辻堂ゆめのレビュー一覧

  • あの日の交換日記

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    ずっと気になっていた作者さん、ようやく初読み。

    色々な関係の二人の間でやり取りされる「交換日記」を題材にした7つのお話。
    いずれもが、日記に書かれた内容の裏側にある心情が巧みに描かれ、最後には「ああ、そうだったのか」「いやあ、そう来たか」という、心地良いしてやられた感がある。
    タネを明かされては温かい気持ちになったり、切なくなったり、驚いたり、中には今ひとつ腑に落ちなかったりもあったが、お話ひとつひとつが楽しめる(それぞれちょっと違和感がある進み方をするので、それに気づけばタネが割れるように思うのだが、私が途中で解けたのは第2話だけだった)。
    最終話まで読み終わってみれば、これまでの話の時系

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    2025年08月17日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    タイムスリップしてきたという少女と
    娘を亡くして絶望の中で生きていた中年男性が出会う
    色々と伏線があり回収されていくが
    ある程度は予測がつくのではないだろうか
    泣けると言うほどではないが
    心が温まる安心して読める良作でした

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    2025年08月17日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    ある日突然、タイムスリップしてきた女の子が現れた。なぜその子はタイムスリップしてきたのか、一緒に過ごす事で少しずつが明らかになっていくお話。
    因みに帯に泣けるミステリーと書いてありましたが、泣けはしません。(※個人の感想です。)
    家族や人との繋がりを通して、心が暖かくなっていくお話です。

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    2025年08月16日
  • トリカゴ

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     本作品から無戸籍者たちのことを知った。里穂子と羽山の執念の捜査、『鳥籠事件』との関連、ユートピアの存在、無戸籍者支援。民法第七七二条問題。考えさせられた。無戸籍者たちに寄り添う里穂子が印象的だった。「完璧」ではなく、「十分」を目指せばいい。恵まれた毎日の生活に感謝!重いテーマであったが、作者の柔らかな筆致に救われた。

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    2025年08月14日
  • 東大に名探偵はいない

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    伊与原新さんの作品が掲載されているとのことで拝読。

    なんだかんだ学歴社会の世の中において、東大という看板はやはり魅力的ですね。

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    2025年08月13日
  • 片想い探偵 追掛日菜子

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    好みの短編ミステリ。兄妹のやりとりが面白い。妹の行き過ぎた推し活、妹を犯罪者にしたくない兄。この辺りのバランスがちょうど良いのか、二次元あるあるなブラコンシスコンさはなかった。本格ミステリではないけど、妹の冴えある推理(?)や、兄の常識さで事件は丸く収まる。それはそれとして、SNSって、ネットって情報の宝庫だと改めて思う一冊でもある。

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    2025年08月12日
  • サクラサク、サクラチル

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    世界を見る目はどうしたって生育環境の与える影響が大きいから、簡単に洗脳されてしまうんだろうなあ

    描写が痛ましかった

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    2025年08月12日
  • あの日の交換日記

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    連作短編集。全ての話がつながって、「良い話だったな」と思える本。
    ミステリーとしては初歩かなぁ。各話のミステリーも、全体のミステリーも、ミステリー読書の経験があれば割とすぐ分かるんじゃないかなぁ。
    その分、ミステリーを読まない人にも勧めやすい本だと思う。

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    2025年08月11日
  • 片想い探偵 追掛日菜子

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    ネタバレ

    推し活少女の日常生活ミステリー…推し活自体が俺にとっては非日常的なので、矛盾した言葉ではあるんだけど。

    誰かを過剰に応援するということのエネルギーは相当なもんだと思う、色んな趣味の中でも屈指のエネルギーと金銭消費量だとは思うが、そういう熱量を持った人の姿を鑑賞するのは意外と楽しいなぁと思えた。

    辻堂ゆめ作品なので、ミステリー部分も良い塩梅で効かせてあり、コミックの原作になってもおかしくないような読みやすくて、お手軽なミステリーでした。

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    2025年08月11日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    ネタバレ

    愛娘を病気で亡くした譲の前に、1984年からタイムスリップしてきた、愛娘と同じ歳くらいの少女と過ごすうちに、変わっていく想い……。もしかして?と予想はついたとしても、他の伏線や展開に胸が熱くなる。目の前の事だけ、自分の気持ちだけ考えてはいけなかったとしても、人は弱い生き物だからな。でも、もし朧げにでもわかっていたなら変えられなかったかなぁ、うう2人にこれから幸せになってほしいよぉって願ってしまう。

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    2025年08月10日
  • コーイチは、高く飛んだ

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    体操界を題材にした一人の選手の小説。
    グイグイ引き込まれていく。途中、自分が読み誤っていたことに気づく。
    現在と過去を交錯させながらの物語進行は巧みである。ずっしりとした余韻が今でも胸に残る。

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    2025年08月09日
  • 僕と彼女の左手

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    本編を読み終わった時点では★3つくらいだなぁと思っていて、最後まで読んで「ほほー!」となって★1つ追加。

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    2025年07月29日
  • 悪女の品格

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    犯人が分かったようで、分からない。絞り切れるようで、絞りきれない。もどかしい状態が、読むスペードを早める。

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    2025年07月27日
  • トリカゴ

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    ネタバレ

    3.8くらい
    二重らせんのスイッチの後に読んだから、また「入れ替え」系かあとちょっと思ったり。
    ハナとリョウが鳥籠事件の被害者でないことはなんとなくずっと予想できてたからあんまりどんでん返しではなかった(だからと言ってじゃあこの2人には何があった?は想像できなかったけれど)
    鳥みたいな育て方されて本当にこんなに普通に話せるか?とか、カウンセラーの人が20年以上前の子を見てこの子達です!!と言って、DNA鑑定もしてないのに確定だ、、!となるか?とか、
    ずっとモヤ〜を感じていた
    東野圭吾を読んでる時みたいな。すっごい怪しい人いるけど絶対この人犯人じゃないんだよな、だからと言って誰が犯人かはわかんな

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    2025年07月18日
  • 昨夜は殺れたかも

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    コミカルなのにスリリングな展開の連続で、頁を捲る手が止まらなかった。
    “少し痛い目を見ればいい”程度の気持ちが、最終的には殺意を持って罠を仕掛け合う程の憎しみに変わる。
    一つ屋根の下で繰り広げられる夫と妻の応酬に慄く反面、その回避能力の高さには思わず笑ってしまった。
    本来はシリアスな場面のはずなのに、なんでか毎回笑えるんだよねえ。
    やってる事が平凡な夫婦のそれじゃないからかも。
    いくらなんでもこの二人、優秀すぎるもんな。
    というか著者二人の競作っていうのが面白い。
    罠を仕掛ける人間と回避策を捻り出す人間が違うので、この先どう転ぶのか予測できないところが楽しい。

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    2025年07月12日
  • いなくなった私へ

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    人気タレントが自殺、しかし現世界に戻ってきたのか、いわゆるゴースト、幽霊ものといった感じで話は始まるが、南アジアの国の森の中での不思議な現象の話と平行して語られる。
    ファンタジー、SF、ミステリー小説としての面白さを活かせるギリギリのところでの設定が上手く取られていて、展開をどんどん追いながら主人公たち若者たちの心理や葛藤、不安などがいろいろ混ざっていく感じが楽しめる青春小説かな。
    輪廻転生がキーワードになるが、そちらをメインにすると話が重くなりすぎだったか、でもそこへの追求がちょっと物足りない感じもした。登場人物たちと一緒に謎解きに突き進んでいかされた感じで、作者の作戦勝ちになりました。

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    2025年07月03日
  • トリカゴ

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    四半世紀前、育児放棄されていた幼い兄妹二人が狭い部屋でペットの小鳥と一緒に発見された。
    兄妹は一度として外界と接する機会はなく、言葉を話すことができず、食事もたまに最低量しか与えられていなかった。
    母親は子供の監禁容疑で逮捕される。
    この事件は「鳥籠事件」と呼ばれ、母親の逮捕後に兄妹は養護施設に保護された。
    がしかし、一年後に何者かによって兄妹は誘拐され、その後は行方知れずとなってしまう。
    森垣里穂子は6歳の時に「鳥籠事件」を知ってショックを受け、大人になったら犯罪人を逮捕する警察官になろうと心に決めた。

    勤務成績優秀な里穂子は、蒲田署刑事課強行犯捜査係の刑事として成長していた。
    コロナ禍の

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    2025年06月30日
  • 二人目の私が夜歩く

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    なんかやられたなぁ〜という感じ。

    夜歩いている人は誰?という謎の他に
    登場人物たちの運命を変えた出来事の真相まで盛り込んで
    しっかり回収して。
    あっと言う間に読み切ってしまった。☺️
    さすがの辻村作品。

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    2025年06月29日
  • ダブルマザー

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    何だか恐い話だった。
    どこでどうして辻褄を合わせるのか、わからず読み進めて、こんなことになるのかと驚いた。あり得ないと思いながらも、心が歪むとこんなに恐ろしいことが起きるのか。と。
    物語的には面白いけど、後味が悪いなぁ。

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    2025年06月28日
  • トリカゴ

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    蒲田署刑事課の森垣里穂子は、殺人未遂事件の容疑者ハナを尾行中、無戸籍者が隠れ住むコミュニティを発見する。彼らが唯一安心して暮らせる場を、警察の捜査が壊すかもしれない──里穂子は苦悩しながら調べを進めるうち、かつて日本中を震撼させた未解決の“鳥籠事件”との共通点に気づく。刑事たちが執念の捜査の末に辿りついた、胸を衝く真相とは。






    ストーリーが気になり どんどん読み進めた。
    いろんな考えの人がいるから 無戸籍の人もある程度いるんだろうな。
    この世の中、里穂子みたいな人って少ないだろうと思う。自分が生きるので精一杯で 他人のこと気にする余裕の無い人も多いだろう。
    戸籍のことではとても勉強に

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    2025年06月26日