辻堂ゆめのレビュー一覧

  • 図書館B2捜査団 秘密の地下室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     舞台は、小学6年生の主人公のクラスで、嫌がらせの容疑を全部主人公に向けられて居場所がなくなって悩んでいたところに、互助組織を備えたB2捜査団というものを見つけ、主人公はそこに入る。そして自分の悩みを解決してもらうというストーリーでした。
     わかりやすいどんでん返しもあって、内容は思ったより深くて面白かったです。
     一本木くんの「みんながなにかを許していることが許せない」って言っているセリフが特に面白かったです。B2捜査団の存在意義を表しているようで印象に残りました。

    0
    2026年07月24日
  • ダブルマザー

    Posted by ブクログ

    自殺した娘の母親と名乗る二人の女性。死んだのは一体どちらの娘なのか…?
    いがみ合いながらも真相に迫り、お互いの娘は一体何を考えていたのか、気になって気になって読む手が止まらなかった。
    親の考えている理想、子供の考えている理想、わかろうとしても見えてこない部分もあって、親子なのに…と悲しくなっちゃう。
    けど、ラストに一癖あって、完全なイヤミスで終わる(笑)好き。

    0
    2026年07月22日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

    Posted by ブクログ

    駆け引き系恋愛アンソロ。恋リア・人狼・再会と甘〜いだけじゃなく捻りが効いてて良き。お気に入りは、人狼でお相手を探す浅倉秋成「糸の人を探して」。

    0
    2026年07月21日
  • 二重らせんのスイッチ

    Posted by ブクログ

    出来過ぎた話ではあるし、日本語の習得ってそんなに簡単じゃないぞ、とも思うし、まぁアラ探ししようと思うと幾つかあるのですけど、それでも夢中で読んでしまうぐらいには面白かったです。
    色んな真相が解明される度に、救われた気持ちなれるような優しさとか切なさが溢れてきて、作家性というのか、ミステリの体裁で「人間」を描く辻堂さんらしさを感じました。

    0
    2026年07月20日
  • ふつうの家族

    Posted by ブクログ

    帯の雰囲気から「怖い話なのか?」と思って読み始めたら、想像とは全然違った。
    台風の夜に玄関に倒れていた見知らぬ男を受け入れるのはふつうではない気がするが、、
    『ふつうの家族』ってこれくらいの距離感だよなー。

    0
    2026年07月20日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

    Posted by ブクログ

    なんか優しい雰囲気のタイトル、でも
    辻堂ゆめさんなんです
    しっかり騙されましたミステリーです
    凄くよかった
    相手からもらったものと、自分が相手に与えたものが釣り合ってない点についてだけ、心置きなく怒ればいいんです。文中
    怒りは疲れるまったくです
    コロナ禍の話ですが忘れちゃダメですね

    0
    2026年07月17日
  • 昨夜は殺れたかも

    Posted by ブクログ

    ちょっとした誤解が殺し合いにまで発展してしまうサスペンスというよりはラブコメのような雰囲気。
    旦那さんと奥さんそれぞれのパートを担当したという共作だけれど、もちろんストーリー展開はスムーズで違和感もなかった。ラストもなんか一件落着みたいな雰囲気出してるけど、そもそもの殺し合いの最中の2人はバカバカしくなるくらいで読んでいて楽しかったです。

    0
    2026年07月16日
  • ふつうの家族

    Posted by ブクログ

    ホラー?ミステリー?サスペンス?とドキドキしながら読み始めました。
    が、そんなことはなく平和に終わり安心しました。
    家族四人それぞれ打ち明けていない秘密や悩みがあり、、
    それが台風の日転がり込んできた少年の影響で考えるきっかけになり、家族四人少年と何かしら繋がっていて。。
    家族に偽り続けることって苦しくてでも打ち明けるのも勇気いるし。
    何かきっかけがないと言えないこともあるけど、
    すべて打ち明けた後にふつうの家族なら味方となり受け入れてくれるんだなと感じた作品でした。
    登場した家族四人と少年がこれからも繋がり、良い関係で生き続けてほしいなと思います。

    0
    2026年07月16日
  • ふつうの家族

    Posted by ブクログ

    「ふつうの家族」ってなんだろう?

    台風の日、知らない男が玄関で倒れていた。
    そこから家族4人、それぞれの事情が少しずつ解き明かされていき、最後には全部つながる!スッキリ!

    「秘密にしていること、苦しいこと、言いにくいことも、案外すんなり受け入れてもらえる」のが、ふつうの家族なのかも…

    0
    2026年07月13日
  • ふつうの家族

    Posted by ブクログ

    どういう展開になっていくか分からない流れと、深みや質感のあるキャラクター性が話と合っていて面白かった。

    0
    2026年07月05日
  • ダブルマザー

    Posted by ブクログ

    audibleで。面白かったが、考えられる展開の中で、いちばん人怖な展開だった。全く正反対に思えるふたりの母親だが、実は根っこは同じなのか、、、。
    見えていたものが全く違うことに愕然とし、登場人物それぞれの身勝手さに暗い気持ちになった。
    嫌悪感があったとしても、強い印象の残る1冊だった。

    0
    2026年07月04日
  • サクラサク、サクラチル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東大卒の父親のもとに育つ高志、シングルマザーのもとに産まれた愛璃嘉(えりか)。高志は超過干渉の両親に支配され、えりかの母は無関心なおかつ子どもにお金を要求する。当事者のふたりはお互いを見て自分のほうがマシと感じてしまう。周りから見たら狂った価値観だけど知らなかったら、わからない。ふたりが組んで親に最大限のダメージを与えるための計画を考え決行する。ふたりとも逃げる方法を見つけ脱出できて良かった、やりたいことのための勉強は楽しい、そう感じられるふたりの未来がいいものになるといいな…

    0
    2026年07月01日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

    Posted by ブクログ

    だんだんと過去の話になってしまった2020年のコロナ禍の頃のこと。

    この小説は市役所に開設された「心の相談室」に訪れる様々な人々…
    部活の大会が中止となり就職先が決まらない女子高生、医療従事者としてコロナ患者の介護をする恋人の介護士に仕事を辞めろという男性、立ち会い出産も面会も禁止され孤独な出産をした女性、ネットカフェを追い出され路上生活になった中年男性、リモートでの授業に引きこもりが加速する若者…いずれもコロナに人生を狂わされた人々だ。

    そしてそんな人々の悩みに寄り添うカウンセラーである女性の晴川と老齢の正木のふたり。相談者の話を否定せずに肯定しながら励ますと同時に、相談者彼ら明かそうとしない秘密にも気づく。それぞれの章では、相談者のそれからのことが描かれ終わると思いきや、カウンセラーの二人が真実はこうだった…とあくまでも想像のことを語り合うのがなかなか面白い構成でした。

    この小説を読んでみて、あらためてコロナにかき回された我々の日常を思い出した。
    テレワーク、マスク警察、飲食店の閉店、病院の面会の禁止、旅行自粛…うちの次男はちょうど大学に入った年だったが全て授業はオンラインであり、結局は卒業までサークルにも入らず、学園祭も出たことが無かったようだ。

    もう二度とあんな不自由で不安な思いはしたくないね…。

    0
    2026年07月01日
  • トリカゴ

    Posted by ブクログ

    戸籍の有無についてなんて今まで考えたこともなかった。

    言われてみて初めて気づいたけど、もちろんそういう人だって間違いなくいる。そして、それがないだけで一気に社会から弾かれてしまう仕組み。もちろん誰も助けてくれない。

    かなりハードな内容だけど、新しい世界や考え方を見つけるキッカケになる作品でした。

    0
    2026年06月30日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     とある市の市役所3階に設置した相談室が舞台で、そこに訪れる5人の市民の悩みをカウンセラーの2人が状況を推理してアドバイスするという、けっこう人情味のある話で面白かったです。
     設定された時期が2020年で、コロナがピークだった頃の社会の環境が一変して「密」を避けるよう国や自治体から言われて、今までの生活が変わってしまいました。あの頃は自分もよく覚えています。
     この本を読んで気づいたことは、カウンセラーの人たちは「傾聴」を大事に考えていると思いました。「こころの相談室」はボランティアの部分が多いですが、一般庶民の日頃の叫びという気持ちを聞いてあげるのがこういうカウンセラーには必要なのかなと勉強になりました。
     この本のジャンルは、ミステリー要素が入ったヒューマンドラマとしました。

    0
    2026年06月29日
  • ダブルマザー

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!
    サクッと軽くどんどん読み進められて、途中予想を挟みつつもどんでん返しもあり。たまにはこういうの読みたいんだよな〜って感じ!

    0
    2026年06月27日
  • ばんざい!ぼくらのフシギ島

    Posted by ブクログ

    辻堂さん児童書も書くんだーっと思って手に取りました。
    親元を離れ、離島留学のため夫志木島にやってきた小学生の涼を中心とする成長&ミステリー小説かな?
    九州弁がすごくて(笑)
    大人の私もすごい楽しめたし、良いお話しでした!

    ーーー印象に残ったーーー
    『物事は常に表裏一体ーいろんなことが、表と裏とで、背中合わせになっとる』って。どうとらえるかは、自分次第なんだよね」p184

    0
    2026年06月22日
  • トリカゴ

    Posted by ブクログ

    知らない事が世の中にはまだまだあるなと思いました。「戸籍がないために社会の中で存在しない人間として扱われる人がいる」という現実。とても衝撃的でした。社会的問題をただただ突きつけるわけではなくミステリー要素を演出する事で多くの人にこういった問題や実情がある事を読み易くわかりやすく伝える事が出来ている成功作のひとつだと感じます。事件の真相を追う展開に引き込まれますが、それ以上に登場人物たちの苦しみや様々な葛藤が丁寧に描かれていると思いました。ただ、丁寧さ故か、ちょっと長いなと感じてしまったのと、物語をある程度成立させる為に若干無理ある箇所もあった印象でしたが、総じてこのような問題を世の中に伝えていく作品としては良作であると思いました。非常に重いテーマではありますが、読みやすかったです。

    0
    2026年06月21日
  • トリカゴ

    Posted by ブクログ

    ちょっと解決してからが長く
    最後は飛ばし読み

    里穂子のような女性は好きじゃないけど
    なかなか読み応えあり
    最後の真相はあっぱれでした
    真実が分かってから★3から★4といった感じ

    読みながらも
    終始ちょっと違和感…というか
    パズルでいうと
    はまってはいるんだけど微妙に形が違うピースのようで

    その真相が分かったらすっきりでした

    無戸籍者の問題も
    こんな作品読まなきゃ身近に考えもしなかっただろうし
    全然テーマ違うだろうけど
    里穂子を通して
    無知の親切はいかんと勉強になりました
    なんで人って先入観ありきで親切にするんだろうね…

    0
    2026年06月17日
  • ダブルマザー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初の作家さんでどんな本かワクワクして読んだら
    大当たり!!大好きなイヤミス系+最後にどんでん返しの展開でした。
    最後の章まで全く展開が読めなかった。面白い!

    0
    2026年06月16日