辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 君といた日の続き(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    心が救われる作品。
    タイムスリップ小説としての面白さでグイグイ引っ張られる。その中にいくつもの謎が散りばめられていて、いつのまにかその謎に魅了されている。その頃にはミステリー小説として読み進めることになり、散りばめられていた伏線に、そういうことか、と声を出して叫び出したくなる。

    0
    2025年09月11日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    心温まる物語
    今の自分自身と重ね合わせながら、親子の時間、夫婦の時間は本当にかけがえのないものだと感じた

    終わりは分からないけれど、ふとした瞬間も大切にしながら家族と過ごしていきたいと思う

    0
    2025年09月05日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    読み終わりに近づくにつれ、涙腺が緩む感覚があり泣けてきました。突然現れた、10歳の女の子ちぃ子との温かくて楽しい一か月は、読んでいて堪らなく愛おしくて、物語の展開上、いつかこの可愛いちぃ子がいなくなってしまうんだと思うと、寂しさが湧いてきました。そして、最後の伏線回収。ある程度予想はついたので驚きはそんなになかったですが、愛する人と共に過ごす時間の大切さを想うと温かい涙がでました。それから、妻との最期の会話。胸がいっぱいになりました。私は、主人公の譲と同じ年齢の男性なので、余計に感情移入出来たのかもしれませんが、とても温かくて泣ける小説でした。

    0
    2025年09月03日
  • あの日の交換日記

    Posted by ブクログ

    「トリカゴ」を読んで作者のファンになり今回2作目。それとはまったく作風が異なるがどちらも素晴らしい。

    7編からなる連作だが、時系列を考えながらこの先生はいつの??などと勝手に考えながら読み進めていった。
    最後まで読み、今までの流れがストンと落ちた感じ。
    各章ごとに細かなトリックのような仕掛けも施されていて、それもまた楽しめた要因のひとつ。

    0
    2025年08月26日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    夏っぽい作品が読みたいと思い表紙買い。辻堂ゆめさん多分初読みの作家さん。
    表紙の可愛らしいイラストからライト的な物と思い軽く読めるかなと思っていたら、何で今まで読んでなかったんだろうと思うくらい揺さぶられた。

    タイムトラベル物で一夏の疑似親子体験。楽しい日々が続くが終わりの迫る切ない時間だ。夏の終わりで、ちぃ子は消えてしまうんだろうな、悲しい結末を予想していたんだが。
    後半、次々と衝撃がくる。鳥肌がたった。脳がバグる。今まで一体どんな気持ちで、あの人はいたんだろう。想像すると苦しくなった。
    ちぃ子の正体が分かるとまた始めから読み直したくなった。

    読み終わり改めて表紙をみてアフターストーリーと一致してまた泣きそうになった。いや泣いてた。

    人生悲しいだけじゃない。同じアラフィフとして沢山の元気をもらえた気がする。まだこれから。

    0
    2025年08月23日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    タイムスリップ系。
    面白かったです。
    夏に読みたい本。
    初作家さんで他の作品も読んでみたいと思います。

    0
    2025年08月20日
  • 僕と彼女の左手

    Posted by ブクログ

    なぜさやこは突然習に話しかけてきたのかずっと疑問だったが、途中まで読み進めていったらなんとなくわかった。
    彼女が左手でもピアノに挑戦してる理由も

    恋愛要素もあり、ミステリー要素もあり楽しめた

    0
    2025年08月16日
  • いなくなった私へ

    Posted by ブクログ

    辻堂さんの作品は2作目だが、1作目と同様にオカルトじみてくる。最初は死んだ人間が誰にも分からずに復活するのが不思議だったが、途中で挟まれるインドの「輪廻の泉」の話しと次第にリンクしてくる。オカルト宗教も登場し、怒涛の謎解きの終盤へ。
    死亡から復活した人間が次々現れ、現実的には戸籍の問題もあり生きて行くのは難しいと思うが、新しい未来を感じるエンディングでホッとさせられた。

    0
    2025年08月16日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    父親と母親、そして幼く命を亡くした少女。泣けるミステリーと帯には書かれているが、ミステリー性はそんなにない気がしました。それより感動でした。自分も状況は全く違いますが、似たような境遇が今現在進行形で進んでいて余計いろいろと考えさせられました。こうゆうの弱いな〜、すぐ泣いてしまいます。

    0
    2025年08月09日
  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一気読み!辻堂さんの作品は初めてだったけど他の作品も読みたいと思えるような気持ちになった。
    双子×ミステリーってだけでドキドキするのに、色々な展開が繰り広げられて次はどうなるんだろうって考えながら読めた。
    ミステリーでドキドキするのに、最後ほっこり終われるのは新鮮でよかった。
    奈美が底抜けに良い彼女でほんわか。みんな幸せになって欲しい。
    (ナガノ(仮)のその後も気になるところ)

    0
    2025年07月31日
  • 卒業タイムリミット

    Posted by ブクログ

    めっちゃ楽しめました!
    文体が合うのかな。

    次を期待させる文章と、
    高校生の若さ故の正義感、まじで先が気になり読み進めずにはいられなかった。

    高校のストーリーで、
    まさかの人気先生が誘拐されちゃうってゆーね。

    最後もすごい清々しい、卒業おめでとー!

    0
    2025年06月29日
  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    ストーリーに大波はないけれど、常に波があり、終始読者を飽きさせない感じがした。
    途上人物もあまり多くなく、とても読みやすい。
    何よりも、よく考えられた設定とストーリーで記憶に残る物語でした。オススメです。

    0
    2025年06月29日
  • あの日の交換日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み進めると、パズルのピースが1つずつはまって全体像が見えてくる、というところにミステリーさがあって面白かった。
    お話ひとつひとつの内容も胸を打つ。交換日記は小学生の頃に友達としていたし、宿題でも日記があって、先生からのコメントがあったなぁ…と思い出せた。想像もしやすいし、懐かしい雰囲気を楽しみながら、そして他者の日記を覗かせてもらっている気持ちでドキドキしながら読んだ。
    字を書くこと、文章を書くことをしたくなるお話だと思った!人の字はその人の思いが詰まっていて、面白い。

    0
    2025年06月20日
  • 十の輪をくぐる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み始めから泰介が酷い発言ばかりするので嫌な気持ちで読み進めた。東洋の魔女の時代、ADHDという言葉も認知もされていない中、田舎で親族からも見放されどんなに大変なことだっただろう。読者でこちらからみていても泰介にイライラ、とてもじゃないけど育てる自信がない。
    子ども2人を連れ上京し育てる事で故郷にいるよりはいい人生を歩めたのだろう。
    万津子が泰介にバレーボールを教えたのは選手にしたいためではなく落ち着かせるためだった。母親の深い愛情を感じる。そして泰介の妻の由佳子、こちらも愛情あふれる人で、素敵すぎる。泰介はふたりの愛情に支えられてきたのだ。もちろん本人にしかない魅力もあるだろう。
    万津子と本当のところは語り合えなかったのも、現実はそうだろうな、と。
    弟の徹平目線のパートがあってもよかったな。
    素晴らしく読み応えがあり、いい本に会えてよかった。

    0
    2025年06月10日
  • 十の輪をくぐる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思ってもみない方向で感動させられた。
    子供の頃から癇癪もちで社会人になってからも周囲の人とうまくやっていけない泰介。
    あぁ、これは発達障害だな、昔は誰にも理解されないから大変な苦労だったろうな、、、。
    と思って読んでいたら、その発達障害もこの小説のテーマの一つだった。
    てっきり認知症の母の秘め事と、萌子のバレーボールの話だと思っていたので、泰介自身が発達障害と向き合っていく流れになったのには驚いた。
    しかもそれを萌子が父親を傷つけないように、悩み抜いた末に、何度も頭の中でリハーサルした言葉を伝える場面はもう号泣だった。
    当たり前がうまくできずに苦しんでいる人にとっても励まされる、刺さる内容だったと思う。

    そして萌子の春高決勝戦は、ありがちな展開で予想通りだけど、緊迫感がありドキドキして、やはり感動して泣いた。

    母は東洋の魔女ではなかったけど、苦しかった人生の中で救いになった息子をバレーボールの選手にするという願いが、孫の活躍へと続いてよかった。
    何か自分が必死になって追い求めたものが、形にならなかったとしても、自分以外の誰かの血と肉になり、自分の預かり知らぬところでもしかしたら後世に身を結ぶこともあるのかもしれないなと知って、とても素敵なことを教わった気持ち。
    泰介が伝えた感謝と、萌子の活躍と、ヨシタカ君を押して殺したわけではないことは、母に伝わっていて欲しい。
    母の反応がよくわからず、リアリティはあるけど、個人的には理解して歓喜する描写を読みたかった。

    前半は若干単調ではあるけど、読みやすく、後半一気に涙腺を壊しにくる一冊。

    0
    2025年04月18日
  • あの日の交換日記

    Posted by ブクログ

    とんでもなく好みの本です。表題通り交換日記が主役。7話の短編で、6話の壮大な伏線と最後に怒涛の回収という爽快な展開。1話毎でも綺麗にまとめられているため、余計に最終章を読んだ時は揺さぶられる。

    0
    2025年03月28日
  • 十の輪をくぐる

    Posted by ブクログ

    実家にも頼れず、結婚にも恵まれず、大変な思いをしつつ、それでも大きな愛で子供達を立派に育てた。
    亡くなった自分の母に重ねながら読みました。
    辛い部分もありますが、温かくなる読後感でした。
    間違いなく傑作です。

    0
    2025年03月20日
  • 十の輪をくぐる

    Posted by ブクログ

    母の愛を強く感じれた!
    序盤の若き頃の未来にワクワクしている感じから徐々に現実に突き落とされるなか最後まで子供を信じ強く生きた母の愛情に感動した。

    本当に読めて良かった。おススメです。

    0
    2025年02月27日
  • あの日の交換日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1話1話、話が完結しながらも、小さな心の引っ掛かりが少しずつ積み重なっていき、それが最後の7話目で全部スッキリと謎解きができた。ただ自分のこうだろうなという予想は、いい意味で裏切られ、とても読み応えのある小説だった。
    心温まる、でもちょっぴり切ないお話だった。

    0
    2025年02月07日
  • Jミステリー2024~FALL~

    Posted by ブクログ

    *姫川玲子シリーズが圧倒的な人気を誇る誉田哲也が前巻に引き続いて登場。辻堂ゆめ、矢樹純、川瀬七緒、秋吉理香子、平山夢明と、いずれも読み応えたっぷり。大人気ミステリー作家たちの新作書下ろしを収録した贅沢なアンソロジー第6弾*

    姫川玲子シリーズ最新作が目当てでしたが、玲子と久江の一見ほんわりとした食レポ中の会話がなかなか深くて大満足。

    他の作家さんもそれぞれ読ませてくれましたが、特に良かったのが初読みの川瀬七緒氏の「沼の底、さらに底」。
    絶対に這い上がれない沼の底が暗黒過ぎてお見事でした。
    これは続きが読みたい…!

    0
    2025年01月30日