辻堂ゆめのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「恋愛」と「ギミック」を掛け合わせることで、予想外のドキドキが味わえて楽しかった。
特に『合コン×人狼ゲーム』が良かったなあ。
初めての合コンが人狼ゲームに仕立て上げられていく展開にはちょっと笑ってしまった。
それでも見事な推理でジョーカーを特定していくし、オチまで完璧で最高だわ。
ストーリーとしては『ミステリアスな彼女×夢診断』がめちゃくちゃ好み。
日部さんが唯一の初めましてだけど、確かに他の作品も読んでみたくなる。
“本選びに悩む10代向け”というコンセプトにぴったりな作品ばかりだったと思う。
編集部さん、上手いよなあ。
このシリーズ気に入ったので全部読もう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『プロローグの「私」は、
作者の私かもしれませんし、
あなたかもしれません。』
著者の作品紹介で書かれていたように、
「私」は、私にも当てはまると思った。
乗り物に乗っているとき、病院の待合室、
または、家事のちょっとした隙間時間、
なんともなしに携帯を触っていると、
ネットニュースのタイトルが目に入ってくる。
気になったニュース見出しをついついクリック、
内容を読む。
そして、事件の時系列が書かれた記事を読んで、
ああ、また同じような事件が起こったなぁと思った後、次の見出しをクリック。
(事件の見出しだを見て、自分のこうなんだろうなぁというストーリーが出来上がってしまっているような。 -
Posted by ブクログ
女刑事 里穂子が恋人への殺人未遂容疑で現行犯逮捕した女性は取調べで自身が無戸籍だと主張する。
殺人未遂事件と25年前に起きた幼児誘拐事件、無戸籍者達が息を潜めて暮らすコミュニティ、繋がりがないはずの事案には奇妙な共通点があった。
もしも自分に日本国籍がなかったら?
学校、仕事、病院、保険証、免許証、銀行口座、パスポート…全て通えない、持てない、作れない。
選択肢がほぼゼロすぎて考えただけでぞっとする…。
社会への問題提起のような重いテーマで胸が苦しくなったけどミステリ面としても面白く、引き込まれるように読んだ。ラストの伏線回収も圧巻。
私が生まれながら当たり前に“持っている”ものは決して当た -
Posted by ブクログ
辻堂ゆめさんの学園エンターテイメントミステリーですね。
卒業まで、あと三日というタイミングで、欅台高校の人気英語教師の水口里紗子が誘拐された。
三年生担任の教師だが、ネットで72時間後に始末すると動画が配信された。
そして、三年生の黒川良樹と、荻生田隼平、小松澪、高畑あやねのもとに手紙で「この謎を解け!」と連絡が来た。
黒川良樹は学校嫌いな不良生徒、荻生田隼平はスポーツ万能男子、小松澪は学校一の美少女、高畑あやねは学年一勉強ができる女子だが、良樹とあやねが幼なじみという以外に共通点は無い。
なぜこの四人なのかという謎と、水口里紗子がなぜ誘拐されたのかという謎を抱えて、思案にくれる。 -
Posted by ブクログ
高学歴高収入の家庭に生まれ、世間的には恵まれた経済環境で育つ主人公の染野高志。
彼は「絶対に東大に合格しなくてはならない」という大命題のもと日々勉強に勤しんでいる。
ある日、クラスメイトの星愛璃嘉に「染野って、同じ匂いがするんだよね」と声をかけられる。
実は、星はシングルマザーの母親からネグレクトを受けているのだった。
星との接触を機に、自分を取り巻く生活環境の異常さに、次第に気付き始めていく染野。
やがて2人は親への復讐計画を立て始めるのだが・・・
染野が親から教育虐待を受けるシーンが何度も出てくるので読んでいてとても辛かった。親の庇護下でしか生きられない子どもが、親の都合だけで自由 -
Posted by ブクログ
心があたたまるファンタジーだった
父にお勧めされた本。今まで10冊以上父にお勧めされた本があったが初めて読み終えることができた笑
運命は本当にあるんだなと思える内容の本で、読み終わったらポカポカした
私の家族は離れて暮らしているため、誰かがもし辛くて潰れそうな気持ちを抱えていてもすぐに気づいてあげることができない。
今の自分にできることはマメに連絡を取りたい家族を気にかけることを忘れないことだなと思った。
やはり血が繋がった家族というのはどこか不思議なもので、考えていることがわかるというような薄っぺらいものではなく神秘的な何かを感じるときもある。
世界の中の私たち4人だけのこの不思議な