辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 今日未明

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    ネタバレ

    さほど珍しくない内容の事件が新聞で短く報じられている。
    新聞の小さな記事からはじまる5つの物語。
    高齢の父が無職の息子に殺された事件
    若い女性が乳児を遺棄した事件
    高齢夫婦の熱中症死亡など

    事件のありふれた経緯や結末を思い込んでいるとあまりにも意外なそれぞれの真相に驚かれる。どの話も自分の想像を超えるリアルさを感じられ面白かった

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    2026年07月18日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    なんか優しい雰囲気のタイトル、でも
    辻堂ゆめさんなんです
    しっかり騙されましたミステリーです
    凄くよかった
    相手からもらったものと、自分が相手に与えたものが釣り合ってない点についてだけ、心置きなく怒ればいいんです。文中
    怒りは疲れるまったくです
    コロナ禍の話ですが忘れちゃダメですね

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    2026年07月17日
  • 昨夜は殺れたかも

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    ちょっとした誤解が殺し合いにまで発展してしまうサスペンスというよりはラブコメのような雰囲気。
    旦那さんと奥さんそれぞれのパートを担当したという共作だけれど、もちろんストーリー展開はスムーズで違和感もなかった。ラストもなんか一件落着みたいな雰囲気出してるけど、そもそもの殺し合いの最中の2人はバカバカしくなるくらいで読んでいて楽しかったです。

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    2026年07月16日
  • ふつうの家族

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    ホラー?ミステリー?サスペンス?とドキドキしながら読み始めました。
    が、そんなことはなく平和に終わり安心しました。
    家族四人それぞれ打ち明けていない秘密や悩みがあり、、
    それが台風の日転がり込んできた少年の影響で考えるきっかけになり、家族四人少年と何かしら繋がっていて。。
    家族に偽り続けることって苦しくてでも打ち明けるのも勇気いるし。
    何かきっかけがないと言えないこともあるけど、
    すべて打ち明けた後にふつうの家族なら味方となり受け入れてくれるんだなと感じた作品でした。
    登場した家族四人と少年がこれからも繋がり、良い関係で生き続けてほしいなと思います。

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    2026年07月16日
  • 今日未明

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    全ての話を聞くのにハッピーエンドはないと分かっているからこそ憂鬱な気分でずっと聞いていた。でもどれもありそうな話で、話の流れが死に近づくにつれて何とも言えない気持ちになる。
    あの時話せていたらこの死はなかったのかもしれない、と考える場面なんて私の日常にあまりないかなと思った。あ、でも患者さんに対する関わり方には言えるかもしれないな。

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    2026年07月18日
  • ふつうの家族

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    「ふつうの家族」ってなんだろう?

    台風の日、知らない男が玄関で倒れていた。
    そこから家族4人、それぞれの事情が少しずつ解き明かされていき、最後には全部つながる!スッキリ!

    「秘密にしていること、苦しいこと、言いにくいことも、案外すんなり受け入れてもらえる」のが、ふつうの家族なのかも…

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    2026年07月13日
  • ふつうの家族

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    どういう展開になっていくか分からない流れと、深みや質感のあるキャラクター性が話と合っていて面白かった。

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    2026年07月05日
  • ダブルマザー

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    audibleで。面白かったが、考えられる展開の中で、いちばん人怖な展開だった。全く正反対に思えるふたりの母親だが、実は根っこは同じなのか、、、。
    見えていたものが全く違うことに愕然とし、登場人物それぞれの身勝手さに暗い気持ちになった。
    嫌悪感があったとしても、強い印象の残る1冊だった。

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    2026年07月04日
  • サクラサク、サクラチル

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    ネタバレ

    東大卒の父親のもとに育つ高志、シングルマザーのもとに産まれた愛璃嘉(えりか)。高志は超過干渉の両親に支配され、えりかの母は無関心なおかつ子どもにお金を要求する。当事者のふたりはお互いを見て自分のほうがマシと感じてしまう。周りから見たら狂った価値観だけど知らなかったら、わからない。ふたりが組んで親に最大限のダメージを与えるための計画を考え決行する。ふたりとも逃げる方法を見つけ脱出できて良かった、やりたいことのための勉強は楽しい、そう感じられるふたりの未来がいいものになるといいな…

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    2026年07月01日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    だんだんと過去の話になってしまった2020年のコロナ禍の頃のこと。

    この小説は市役所に開設された「心の相談室」に訪れる様々な人々…
    部活の大会が中止となり就職先が決まらない女子高生、医療従事者としてコロナ患者の介護をする恋人の介護士に仕事を辞めろという男性、立ち会い出産も面会も禁止され孤独な出産をした女性、ネットカフェを追い出され路上生活になった中年男性、リモートでの授業に引きこもりが加速する若者…いずれもコロナに人生を狂わされた人々だ。

    そしてそんな人々の悩みに寄り添うカウンセラーである女性の晴川と老齢の正木のふたり。相談者の話を否定せずに肯定しながら励ますと同時に、相談者彼ら明かそうと

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    2026年07月01日
  • トリカゴ

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    戸籍の有無についてなんて今まで考えたこともなかった。

    言われてみて初めて気づいたけど、もちろんそういう人だって間違いなくいる。そして、それがないだけで一気に社会から弾かれてしまう仕組み。もちろん誰も助けてくれない。

    かなりハードな内容だけど、新しい世界や考え方を見つけるキッカケになる作品でした。

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    2026年06月30日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    ネタバレ

     とある市の市役所3階に設置した相談室が舞台で、そこに訪れる5人の市民の悩みをカウンセラーの2人が状況を推理してアドバイスするという、けっこう人情味のある話で面白かったです。
     設定された時期が2020年で、コロナがピークだった頃の社会の環境が一変して「密」を避けるよう国や自治体から言われて、今までの生活が変わってしまいました。あの頃は自分もよく覚えています。
     この本を読んで気づいたことは、カウンセラーの人たちは「傾聴」を大事に考えていると思いました。「こころの相談室」はボランティアの部分が多いですが、一般庶民の日頃の叫びという気持ちを聞いてあげるのがこういうカウンセラーには必要なのかなと勉

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    2026年06月29日
  • ダブルマザー

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    おもしろかった!
    サクッと軽くどんどん読み進められて、途中予想を挟みつつもどんでん返しもあり。たまにはこういうの読みたいんだよな〜って感じ!

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    2026年06月27日
  • ふつうの家族

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    ネタバレ

    タイトルの通り、側から見ると「ふつうの家族」

    台風の日に若い男性がなぜか施錠されていたはずの玄関にいた。
    そこから家族の秘密が徐々に明らかになっていく…

    秘密と言う秘密ではないけれど、表向きエリートサラリーマンの父はパワハラ上司。

    専業主婦の母は実は過去広告代理店でエースだった。

    長男は飽きっぽい性格なのに、安定の鉄道会社勤務。

    長女は大学生だが、彼氏と同棲してると言う。

    それぞれの視点で読むと、過去現在が交差してその人の立ち位置が見えてくるのが面白い。

    そして、嵐の夜に来た謎の青年の正体とは?

    たった一晩の話なのにとても濃い時間だった気がします。

    ふつうの家族とは?
    これか

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    2026年06月25日
  • ふつうの家族

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    仕事一筋で出世街道をまっしぐらの父親、家事全てが完璧で家族思いの母親、明るくて要領が良くて、有名企業にサラッと就職した長男、体操に青春をかけ、怪我による挫折はあったが、大学の体操サークルで親友らと過ごす長女の4人家族。
    ところが、みんな家族に言えない秘密がある。
    台風の夜、1人の謎の男性がこの家族が住む家にやって来て、家族みんなの心境に変化が‥。
    謎の男性、誰なのか気になったし、それぞれが抱えている秘密が明らかになっていくところも良かった。
    その中でも母親の話が一番良かったです。

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    2026年06月23日
  • ばんざい!ぼくらのフシギ島

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    辻堂さん児童書も書くんだーっと思って手に取りました。
    親元を離れ、離島留学のため夫志木島にやってきた小学生の涼を中心とする成長&ミステリー小説かな?
    九州弁がすごくて(笑)
    大人の私もすごい楽しめたし、良いお話しでした!

    ーーー印象に残ったーーー
    『物事は常に表裏一体ーいろんなことが、表と裏とで、背中合わせになっとる』って。どうとらえるかは、自分次第なんだよね」p184

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    2026年06月22日
  • トリカゴ

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    知らない事が世の中にはまだまだあるなと思いました。「戸籍がないために社会の中で存在しない人間として扱われる人がいる」という現実。とても衝撃的でした。社会的問題をただただ突きつけるわけではなくミステリー要素を演出する事で多くの人にこういった問題や実情がある事を読み易くわかりやすく伝える事が出来ている成功作のひとつだと感じます。事件の真相を追う展開に引き込まれますが、それ以上に登場人物たちの苦しみや様々な葛藤が丁寧に描かれていると思いました。ただ、丁寧さ故か、ちょっと長いなと感じてしまったのと、物語をある程度成立させる為に若干無理ある箇所もあった印象でしたが、総じてこのような問題を世の中に伝えてい

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    2026年06月21日
  • ふつうの家族

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    家族だからといって、なんでもかんでも包み隠さず話すわけではない。
    帯の「あなたも私も嘘をついている。」にはちょっとドキッとしたけど、秘密を持っているほうが「ふつうの家族」という気もする。
    台風で停電してしまった夜に見知らぬ男が転がり込んできて…という非日常で、それぞれの秘密が徐々に明らかになっていく様子にグイグイ引き込まれた。
    やっぱり人の秘密って気になってしまうものだなと思った。
    一つ引っかかったポイントは、突然現れた男が誰なのか、家族のそれぞれがなかなか思い出せないところ。私自身が人の顔をすごく覚えているタイプなので、そんなことある?と思ってしまった。

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    2026年06月19日
  • トリカゴ

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    ちょっと解決してからが長く
    最後は飛ばし読み

    里穂子のような女性は好きじゃないけど
    なかなか読み応えあり
    最後の真相はあっぱれでした
    真実が分かってから★3から★4といった感じ

    読みながらも
    終始ちょっと違和感…というか
    パズルでいうと
    はまってはいるんだけど微妙に形が違うピースのようで

    その真相が分かったらすっきりでした

    無戸籍者の問題も
    こんな作品読まなきゃ身近に考えもしなかっただろうし
    全然テーマ違うだろうけど
    里穂子を通して
    無知の親切はいかんと勉強になりました
    なんで人って先入観ありきで親切にするんだろうね…

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    2026年06月17日
  • ふつうの家族

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    家族の形にはいろいろあると知れる。

    大型台風接近により大停電となってしまった夜に見知らぬ青年が玄関で倒れていた。
    誰が招き入れたのか。ふつうの家族には各々の言えない秘密を抱えていた。

    家族の形って色々あって、その家族に憧れたり、当たり前だったり。
    その中でも人は家族にも言えない秘密を抱えている。

    家族だからこそ言えないこともあるし、家族に対して演じている自分がいたり。
    自分では気づいていないけど、自分への評価のプライドが家族でも持ってしまうのかなって思いました。

    4人家族の色々な悩みや葛藤もあり、全てが繋がった時の爽快感がとてもよかったです。ただ、分厚くて読むのには苦労しました。

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    2026年06月16日