辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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     とある市の市役所3階に設置した相談室が舞台で、そこに訪れる5人の市民の悩みをカウンセラーの2人が状況を推理してアドバイスするという、けっこう人情味のある話で面白かったです。
     設定された時期が2020年で、コロナがピークだった頃の社会の環境が一変して「密」を避けるよう国や自治体から言われて、今までの生活が変わってしまいました。あの頃は自分もよく覚えています。
     この本を読んで気づいたことは、カウンセラーの人たちは「傾聴」を大事に考えていると思いました。「こころの相談室」はボランティアの部分が多いですが、一般庶民の日頃の叫びという気持ちを聞いてあげるのがこういうカウンセラーには必要なのかなと勉

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    2026年06月29日
  • ダブルマザー

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    おもしろかった!
    サクッと軽くどんどん読み進められて、途中予想を挟みつつもどんでん返しもあり。たまにはこういうの読みたいんだよな〜って感じ!

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    2026年06月27日
  • ふつうの家族

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    タイトルの通り、側から見ると「ふつうの家族」

    台風の日に若い男性がなぜか施錠されていたはずの玄関にいた。
    そこから家族の秘密が徐々に明らかになっていく…

    秘密と言う秘密ではないけれど、表向きエリートサラリーマンの父はパワハラ上司。

    専業主婦の母は実は過去広告代理店でエースだった。

    長男は飽きっぽい性格なのに、安定の鉄道会社勤務。

    長女は大学生だが、彼氏と同棲してると言う。

    それぞれの視点で読むと、過去現在が交差してその人の立ち位置が見えてくるのが面白い。

    そして、嵐の夜に来た謎の青年の正体とは?

    たった一晩の話なのにとても濃い時間だった気がします。

    ふつうの家族とは?
    これか

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    2026年06月25日
  • ふつうの家族

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    仕事一筋で出世街道をまっしぐらの父親、家事全てが完璧で家族思いの母親、明るくて要領が良くて、有名企業にサラッと就職した長男、体操に青春をかけ、怪我による挫折はあったが、大学の体操サークルで親友らと過ごす長女の4人家族。
    ところが、みんな家族に言えない秘密がある。
    台風の夜、1人の謎の男性がこの家族が住む家にやって来て、家族みんなの心境に変化が‥。
    謎の男性、誰なのか気になったし、それぞれが抱えている秘密が明らかになっていくところも良かった。
    その中でも母親の話が一番良かったです。

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    2026年06月23日
  • ばんざい!ぼくらのフシギ島

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    辻堂さん児童書も書くんだーっと思って手に取りました。
    親元を離れ、離島留学のため夫志木島にやってきた小学生の涼を中心とする成長&ミステリー小説かな?
    九州弁がすごくて(笑)
    大人の私もすごい楽しめたし、良いお話しでした!

    ーーー印象に残ったーーー
    『物事は常に表裏一体ーいろんなことが、表と裏とで、背中合わせになっとる』って。どうとらえるかは、自分次第なんだよね」p184

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    2026年06月22日
  • トリカゴ

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    知らない事が世の中にはまだまだあるなと思いました。「戸籍がないために社会の中で存在しない人間として扱われる人がいる」という現実。とても衝撃的でした。社会的問題をただただ突きつけるわけではなくミステリー要素を演出する事で多くの人にこういった問題や実情がある事を読み易くわかりやすく伝える事が出来ている成功作のひとつだと感じます。事件の真相を追う展開に引き込まれますが、それ以上に登場人物たちの苦しみや様々な葛藤が丁寧に描かれていると思いました。ただ、丁寧さ故か、ちょっと長いなと感じてしまったのと、物語をある程度成立させる為に若干無理ある箇所もあった印象でしたが、総じてこのような問題を世の中に伝えてい

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    2026年06月21日
  • ふつうの家族

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    家族だからといって、なんでもかんでも包み隠さず話すわけではない。
    帯の「あなたも私も嘘をついている。」にはちょっとドキッとしたけど、秘密を持っているほうが「ふつうの家族」という気もする。
    台風で停電してしまった夜に見知らぬ男が転がり込んできて…という非日常で、それぞれの秘密が徐々に明らかになっていく様子にグイグイ引き込まれた。
    やっぱり人の秘密って気になってしまうものだなと思った。
    一つ引っかかったポイントは、突然現れた男が誰なのか、家族のそれぞれがなかなか思い出せないところ。私自身が人の顔をすごく覚えているタイプなので、そんなことある?と思ってしまった。

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    2026年06月19日
  • トリカゴ

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    ちょっと解決してからが長く
    最後は飛ばし読み

    里穂子のような女性は好きじゃないけど
    なかなか読み応えあり
    最後の真相はあっぱれでした
    真実が分かってから★3から★4といった感じ

    読みながらも
    終始ちょっと違和感…というか
    パズルでいうと
    はまってはいるんだけど微妙に形が違うピースのようで

    その真相が分かったらすっきりでした

    無戸籍者の問題も
    こんな作品読まなきゃ身近に考えもしなかっただろうし
    全然テーマ違うだろうけど
    里穂子を通して
    無知の親切はいかんと勉強になりました
    なんで人って先入観ありきで親切にするんだろうね…

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    2026年06月17日
  • ふつうの家族

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    家族の形にはいろいろあると知れる。

    大型台風接近により大停電となってしまった夜に見知らぬ青年が玄関で倒れていた。
    誰が招き入れたのか。ふつうの家族には各々の言えない秘密を抱えていた。

    家族の形って色々あって、その家族に憧れたり、当たり前だったり。
    その中でも人は家族にも言えない秘密を抱えている。

    家族だからこそ言えないこともあるし、家族に対して演じている自分がいたり。
    自分では気づいていないけど、自分への評価のプライドが家族でも持ってしまうのかなって思いました。

    4人家族の色々な悩みや葛藤もあり、全てが繋がった時の爽快感がとてもよかったです。ただ、分厚くて読むのには苦労しました。

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    2026年06月16日
  • ダブルマザー

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    初の作家さんでどんな本かワクワクして読んだら
    大当たり!!大好きなイヤミス系+最後にどんでん返しの展開でした。
    最後の章まで全く展開が読めなかった。面白い!

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    2026年06月16日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    コロナ禍の1番大変だった頃の話。もう6年も前になるのか…と何だかあの頃の辛さが思い出された。コロナ禍の悩みを市役所の相談係の2人に相談して前向きになれる話かと思いきや、実は隠された真相が…という内容で読んでいて驚きがあった。相談して前向きになれる結末や、相談後にもおそらく前向きに過ごされてる様子が心温まるのだが、それとは裏腹に隠されていた事実がなかなかエグく、落差がすごい。1話終わるごとにえぇ…となりながら進んでいく感じだった。

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    2026年06月12日
  • トリカゴ

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    いくら法や制度を整えたところで本人に届かなくては意味がない、そんな当たり前の事実が現実的な課題として突き刺さってきた。当たり前と思えることが当たり前のこととして享受できる環境は決して当たり前ではない。

    真相が読めない展開で面白かった。

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    2026年06月12日
  • ふつうの家族

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    一つの言葉に複数の意味があることは珍しくないけれど、「ふつう」という言葉には、複数の意味というよりは、複数の感じ方があるように思う。
    使われ方とも言うべきか。
    ある人は、「ふつう」を、特別ではないもの、輝きのないつまらないものととらえる。
    でも、ある人にとっては「ふつう」は手の届かないものであり、憧れである。

    大型台風が接近して、午後からは鉄道も計画運休を決めた日、独立していた大学生と社会人の子供達も「実家」に戻り、久しぶりに家族四人が顔をそろえた。
    桜石(さくらいし)家の四人はそれぞれ、心の中にジリジリとした何かを抱えている。
    古くからの友人が会社でパワハラに遭って命を絶ってから、部下を叱

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    2026年06月10日
  • トリカゴ

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    事件の真相が辛く悲しすぎる。不完全な社会もいずれ変わっていくはずという言葉が響きました。

    難しいテーマを扱っていながら文章は読みやすかった。一方、物語とは関係ありませんが、文字が小さくて老眼気味の私には読むのが大変でした。

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    2026年06月06日
  • 卒業タイムリミット

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    爽快感のある読後感!4.2

    あらすじから面白そうだったが案の定。
    生徒たちからの人望も熱い人気教師の水口が拉致監禁されるミステリーで、その鍵を握るのが水口、はたまたお互いに関係の薄い4人の男女。

    なぜ、がたくさん詰まった青春ミステリで大変面白く読ませてもらいました。

    告白カードなる独自のアイデアが現実的ではなく、どうしてそんなものに誰にも話せないような心根の告白を書くの?とは思ったが、その懸念を払拭するストーリーで心地よかった。

    犯人と動機を予想しながら読んではいるものの、これは全く当たらなかった。

    容疑者になった候補や被害者に向けての憎悪で集められた3人と、教師全体を恨むーー理事長

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    2026年06月04日
  • ふつうの家族

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    湘南に住む桜石家は父の和則、母の冴子、兄の海、妹の舞花の四人家族。

    神奈川県に大雨特別警報が出ている夜に桜石家の玄関に倒れ込んでいた一人の若い男。男は高熱をだしていたため布団に寝かせて看病をすることにする。家族が交代で男の見張りをする。

    謎の若い男は桜石家と、どういう関係があるのか。それから、なぜ若い男は玄関に倒れ込んでいたのか。若い男の謎が解き明かされると共に、桜石家のそれぞれが抱える秘密が明らかになる物語。
     
    読み始めは仲の良いほんとうにふつうの家族に感じた。
    徐々に四人それぞれの秘密が明らかになっていくが、その秘密も誰もが抱えそうな日常的な秘密で親近感がわく。

    父の和則の秘密のと

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    2026年05月30日
  • ふつうの家族

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    普通でない家族ってどんな家族だろう。母「そう見えていたのだとしたら、努力の甲斐があったというものかしら」妹「お互いに言えない秘密があるくらいが、実は一番ちょうどいいのかもしれない」「家族のために尽くしてきたのも、そのために何かを犠牲にしてきたのも私だけではなかったのではないか」桜石家は確かに仲良しの標準的な家族だけど、虐待、ネグレクトの湊斗んちだって外からみれば。「瀬戸内海に匹敵するんは、宮城の松島だけかな」イヤイヤ、佐世保の九十九島に伊勢の英虞湾もあるよ。いずれも絶景!また行きたい。

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    2026年05月29日
  • ふつうの家族

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    桜石家の父、母、兄、妹。
    お互いに言えない秘密があった4人ですが、やっぱりみんな仲良いと思う。
    兄・海が仕事や今の自分の境遇に対してあまりにいい加減な気がしてイライラしましたが、それを潔いと言ってくれるお父さん。話せるじゃん。
    ヤシの木を切る場面での2人の会話にちょっとジーンとしました。

    そしてすべては台風とミナトのおかげですね。

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    2026年05月28日
  • 二人目の私が夜歩く

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    1つの身体を2人で共有する。
    昼間は茜が、夜には咲子が。
    ミステリーではなくファンタジー小説なのね、と思ったらミステリーだった。
    “昼”と“夜”では世界の見え方が違っているので、同じ世界観で2通りの話を読んだ気分になる。
    物語終盤で無関係に思えたピースが1つに集約されていく様が圧巻というか、気持ち良すぎるんだよな。

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    2026年05月24日
  • 悪女の品格

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    小学校の同級生たちに三股をかけて貢がせる悪女めぐみに、過去のいじめを模倣した危機が迫る。1晩監禁され、塩酸で化学熱傷を負い、周りの人にペンキのイタズラが忍び寄る。
    犯人は彼氏たちか、幼なじみの女友達か、婚活パーティーで再会したいじめられっ子か。
    展開に驚くほどの意外性はないけれど、伏線に無駄がなくサクッと読める1冊。ネットドラマで実写化して観てみたい。

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    2026年05月24日