辻堂ゆめのレビュー一覧
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蒲田署刑事課の森垣里穂子は、殺人未遂事件の容疑者ハナを尾行中、無戸籍者が隠れ住むコミュニティを発見する。彼らが唯一安心して暮らせる場を、警察の捜査が壊すかもしれない──里穂子は苦悩しながら調べを進めるうち、かつて日本中を震撼させた未解決の“鳥籠事件”との共通点に気づく。刑事たちが執念の捜査の末に辿りついた、胸を衝く真相とは。
ストーリーが気になり どんどん読み進めた。
いろんな考えの人がいるから 無戸籍の人もある程度いるんだろうな。
この世の中、里穂子みたいな人って少ないだろうと思う。自分が生きるので精一杯で 他人のこと気にする余裕の無い人も多いだろう。
戸籍のことではとても勉強に -
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刑事の食レポ 誉田哲也
展開の仕方が好みだったので、ストロベリーナイトを読んでみたくなった!
あなたは知る由もありませんが 辻堂ゆめ
ファミレスでのあれこれが凄い結末を呼ぶのが面白い!
Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳 矢樹純
まさかの結末!ミスリードが上手い!
沼の底、さらに底 川瀬七緒
最低は最悪に繋がる…関わりたくない世界。
神通力 秋吉理香子
詐欺事件がテーマなのにハートウォーミング。おばあちゃんの神通力かぁ…
いじめっ子を殺しに 平山夢明
これだけは胸糞で苦手だった。グロ多すぎて。。誰が誰に何してるのかとかも絶妙に混乱する。 -
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ネタバレ【あらすじ】
1918年、ある英国人はインド北部の近代文明とは無縁の集落近くで直径2mほどで深さのある泉を見つける。現世において輪廻転生を繰り返させる泉。リーフィーと呼んで親しくしていた少年(泉に落ちて死んでしまうが別人になって生き返る→周囲に信じてもらえず自殺)が触れてしまった泉の魔力を解明するために、その水を持ち出した英国人はスペイン風邪にかかり日本で命をおとす。
~現代~
その「輪廻の泉」を信仰しているカルト集団が日本にある。1度死んでも魔力のある水に触れると記憶もそのままに現世に生き返ってしまう。しかし誰にも自分だと分かってもらえない。その魔力を教団は知らないが、信者達はガラス玉に水 -
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読後感めっちゃ良かった!
この作者の作品に最近ハマっていて何冊か読んだけど最も爽やかな終わり方でした笑
こんな物語も書けるのか~~~って驚きました笑笑
基本的に青春ものは苦手だけど本作は面白かったです!
でも虐待シーンがトラウマを刺激するので途中で読むのをやめたくなりました
この作品はこういうラストで良かったと思います
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「絶対に東大合格しなきゃ許さない」――両親の熱烈な期待に応えるため、高校三年生の高志は勉強漬けの日々を送っていた。
そんなある日、クラスメートの星という少女から自身をとりまく異常な教育環境を「虐待」だと指摘される。
そん -
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コロナ禍の頃を思い出す作品。実際に起きた事がそのまま出てくるからよりリアル。
そんなコロナ禍で苦しんでいる人々が市役所に設置された"心の相談室"で心のうちを吐き出す。"心の相談室"にいる相談員は、清川あかり(臨床心理士)と正木昭三(認定心理士)の二人。みんなこの二人に相談するのだけど、相談に訪れた人々は年齢、性別、職業、悩み、葛藤はみんなバラバラ。だけど共感してしまう事もいっぱいあった。それぞれの心のうちがまたリアルだったからだろう。あの頃はそうだったよね⤵︎とその当時の自分を振り返ってしま
う。
心理士の二人は主に聞き役で、たまにアドバイスもする。みんな心のうちを吐き出し、スッキリして立 -
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辻堂さんの作品は初めて読みました。
続きが気になり一気読みタイプの小説。
最初、女の子が自殺するシーンから始まるので、なかなかキツイ…。現実で飛び込みや電車事故のトラウマがある人は読みすすめないだろうな。
(物語だけど賛否両論ありそう)
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亡くなった娘の遺品のバッグから母親が知らない子の貴重品がみつかり、相手側に連絡したことから両者(母親同士)に繋がりができる。
亡くなった娘の遺影をみた相手側の母親が自分の娘だと取り乱しトラブルへ。
●どちらの母親も本当の娘が分からないとは…。
外見を整形やメイクで変えたとしても、細かい癖や好き嫌いを2年間も