辻堂ゆめのレビュー一覧
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匿名
購入済み2度読んで味が変わる
著者の初読みは『今日未明』。本作も含めて切り口が新しい希少な作家さんだと思います。どんでん返しばかり読んできた方には驚くほどの展開じゃないですが、最初からミステリーのワクワク要素しかない。登場人物達は設定も動きもテンプレで所々「ん?」と引っかかる場面も最後まで読むと、そうかーと素直に思いました。一部無理ありますが。2度読みした作品は初めてです
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Posted by ブクログ
最近本屋さんでちらほらとコロナ禍を描いた作品が出てきているな、と思っていましたが明るい題材でないので手に取れずにいました。
こちらはなんとなくタイトルが気になって読み始めたのですが、読むことが出来て本当に良かったと思った作品です。
自身のコロナ禍での体験と重な部分があるエピソードもあり、私もあの頃「心の相談室」に出会えていたらどんなに穏やかな気持ちになれただろうと思いました。
カウンセラーの仕事ってすごい!と思うのと同時に、晴川さんのように人の言葉の裏に隠された真実を読み解くことはできないけれど、
これからは少し人の思いや悩みに触れた時は、その言葉の裏にあるかもしれない気持ちにも思いを馳 -
Posted by ブクログ
短編集。新聞記事から話が始まる。
いつも何気なく読んでいる新聞記事。それは表面的な事しか書かれていない。だから私は記事になる前の事は全く分からない。どうしてこんな事になってしまったのか…。どうして罪を犯してしまったのか…。この作品は記事になる前の事が書かれてます。
設定が面白いと思います。最初に出てくる新聞記事を読んで、分かった気になっているとそれは間違えだと気付かされます。罪を犯した人の気持ちを考えた事もなかったな…。罪を犯した人はどうしようもないクズ人間で、99%は悪い。でも残りの1%は、可哀相で悲しくて孤独な人だったことに同情をしてしまう。そんな風に思っても、やっぱり結末がな…。後味が -
Posted by ブクログ
ある日、電車に轢かれて亡くなった娘の遺品から知らない女の子の財布と学生証が出てくる。
その女の子の母親と連絡を取るとその子も行方不明になっているとう事実が。
そして、亡くなった娘、鈴の遺影をみてその母親はその子は私の娘、詩音だと泣き叫ぶ。
経済状況も家庭環境も性に対しての考え方などまるで違う2人の母親が衝突しながらも2人の娘の真実を追っていくストーリー。
終盤からおいおい、待てよ、まさかでしょとゾクっとする展開が…。
読み終えてよくよく考えたらなんだ、冒頭から伏線はりっぱなしじゃないか!と気づき
やられた〜という一言ですね。
私はこの本を読んで初めて「ポリアモリー」という考えを知りました -
Posted by ブクログ
短編が7話あって、サクサク読めたのですが、だんだん物語が繋がってくる感覚がとても興奮しました。
どれも交換日記を通じた物語が展開しているのですが、名前があまり出てこないからこそ、あの時のあの子か!とか繋がる瞬間はなんとも言えない感覚になりました。
最後の話になるに連れて、そうだったのかと謎が解けていく感じもありました。
ある種途中まで騙された〜!って感覚すらありました笑
それこそ妹と小学生の頃交換日記していたのを思い出しました。小説にあるようなしっかりとした内容のある日記ではなく、本当に他愛のないことばかりだったけど。
久々に交換日記したくなったな〜と感じるくらい魅力的な作品でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
あのとき、
もっと話せていたら
あの人を殺めずに、すんだのかな。
まだ引き返せる。
あなたがニュースになる前に。
【著者からのコメント】
目に留まる短いニュース。
憶測だらけのコメント。
肯定。否定。あふれかえる世間の声と、
拾われることのない当事者の声なき声。
先入観ほど怖いものはないけれど、
人間はそれを捨てられない
生き物なのだとも思います。
それを浮き彫りにする5篇を
書いたつもりです。
プロローグの「私」は、
作者の私かもしれませんし、
あなたかもしれません。
■自宅で血を流した男性死亡
別居の息子を逮捕
■マンション女児転落死
母親の交際相手を緊急逮捕 -
匿名
購入済みタイムスリップしてきた理由があるのは、わかって読んでたから考察しながら読んでたけど、違和感なく伏線を張ってるところも多くて、良質なミステリーだったと思う。
本編とは関係ないけど、解説ってあれ必要なんだろうか?
こっちで解釈して読んでんだから、蛇足がすぎる。いらん。