辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 卒業タイムリミット

    匿名

    購入済み

    全く想像できなかった。
    まさかの展開で驚きました。
    学生の頃出会う先生で自分の人生も変わってたのかな?と、考えたりしました。

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    2024年03月02日
  • 僕と彼女の左手

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    恋愛小説と思いきや、散りばめられた伏線を回収して、恋愛ミステリーに仕上げられている。
    左手だけで弾くさやこのピアノの音色が聴こえてくるような描写、繊細な心の動き、ゆめさんらしい光が満ちてくる物語。

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    2024年02月26日
  • 昨夜は殺れたかも

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    二人の作家が交互に執筆。夫、妻のパートに別れてお互いに殺しを仕掛ける→回避してまた仕掛けて相手にリレー、という形で進行して書かれた作品。一章ごとに盛り上がりあるので、ハラハラしながら読み進めました。仲良し夫婦がいきなり殺しあいに転じるには、お互いに隠し事があったという設定。しばらく殺しあい続いたあと、結末に向かって話の向きが変わり、それも面白かったです。
    ホラーというよりコメディタッチなので、怖いの苦手な人も大丈夫です。中学生くらいから。

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    2023年12月18日
  • 十の輪をくぐる

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    1964年と2020年のオリンピック、バレーボールを軸にして紡がれる親子三代の小説。泰介視点の現在と母視点の過去が交互に語られるけど、母の過去の主軸になる高度経済成長期時代の社会経済や家族の描かれ方が生々しかった。ADHDにも触れていてなるほどっとなる。どんな事があっても息子を最後まで守ろうとしたお母さんの強さが素敵だと思う。

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    2023年12月12日
  • 君の想い出をください、と天使は言った

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    SF混じりの恋愛ライトノベルかと思ったら、思いのほか真っ直ぐで、謎解き要素もあるヒューマンドラマだった。タイトルで損してる気がする。すごく良い物語。

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    2023年11月21日
  • いなくなった私へ

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    不思議な話でどんどん引き込まれた。
    読んでいくうちに点と点が線になっていく感じが面白かった。
    ハッピーエンドとういのだろうか?ちょっと切ない。

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    2023年11月05日
  • 二重らせんのスイッチ

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    ストーリーがよく作り込まれていると感じた。
    実際、自分と同じ人間が
    本当はもう一人いるって知ると怖いな。

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    2023年10月28日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    ネタバレ

    胡散臭い存在に思えてならない五味渕がやっぱりゴミだった。
    伏線だろうなーと思えるところは伏線です。
    分かりやすくて読みやすい。

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    2023年09月21日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    23/9/1〜9/7
    『虚構推理』短編目当てだったけれど、面白い作品が読めてよかった
    城平京さんと芦沢央さんが特に面白かった


    23/9/1 ★★★
    辻堂ゆめ『十四時間の空の旅』
    初読み作家さん
    思春期のこだわりやうるささがしんどい
    そう言えば、『魔女の宅急便』の2巻以後も思春期描写が苦手だったな
    理不尽にイライラして、周りに当たり散らすタイプの思春期描写が苦手
    些細なことで色々悩むタイプなら大丈夫なんだけど、、

    最後はお父さんの気持ちが通じてよかったな

    23/9/1〜9/7 ★★
    凪良ゆう『表面張力』
    『流浪の月』しか読んだことがなかった
    軽い感じで不倫が出てきてげんなり
    ピリッと

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    2023年09月07日
  • 二重らせんのスイッチ

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    ネタバレ

    双子のDNA判定とか、国際養子縁組とか、人種差別とか、産後鬱とか。初めて知ることもあったし、改めて考えさせられることも。

    辻堂さんには毎回見事にどんでん返しをくらうので、中盤、雅樹とジェイクが心を通わせ始めてからも、すごい展開が待っていそうで怖かった。ジェイクが真の悪人でなくて、本当によかった。まぁ十分怖いような気もするけれど。

    両親の苦しみはわからないではないけれど、雅樹の立場からすると、やっぱり話してほしかったよな。
    でも産後の状況は本当に気の毒。赤ちゃん一人でも大変なのに二人もいて、助けを求められる人が誰もいないなんて。せめて誰も死ななくてよかった。
    苦しんで決めた選択が、その後もう

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    2023年08月15日
  • いなくなった私へ

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    ゴミ山で目を覚ましたら芸能人である自分は自殺したと報道されており、自分の顔を見ても誰も認識してくれないーー。という話なんやけど、先が全く読めず、どうなんの?と読む手が早まる。これからの未来がこの子達にとって幸せでありますように。

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    2023年08月13日
  • 二重らせんのスイッチ

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    辻堂さんの作品を初めて読みました。止まらなくなり、一晩で一気に読めた。
    突然、冤罪に巻き込まれた時の周囲の反応やその後、社会問題との関係も興味深かった。
    登場人物それぞれの人間性や状況も丁寧に描かれて読後感が清々しい。
    辻堂さんの他の作品も読みたいと思います。

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    2023年08月10日
  • 悪女の品格

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    自らの強欲と罪を認めよ。
    『あの日の交換日記』で話題沸騰の
    著者が仕掛ける、予想外の結末とは!?
    嘘を重ね、贅沢な生活を送るめぐみのもとに
    過去の罪を仄めかす手紙が届く

    どうして私がこんな目に。めぐみはここ一週間、連続して危険な目に遭っていた。監禁事件に薬品混入事件。犯人は今まで付き合ったことある男性のうちの誰かかもしれない。次々と狙われ、さらに彼女自身の過去の罪を告発する手紙まで届き恐怖を覚えためぐみは、パーティーで知り合った大学準教授と共に犯人を探し始める。美しく強欲なめぐみを襲う犯人は誰!? 悪女に降りかかる災厄を描く、長編ミステリ。

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    2023年07月28日
  • 卒業タイムリミット

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    「一人一人に居場所を」をモットーとする欅台高校の女性教師が誘拐され、さらにネットにアップされた監禁動画では72時間後に彼女を始末するという犯人の宣言もなされる。そして卒業式を三日後に控えた三年生の四人に対して犯人からの挑戦状が送り付けられ、彼らは事件の解決に乗り出すものの、なぜこの四人が選ばれたのかということすらわからない。彼らは無事に誘拐事件を解決できるのか。そして犯人の目的は。スリリングな展開から目が離せないミステリです。
    とても素晴らしいモットーを掲げたように見える欅台高校ですが、実態はかなり窮屈なものです。「告白カード」って何それ。全力で打ち込むこともそりゃ大事だと思うけれど、何事もず

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    2023年07月08日
  • 悪女の品格

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    めぐみは小学生の同級生の3人同時に付き合っている
    監禁、薬品混入2件
    これは彼氏3人のうちの誰かの犯行なのか
    偶然参加した婚活パーティーで将来有望な男と事件の犯人をさぐる

    主人公めぐみは小学生でクラスの男子をいじめ
    現在もお金目当てで3股中
    まさに悪女
    次々起こる事件と彼女が昔どんないじめをしていたのかを同時進行で描く
    登場人物達皆に疑問が残る
    屈折している人物が多い

    共感はしないけれど先が気になって
    時間を忘れて読んだ

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    2023年07月07日
  • 昨夜は殺れたかも

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    本当にMr&Mrsスミスみたい!となんだか楽しかった。
    妻の隠し事が判明してからも、夫側の謎が少し残ったままだったので、どちらかというと妻視点で読んでしまった。
    疑惑だけで殺そうとするとか、いろいろ非現実的ではあるんだけど、それも含めて楽しく読める作品。

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    2023年06月27日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

    ネタバレ

    抗えない運命との戦い

    身近な人の善と悪は、日頃の関わりからしっかり分別できるようにしたいと思いました。誰が自分にとって良い影響を与えてくれるのか、この人といたら自分は駄目になるのではないかと改めて考え直すきっかけの作品となりました。

    女の子の制服問題、主人公との先輩後輩問題については、物語が進むにつれ勘づいてはいたのですが、若干設定に無理がある気がしてしまいました。

    最後まで主人公は、与えられた運命から逃れることができるのか否か、まったく予想がつかなかったので、ドキドキハラハラしながら読めました。

    #切ない

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    2023年06月19日
  • 片想い探偵 追掛日菜子

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    女子高生探偵の日常の謎ですね。

    追掛日菜子は女子高生。彼氏なし。
    「推し」一筋なのだが、ストーカー並み。
    その「推し」が何故か事件に巻き込まれて、日菜子が解決するというストーリー。
    大学生の兄が引きずり込まれてワトソンの如く、事件解決に奔走する。

    めちゃくちゃユーモアたっぷりの本格探偵小説になっているのが、辻堂さんの力業ですね。
    推理が際立っています。パソコンとスマホを駆使して推論を組み立てる熱意は凄まじいほど。
    行動力もホームズもびっくりするくらいの無茶をする。
    何故か、解決すると「推し」が覚めてしまいう。
    次々と「推し」が変わって、五話の短編連作ですね。

    辻堂さんの文章はスピードがあ

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    2023年06月16日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    ネタバレ

    「その爪先を彩る赤」は、多重人格を装う必要性がよくわからなかった。さらにはあまりに露骨なヒントでねらいが読めなかったなぁ。総じてキャラ設定の意味を十分に活かせていない気がする。長編だと違うんかな?

    「東雲高校文芸部の崩壊と殺人」は、妙に淡々としていたがトリックはよかった。というか、淡々としていたからトリックの良さが際立ったのかもしれない。高校という世界をどのように色づけるかは、世界観だけではなく、トリックの受け取り方まで変えるんだなと改めて思った。

    「黒塗り楽譜と転校生」は、転校生って必要?って感じの扱いになっちゃった気がする。タイトルにつけて一定の役割を期待したのだとは思うけど、作品全体

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    2023年06月08日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    どれも面白かった。あまり知らない作家さんもいたので、他の作品も読んでみたい。
    まず最初の辻堂ゆめさんで、少しだけ似た思春期を過ごした自分の過去を思って引き込まれ、凪良ゆうさんでは、しまったこれは「すみれ荘」の話かまだ読んでない、と思いながらも、「私の美しい庭」の統理くんがちらっと出てきて嬉しくなったり。最後の芦沢央さんは、何の話かと思ったら奇想天外な世界でびっくり。
    こういう軽めのミステリーは楽しい。「どっち?」は怖いかな。

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    2023年06月08日