辻堂ゆめのレビュー一覧

  • コーイチは、高く飛んだ

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    階段から落ちたのは誰? 私って誰?

    体操界のホープに降りかかる凶事にドキドキする。
    語り手がはっきりしなくて疑問符が増える。
    そして最後に涙が止まらない。

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    2017年04月19日
  • コーイチは、高く飛んだ

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    確かにこのラストはすごかったな。彼はなんのために飛んだのか。それを知って、ぞっともしたし熱くもなった。確かに読後に表紙の絵を見るとほんとうに切ない。
    彼は、高く飛んだ。生かすために。

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    2017年04月16日
  • 今日未明

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    3.9
    読みながらいろいろと考えさせられるお話でした
    どのニュースも、よくあると言ってはいけないがよく見かけるニュース
    でも、その1つ1つにはそのニュースの文面だけではわからないそれぞれの理由があるんだなと思った

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    2026年08月03日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    辻堂さんの作品は初めて読みました。

    タイトルからは、コロナ禍の市役所を舞台にした心温まる物語を想像していましたが、ミステリー要素もあり、最後まで楽しく読めました。

    カウンセラーの方の洞察力に驚かされました。
    私も日常の会話の中で、相手の言葉の奥にあるものに少し気を配ってみようと思いました。

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    2026年08月02日
  • 今日未明

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    読書メーターの献本に当選し、辻堂ゆめさん初読でした。 一見ありふれた事件事故も、記事には書かれない“なぜ起きたのか”を知ると、その虚しさと残酷さがくっきりと浮かび上がります。 5篇とも重く誰も救われない結末で、でも自分の身にも起こり得るような生々しさがあり、読んでる最中も読後もかなりずーんときました。 でも怖いもの見たさというか、こういうどんよりとしたお話はページを捲る手が止まらなくなってしまうんですよね。 著者の他作品も読んでみたくなる良い出会いでした。

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    2026年08月01日
  • ダブルマザー

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    ネタバレ

    亡くなった女の子は
    あの子かな?と思ったら
    やっぱりそうだったし

    思った通りの結末だった

    始め反発し合う母達が
    最後にはお互いを理解するあたりが
    面白かった

    文章がとても読みやすいので
    さくさく読めた

    二人の子を演じたあの子は
    本当にいい子だなって思った
    優しくて、死なないで欲しかった

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    2026年07月30日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    人に何かを相談するときって、これだ!と思える明確な答えが欲しいときもあるし、ただ聞いて共感してくれればそれで良いときもある。

    読んでいる自分もちょっと心が晴れるようなスッキリするようなそんな感じがした。

    どんでん返しのような幕間が入るのも個人的にはおもしろくて好きだった。

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    2026年07月29日
  • 今日未明

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    今まで自分の日常でも聞いたことのあるニュース。
    子どもの転落死、高齢者の踏み間違い事故、産まれたての赤ちゃんを遺棄する事件…。
    概要だけでは「こういう事件だったんだろうな」と自分の中で簡単にカテゴライズしてしまうけど、実際は違ったのかもしれない。当たり前だけど、他に理由や事情があったのかもしれない。そういう視点をもらえてよかった。
    初めての作家さんだったけど、ドラマを観ているようで読み応えがあった。

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    2026年07月29日
  • トリカゴ

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    デビュー作以降の出た時期などを確認してないのですが、『いなくなった私へ』を書きながら無国籍の方についても調べたのかな?とか想像しながら読んでいました。
    ミステリーとして面白いのはもちろん、社会構造についても深く考えさせられました。

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    2026年07月28日
  • トリカゴ

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    読み応えがある作品だった。ショッキングな事件を下敷きにしたストーリーになっていて、ところどころ涙なしには読めなかった。「無国籍者」について話としては知っているけれど、どこか遠くの世界の話くらいにしか捉えられていなかったので、この本を読んだことで少しだけ知ることができた。トリカゴやユートピアというワードから狭くてクローズした世界感を彷彿させるが、本人のそこから脱却したいという気持ちと行動だけではなんとかならない現実に打ちひしがれる描写と絶望のあまり自らクローズした世界に閉じこもろうとする描写は胸に迫るものがあった。ミステリーとしても興味深く読みすすめられて割とオススメ◎

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    2026年07月27日
  • 今日未明

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    事件の裏側を様々な視点から多角的に描き出す構成が見事。
    「なぜ起きたのか」という動機に踏み込むにつれ、それぞれの苦悩や人間ドラマが浮かび上がります。ただのミステリーに留まらない、悲しく深い傑作です。

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    2026年07月27日
  • 今日未明

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    最初にニュース記事が書かれており、そのあと当事者目線での物語が展開されて読者を真相に導く形式。
    真相に辿り着いた時の後味の悪さがじっとりしていて好み。

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    2026年07月26日
  • 図書館B2捜査団 人気占い師の闇

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    ネタバレ

     今回の話はインチキ占い師について、B2捜査団が追究していく話でした。
     B2捜査団たちの年齢という垣根を越えた団結力が良かったと思います。ストーリーは自分が思っている以上に深かったです。このストーリーでは心理学用語の「バーナム効果」「確証バイアス」「コールドリーディング」「ホットリーディング」という言葉が出てきます。自分も勉強になりました。
     面白かった小説でした。

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    2026年07月25日
  • ダブルマザー

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    ネタバレ

    1人の女性が2人の女性のなりすましをしていたことがわかる。その母親たちが真相を調べ始める。2つの家庭の歪みがずっと違和感だったが、最後にそれが繋がった。詩音の父親の存在が不思議で気になってしまった。最後は意外だけど納得してしまう結末。

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    2026年07月25日
  • 図書館B2捜査団 秘密の地下室

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    ネタバレ

     舞台は、小学6年生の主人公のクラスで、嫌がらせの容疑を全部主人公に向けられて居場所がなくなって悩んでいたところに、互助組織を備えたB2捜査団というものを見つけ、主人公はそこに入る。そして自分の悩みを解決してもらうというストーリーでした。
     わかりやすいどんでん返しもあって、内容は思ったより深くて面白かったです。
     一本木くんの「みんながなにかを許していることが許せない」って言っているセリフが特に面白かったです。B2捜査団の存在意義を表しているようで印象に残りました。

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    2026年07月24日
  • 今日未明

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    短編集。
    どの話もとても読みやすくあっという間にストーリーに引き込まれる。そして、どの死亡事故の背景もとても切なくてたまらない。

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    2026年07月24日
  • ダブルマザー

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    自殺した娘の母親と名乗る二人の女性。死んだのは一体どちらの娘なのか…?
    いがみ合いながらも真相に迫り、お互いの娘は一体何を考えていたのか、気になって気になって読む手が止まらなかった。
    親の考えている理想、子供の考えている理想、わかろうとしても見えてこない部分もあって、親子なのに…と悲しくなっちゃう。
    けど、ラストに一癖あって、完全なイヤミスで終わる(笑)好き。

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    2026年07月22日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    駆け引き系恋愛アンソロ。恋リア・人狼・再会と甘〜いだけじゃなく捻りが効いてて良き。お気に入りは、人狼でお相手を探す浅倉秋成「糸の人を探して」。

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    2026年07月21日
  • 今日未明

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    日常は何気ないニュースで溢れてる。引きこもりの息子が親を刺殺する事件。高層マンションから落ちて亡くなった小さな女の子の体があざだらけだった事件。産まれたばかりの赤ちゃんを殺して遺棄する事件。老人が車の運転で中学生をはねて殺した事件。熱中症でエアコンを入れずに寝ていた老夫婦が、ベッドの上で亡くなった事件。どの事件も珍しくない、「またか」となるような事件。しかし、この小説では、大勢の人が思った「またか」をひっくり返すような物語が書かれている。ニュースは事実しか報道しない。その裏側ではどんな事が起きているのかを、考えさせられる話だった。
    こちらが思っていた先入観を見事に覆して、当たり前のニュースに当

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    2026年07月20日
  • 二重らせんのスイッチ

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    出来過ぎた話ではあるし、日本語の習得ってそんなに簡単じゃないぞ、とも思うし、まぁアラ探ししようと思うと幾つかあるのですけど、それでも夢中で読んでしまうぐらいには面白かったです。
    色んな真相が解明される度に、救われた気持ちなれるような優しさとか切なさが溢れてきて、作家性というのか、ミステリの体裁で「人間」を描く辻堂さんらしさを感じました。

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    2026年07月20日