辻堂ゆめのレビュー一覧

  • あの日の交換日記

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    とにかく読みやすくて面白い!
    短編なので気楽に読めるけど、どんどん繋がってくる感じが気持ち良い。
    とにかく1つ目の話が引き込まれて、続きを読むしかない。という感じになった。
    全てが違った方向の伏線回収という感じになっており、一冊で様々なミステリー要素を楽しめるのにこの薄さ。もっと読みたいとも思ってしまう。
    交換日記の素晴らしさにも感動。こんなに交換日記だけでエピソード作れるものなの?

    辻堂ゆめさんは初めて読んだけどこんなに面白いのか。。積読が解消されたら他の作品にも手を出してみたいと思います。

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    2026年01月04日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    普段恋愛小説を読まないのですが、それでも読みやすかったです。
    恋愛小説のはずなのにどこか恋愛小説っぽくないところも読みやすかったポイントかなと思います。
    人気作家さん達が描いた物語がどれも素敵でした。

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    2025年12月27日
  • 十の輪をくぐる

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    息子・泰介と母・万津子の視点から交互に語られる物語。
    認知症を患った万津子の「私は東洋の魔女」という言葉には、どんな意味があるのか。

    万津子の母親としての覚悟と深い愛情に、胸が締め付けられそうでした。

    辻堂さん、初読みでしたが他の作品も読んでみたい!

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    2025年12月20日
  • トリカゴ

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    聞いたことはあったけどいまいちよく理解していなかった無戸籍という言葉。本当にそんな人が今の時代にいるのか思わずネットで調べて見た。現在の推定無戸籍者は800人程。色んな理由で戸籍を取得できない人がいることを知った。

    私がこの作品を最後まで読んだのは作品としての面白さはもちろんだけれど、少しの好奇心、野次馬精神のようなものもあったと思う。これは鳥籠事件の記事を面白く書いた週刊誌や事件の感想を興味津々に語っていた里穂子の両親と同じようなものかもしれない。

    でも読み終わった今、私は心の底から無戸籍でこの世に存在していることを誰にも知られていない人、当たり前の生活を送れず苦しんでる人が1人でもいな

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    2025年11月30日
  • トリカゴ

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    無戸籍者のコミュニティと出会った刑事
    外から見たら、なんて粗野で粗末な生活に見えても本人たちには唯一の世界

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    2025年11月27日
  • 二重らせんのスイッチ

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    ネタバレ

    面白かった!手に汗握る展開、次々と明らかになる真相…
    計画や犯人の存在はなんとなく想像がつくけれども、その答え合わせがしたくてつい先が気になってしまう。しかも、謎に対する答えが引き延ばされすぎず、ちょうど良いタイミングで開示される。
    個人的にかなり刺さったミステリーだった。

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    2025年11月19日
  • トリカゴ

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     一件の殺人未遂事件から浮かび上がる無戸籍者のコミュニティとかつて日本中を震撼させた未解決の児童虐待事件(通称、鳥籠事件)が交錯する社会派ミステリーで、主人公の女性刑事の事件を解決しなければならない使命感と自身が捜査することで無戸籍者達の平穏を壊すかもしれない不安の葛藤や事件の顛末までのストーリー展開と現実でもあり得そうな深刻な社会問題に言及されているのが印象深かった。

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    2025年11月09日
  • あの日の交換日記

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    辻堂ゆめさん、4作目です。
    私には丁度よい感じのミステリーで面白いです。もちろん、この作品も面白かったです。

    交換日記が小道具(!?)的な役割をしていました。
    色んな人の組み合わせで交換日記をします。

    入院患者と見舞客
    教師と児童
    姉と妹
    母と息子
    加害者と被害者
    上司と部下
    夫と妻

    そして、この交換日記には2人の教師の関わりがあります。でも、始めのうちは2人いるとは分からなかった。
    私は「加害者と被害者」の章が好きです。「さすが、先生!」と思ってしまいました。

    交換日記

    中学生の時に友達としたことがあります。が、クラスの担任教師ともしたことがあります。残念ながら本書のような先生では

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    2025年11月05日
  • あの日の交換日記

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    予想がつかない展開がとても面白かった。

    特に、最終的にそこまでの話の伏線が回収されるところが本当に気持ちよかった。

    交換日記はやったことないけど、自分の日々のことを日記に書き込むことを習慣にしている。今は海外出張中で少しサボってしまっているが。

    日記を書くと、その1日が無駄にならない感覚がある。何かしら良いこともあれば、その先に繋がる良い出来事がある。ただ、頭の中で考えていてもすぐに忘れてしまう。だから、書き留めて、振り返って、日々色んなことに取り組んでいく必要がある。

    自分に子供ができたら、やってみたいと思った。

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    2025年11月03日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    最後の「この世界には間違いが七つある」は、記憶を消してもう一度読みたい。

    前から順番にしっかりとページを読み進められて本当によかった。絵を少しでも見てしまったら危なかった。

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    2025年11月01日
  • サクラサク、サクラチル

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     教育虐待を受けていた染野とネグレクトを受けていた星さんの二人が出会うことて、親への復讐を計画し実行するという物語。
     プロローグでいきなりの修羅場の描写に圧倒された。そしてエピローグを読むとこれからの二人の明るい未来が想像できてホッとする。
     染野や星さんが日常的に受けている教育虐待やネグレクトが生々しく描かれていて、読んでいて重苦しかった。実際にこういう環境で生きている中高生もいるんだろうなと思うとやりきれない気持ちになる。
     あれほど両親から罵倒され殴る蹴るの暴力を受けながらも、染野が親に抵抗しないのが歯痒かったが、それだけ親に洗脳されていたということがわかった。
     自分自身の虚栄心を満

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    2025年10月28日
  • トリカゴ

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    地元蒲田を舞台にした小説で、思わず手にとってしまった。

    率直な感想を言うと、結末が読めなくて、非常に面白かった。

    この小説のメインのテーマとなる鳥籠事件。
    長年未解決だったこの事件が、偶然蒲田で起きた殺人未遂事件をきっかけに、操作が動き出す。

    警察官の執念や、取り調べ、事情徴収など、警察の仕事を理解することにもつながる内容だった。

    そして、「無戸籍者」という分類の話を初めて聞いて、いろいろ考えさせられた。自分は普通に生まれて、戸籍もあり、両親もいた。ただ実際いろいろな事情があって、無戸籍者という人たちも、今自分の周りにいると思うと、自分自身はとても恵まれた環境で生活ができていると改めて

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    2025年10月21日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

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    作品紹介・あらすじ

    長い雨の切れ間に女の子を拾った。「ここ、どこ?」ちぃ子と名乗るその少女はどうやら1980年代からタイムスリップしてきたらしい。ちぃ子はなぜ僕の前に現れたのか、はたして元の時代に戻れるのか、封印された記憶に隠された真相は。娘を亡くした父親と、両親のいない少女の、奇妙な「夏休み」がはじまる。すべての伏線が繋がったとき、時空を超えた愛の物語が浮かび上がる号泣必至ミステリー。

    *****

    タイムスリップとミステリーが合体したような内容。ただSFっぽさは皆無。
    全部で第7章+アフターストーリーからなる長篇。
    第5章までは少し否定的な印象を受けていたのだけれど、第6章を読んでがら

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    2025年10月18日
  • トリカゴ

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    辻堂ゆめさん、2冊目。
    仕事が忙しく、なかなかまとめて本を読む時間を取れなかったのだが、それでも頭に残るような語り口で、とても面白く読めた。

    蒲田署の刑事・森垣里穂子が、ある事件の容疑者ハナを尾行する中で、無戸籍者が隠れ住むコミュニティを発見したところから始まる物語。
    そこからは、コミュニティに住む人たちの現在と過去、社会における無戸籍者に関する課題、職務の過程で知ってしまったコミュニティとの関わり方についての里穂子の葛藤などが丁寧に語られていき、重たい話ではあるが謎解き要素にも満ちた展開でズンズンと読ませる。
    里穂子や過去の事件の専従捜査員・羽山だけでなく、コミュニティのメンバーや養護施設

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    2025年10月18日
  • あの日の交換日記

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    「女教師は、ベッドに横たわったまま、
    一心不乱に文字を書いている。彼女は思う。
    文章とは、無限大だ。紙の上では、何にだってなれる」
    —プロローグより

     スマホやSNS、PCメールで言葉を交わすのが当たり前になった今、手書きの文章は時代遅れと感じる人もいるかもしれません。

     気が向いた時だけ、気軽に送れる言葉。もし面倒になれば、すぐに辞められる。そんな便利さの中で、すっかり姿を消してしまいました。けれど、物語は、そんな “古くて不便”な手段にこそ、心を通わせる力があることを教えてくれます。

     本作は七話で構成されており、それぞれ異なる関係性の二人が交換日記を通じて対話を重ねます。

     交換

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    2025年10月17日
  • トリカゴ

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    面白かった。
    読み応えがあり、それぞれのキャラクターが魅力的で、ページをめくる手が止まらなかった。
    殺人未遂事件から始まり、社会派ミステリーとして無戸籍問題にどっぷり浸かっていくが、語りが軽快で飽きず、読みやすい。
     
    アレルギーのくだりなど、鳥籠事件の真相に近づくにつれて鳥肌が止まらなくなる。
    そして、あまりに残酷な真実に、その場面だけは呼吸を落ち着けてため息をつきながらでないと読み進められなかった。

    失った命、時間は戻ってはこないが、ユートピアは無駄ではなかったという言葉に心が救われる。
    不完全な社会でも、少しずつセーフティネットが出来ていること、希望を感じられるラストになっていてよかっ

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    2025年10月16日
  • トリカゴ

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     無国籍者を巡る社会問題やネグレクト、子どもの虐待などとても重たい社会問題を取り上げながらも、とても読みやすく非常にクオリティの高い小説でした。

     主人公である蒲田警察署・森垣刑事が捜査の過程で知ってしまった無国籍コミュニティとの関わり方との葛藤が丁寧に描かれています。日本特有の戸籍制度を基盤として成り立っている今の社会では、無国籍ということで教育、医療、職業、結婚などの選択肢が奪われていること。総務省や厚労省など中央官庁通知を基礎自治体窓口担当者が把握してなくたらい回しされた話しなど、著者の無国籍問題に対する入念な調べを感じます。

     最終章で未解決事件となっていた『鳥籠事件』の真相解明な

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    2025年10月03日
  • トリカゴ

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    「今日未明」で読みやすい文章と面白さで
    他の作品も気になって読んでみた。

    ずっと読み続けられる面白さ
    無戸籍の方のこと今まで全くと言っていい程
    知らなくてこの本で色々勉強になった。
    それぞれのキャラも個性があって
    最後はそれぞれを応援したくなる。
    ミステリーとしても予想外のラストで
    嫌な気持ちは残るけど終わり方は良かった。

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    2025年09月28日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    すごい展開だった
    自分の考えていた展開をある意味覆されてさすが、
    辻堂ゆめさんだと思った
    ただのミステリーだけではないというところに魅了された

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    2025年09月23日
  • サクラサク、サクラチル

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    色々な本を読んでいると好みの作家さんがわかってくるのですが私は辻堂ゆめさんがとても読みやすく、面白いと感じます。今まで読んだ本は全部星5と言えるぐらい好きですね。何より読みやすい。この本は自分が虐待されているということに気づかない高三の高志です。同じく虐待を受ける愛璃嘉と出会い共に両親の復讐計画をするという話です。途中目を背けたくなるような描写や辛い設定も沢山ありますが結末まで読むとこの結末で良かったと思いました。

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    2025年09月21日