辻堂ゆめのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ読後の気分が最悪です!最高!!
主人公・井瀬は電車の中で奇妙な夢を見る。駅のホームで何者かとのトラブルのあげく、自分が死ぬ瞬間の夢。同じ電車に乗り合わせていた女子高生・紗世が言うには、その夢はいずれ現実になるらしい。井瀬は果たして誰に殺されたのか……
というお話です。わりとギミックというか、こういうふうなんだろうなぁみたいなのは結構予想がつきやすい内容ですけど文章で引き込んでくれました。めちゃくちゃ読みやすい。
ただ、五味渕が予想以上にゴミでひっくり返っちゃった……親父さんの件はなんとなく予想つきましたけど詐欺が最悪すぎる。いや、学生時代は悪さしてて~みたいなのの時点でコイツ嫌いだわってな -
Posted by ブクログ
その計画に無理があるから集中できない - 辻堂ゆめ「二重らせんのスイッチ」★★★☆☆
タイトルの螺旋はDNAで、それが二重ってことでもうわかりますね。ただその点は序論なので、ネタバレうんぬんじゃないですね。出会ってからが本論だな。スイッチはボタンのほうじゃなくて、スイッチヒッターのほうか。
そもそもの計画に無理があるよね。やっぱり。ホクロがあるほうが”カナ”だし、シュッとしてるほうが”かずや”だもの(幽体離脱ー)。ということでそこが無理だって思っちゃうので以降が急につまらなくなります。
違和感のある書き方なのでアレ系だろうと予想したらやっぱりだった。それを超える勢いで最終章を、展開させたのは -
Posted by ブクログ
ネタバレ『非日常の謎』をテーマにしたアンソロジー。
凪良さん目当てで読んでみました。で、あ、知ってるお話だった。という感じ。
でも他の作家さんの作品にもふれることができて良かった。
好きだったのは「これは運命ではない」シリーズの中の一つなので、物足りなかったが、他の作品が読みたくなった。
「この世界には間違いが七つある」はユニークな発想だった。間違い探しの中のくまちゃんの独白。
「この世界には間違いが七つある」芦沢 央
「成人式とタイムカプセル」阿津川辰海
「どっち?」木元哉多
「これは運命ではない」城平 京
「十四時間の空の旅」辻堂ゆめ
「表面張力」凪良ゆう -
Posted by ブクログ
辻堂ゆめさんのデビュー作となるオカルトミステリー。
「このミステリーがすごい!」大賞応募作品。選には漏れたが大幅に改編し、隠し玉として出版。
* * * * *
「輪廻転生」をモチーフにした作品は少なくありませんが、死亡時と同じ時期・場所で同年齢の別人に転生するという発想が斬新で面白かった。作者のチャレンジ精神には敬意を表したいと思います。
けれど新機軸には課題がつきまとう。作者はそこに蓋をしているため、拭いがたい違和感が残りました。
例えば転生した梨乃や樹は死亡が確定した人間であり、社会的には存在しないことになっています。おまけに転生した新たな身には生家はおろ