辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 悪女の品格

    Posted by ブクログ

    筋道がキチンとしていて、ご都合主義が無くスキッとした読み終わり感。ただ、昔のいじめっ子をいじめられっ子が「濡れ衣をはらす」理由で、犯人探しを手伝う流れには、共感出来ない!かなり酷いイジメを受けているにも関わらず!作家さんは、どういう理由で?あるいはどういう意図で、この二人にタッグを組ませたのか、理解できない。

    0
    2026年03月16日
  • ミステリ作家、母になる

    Posted by ブクログ

    うんうん、そうだよねー、と思えるフレーズが多くて、自然と頬が持ち上がった。子育ては、面白い。そんな気持ちが再燃する作品。

    0
    2026年03月16日
  • トリカゴ

    Posted by ブクログ

    無戸籍。。
    コトバではどんな状態かわかっていても、その立場に置かれた人々が直面する法律や社会のルールの壁が、どれだけ彼らを追い詰めることか。
    そもそも無戸籍となる人々は、生を受けた時点で、その親による身勝手で劣悪な環境に晒されていることも少なくない。(虐待やネグレクトなど)

    『今の社会のルールは、この国に住むすべての人間が恩恵を受けられるようにはできていない。』『社会はまだまだ未熟だ。いついかなるときでも例外なくルールや常識に従おうとするのは、思考停止しているのと同じだ』

    生まれた時から「持てる者、持たざる者」が別れている、そんな未熟な社会でも生きていく。自分に余裕ができたなら、誰かに手を

    0
    2026年03月15日
  • いなくなった私へ

    Posted by ブクログ

    自分が自分として認識されない恐ろしさと居心地の悪さに、冒頭から引き込まれた。
    映像が浮かぶ作品だった。

    0
    2026年03月14日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

    Posted by ブクログ

    コロナ禍真っ最中に生きていた人たちの物語。
    あの頃は大変だったよなと思い出しながら読んだ。
    同年代が主人公の物語は共感すると頃が多かった。所々世界線が繋がっていたり、ミステリー形式なのが新鮮で面白かった。

    0
    2026年03月12日
  • ミステリ作家、母になる

    Posted by ブクログ

    筆者はミステリ作家、筆者の夫はデータ分析の専門職とのことで、日常会話が少し特殊な感じで面白い。特に、「夫婦喧嘩はしないが議論はする」という点が凄いと思う。私は、自分がなぜ怒っているのか分析して終わる自己完結型タイプのため、話し合いというものが苦手だが、辻堂夫婦は徹底的に議論を行う。相手の感情論や矛盾点を互いに見逃さず突くらしいので、それはそれで怖い。

    いずれ私も悩まされるであろう「夜泣き」についても書かれていた。
    どうやら赤ちゃんでも、訓練すれば1人で寝ることができるようになるらしい。初めて聞いた。1人にされて泣きわめく赤ちゃんは可哀想だが、数年間に渡って発生する寝かしつけの時間を考えると、

    0
    2026年03月09日
  • トリカゴ

    Posted by ブクログ

    無戸籍者のコミュニティ“ユートピア“。リョウとハナ、刑事の里穂子。凄惨な事件だったけど、温かい支援者達も居て少し希望が見えた。

    0
    2026年03月07日
  • ばんざい!ぼくらのフシギ島

    Posted by ブクログ

    辻堂ゆめさんの児童向け小説。

    問題を抱えている子供を育てている親が読んでも大変参考になる作品だと思います。すぐに読み終わるボリュームで、内容も凄く心温まる作品です。

    0
    2026年03月01日
  • ダブルマザー

    Posted by ブクログ

     去年読んで素晴らしかった「今日未明」と同じ作家の他の作品を読もうと思って、この本を読みました。選んだ理由はタイトルですね。「ダブルマザー?なんだろう?」と思いました。読み進めていくうちに、「鈴」と「詩音」の親同士のいざこざがあって、人が亡くなっているから不謹慎かもしれないですけど、遺影の写真を詩音の母が見つけた時の人格の変わりようが、可笑しくてつい声が出ちゃいました。
     読み進めていくと、自分が思っていたより深いストーリーでした。子は親が思っている以上に気を遣い、繊細な性格だということを知りました。読み進めていくうちに可笑しい、という感情はなくなってストーリーが面白いという感情に変わりました

    0
    2026年02月28日
  • 君の想い出をください、と天使は言った

    Posted by ブクログ

    主人公が大病を患う。記憶を失う。という状態から、時間経過で徐々に好転していく。それとともに、自分を見つめなおして周囲の環境・家族との関係も徐々に好転していく。その情景に、読んでいて心が温かくなる作品。
    天使との取引というファンタジーな出だしから、徐々にフラグを回収していく過程も秀逸。

    0
    2026年02月27日
  • 図書館B2捜査団 秘密の地下室

    Posted by ブクログ

    子供向けミステリ。現代にSNS社会にありがちな問題の渦中に放り込まれる主人公を、探偵団が解決に導く。
    今風のテーマで構成されており、子供たちが自分事としてとらえる要素が含まれている。読むことで子供たちの気づきや学び、リテラシーが得られる良書。

    0
    2026年02月27日
  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    基樹が兄と気持ちが通じるようになる迄には、色々あったのに、両親の事情を受け入れるのが早くてそこが腑に落ちなかった。他は、真実に辿り着くまで色んな展開があって、面白かった。双子の繋がりが出来て、関係が続いた事が良かった。

    0
    2026年02月23日
  • あの日の交換日記

    Posted by ブクログ

    辻堂ゆめさんの作品は初めてでした。
    交換日記から全てが繋がる連続短編ミステリー。
    最初のプロローグ的なものが最後に、そういう事か!って繋がって、何度も前を確認してしまいました。こんな読み方をしたのは久しぶりで、漫画っぽい雰囲気を思わせる作品でした。
    で、最後はちゃんと温かい気持ちで締めくくれて安心。
    人間ドラマ寄りのミステリーがお好きな方にはお勧めです。

    0
    2026年02月11日
  • 君といた日の続き(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    辻堂ゆめさんの作品は何作か読んだが、ミステリー色の強いイメージからは真逆の作品。
    ファンタジーとミステリーの融合ともいうべきか。

    娘を病気で亡くし妻とも離婚した中年男が主人公だが、その設定舞台が私の自宅付近ということで尚更入り込んでしまった。

    昭和の時代から来た10歳の少女。彼女はなぜ彼の前に姿を現したのか。その目的は。
    そして彼女は何者なのか。

    それらが数々の伏線で繋がりタイトルの意味がわかったときにファンタジー特有の温かさというものに溢れたような気がする。

    0
    2026年01月30日
  • ミステリ作家、母になる

    Posted by ブクログ

    スマホが身近にあることや、いろんな色を選べたりすることなど自分的には普通だと思っていたことが、この数十年で変化してきていることであることを改めて感じながら、テンポよくまとまっているので読みやすく面白かった。

    0
    2026年01月27日
  • ミステリ作家、母になる

    Posted by ブクログ

    子育てエッセイです。仕事に対するように育児に向き合ったらこうなる!合理的だけど、やっぱり基本は愛情たっぷりの育児が新しくて面白かったです。
    子育て中の面白い発見とか、成長とか、発言って、こうやって文に残しておかないと忘れちゃうんですよね。辻堂家、うらやましいぞ。
    在宅すれば子ども預けなくてもなんとかなるっていう発想、本当に育児なめてんなと思っていたけど、辻堂家がこの本の最後に引っ越したエリアは在宅が保育園入所得点の減点にならないとは、素晴らしい。うちも子どもが保育園の時に社宅→ちょっと大きい社宅→自宅購入で3回、引っ越し後の保育園がフルタイムの人には厳しい(4/1はお休みとか、親子遠足とか)カ

    0
    2026年01月26日
  • ダブルマザー

    Posted by ブクログ

    オーディブル
    読んでいる時は、かなりひきつけられた。
    最後の章の前までは、なんだかいい話だったが、最後の章で黒い気持ちになった。でも、そこまで行く間にも、読み手の自分は途中で気づき始めていたような感じがしていた。

    0
    2026年01月24日
  • あの日の交換日記

    Posted by ブクログ

    かなり面白い。カテゴリーとしては叙述トリックだと思いますが、なんかすごい良い。よくある叙述トリックミステリーとはまた違ったジャンルにも感じるし、殺人が起きるわけでもないのですが、これがいわゆる王道の叙述トリックミステリーというものなのか。いずれにしても7話短編の全てにこのトリックが仕掛けらており、且つ、連作短編となっている為、それぞれの繋がりが見えた時の衝撃というか、心地良さというか、伏線を見事に回収というか、本当に良く出来ている作品だと感じました。各登場人物達の交換日記のやりとりを読者が俯瞰して見ているような状態ですが、各話の最終段階まで来てやっとその交換日記のやりとりがどういう意味合いを持

    0
    2026年01月23日
  • 山ぎは少し明かりて

    Posted by ブクログ

    瑞ノ瀬に生まれ戦争を体験し、幼馴染と結婚した祖母。その慣れ親しんだ土地がダムへ、瑞ノ瀬で生まれ都会に出たいと願う娘(母)、そしてその娘であり孫。それぞれの抱える問題や心のしこりや土地への誇り。それぞれが繋がり、思いを馳せる。そして自分に投影されている様な思いに向ける一冊。

    0
    2026年01月21日
  • あの日の交換日記

    Posted by ブクログ

    ☆3.8

    単純な短編集ではなく、全てが繋がっていて読み応え抜群だった。

    誹謗中傷など、現代において文字で人と繋がるとなると悪いことの方が多い気がする。
    言葉を交わすって本来こういうことだよねと思った。

    幼少期何気なく友達とやってた交換日記の尊さを、大人になってこういう形で実感できたことが嬉しく思う。
    小学校の必読書にしてもいいんじゃないかな。

    0
    2026年01月19日