辻堂ゆめのレビュー一覧
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ネタバレフシギ島という名前に惹かれて手に取りました
自称ワルの涼が離島留学する話で、留学する島の
フシギ島ではみんな家族のような存在でとても
心温まりました。
フシギ島で出会った友達才津と問題解決や成長していくのが面白くてすらすら読めました。
才津がみんなの気持ちを理解し、寄り添ってあげている姿にはほっこりしました。
そんな優しくて頭が良い才津がランドセルを置いて居なくなってしまったのはとても驚き涼は自分を責めてしまうこともありましたが自分で問題解決をしていて
才津も涼が解決したということにとても喜んだと思います。
読み進めていく中で涼はなぜこの離島留学する際にお父さんに何も説明がなかったのか疑問に思います。
最終的にはフシギ島には悩みを抱えた子が集まるということが分かり涼も起立性調節障害でした。
自分でワルと言っていたこともあり中々分かりませんでした。才津の解説がとても分かりやすかったです。
みんな違う悩みでもこうやって協力できたり、誰かに頼れる環境なのはとても良いですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人気シンガーソングライターの上条梨乃が、自分の自殺を報じるニュースを目にし、誰からも自分だと認識してもらえなくなるという衝撃的な設定に引き込まれた。自分はいったい何者なのか。なぜこんなことが起きたのか。不可解な謎を追いかけるうちに、物語に散りばめられた伏線が少しずつつながり、真相が明らかになっていく展開から目が離せない。
ミステリーとしての面白さはもちろん、死んでしまった人と残された人、それぞれの想いが丁寧に描かれているところも印象的だった。大切な人がいなくなっても、一緒に過ごした時間や心に残る想いまで消えてしまうわけではない。そんな当たり前のようで忘れがちなことを、改めて考えさせられる。
不思議な設定の奥にあるのは、人と人とのつながりや、誰かを想う気持ちの温かさ。切なさを感じながらも、最後には優しい希望が残る物語だった。予想を超える真相と、読み終えたあとも心に残り続ける余韻が魅力的な一冊。 -
Posted by ブクログ
幼児虐待に誘拐事件。過去の事件と戸籍のない子供たちが集まるユートピア。
どんな結末になるんだろうとドキドキしてた。辻堂さんの作品で普通に終わるはずがないという期待感を持ちながら。
個人的には予想が裏切られる衝撃は大きくはなかったが、無戸籍の人が存在する、それを助ける人と助けられない社会がある。
そんな社会の問題について深く考える作品として凄く価値がある気がした。
トリカゴの中で幸せでいいのだろうか?
外の社会を知る権利は誰にでもあるじゃないだろうか?
ある程度決められた枠組みで人々が幸せに暮らすための社会を作る事。枠の外、新しい社会に飛び出す自由を奪わない事。難しいけど両立できる社会が理想なのかもしれないな。 -
Posted by ブクログ
出だしがあまり好みでなさそうに感じて、しばらく後回しにしていた作品。いやいや、好みでないなんて何故思ったのだ!!っと自分を怒りたくなる。
皆さんの評価を信じて読んでよかった。
私は東洋の魔女、、、そう呟いた認知症の母の言葉から、秘密主義だった母の過去を思いめぐる。
現代と母の若い頃の物語が交互に語られる。
母の愛情とは、凄いと思った。いや、どの母親もそうであるとは思わない。この母親に守られて生きていたからこそ、そうして育った泰介は、今を迎えることができたのだろう。
生きることは過酷だ。でも希望は必ずある!っと教えてくれた作品だ。
東京オリンピックには、人々の夢がこれほど込められていたとは。戦後を知らない私たちには想像もつかないことだろう。
夢と希望、きっと輝くはずの未来が
戦後の東京オリンピックには詰め込まれていたのだろう。
そして2度目の東京オリンピック。
そこにも新しい以前とは違った涙や未来や希望が詰め込まれていたのだろう。
オリンピック選手だけではなく、それを見つめる平凡な人々の目にも、その涙や希望は見えたはずだ。