辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    すごい展開だった
    自分の考えていた展開をある意味覆されてさすが、
    辻堂ゆめさんだと思った
    ただのミステリーだけではないというところに魅了された

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    2025年09月23日
  • サクラサク、サクラチル

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    色々な本を読んでいると好みの作家さんがわかってくるのですが私は辻堂ゆめさんがとても読みやすく、面白いと感じます。今まで読んだ本は全部星5と言えるぐらい好きですね。何より読みやすい。この本は自分が虐待されているということに気づかない高三の高志です。同じく虐待を受ける愛璃嘉と出会い共に両親の復讐計画をするという話です。途中目を背けたくなるような描写や辛い設定も沢山ありますが結末まで読むとこの結末で良かったと思いました。

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    2025年09月21日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    ミステリ部分はなんとなくわかる
    が、その他の描写がとても良い。自分が神奈川出身のこともあり、出てくる場所に縁があることも面白い

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    2025年09月21日
  • トリカゴ

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    ネタバレ

    新川帆立さんの『先祖探偵』の後書き対談に登場した辻堂ゆめさんがこの本について言及していたのがきっかけで知った。
    無戸籍という同じワードを使っているけど前者は柔らかい人間ドラマに対してこの本はかなりドス黒いと言うかジメジメしていると言うか、人が嫌だなあと感じる擬音が全部入っていそうな話だった。

    あらすじの通り、主人公里穂子刑事は無戸籍の殺人未遂の被疑者ハナを通してユートピアと言う名の無戸籍コミュニティの存在を知り、捜査を進める上で彼女達の住処を壊してしまうのではという不安と自分が刑事を目指す理由となった鳥籠事件の被害児童と似た境遇のハナ達への好奇心との葛藤がめちゃおもしろい。

    まず知らない事

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    2025年09月21日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    心が救われる作品。
    タイムスリップ小説としての面白さでグイグイ引っ張られる。その中にいくつもの謎が散りばめられていて、いつのまにかその謎に魅了されている。その頃にはミステリー小説として読み進めることになり、散りばめられていた伏線に、そういうことか、と声を出して叫び出したくなる。

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    2025年09月11日
  • 今日未明

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    話の裏に隠された秘密に驚きまくり!! 短編なのに、ひとつひとつがなんともよくできている。最初に書かれている新聞記事を読んだときには、あー、貧困とか虐待とかが原因で起きた事件とか事故なんかなくらいにしか思わないのだけど、読みすすめていくとその裏に隠された秘密にびっくりさせられる!!しかも、それが全部の話でびっくり!!

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    2025年12月07日
  • トリカゴ

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    読み応えがありました。 無戸籍の人がいるという現実、知らない事ばかりで、実際の世の中はどうなんだろうと調べてみたくなりました。

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    2025年09月06日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    心温まる物語
    今の自分自身と重ね合わせながら、親子の時間、夫婦の時間は本当にかけがえのないものだと感じた

    終わりは分からないけれど、ふとした瞬間も大切にしながら家族と過ごしていきたいと思う

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    2025年09月05日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    読み終わりに近づくにつれ、涙腺が緩む感覚があり泣けてきました。突然現れた、10歳の女の子ちぃ子との温かくて楽しい一か月は、読んでいて堪らなく愛おしくて、物語の展開上、いつかこの可愛いちぃ子がいなくなってしまうんだと思うと、寂しさが湧いてきました。そして、最後の伏線回収。ある程度予想はついたので驚きはそんなになかったですが、愛する人と共に過ごす時間の大切さを想うと温かい涙がでました。それから、妻との最期の会話。胸がいっぱいになりました。私は、主人公の譲と同じ年齢の男性なので、余計に感情移入出来たのかもしれませんが、とても温かくて泣ける小説でした。

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    2025年09月03日
  • ダブルマザー

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    間違いなくミステリーですが「家族の価値観」を考える作品でした。他者に答えを求めず自分自身の考えをしっかりと軸にしていこうという教訓を学びました。
    イヤミスの部類なので注意です。

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    2025年08月31日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    ネタバレ

    物語のあちこちに伏線があり、読みながらページを遡っていくのが楽しかった。譲は過去からきた紗友里(ちぃ子)に出会い、自殺をやめて生きていく勇気を取り戻した。妻が自分のことを10歳の頃から愛してくれていたことに気づき、自分の優しさも認められた。紗友里は10歳の頃に大人になった譲に出会ったことで、大切な友人を亡くしたあとも、心を壊さずに生きてこられた。こうやって過去と未来の中でお互いを救いあえているのが素敵。もしも、私が自分の生んだ子どもが10歳で亡くなってしまうことを出産時に知ったら、亡くなる未来を変えることに必死になり、与えられた時間を精一杯大切に生きていくことはできないと思う。紗友里は優しくて

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    2025年08月27日
  • トリカゴ

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    この世に無戸籍者がいることは是枝裕和監督の映画「誰も知らない」を観て知った。
    実際に起きた事件をモデルとしており、私が知らないだけで今現在も無戸籍者は社会問題となっているのかもしれない。
    本著に登場する無戸籍者が隠れ住むコミュニティ「ユートピア」は現実にも存在しているのかもしれない。

    無戸籍者が起こした殺人未遂事件により、過去起きた未解決事件の鳥籠事件が浮上し、そのふたつの事件が絡み合う伏線の数々が最後に導く結末が思いもよらぬものだった。
    無戸籍により社会では透明な人間となってしまっているが、存在する人権のある人間であること。
    社会に守られる権利があること。
    人として生まれた以上、生まれたル

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    2025年08月26日
  • あの日の交換日記

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    「トリカゴ」を読んで作者のファンになり今回2作目。それとはまったく作風が異なるがどちらも素晴らしい。

    7編からなる連作だが、時系列を考えながらこの先生はいつの??などと勝手に考えながら読み進めていった。
    最後まで読み、今までの流れがストンと落ちた感じ。
    各章ごとに細かなトリックのような仕掛けも施されていて、それもまた楽しめた要因のひとつ。

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    2025年08月26日
  • ダブルマザー

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    最後の最後にどんでん返しで驚いた!!!
    親子って近いからこそ難しい
    血が濃いからこそつい素直に気持ちを伝えることができなかったりする
    そんな元に生まれた2人のお話
    どちらの親もなかなかハードな家庭だった

    辻堂ゆめさんの作品はやはりおもしろい

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    2025年08月24日
  • サクラサク、サクラチル

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    初作家の辻堂ゆめさん

    教育熱心なのは良いけれど、度が過ぎれば教育虐待に繋がる。
    母親は自分がいないとダメだと思い込み、親に縛られている。
    異なる毒親を描いた作品でした。

    虐待=暴力や暴言って思っていたけど、
    教育虐待もあるんだと知りました。

    読んでいてとっても重く、苦しかったけど…
    2人が自分の道を見つけて、生きていくところに
    感動しました

    貧困家庭も辛いけど、裕福な家庭で教育虐待されるのも辛いな

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    2025年08月24日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    夏っぽい作品が読みたいと思い表紙買い。辻堂ゆめさん多分初読みの作家さん。
    表紙の可愛らしいイラストからライト的な物と思い軽く読めるかなと思っていたら、何で今まで読んでなかったんだろうと思うくらい揺さぶられた。

    タイムトラベル物で一夏の疑似親子体験。楽しい日々が続くが終わりの迫る切ない時間だ。夏の終わりで、ちぃ子は消えてしまうんだろうな、悲しい結末を予想していたんだが。
    後半、次々と衝撃がくる。鳥肌がたった。脳がバグる。今まで一体どんな気持ちで、あの人はいたんだろう。想像すると苦しくなった。
    ちぃ子の正体が分かるとまた始めから読み直したくなった。

    読み終わり改めて表紙をみてアフターストーリー

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    2025年08月23日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    タイムスリップ系。
    面白かったです。
    夏に読みたい本。
    初作家さんで他の作品も読んでみたいと思います。

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    2025年08月20日
  • 僕と彼女の左手

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    なぜさやこは突然習に話しかけてきたのかずっと疑問だったが、途中まで読み進めていったらなんとなくわかった。
    彼女が左手でもピアノに挑戦してる理由も

    恋愛要素もあり、ミステリー要素もあり楽しめた

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    2025年08月16日
  • いなくなった私へ

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    辻堂さんの作品は2作目だが、1作目と同様にオカルトじみてくる。最初は死んだ人間が誰にも分からずに復活するのが不思議だったが、途中で挟まれるインドの「輪廻の泉」の話しと次第にリンクしてくる。オカルト宗教も登場し、怒涛の謎解きの終盤へ。
    死亡から復活した人間が次々現れ、現実的には戸籍の問題もあり生きて行くのは難しいと思うが、新しい未来を感じるエンディングでホッとさせられた。

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    2025年08月16日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    父親と母親、そして幼く命を亡くした少女。泣けるミステリーと帯には書かれているが、ミステリー性はそんなにない気がしました。それより感動でした。自分も状況は全く違いますが、似たような境遇が今現在進行形で進んでいて余計いろいろと考えさせられました。こうゆうの弱いな〜、すぐ泣いてしまいます。

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    2025年08月09日