辻堂ゆめのレビュー一覧

  • いなくなった私へ

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    ゴミ山で目を覚ましたら芸能人である自分は自殺したと報道されており、自分の顔を見ても誰も認識してくれないーー。という話なんやけど、先が全く読めず、どうなんの?と読む手が早まる。これからの未来がこの子達にとって幸せでありますように。

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    2023年08月13日
  • 二重らせんのスイッチ

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    辻堂さんの作品を初めて読みました。止まらなくなり、一晩で一気に読めた。
    突然、冤罪に巻き込まれた時の周囲の反応やその後、社会問題との関係も興味深かった。
    登場人物それぞれの人間性や状況も丁寧に描かれて読後感が清々しい。
    辻堂さんの他の作品も読みたいと思います。

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    2023年08月10日
  • 悪女の品格

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    自らの強欲と罪を認めよ。
    『あの日の交換日記』で話題沸騰の
    著者が仕掛ける、予想外の結末とは!?
    嘘を重ね、贅沢な生活を送るめぐみのもとに
    過去の罪を仄めかす手紙が届く

    どうして私がこんな目に。めぐみはここ一週間、連続して危険な目に遭っていた。監禁事件に薬品混入事件。犯人は今まで付き合ったことある男性のうちの誰かかもしれない。次々と狙われ、さらに彼女自身の過去の罪を告発する手紙まで届き恐怖を覚えためぐみは、パーティーで知り合った大学準教授と共に犯人を探し始める。美しく強欲なめぐみを襲う犯人は誰!? 悪女に降りかかる災厄を描く、長編ミステリ。

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    2023年07月28日
  • 卒業タイムリミット

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    「一人一人に居場所を」をモットーとする欅台高校の女性教師が誘拐され、さらにネットにアップされた監禁動画では72時間後に彼女を始末するという犯人の宣言もなされる。そして卒業式を三日後に控えた三年生の四人に対して犯人からの挑戦状が送り付けられ、彼らは事件の解決に乗り出すものの、なぜこの四人が選ばれたのかということすらわからない。彼らは無事に誘拐事件を解決できるのか。そして犯人の目的は。スリリングな展開から目が離せないミステリです。
    とても素晴らしいモットーを掲げたように見える欅台高校ですが、実態はかなり窮屈なものです。「告白カード」って何それ。全力で打ち込むこともそりゃ大事だと思うけれど、何事もず

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    2023年07月08日
  • 悪女の品格

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    めぐみは小学生の同級生の3人同時に付き合っている
    監禁、薬品混入2件
    これは彼氏3人のうちの誰かの犯行なのか
    偶然参加した婚活パーティーで将来有望な男と事件の犯人をさぐる

    主人公めぐみは小学生でクラスの男子をいじめ
    現在もお金目当てで3股中
    まさに悪女
    次々起こる事件と彼女が昔どんないじめをしていたのかを同時進行で描く
    登場人物達皆に疑問が残る
    屈折している人物が多い

    共感はしないけれど先が気になって
    時間を忘れて読んだ

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    2023年07月07日
  • 昨夜は殺れたかも

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    本当にMr&Mrsスミスみたい!となんだか楽しかった。
    妻の隠し事が判明してからも、夫側の謎が少し残ったままだったので、どちらかというと妻視点で読んでしまった。
    疑惑だけで殺そうとするとか、いろいろ非現実的ではあるんだけど、それも含めて楽しく読める作品。

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    2023年06月27日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

    ネタバレ

    抗えない運命との戦い

    身近な人の善と悪は、日頃の関わりからしっかり分別できるようにしたいと思いました。誰が自分にとって良い影響を与えてくれるのか、この人といたら自分は駄目になるのではないかと改めて考え直すきっかけの作品となりました。

    女の子の制服問題、主人公との先輩後輩問題については、物語が進むにつれ勘づいてはいたのですが、若干設定に無理がある気がしてしまいました。

    最後まで主人公は、与えられた運命から逃れることができるのか否か、まったく予想がつかなかったので、ドキドキハラハラしながら読めました。

    #切ない

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    2023年06月19日
  • 片想い探偵 追掛日菜子

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    女子高生探偵の日常の謎ですね。

    追掛日菜子は女子高生。彼氏なし。
    「推し」一筋なのだが、ストーカー並み。
    その「推し」が何故か事件に巻き込まれて、日菜子が解決するというストーリー。
    大学生の兄が引きずり込まれてワトソンの如く、事件解決に奔走する。

    めちゃくちゃユーモアたっぷりの本格探偵小説になっているのが、辻堂さんの力業ですね。
    推理が際立っています。パソコンとスマホを駆使して推論を組み立てる熱意は凄まじいほど。
    行動力もホームズもびっくりするくらいの無茶をする。
    何故か、解決すると「推し」が覚めてしまいう。
    次々と「推し」が変わって、五話の短編連作ですね。

    辻堂さんの文章はスピードがあ

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    2023年06月16日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    ネタバレ

    「その爪先を彩る赤」は、多重人格を装う必要性がよくわからなかった。さらにはあまりに露骨なヒントでねらいが読めなかったなぁ。総じてキャラ設定の意味を十分に活かせていない気がする。長編だと違うんかな?

    「東雲高校文芸部の崩壊と殺人」は、妙に淡々としていたがトリックはよかった。というか、淡々としていたからトリックの良さが際立ったのかもしれない。高校という世界をどのように色づけるかは、世界観だけではなく、トリックの受け取り方まで変えるんだなと改めて思った。

    「黒塗り楽譜と転校生」は、転校生って必要?って感じの扱いになっちゃった気がする。タイトルにつけて一定の役割を期待したのだとは思うけど、作品全体

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    2023年06月08日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    どれも面白かった。あまり知らない作家さんもいたので、他の作品も読んでみたい。
    まず最初の辻堂ゆめさんで、少しだけ似た思春期を過ごした自分の過去を思って引き込まれ、凪良ゆうさんでは、しまったこれは「すみれ荘」の話かまだ読んでない、と思いながらも、「私の美しい庭」の統理くんがちらっと出てきて嬉しくなったり。最後の芦沢央さんは、何の話かと思ったら奇想天外な世界でびっくり。
    こういう軽めのミステリーは楽しい。「どっち?」は怖いかな。

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    2023年06月08日
  • ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~

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    ネタバレ

    あの世にある「来世喫茶店」へ、生きていながら招かれた未桜。カフェへの憧れがあった未桜は、ひょんな事からそこで働く事になり…

    マスターへの一目惚れ、そして来世喫茶店の秘密。話が進むにつれ、その秘密が明らかになり、最終的にハッピーエンドなんだろうけど、できれば生きて幸せになって欲しかったです。

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    2023年05月06日
  • 二重らせんのスイッチ

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    存在を知らなかった一卵性双生児が関わるミステリー。一卵性双生児ってDNA鑑定が一緒になることや、海外への養子縁組の問題など、辻堂ゆめさんの作品は読みやすいのに色々知らなかった社会問題を教えてくれる気がする。

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    2023年04月29日
  • 僕と彼女の左手

    ネタバレ

    美しすぎるミステリー

    この小説を読んで、ミステリーなのにこんなに美しいという感想で終わるものがあるんだと初めて思い知らされました。

    彼女がついた多くの嘘も全て意味があり伏線があり、読んでいて、これもあれも繋がっているのかと感心させられるばかりでした。

    ただ、ページ数が少ない分2人の会えなかった時間が割とあっという間で少しあっさりしすぎているような気もしてしまいました。

    音楽が題材となっているだけあってピアノの描写が何度も出てきますが、実際に聴こえないピアノの音が聞こえてきそうなほど描写が細かく、感情が高まるかのごとく緻密に表現されていて、本当に素晴らしかったです。

    #感動する #胸キュン #エモい

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    2023年06月19日
  • 二重らせんのスイッチ

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    少々、ご都合主義かなと思う部分もあったが、面白かった。辻堂さんの作品は、いろいろな社会問題を提起した物が多く、考えさせられます。

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    2023年03月27日
  • ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~

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    『死んだ後に人間が行く場所は、三途の川でも、天国でもない。そこは、現世と来世の間にある、ちょっぴりレトロな喫茶店』

    (*˙ᵕ˙*)え?

    人は死んだ後どうなるのか?どこへ行くのか?誰でも一度は想像したことがあるだろうその命題。人の想像力は無限です。そんな想像の先にそれを小説として世に表した人もたくさんいます。また、そんな小説を読んで、いや違うでしょ、本当はこうじゃないかなあ…とそんな小説を元にして、その上にさらに想像力を働かせて自分なりの死後の世界をイメージすることもあるかもしれません。

    しかし、どんなに偉大な人物が主張する事であってもそれが本当かどうかはわかりはしません。死後の世

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    2023年03月13日
  • 卒業タイムリミット

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    表紙が綺麗なイラストだったので、怖さ弱めのミステリかと思ったが、描写が細かく夜1人で見るには少し怖かった

    実際に考えたらありえないトリックだが、それぞれの抱える内情や関係が面白かった

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    2023年02月26日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    乗っている電車が人身事故を起こした直後から、明晰夢を見るようになった井瀬。女子高生の紗世によるとそれは現実になるものであり、それによると井瀬も紗世も電車に轢かれて死ぬことが決定しているのだという。その運命は変えようとしても事態が悪化するだけであり、そのまま座して死を受け入れるしかないのか。さらに井瀬の明晰夢の中で起こる不可解な事態は何を示しているのか。スリリングな読み心地のミステリです。
    少年院から出所して更生の道を歩み始めたところで、逃れえぬ運命を知ってしまった井瀬がどのように行動するのか。前科持ちで学歴もない井瀬だけれど、しかし彼はとんでもなく冷静だし強い人物であると感じます。だからこそ彼

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    2023年02月18日
  • 二重らせんのスイッチ

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    何の変哲もない、いつも通りの日常から急転直下。
    主人公・桐谷雅樹は身に覚えのない強盗殺人容疑で逮捕されてしまう。

    防犯カメラに映っていたのは紛れもない自分の顔。
    更に犯行現場に残されていたDNAまで一致。

    冒頭から心鷲掴み。
    作者の狙い通り、犯人は簡単に予想出来てしまう。

    だが、そこからの予測不可能なシナリオから目が離せない。

    荒唐無稽でリアリティには欠けるが、細やかに張り巡らされた伏線と回収はお見事。

    国際養子縁組、人種差別、産後鬱など社会問題をしっかり絡めながら、終盤の二転三転も楽しめる。

    清涼感に溢れた心地良い読後。

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    2023年02月18日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    前作から、10年ぶりの復活となる本書は、創元推理文庫から2020年に発売された、「書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー」の第二弾で、全て1990年代生まれの作家が書かれているのが特徴ですが、どちらかというと、その若さはあまり気にならず、バラエティに富んだ多種多様な作風を、一冊で体感できた喜びが強かったです。


    武田綾乃 「その爪先を彩る赤」
    演劇部の失くなった靴を捜索する話で、犯人や動機は分かりやすいものの、その後の探偵に絡む、謎解きの細やかな伏線が見事だと思いましたし、そこに潜んでいたのは、探偵と「僕」との間における、稀少な価値観の共有で、こうした自分を認めてくれるような喜びは、学園生活で

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    2023年02月14日
  • あなたのいない記憶

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    いわゆる記憶が書き換えられ、実際に起きたことを探って行く。その根底にあるものは男の意地と愛ですね。めっちゃ良かった。記憶あるいは脳に興味あるからこそ、惹かれた作品でなおかつラブストリーとして見たら泣ける。

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    2023年01月08日