阿津川辰海のレビュー一覧

  • 紅蓮館の殺人

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    ストーリーやミステリー要素は面白いけど、主要登場人物のキャラクターがいまいち掴めなかった。
    シリーズものなので今後このコンビが深掘りされたり魅力的になっていくなら読んでいきたい!!
    「午後のチャイムが鳴るまでは」が好きだったので期待してます!

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    2025年08月23日
  • 録音された誘拐

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    ネタバレ

    読みやすかった!みみかのキャラクターが好き^_^
    好みの問題で、犯人の意外性を求めていたので少し物足りなかった。

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    2025年08月23日
  • 紅蓮館の殺人

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    山火事と殺人事件が同時進行するうえ、過去の事件まで絡んできて、さらに集まった人間が全員それぞれの秘密を抱えているというハチャメチャな状況。
    探偵役が、論理的に謎を解いていき、その手がかりは読者にも提示されていたとわかる瞬間は爽快感がある。
    一方で事件にしろ登場人物の来歴にしろ、謎を解かなければならない箇所が多すぎ、読んてでいて消化不良になりかける。また探偵役が2人も出てきて「探偵の生き方とは…」を議論し始めてしまうのは好みが分かれるだろう。

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    2025年08月13日
  • 録音された誘拐

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    伏線には全く気付けませんでしたが、面白く読むことができました。

    「人は外見を描写するよりも、何か一つ、特徴的なことしか覚えていない。」

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    2025年08月13日
  • 蒼海館の殺人

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    館シリーズの第二弾。紅蓮館の内容をすっかり忘れていたのもあって、前半はペースはかなり鈍くなった。ちょっと田所に着いていけないという感じで進む。葛城が復活してからはペースは上がったものの、ちょっと青いかなという感じがしてしまったのは、自分が年を取ったせいだろう。

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    2025年08月11日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    ホームズ、ルパン、ポアロ、ミス・マープル、ジェームズ・ボンド……世界の名だたる探偵たちをオマージュした作品集。馴染みのある作家さんも多くて面白かったし、各話の最後にある《ガイド》も読み応えがあった。紹介されている作品も読み返したくなる

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    2025年08月09日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖好きじゃないけど
    書いている作家さんたちが好きで読んだ。
    一穂ミチのが、あまりにひどくてつまらなかった
    けど、他のはまあまあ面白かった。
    白井智之が、らしくない笑

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    2025年08月07日
  • 黄土館の殺人

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    2025.08.07
    著書のファンです。期待値が高いのでこの作品は辛口評価です。
    トリックの前提となる建物の位置関係などにムリがあること、登場人物の心持ちが理解しにくい人が多かったこと、以上2点が辛口判定の理由です。面白いけど、阿津川作品にはもっと期待してしまう。

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    2025年08月06日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    あまり知らないのに、手を出した自分が悪いです。
    もう少し元ネタが分かったら、もっと楽しめたんだろうなぁ
    本棚に入れておいて、いつか読み直そうと思います。

    女子校の2人がとても新鮮でした。

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    2025年08月04日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    連作短編集
    いやはや、キャラクターが魅力的。さすが阿津川さん。どの短編が良かったとかはない
    だってこいつら最高だから

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    2025年08月03日
  • 紅蓮館の殺人

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    ネタバレ

    以前から気になっていた阿津川さんの館シリーズにようやくチャレンジ。
    それなりのページ数でしたが、割とテンポよく読み終わり。

    内容としては、某館シリーズの影響を受けたというか、堂々とチャレンジしてる感じなのかな。いわゆる館でのクローズド殺人事件を若い探偵が解いていく系。
    ミステリとしては、割と不確定要素が多いかなーという、印象。そもそもの偶然起きた山火事の時に、「昔の仇に出会った」「妻を殺した」「詐欺で侵入」「盗みに入ろうとした」「憧れの作家に会いにきた」が同時に起きてるのはとんでもない確率!!
    犯人のトリックは特になく、言葉や行動・わずかなヒントから論理的に推理していくのは、納得感はあったけ

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    2025年08月02日
  • 紅蓮館の殺人

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    ネタバレ

    クローズドサークルもの&探偵ものが好きな人におすすめ。時間制限ありの緊迫感があって一気に読めた。話や伏線など本格ミステリーな点はすごくよかった。
    ただキャラクター達にリアリティがなくて舞台みてるみたいなのが個人的にひっかかった。殺人犯に詐欺師に盗賊に探偵×2人に…がほんとうに偶然集まってたのがえ?って思ってしまった。(特に飛鳥井さんと殺人犯は意味があると思って読んでた)
    葛城くんの情緒が不安定だったり、田所くんもキャラクターとしてあんまり魅力を感じなかった。 せっかく劇画ちっくならキャラクターの魅力がもっとたつといいなぁと思う。

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    2025年07月31日
  • ミステリー小説集 脱出

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    脱出をテーマとした5人の人気作家によるミステリアンソロジー。
    斜線堂有紀「鳥の密室」、空木春宵「罪喰の
    巫女」がよかった。前者は魔女審判という名の拷問に携わる中でその営みに疑問を抱くに至った修道女と街に流れ着いた自称・魔女の放浪者との出会い。"脱出"のトリック含めてあまりに感情が忙しくなる。さすが斜線堂先生。
    そして、後者は因習村のような和風ホラーテイストを独特の宛字と語感を活かした用語が作品世界を作り込んでいる。ミステリ的な仕掛けも一筋縄ではいかない後味が尾を引く感じもまたよし。

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    2025年07月30日
  • ミステリー小説集 脱出

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    ネタバレ

    斜線堂有紀の本を探してたどり着いた。脱出をテーマとした5編のアンソロジー。ミステリー小説集とあるけど、正直全部ミステリーではないと。いや最初の阿津川辰海「屋上からの脱出」はまぁミステリーか。織守きょうや「名とりの森」はファンタジーだし、斜線堂有紀「鳥の密室」は魔女狩りについての話でかなりグロい。空木春宵「罪ばみの巫女」もよく分かんなかったし、井上真偽「サマリア人の血潮」も何か人物像が二転三転してあんま好みじゃなかった。初読みの人が多かったけど、あんまはまんなかったな。名とりの森だけ最後ちょっと泣きそうになったわ。これは良かった。

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    2025年07月26日
  • 黄土館の殺人

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    犯人は予想できたので、前作の方が面白く感じたかも。金田一少年感があって好きではありましたが、謎とか動機とかは弱い気もするかな。

    キャラ的には三谷くん、彼が1番好き。警察官になろうとしてるのも推せる。

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    2025年07月26日
  • 黄土館の殺人

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    阿津川辰海館シリーズ3作目!

    おぉおぉいぃ………
    これは………

    いや、うーん
    火、水ときて今回は土
    いい、でも…
    これ推理できた人過去2作と比べたらすごく多いのでは?つまり…謎弱くないですか?
    考えを超えてくる部分があまりに少なくて…でも609ページの大ボリュームですよ
    こうなんだろなー
    あぁやっぱりね
    でも実はとか来たら嬉しいな
    あれ
    あれ
    そのままかーい

    で僕の場合終わったので前2作よりは落ちます

    次最後かあ…

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    2025年07月22日
  • 紅蓮館の殺人

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    コテコテの新本格ミステリ。くどいくらいに探偵の矜持が語られるが、若き少年たちの青さと思えば受け入れられるかもしれない。
    謎解きは面白かった。小出が好きだった。

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    2025年07月21日
  • 黄土館の殺人

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    阿津川辰海の<館シリーズ>三作目。今回の表紙はイエローイメージの『黄土館の殺人』。テーマは土。
    これ、前作の表紙イメージは蒼でテーマが水。1作目の表紙イメージは紅でテーマが火。土、水、火ときているから、次は風かな。

    閑話休題。
    私は1作目は未読で2作目の<蒼>から読んだけれど、そのとき、「あ~、この作者さんはものすごく頭が精密にできているんだろうなあ」と感嘆したのを覚えている。
    今回もプロットはたいへん精密に組まれていて、なるほどなるほどと付箋を貼りながら謎解きと伏線が回収されていくのを十二分に愉しめた読書時間をいただいた。
    この流れで次作も乞うご期待と期待が高まっている。

    ただ肝心の種と

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    2025年07月16日
  • 透明人間は密室に潜む

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    謎解き、探偵、密室などミステリ好きはついつい読んでしまうようなジャンルの中編が4編入っています。どれも一癖のある話で同じ作者でありながらジャンルの幅も広く面白かったです。一番最初の作品が好きでした。

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    2025年07月15日
  • あなたへの挑戦状

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    やっていることとしては面白いのだけれど、なんとなく内容が小粒な感じで物足りなかった。いっそ人数増やしてもっと短編でだしても良かったのではないかな。ただ起点は本人ではないのに作品は作者らしさが出るのはやはり面白いと思った。

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    2025年07月10日