辻堂ゆめのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ニュース番組を見る目が変わりそうです
もともとイヤミスが好きな方で、櫛木理宇先生や真梨幸子先生を読んでも特に気分の落ち込み等なかったんです
まあ、こんなもんねみたいな感じで
でもこの本は1日1話が限界でした
気分が落ち込む落ち込む、なおかつ引きずります
結末が分かっているんですけど、幸せいっぱいの出だしもあって
それがいつ事件に発展するのか、叶うことならこのまま幸せなままで行ってくれ、どうか間違いでありますようにと祈ってみたり
でもやっぱり起きてほしくなかった何かは起きるわけですよ
子供が出てきたりしたら、もうダメでした
早く他の小説を読みたくなります
私は山本幸久先生と交互に読んでいるので、 -
Posted by ブクログ
ニュースで流れる悲しい事故や事件を見た時に、その背景を深く考えることは今までありませんでした。
私の家庭は裕福ではないものの、離婚するほど親の仲が悪い訳ではなく、娘である私に対して気にかけてくれます。
そんな家族と離れてくらいている身として、こんなにも家族や身の回りの大切な人について考えさせられる本はありませんでした。
様々な裏切りや殺意が段々と見えてくる度、胸糞悪い気持ちになります、正直。でも、読んでいて、それぞれの登場人物の気持ちが分かり、共感してしまいます。
かなり分厚い本ではありますが、読んで後悔しません。国語が苦手な私でも☆5以上をつけたくなるような、出会ってよかった本です -
Posted by ブクログ
辻堂ゆめさん10周年記念作品
ブク友のみなさんがどんどん読まれている中
やっと手に取ることができました
私が苦手な短編ですが
こちらには星5つ、つけたいです!
すごく面白かったー!
いつもだともっと詳しく知りたいって思って物足りなさを感じたりするんですが、
読んだのが時間が取れない時期で、
短編を読むのにちょうどよかったのかもしれないです(^^)
ネットニュースに書かれているような事件の記事から始まる短編5篇
記事だけ読んだ時に想像する事件の様子と、
実際に起こった出来事の違いが俊逸
見事に騙されます。
読み進めていくうちに、読者側も疑り深くなってきて、 -
Posted by ブクログ
無戸籍の女性が関わる事件を追う女性刑事が、社会の制度からこぼれ落ちた人々と向き合いながら、過去の未解決事件の真相に近づいていく社会派ミステリー。
無戸籍問題に対する描写が非常に緻密で、物語の序盤から強く引き込まれた。
無戸籍の立場、法律に守られている側、捜査する者・される者──それぞれの視点に葛藤があり、単純な善悪では語れない世界が丁寧に描かれている。
中でも強く心に残ったのはハナの存在だった。
彼女は象徴的な立場に置かれながらも決して記号的ではなく、その振る舞いや選択の一つひとつに「生きてきた時間」の重さがにじんでいる。
この作品が唯一無二だと感じたのは、無戸籍という社会問題を扱いなが -
Posted by ブクログ
新聞の片隅に載るような小さな記事の背後にある、複雑な人間ドラマや、記事には載らない真相を描いた短編集。
断片的な情報だけを見ていると、無意識のうちに先入観で出来事を理解したつもりになってしまうが、本作はその想像を静かに裏切ってくる。
ネット記事を読み、コメントや考察に触れることが当たり前になった現代だからこそ、この作品の構成はより強く響く。
結果だけを知った状態から「なぜそうなったのか」を辿っていく過程で、単純な善悪では割り切れない感情や事情が次々と浮かび上がる。
物語の真相が明らかになっても、必ずしも気持ちはスッキリしない。
登場人物の感情には理解できる部分が多い一方で、「もう少し何とか