村さん。こんなストーリーが思いつくなんて凄すぎ。あまりにも極端な二組の母子。ありえない設定なんだけど引き込まれて一気読み。くるみ、よく頑張った。もう一度、生まれ変われるなら幸せな環境の中で育ってほしいと願わずにいられない。

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    2025年06月19日
  • 二人目の私が夜歩く

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    後半はハラハラドキドキが続いた。人間の二面性ってすごいな。
    でも茜が幸せなのは2人が真実を隠しているからで、それがわかるとじわじわと優しい気持ちに包まれます。

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    2025年06月18日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    Nと刺繍されたお守りがキラリと繋がる連作5話の物語。カウンセラーの晴川と正木の観察力がすばらしい。めぐりめぐったNのお守りの効果が可愛かったなあ。

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    2025年06月13日
  • あの日の交換日記

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    ほんタメの視聴者のおすすめ本紹介で取り上げられていて気になったので読んだ

    小気味良いテンポと読み味で面白かった。短編の特性を活かしたどんでん返しも面白く、読書を始めたての人にも自信を持ってオススメできる一冊。

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    2025年06月13日
  • サクラサク、サクラチル

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    染野の当たり前は、私にとっての当たり前じゃないんだよ。

    知るって素敵なことだよ。
    新しい知識を取り入れれば取り入れるほど、世の中のことが分かるようになるし、自分のことだって深く理解できるようになる。

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    2025年06月08日
  • サクラサク、サクラチル

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    虐待してくる親に対して復讐の計画を立てる二人の男女。育った家庭は違えど根底にある気持ちに共鳴し合うのだった。受験戦争真っ只中だった自分としては身につまされる思いになりました。悲しい出来事や事件を目の当たりにすると別の解決策があると新たな切り口で物事を見ることが出来た。面白かったです。

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    2025年06月05日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    辻堂ゆめさんの連作短編集。

    途中までは、よくある短編集の感じがしましたが、ラストが良いんですよねー。辻堂ゆめさんの作品は、ラストが本当に素晴らしい!!
    コロナ禍を思い出す一冊!!
    手元に残しておきたい作品です!!

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    2025年06月03日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    刑事の食レポ 誉田哲也
    展開の仕方が好みだったので、ストロベリーナイトを読んでみたくなった!

    あなたは知る由もありませんが 辻堂ゆめ
    ファミレスでのあれこれが凄い結末を呼ぶのが面白い!

    Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳 矢樹純
    まさかの結末!ミスリードが上手い!

    沼の底、さらに底 川瀬七緒
    最低は最悪に繋がる…関わりたくない世界。

    神通力 秋吉理香子
    詐欺事件がテーマなのにハートウォーミング。おばあちゃんの神通力かぁ…

    いじめっ子を殺しに 平山夢明
    これだけは胸糞で苦手だった。グロ多すぎて。。誰が誰に何してるのかとかも絶妙に混乱する。

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    2025年06月02日
  • 君の想い出をください、と天使は言った

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    おもしろかった。
    2年間の記憶を失った主人公と、その職場の仲間や恋人、家族のお話。最後に明かされる真相は、正直ちょっと予想ができてて意外性はなかったけれど、ストーリーとしては心温まるいい話だった。

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    2025年06月01日
  • いなくなった私へ

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    1918年、ある英国人はインド北部の近代文明とは無縁の集落近くで直径2mほどで深さのある泉を見つける。現世において輪廻転生を繰り返させる泉。リーフィーと呼んで親しくしていた少年(泉に落ちて死んでしまうが別人になって生き返る→周囲に信じてもらえず自殺)が触れてしまった泉の魔力を解明するために、その水を持ち出した英国人はスペイン風邪にかかり日本で命をおとす。

    ~現代~
    その「輪廻の泉」を信仰しているカルト集団が日本にある。1度死んでも魔力のある水に触れると記憶もそのままに現世に生き返ってしまう。しかし誰にも自分だと分かってもらえない。その魔力を教団は知らないが、信者達はガラス玉に水

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    2025年06月01日
  • ダブルマザー

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    2年前に整形し、電車に飛び込み亡くなった娘のバックから、行方不明の高校の同級生の荷物が出てきた事から、一緒に生活し死んだのはどちらの娘か、2人の母親が真相を探っていく。親に対する気持ち、子を想う気持ちは噛み合わない事はあるとはいえ…読み終えて「ふぅ」となるが、先が気になりイッキに読ませる圧倒的な筆力がすごい。

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    2025年05月31日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    コロナ禍に、市民の心の悩みを聞く為に、市役所3階に、新たに設けられた、「心の相談室」。
    そこに来る相談者の話が、5つの短編となっていて、最後には、登場人物の関わり合いがわかる。

    最初の相談者が落として行った、手作りの「お守り」が、良い仕事をする。

    1日の最後に、カウセリングが、事務整理の際に、相談者の言葉や態度で、彼らの嘘を見抜く、謎解きもあって、なかなか、面白かった。

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    2025年05月28日
  • ダブルマザー

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    先が気になりすぎて一気読み!久しぶりに徹夜した
    少女が自殺するところから始まる物語。その死の真相は?鈴?詩音?鈴?詩音?どっち?
    二転三転四転五転ぐらいするっからww
    結局はどっちの親も子供のこと見てなかったんやろうなぁ〜って、、、久々のイヤミスヒット

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    2025年05月26日
  • サクラサク、サクラチル

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    読後感めっちゃ良かった!
    この作者の作品に最近ハマっていて何冊か読んだけど最も爽やかな終わり方でした笑
    こんな物語も書けるのか~~~って驚きました笑笑
    基本的に青春ものは苦手だけど本作は面白かったです!
    でも虐待シーンがトラウマを刺激するので途中で読むのをやめたくなりました
    この作品はこういうラストで良かったと思います
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    「絶対に東大合格しなきゃ許さない」――両親の熱烈な期待に応えるため、高校三年生の高志は勉強漬けの日々を送っていた。
    そんなある日、クラスメートの星という少女から自身をとりまく異常な教育環境を「虐待」だと指摘される。
    そん

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    2025年05月23日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    コロナ禍の頃を思い出す作品。実際に起きた事がそのまま出てくるからよりリアル。

    そんなコロナ禍で苦しんでいる人々が市役所に設置された"心の相談室"で心のうちを吐き出す。"心の相談室"にいる相談員は、清川あかり(臨床心理士)と正木昭三(認定心理士)の二人。みんなこの二人に相談するのだけど、相談に訪れた人々は年齢、性別、職業、悩み、葛藤はみんなバラバラ。だけど共感してしまう事もいっぱいあった。それぞれの心のうちがまたリアルだったからだろう。あの頃はそうだったよね⤵︎とその当時の自分を振り返ってしま
    う。

    心理士の二人は主に聞き役で、たまにアドバイスもする。みんな心のうちを吐き出し、スッキリして立

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    2025年05月21日
  • ダブルマザー

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    辻堂さんの作品は初めて読みました。
    続きが気になり一気読みタイプの小説。

    最初、女の子が自殺するシーンから始まるので、なかなかキツイ…。現実で飛び込みや電車事故のトラウマがある人は読みすすめないだろうな。
    (物語だけど賛否両論ありそう)

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    亡くなった娘の遺品のバッグから母親が知らない子の貴重品がみつかり、相手側に連絡したことから両者(母親同士)に繋がりができる。

    亡くなった娘の遺影をみた相手側の母親が自分の娘だと取り乱しトラブルへ。

    ●どちらの母親も本当の娘が分からないとは…。
    外見を整形やメイクで変えたとしても、細かい癖や好き嫌いを2年間も

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    2025年05月20日