辻堂ゆめのレビュー一覧

  • Jミステリー2024~FALL~

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    ※
    ちょっといい話系、ややホラー味系、
    一回りしてファミリー系など、
    多彩なアンソロジー・ミステリー

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    2025年03月08日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    他作品の外伝のようなものもあったりして、一話だけでは何とも。。な作品も。

    「十四時間の空の旅」辻堂ゆめ
    →大人になったら何でもないことが、初めての時はそうだよな、と懐かしくなる。
    『大人はすっかり忘れているかもしれないけど、十代の子供にとって、誕生日は大きな節目だ。』

    「表面張力」凪良ゆう
    →この奥さんを怖い、と思うかどうかは人次第だろうけれど、逆に自分の想いに素直で、かつ波風たてずである意味可愛らしいのではないかなぁ、とラスト夫の想いにもやっとしてしまった。

    『どちらも間違っていない。スタイルが違うだけ。』
    『誰かを嫌うというのは心の負担になるからだ。…見ないふりをすればいいだけなのに、みんなよく疲れることをするものだといつも不思議に思う。』
    『みんな話を聞いてもらいたがる。本当の自分を理解されたがる。』

    「これは運命ではない」城平 京
    →曖昧なままであるが、そういった作風なのだろうか??

    「どっち?」木元哉多
    →人の業というかなんというか。。自分が原因だけれども、妻の前での生活が苦しくなって、また他を求めて、と繰り返した結果今度は自分側に仕返しされる未来を想像してしまった。

    「成人式とタイムカプセル」阿津川辰海
    →ある意味しんどい結末だけれど、彼女が隣にいてくれての謎解きでよかった。。

    「この世界には間違いが七つある」芦沢 央
    →二度読み必須。トイストーリーじゃないけれど、これから間違い探しを見るたびに この話を思い出しそう。。 なるほどなぁ。。

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    2025年02月13日
  • 二重らせんのスイッチ

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    塾を経営している両親に迷惑をかけないように生活してきた雅樹。
    ところが突然強盗殺人容疑で逮捕される。
    身に覚えは無いのだが、防犯カメラに残っていた画像は間違いなく自分だ。
    さらに犯行現場に残されたDNAも自分のものと一致するが、幸運にもその時間、行きつけのカフェにいたことが証明される。
    では防犯カメラの映像は誰なのか。
    雅樹は戸籍を調べ、生き別れた双子の弟がいたことを知る。

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    2025年01月25日
  • 二重らせんのスイッチ

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    育った国も環境も言語も違い、加害者と被害者の関係でも、通じ合う何かがあるのかな?
    双子の関係性は未知の世界。

    同じ遺伝子でも、育つ環境で全く違った人生を歩む。環境って大事。親ガチャっていう言葉が頭をよぎった。

    エピローグはハッピーエンドで、読後感はほっこり。

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    2025年01月25日
  • 卒業タイムリミット

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    ネタバレ

    叙述トリックを使った学園ミステリー。
    犯人はすぐ分かったし、過去の話もかなり無理矢理な部分があるのでミステリーとしては大して評価高くないけど学生の友情という面では面白く感じた。

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    2025年01月19日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「刑事(デカ)の食レポ」誉田 哲也
    「あなたは知る由もありませんが」辻堂 ゆめ
    「Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳」矢樹純
    「沼の底、さらに底」川瀬七緒
    「神通力」秋吉理香子
    「いじめの子を殺しに」平山夢明

    「刑事の食レポ」は、姫川玲子シリーズ。といっても、魚住久江が過去に関わった事件の話。
    「あなたは知る由も……」は、だから何? と思ってしまった。
    「黒きつぶらな君の瞳」は、この中では最もミステリらしい話だと思った。
    「沼の底……」は、どっちもどっち。不愉快でしかない。
    「神通力」は、イヤミスではなく温かい結末。
    「いじめの子を……」は、テーマはともかく描写が汚すぎて生理的に受け付けない。

    現代ならではの話は気がめいる。なるべく現実的でない、作り物の、よくできたミステリが読みたい。

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    2025年01月09日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    「刑事の食レポ・誉田哲也」
    「あなたは知る由もありませんが・辻堂ゆめ」
    「Black Beady Eyes黒きつぶらな君の瞳・矢樹純」
    「沼の底、さらに底・川瀬七緒」
    「神通力・秋吉理香子」
    「いじめっ子を殺しに・平山夢明」
    全編書き下ろしが嬉しいJミステリーシリーズ第6弾。

    お目当てにしていた、辻堂さん、矢樹さん、川瀬さん、秋吉さん、どれも面白かった。

    短編ならではの切れ味が秀逸だったのは矢樹さんと川瀬さん。
    この二作は完全にやられた感。

    心拍数を上げながら読み進め最後に待ち受けるどんでん返しに驚愕。

    これぞ短編の醍醐味。

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    2024年12月21日
  • 僕と彼女の左手

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    医大生の僕はひょんな事から左手だけでピアノを奏でる彼女と出逢う。

    彼女の左手が紡ぎ出す音楽は、その手がたった一つである事を知っている人ですら、曲中にふと驚かされるほど完全で、複雑で、圧倒的な表現力がある。

    「・・・ピアノは両手で弾くものだっていうのは、単なる思い込みなのかもしれないな、って」
    演奏を聴いた僕は言う。

    片手だからこそ奏でられる音楽がある。

    僕が彼女から勇気をもらったように、読む人が勇気づけられるようなお話だった。

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    2024年12月14日
  • 十の輪をくぐる

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    2つの東京五輪を生きる親子の話。泰介の現状と泰介の母の過去が交錯するんやけど、各時代の価値観の違いにゾッとする。多様な世の中であれ。泰介も大変やったとは思うけど、母の大変さと強かさと強さ!泰介に対する認識もどんどん変わる、この数十年価値観激動やな。

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    2024年11月10日
  • 僕と彼女の左手

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    何となくだけど、映画化したらとても良さそうな内容。
    でも、左手だけでピアノを弾くという演技は中々難しいかな…
    ストーリー自体は割とシンプルで、ミステリーという感じまでは無かったけど、後半にかけて段々謎解き要素が出てきて引き込まれ、一気読みしてしまいました。

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    2024年10月04日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    辻堂ゆめさんのと城平京さんのが良かった!
    辻堂さんのは、自分が結構主人公と似た境遇を体験しているので、すごく面白かったというか。
    城平京さんのは、「虚構推理」のアニメが好きだったので、楽しく読めました。

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    2024年08月26日
  • 今、死ぬ夢を見ましたか

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    夢で見たことが実際に起きる明晰夢を見る井瀬は、同じ思いをしている一人の女子高生に出会う。

    結局は詐欺の片棒を担がされていたその相手と心中知ることになった。

    内容や展開は面白いが、読後の気持ちが身も蓋もない感じ。

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    2024年07月30日
  • いなくなった私へ

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    う、うーん。。面白くなくはないけど私には合わないかも。
    ある日起きたら誰も自分を自分だと認識してくれない、そして本来の自分は自殺しているっていう物語の大枠の設定はとてもいいんだけど…日本中の誰もに愛されるシンガーソングライターっていうのはちょっと夢を詰め込みすぎた感じがする。多分、大学内では大人気だった学生バンドのボーカル程度で全然進められる話だったところを無理矢理夢を詰め込んで日本一のシンガーソングライターだったり売れっ子タレントだったりカリスマバンドマンだったりの設定にしちゃったから、SFでただでさえ現実味が薄いのにさらにもっと現実離れしていく感じ。
    最後とかも、いいシーンではあるんだけど、これから戸籍どうするの〜とかいっくんなんで学校どうするの〜どうやって生きていくの〜みたいな現実的な詳細を少しだけでいいから書いてくれたらもうちょっと受け入れられたかな。
    犯人も途中から丸わかりだし、若干?かなり?無理矢理感あるし、ミステリー要素はほぼ皆無。ミステリー要素と現実味を全く求めずSFファンタジーとして楽しむのがオススメ。

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    2024年07月08日
  • またもや片想い探偵 追掛日菜子

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    前作ほどの爆発力には欠けるかもしれませんが、追掛日菜子の「行き過ぎた」情熱を再び味わえただけで満足です。推しのために私生活を捧げ、その執念が図らずも事件を解き明かしていく。その危うくも真っ直ぐな姿に、今回もニヤリとさせられました。ミステリーとしてのキレよりも、彼女の「推し活」という名の狂気を楽しむための、ファンには堪らない一冊です。

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    2024年06月25日
  • 僕と彼女の左手

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    さやこ、グイグイくる子だなあ(=あまり好きになれないかも)と思ったら。

    さやこの演奏聞いてみたい。

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    2024年06月05日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    『この世界には間違いが7つある』がとで面白かったです。
    最後のどんでん返し、これは誰でも「あ〜!」ってなります‼︎

    この評価は、この本を自分なりに総合的に見た評価です。

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    2024年05月30日
  • 悪女の品格

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    ネタバレ

    めぐみを狙っているのは誰?犯人が気になって一気読みしました。
    小学生の頃の女王様気質のまま大人になってるめぐみもどうかと思うけど、あれだけ酷いいじめを受けてた真木の変わりようにもびっくりです。しかもある事情からめぐみの力になってるし。お人好しというか何なのか。
    それに違和感を感じながらも、ストーリー自体は面白かったです。

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    2024年05月21日
  • 昨夜は殺れたかも

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    光弘と咲奈は仲睦まじい夫婦。ただお互いに抱える秘密から、お互いに殺し合う関係に…。
    お互いの殺害計画がうまく回避されて、最後には…っていう流れ、コメディー見てる感じで面白かった!

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    2024年04月29日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    【2024年90冊目】
    帰国子女の心細いフライトの旅、取り壊している下宿から見つかった御札と交錯する人々の思い、運命か作為か二人の男女、浮気と妊娠妻、消えたタイムカプセル、マスターと正しい世界。非日常アンソロジー!

    「物語の力を信じる作家たち」6人による謎をテーマにしたアンソロジー。それぞれの作家さんの個性が出ているような気がして、楽しめるお得な一冊でした。平均年齢もすごく若い気がする。しかし、小説読んでて急にサイゼリヤに来たみたいな気分になったのは初めてでした。斬新〜。

    表紙もセンスがあって良いですね◎

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    2024年04月19日
  • 二重らせんのスイッチ

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    いやぁ~、乳児期の双子はほんっっっとうに大変。寝れない食べれないで、大変だった記憶しかない。
    それはわかりすぎるほど、わかる。
    雅樹が逮捕された時に、なんで双子の存在に両親が言及しないのかずっとわからなかった。その理由も最後には語られるんだけど。
    まあまあ、でも、ハッピーエンドで良かった。

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    2024年03月24日