辻堂ゆめのレビュー一覧

  • コーイチは、高く飛んだ

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    階段から落ちたのは誰? 私って誰?

    体操界のホープに降りかかる凶事にドキドキする。
    語り手がはっきりしなくて疑問符が増える。
    そして最後に涙が止まらない。

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    2017年04月19日
  • コーイチは、高く飛んだ

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    確かにこのラストはすごかったな。彼はなんのために飛んだのか。それを知って、ぞっともしたし熱くもなった。確かに読後に表紙の絵を見るとほんとうに切ない。
    彼は、高く飛んだ。生かすために。

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    2017年04月16日
  • 今日未明

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    とても悲しいことだが自分自身に関係がなければすぐに頭の片隅に追いやられるような三面記事を描いた短編集。
    私達「何も知らない人間」が事件に対し如何に身勝手な解釈をしているのかを気づかせてくれる、とても引き込まれた話だと思った。

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    2026年04月05日
  • 今日未明

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    「今日未明」絶妙なタイトル。未明って事件のニュースしか使わない言葉。事件のあらましだけでは決してうかがい知ることのない複雑な事情。

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    2026年04月03日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    新型コロナウイルスの流行でこれまでの生活が一変した2020年、とある市役所に開設されたこころの相談室。
    二人のカウンセラーが相談者の悩みや苦しみにそっと寄り添うハートフルなお悩み救済物語⸺だと思って読んでいたんです、途中までは。
    カウンセラーだけが気付いた相談者の抱える誰にも言えない秘密とは?
    これまで語られてきた印象を一気に反転させるような2段構えの構成に痺れた…!

    コロナ禍はもう随分前のことのようにも思えるけど、読みながら異様な閉塞感と絶望感で不安でいっぱいいっぱいだったあの頃を思い出して心が痛んだり。
    短編集ながらも各話少しずつ繋がりがあり、巡るキーアイテムの存在が明るくはない題材の中

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    2026年03月31日
  • 今日未明

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    記事が冒頭にあり、その後ストーリーに入っていく形式は新鮮で、面白かった。
    この状況からどのように事件につながっていくのかのミステリー要素もあり、どこかで止められなかったのかと思ってしまう切なさも強く感じた。
    1点、文量が少ないからか、やや予想がついてしまったのは難しさを感じた。

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    2026年03月29日
  • ダブルマザー

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    面白かったーーーー!!!!

    女3人組って絶対に上手くいかないよね!
    3人組なのにいつのまにか1人が知らない間に仲間外れになってる。
    何の話や?って感じやん?( ・∇・)
    読めばわかる( ^ω^ )笑

    伏線回収がお見事で、バッドエンド?(捉え方によってはハッピーエンド?)なのに、スッキリ終わるラストでめっちゃよかった!

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    2026年03月28日
  • 今日未明

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    どのお話も「本当に冒頭の記事のような事件なんか起こるの?」という幸せそうな状況がずっと続いていて…で、最後の最後に大どんでん返し。…で、心が痛む。
    事件が起きるのって、特別なことではなく、ごくごく普通な日常生活の延長線上に起きることで。でも、そのごく普通な日常で、色んなことが密かに蓄積していた結果、積もった塵が山となるというわけだ。怖い怖い。

    初・辻堂ゆめさん。
    もう少し他の作品も読んでみたいと思う。

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    2026年03月28日
  • ふつうの家族

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    いつもの辻堂ゆめさんのどんでん返しを期待してしまうといまいちかと思います。ただ家族への接し方やそれぞれが家族に期待することなど一人の青年を通してそれぞれが思い出していくストーリーになっていると思います。

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    2026年03月27日
  • ふつうの家族

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    毎日泣きながら仕事をしていた頃を思い出した。
    何を頑張っているのか、どこまで頑張ればいいのか、わからなくなっていた頃。
    現在、そんな日々から脱出して、お暇をいただいている身にすごく沁みて涙が出た。
    家族小説でもあるけど、お仕事小説でもある。
    沢山刺さる言葉があって、救われた気持ちになった。
    自分も心が死なないものを選んでいきたい。
    『今日未明』に続いて、辻堂ゆめさんとても好きです。

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    2026年03月27日
  • 今日未明

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    ボランティアで子供の安全を見守ることを自主的に行なっていたおばあちゃん。いじめられていた中学生の男の子を孫の様にかわいがるも、その子に利用されていじめっ子を車でひいてしまう。免許返納直前の出来事。どの短編も最初は温かい人間模様ですが、事件に近づくにつれて本当の気持ちが明らかになり予想を超えた展開に発展する。それが繰り返される。温かい冷たいのマリアージュ。シロノワールを食べている様な幸せな気分になれれば良いのだが、読後は何てことだとなる。

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    2026年03月26日
  • 今日未明

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    父親を刺殺した引きこもりの40歳の息子、マンションから転落した7歳女児、中学生を轢き殺した75歳女性、猛暑日の中エアコンを使わずに熱中症で亡くなった老夫婦、乳児の遺体を遺棄した23歳女性。新聞の片隅にしか載らない小さな事件や事故、その裏側にあるかもしれないです驚くべき真相を描き出す5つの短編。
    かなりのイヤミスです。

    どれもがどこかで見たことのある事件や事故。この手の記事を目にするたび、ステレオタイプの解釈を施し、勝手に決めつけては心の中で断罪しニュースを消費してしまう自分を咎められているかのようで居心地が悪い。
    確かに、三面記事の短い文章では伝わらない、当事者にしかわからない本当の事情があ

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    2026年03月25日
  • ダブルマザー

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    自殺したひとりの娘と、ふたりの母親。
    自殺した娘は本当はどちらの娘だったのか?もうひとりの娘はどこに行ってしまったのか?続きが気になって一気に読んだ。途中から二人グループに加わったくるみが出てきたが、現在は二人ともと疎遠らしい。ラストは思いもよらなかったです。ふたりの母が山に登りながら話すところで、娘の正体がわかり、ふたりの母も考えも改められ、娘はどちらもいなくなってしまったけどバッドエンドではないな、と思っていたら衝撃のラスト。全く予想できませんでした。世間的に見れば、ラストはよくないものなのかもしれないけど、私はとってもいいと思う。羨ましい。

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    2026年03月23日
  • 今日未明

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    今日未明の小さい記事。
    その中にあった人間模様を描いていく。
    様々な思惑、環境があっての結果である事に、
    今更ながら気づく。
    題材も、人の暗い部分が浮き上がってきて、哀しみもジレンマも感じられ面白く読みました。

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    2026年03月22日
  • トリカゴ

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    当たり前過ぎて、普段考えないこと。
    息ができるとか、歩けるとか。

    本作の中においては、戸籍があること。

    毎度の事ながら小説は、考えて来なかった事に対する、疑問のとっかかりになる事が多く、凝り固まったアタマを解すのにちょうどいい。

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    2026年03月22日
  • トリカゴ

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    全体的に話の筋がまとまっていてスイスイ読むことができた。二つの事件の犯人の犯行動機と内容は若干稚拙でがっかりポイントだったが、改めて『当たり前』に人生を生きてる自分がいる反面、当たり前に生きられない存在もあることに、軽々しくダイバーシティとか言う自分の会社に恥ずかしさを感じた。本を読み始めてからこう言う感覚になることは多々ある。

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    2026年03月21日
  • 今日未明

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    普段流し見ているようなニュースの掻い摘んだ内容から読み解く短編。初めと最後に今日も平和だと感じる皮肉さで結ばれているところも尚良い。そんな今日もどこかで同じような記事で溢れ、私たちもまた深く知ることもないのだろう。

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    2026年03月19日
  • 悪女の品格

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    筋道がキチンとしていて、ご都合主義が無くスキッとした読み終わり感。ただ、昔のいじめっ子をいじめられっ子が「濡れ衣をはらす」理由で、犯人探しを手伝う流れには、共感出来ない!かなり酷いイジメを受けているにも関わらず!作家さんは、どういう理由で?あるいはどういう意図で、この二人にタッグを組ませたのか、理解できない。

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    2026年03月16日
  • ミステリ作家、母になる

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    うんうん、そうだよねー、と思えるフレーズが多くて、自然と頬が持ち上がった。子育ては、面白い。そんな気持ちが再燃する作品。

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    2026年03月16日
  • 今日未明

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    新聞の「よくある事件」記事を各章の冒頭に載せ、その事件の詳細を描く設定。引きこもり息子が親を刺殺、高齢者の自動車事故や熱中症、連れ子への虐待や若い母親による新生児遺棄…どれも記事を読んだだけではありがちな事件だと思ってしまうが、実は思いもしない展開だったと言うのが面白かった

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    2026年03月15日