辻堂ゆめのレビュー一覧

  • あの日の交換日記

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    とにかく読みやすくて面白い!
    短編なので気楽に読めるけど、どんどん繋がってくる感じが気持ち良い。
    とにかく1つ目の話が引き込まれて、続きを読むしかない。という感じになった。
    全てが違った方向の伏線回収という感じになっており、一冊で様々なミステリー要素を楽しめるのにこの薄さ。もっと読みたいとも思ってしまう。
    交換日記の素晴らしさにも感動。こんなに交換日記だけでエピソード作れるものなの?

    辻堂ゆめさんは初めて読んだけどこんなに面白いのか。。積読が解消されたら他の作品にも手を出してみたいと思います。

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    2026年01月04日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    普段恋愛小説を読まないのですが、それでも読みやすかったです。
    恋愛小説のはずなのにどこか恋愛小説っぽくないところも読みやすかったポイントかなと思います。
    人気作家さん達が描いた物語がどれも素敵でした。

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    2025年12月27日
  • 今日未明

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    ネタバレ

    短編集は好きじゃないのにこれは本当に面白かった。
    ちゃんと入り込めたしグイグイ読めた。

    なんか既視感あると思ったら三面記事だっけ?角田光代さんの。似てて。
    けど私はこちらの方が好みでした。

    視点の違いであまりにも悲しい結末が生まれてしまうこと。あるあるだろうなと思った。
    人って見ている視点や感じてることがあまりにも違うんだと思う。
    人と幸せを共感することは奇跡だ。

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    2025年12月24日
  • 今日未明

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    犯罪の裏の、誰にも知られていない真実。5つの物語は、最初は全て幸せな描写から始まっています。しかしラストはもうわかっているので、ここからどうなってあのラストにたどり着くのか?想像しながら読むのが楽しかったです。

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    2025年12月23日
  • 今日未明

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    ネタバレ

    ・夕焼け空と三輪車
    読み進めながら違和感がすごかった。いい歳した息子を大事に大事に扱う親。でもそれは全部表向き。本当は引きこもりの、いつ暴れ出すかわからない息子を1人にして、残された家族で平和に生きていくための手段だった。絶対にバレてはいけない作戦だったはず。これからの平穏な日々を楽しみにしていたはずの家族の幸せはやはり元凶となった息子に壊されてしまう。家族なのにずっと我慢して生きていくのは辛すぎる。あれがあの家族の1番の解決策だったはすなのに、最悪の結果になってしまった。

    ・そびえる塔と街明かり
    読み終えて思わず涙が溢れた。どうにか助かってほしかった。どうしてこんなに小さな子供が死ななきゃ

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    2025年12月21日
  • 今日未明

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    「新聞の片隅にしか載らない、小さな事件。その裏には報道されない真相があるーー。」と本の帯にはある。新聞の小さな記事が冒頭に示され、その掌編の人物の輪郭と、破綻の末の転帰を読者は知ってから物語が始まる。不穏なこと限りない。面白かったけれど、だいぶ嫌な気分で読まざるを得なかった。
    本当に作者は意地が悪い。

    第1話 引きこもり40代男性とその父
    第2話 婚約しているカップルと連れ子
    第3話 出産直後の嬰児殺し
    第4話 孫のいないお婆さんと近所の子
    第5話 嫁と義父母。介護者と被介護者。

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    2025年12月20日
  • 十の輪をくぐる

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    息子・泰介と母・万津子の視点から交互に語られる物語。
    認知症を患った万津子の「私は東洋の魔女」という言葉には、どんな意味があるのか。

    万津子の母親としての覚悟と深い愛情に、胸が締め付けられそうでした。

    辻堂さん、初読みでしたが他の作品も読んでみたい!

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    2025年12月20日
  • 今日未明

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    ネタバレ

    ニュースでは、加害者と被害者という文脈でしか書かれないその文字の奥にスポットを当てた作品。

    エピローグでは、他人からは平和で穏やかな生活に見えても、本当のことはわからないということを示していて、ひとりひとり違う1日を色んな感情で過ごしているという現実を考えさせる見事な締めくくりだと思った。

    いろんな風当たりがありながらも、幸せに暮らす人たちの生活からストーリー流れていくが、だんだん雲行きが怪しくなり、最愛の人、一番身近な人の闇が明かされていく。

    誰が亡くなる、誰が加害者になるというのがわかったで進むだけに、心のざわつきが抑えられなかった。

    最後の話以外は、主人公が加害者的な位置にいて、

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    2025年12月18日
  • 今日未明

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    まさかこんなに泣ける作品と思ってなかった。
    私にはこんなに想像力がないから毎日、今日も大したニュースはない、どこかで見たことあるような記事ばかりだなって思って生きてる。
    私が住む町の駅前の十九階建ての高層マンションも遠くの山も山の中腹にある大きな霊園もケバブ店も廃材を積み込んだトラックも無人のアパートもすれ違う三輪車に乗る三歳くらいの男児と父親ものどかな住宅街を感じさせるけど、
    それだけじゃない人生がたくさん詰まってる。
    平和ってなんだろう、刺激がないってなんだろう、平穏じゃない心のうちはたくさんあるのに。

    この作品すらも『事件の裏側』と言ってしまうくらいには物事の表面しかなぞってないんだな

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    2025年12月18日
  • 今日未明

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    作者の人の温かさを感じます。そのままでも悪くでもなく、そういうこともあるかもと温かくなる出来事の結果。そうでもない章もありましたが、ニュースや記事をそのまま受け取らない楽しさがあります

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    2025年12月15日
  • トリカゴ

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    聞いたことはあったけどいまいちよく理解していなかった無戸籍という言葉。本当にそんな人が今の時代にいるのか思わずネットで調べて見た。現在の推定無戸籍者は800人程。色んな理由で戸籍を取得できない人がいることを知った。

    私がこの作品を最後まで読んだのは作品としての面白さはもちろんだけれど、少しの好奇心、野次馬精神のようなものもあったと思う。これは鳥籠事件の記事を面白く書いた週刊誌や事件の感想を興味津々に語っていた里穂子の両親と同じようなものかもしれない。

    でも読み終わった今、私は心の底から無戸籍でこの世に存在していることを誰にも知られていない人、当たり前の生活を送れず苦しんでる人が1人でもいな

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    2025年11月30日
  • トリカゴ

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    無戸籍者のコミュニティと出会った刑事
    外から見たら、なんて粗野で粗末な生活に見えても本人たちには唯一の世界

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    2025年11月27日
  • 今日未明

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    不幸な事件を告げる短いニュースのあとに
    その事件に至る経過や背景が描かれる
    どれも日常に潜んでいるかもしれない事柄
    胸をえぐられるような思いがして
    何度か休憩しながら読み終えた
    「怪異」よりも恐ろしいし、鉛のように胸が重い

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    2025年11月27日
  • 今日未明

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    普段目にするようなニュース記事のあと、その事件の実際のところが明かされる。

    同居男性による恋人の連れ子の殺害、高齢者が運転する車による事故、エアコンをつけないことによる熱中症死など、不謹慎ながら珍しくもなくなってきた事件が、実は..!!

    読み終えるたびにゾクゾク、事件記事をもう一度読んでゾクゾク。
    これはイヤミス!!

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    2025年11月27日
  • 二重らせんのスイッチ

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    ネタバレ

    面白かった!手に汗握る展開、次々と明らかになる真相…
    計画や犯人の存在はなんとなく想像がつくけれども、その答え合わせがしたくてつい先が気になってしまう。しかも、謎に対する答えが引き延ばされすぎず、ちょうど良いタイミングで開示される。
    個人的にかなり刺さったミステリーだった。

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    2025年11月19日
  • トリカゴ

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     一件の殺人未遂事件から浮かび上がる無戸籍者のコミュニティとかつて日本中を震撼させた未解決の児童虐待事件(通称、鳥籠事件)が交錯する社会派ミステリーで、主人公の女性刑事の事件を解決しなければならない使命感と自身が捜査することで無戸籍者達の平穏を壊すかもしれない不安の葛藤や事件の顛末までのストーリー展開と現実でもあり得そうな深刻な社会問題に言及されているのが印象深かった。

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    2025年11月09日
  • あの日の交換日記

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    辻堂ゆめさん、4作目です。
    私には丁度よい感じのミステリーで面白いです。もちろん、この作品も面白かったです。

    交換日記が小道具(!?)的な役割をしていました。
    色んな人の組み合わせで交換日記をします。

    入院患者と見舞客
    教師と児童
    姉と妹
    母と息子
    加害者と被害者
    上司と部下
    夫と妻

    そして、この交換日記には2人の教師の関わりがあります。でも、始めのうちは2人いるとは分からなかった。
    私は「加害者と被害者」の章が好きです。「さすが、先生!」と思ってしまいました。

    交換日記

    中学生の時に友達としたことがあります。が、クラスの担任教師ともしたことがあります。残念ながら本書のような先生では

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    2025年11月05日
  • あの日の交換日記

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    予想がつかない展開がとても面白かった。

    特に、最終的にそこまでの話の伏線が回収されるところが本当に気持ちよかった。

    交換日記はやったことないけど、自分の日々のことを日記に書き込むことを習慣にしている。今は海外出張中で少しサボってしまっているが。

    日記を書くと、その1日が無駄にならない感覚がある。何かしら良いこともあれば、その先に繋がる良い出来事がある。ただ、頭の中で考えていてもすぐに忘れてしまう。だから、書き留めて、振り返って、日々色んなことに取り組んでいく必要がある。

    自分に子供ができたら、やってみたいと思った。

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    2025年11月03日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    最後の「この世界には間違いが七つある」は、記憶を消してもう一度読みたい。

    前から順番にしっかりとページを読み進められて本当によかった。絵を少しでも見てしまったら危なかった。

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    2025年11月01日
  • サクラサク、サクラチル

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     教育虐待を受けていた染野とネグレクトを受けていた星さんの二人が出会うことて、親への復讐を計画し実行するという物語。
     プロローグでいきなりの修羅場の描写に圧倒された。そしてエピローグを読むとこれからの二人の明るい未来が想像できてホッとする。
     染野や星さんが日常的に受けている教育虐待やネグレクトが生々しく描かれていて、読んでいて重苦しかった。実際にこういう環境で生きている中高生もいるんだろうなと思うとやりきれない気持ちになる。
     あれほど両親から罵倒され殴る蹴るの暴力を受けながらも、染野が親に抵抗しないのが歯痒かったが、それだけ親に洗脳されていたということがわかった。
     自分自身の虚栄心を満

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    2025年10月28日