辻堂ゆめのレビュー一覧
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新しい校長の着任により、なんらかの部活に所属しなければならなくなった私立向日葵高校。帰宅部だった春香は、なんとか回避しようとペーパーカンパニーならぬ建前だけの部・初恋部を作ることになった。誰も入ってこないと思っていたが、一人二人と入ってきて、結果三人加入することになった。消極的な春香とは対照的に恋愛について学んでいこうとする部員たち。そんな時、学校内では奇妙な出来事が発生する。
恋をしようと奔走するのですが、全体的にライトなミステリーになっています。
告白した人は誰なのか?
幽霊騒動の真相
ラブレターの筆者は誰?
後ろから声をかけられた人は誰?
といった恋に絡んだミステリーの連作短編集 -
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの短編を読みたくて手に取った本。
日常の中にひっそりと潜む謎の世界を6人の作家が綴る短編集。
どれもちょっと怖いお話ばかり。
それぞれ面白いけれど、やはり凪良さんの短編が好き。
表面上は何の変哲もない平和な日常。
登場する人物はごく普通の人たち。
下宿の管理人と、作家の弟。
かつてその下宿に住んでいた女性。
お寺の長男と よくできた嫁。
そして、お寺の次男は幼稚園の園長。
下宿を取り壊す過程で発見された謎のお札が軸になって話が進む。
お札の発見以外、特に何かが起こるわけではない。
ところが、それぞれの人物の独白を読み進めるうちに、
そこはかとなく怖いものが迫って来る。
最後の -
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非日常をテーマにしたアンソロジー。
『十四時間の空の旅』は飛行機が舞台。
主人公は、小学五年生で親の都合によりアメリカに渡り、また高校一年の途中で日本に戻る…。
これは思春期の子供には辛いことだろう。
私が通った学校にも帰国子女と呼ばれる子はいて、仲の良かったギャルは英語が得意だった記憶がある。
でも、みんな小学生で日本に戻ってきてから受験しているから、英語を褒めても「使わなきゃ忘れる」と、ちょっとうんざりした顔をしていたような。
本作の主人公は、中途半端な語学力、日本式の発音で辛い思いをした。
アメリカではガイジン、日本では垢抜けて英語が得意なことを期待され、しかし仲良しグループはすでにで -
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ネタバレ【収録作品】「十四時間の空の旅」辻堂ゆめ/「表面張力」凪良ゆう/「これは運命ではない」城平 京/「どっち?」木元哉多/「成人式とタイムカプセル」阿津川辰海/「この世界には間違いが七つある」芦沢 央
「表面張力」は不穏な雰囲気のまま終わるので、この先を読んでみたい気になる。『すみれ荘ファミリア』の番外編らしい。「これは運命ではない」は、「虚構推理」の番外編。本編を知らないと設定に戸惑うのではないか。知っていると楽しい。「成人式と…」は、優秀な兄にひがむ弟の構図。著者はこの関係にこだわりがあるように感じられる。「この世界には…」は、ちょっとひねった世界で面白い。 -
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脳腫瘍で余命わずかと思ったら
悪魔と名乗る男が「君の寿命伸ばす代わりに君の大切なものを奪う」と承認した主人公から奪ったのは2年前までの記憶
銀行員として働いている彼女直近2年分の記憶が飛んでいるのでミス連発
それでも必死で思い出そうとするが…頭痛が
悪魔と名乗る男はちょこちょこ自分の前に姿を見せる
けど姿かたちは「普通の人間」にしか思えない
段々と心惹かれてい行く彼女、しまいには悪魔とデートしてしまった
数回デートしたのちに悪魔から想像を超えた答えが返ってきた
紹介文は「涙溢れる、ミステリアス・ラブストリー」なのか?
最後はそうなのかと思いましたけどね面白かった