阿津川辰海のレビュー一覧

  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    どの作品も、それぞれ趣向が凝らされていて面白かった。特に芦沢央さんの短編には衝撃を受けました。普段は手に取らない人の小説を読めるのがアンソロジーのいい所ですね。

    辻堂ゆめ「十四時間の空の旅」
    ほろ苦く心温まるストーリー。主人公の不安や苛立ちが丁寧に描かれていて、共感しやすい内容でした。

    凪良ゆう「表面張力」
    すみれ荘ファミリアを先に読みたかった。あと少しでコップの水が溢れてしまうような、ギリギリの関係性。不穏な空気を感じるストーリー。作中で、作家が編集者に話した一言が、この話の全てを表している。

    城平京「これは運命ではない」
    虚構推理を読んでいない為、説明が欲しい部分があって少し残念。読

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    2021年10月20日
  • 名探偵は嘘をつかない

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    阿津川氏の作品は数作読んで、どれも凝った設定で楽しめた。このデビュー作はなんとなく装丁が子供っぽくて読んでなかったのだが、作品が無くなってきて今回読ませてもらった。

    ジャンルで言えば緻密なロジックで殺人事件の真相を追いかけるわけだから本格モノになるが、この凝った『探偵』と言う職業の設定に始まり、二転三転するだけでなく、次々と起こる事象はこちらの想像の斜め45度上をいく展開。

    もはやロジック遊び的な部分もあるが、それすらも本格モノの真髄の一つではあるから、話の展開に身を委ねて楽しんだ。
    それにしてもよくぞこんなストーリーを考えられるものだ。まさに異才。

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    2021年10月05日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    言い回しや考え方にそれぞれの個性や人柄を感じられ、同じ本をあげていても視点が違ったりする所があったりしたのが読んでいて楽しめた。

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    2021年09月30日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    がっつりミステリーと思い込んでいたら、「日常の謎」の非日常編。いや、そのままなんだけども。タイガお馴染みの作家さんで全部面白かった。すみれ荘は未読なので気になる。九郎先輩出てきたのは嬉しかった。芦沢さんのは何目線で読めばいいの?

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    2021年08月11日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    とにかく作家がとても豪華!!さすがにどれもハズレなしで楽しめました。中でも木元さんの「どっち」は女性の裏の顔というか、それこそどっち??私ならそんな疑惑があったら怖くてその先一緒に居れない。城平さんの「これは運命ではない」はたまたま漫画で虚構推理を読んだので九郎が出てきて嬉しかったし、辻堂さんのはお父さんにほっこりし、凪良さんの「表面張力」もとても良かったので長編を読んでみたい。

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    2021年04月13日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ミステリーとは、大きな事件が起きてそれを解決するものだと思ってた。この小説のミステリーは、大きな事件が起きる訳では無い、日常の中の違和感の正体がだんだん明らかになってくる、そんな不穏な描写が多い、色んなミステリーの形がある。ミステリー小説の最後のネタばらしを一気に6回楽しめる要素もある。

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    2025年12月16日
  • 名探偵は嘘をつかない

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    2021年1冊目。
    スピーディーでテンポの良い展開で、600ページ弱を1日で読めた。探偵と密室、本格のセオリーを踏まえつつ、ミラクルも繰り出されて、行き先がわからないジェットコースターのようだった。
    デビュー作でここまで楽しませてもらえるなんてすごい。次も楽しみ。

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    2021年01月03日
  • 名探偵は嘘をつかない

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    ネタバレ

    探偵助手となった女性は、兄を見殺しにしたとその探偵を恨んだ。
    その探偵は、幼少期より探偵としての才能を開花させ、ある事件の容疑者となったのち、潔白を主張。果たして、真犯人xなる人物を創出し、見事無罪となった。
    ところが、その時、取り調べをした刑事は汚名を着せられたため、真実を求めて奔走する。
    果たして、探偵は弾劾されるのか?

    新たなる探偵の誕生かと思いきや•••

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    2020年06月26日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    様々なアンソロジーで読んだものもあったが、改めて面白い。虚構推理は次から次へと推論が出てきた上で結局は、というのが楽しい。

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    2019年03月10日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    昨年発表された本格ミステリ短編のベスト集。
    同じ趣旨の『ザ・ベストミステリーズ』(こちらは広義のミステリ短編)と比べられがちだが、ここ数年は後者の方がバランスが良くて面白かった。だけど、今作は数年の不振を一掃する位に傑作が揃った。本格好きとして大いに喜ばしい。
    特に大山誠一郎さんの作品は凄い。犯人が被害者の顔を潰す理由で、こんなに斬新なアイデアを考え付くとは! これだけでこの一冊を読んだ価値あり。

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    2018年07月12日
  • 紅蓮館の殺人

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    探偵と元探偵が繰り広げる心理戦。落日館にて起きた殺人事件。山火事のせいで火が上ってきて館焼失まで残り少ない時間の中で起きた事件は、とある過去の残酷な事件と繋がっていた。
    最初見ていた視点とは全く異なった展開へ転がっていくから面白かった。
    館の登場人物は、半分犯罪者、半分探偵のようなもので一つ一つ繋がっていった。それに殺人のトリックもよく出来てたし、館の仕掛けも使われていて館ミステリーとしては読み応えがあった。

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    2026年03月23日
  • 録音された誘拐

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    結末よりも今の時代で誘拐をどう成立させるかが気になった。今の時代ならではの
    方法で誘拐を成立していくのでなるほどと
    思いながら読み進めた

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    2026年03月22日
  • あなたへの挑戦状

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    阿津川さんの四重奏シリーズは好きで読んでみた。個人的にはやっぱり阿津川さんの1作目がミステリー感あって好き。挑戦状は読者よりも双方の作家に向けて最初に渡されたもの。最後にある両者の日記が面白くて好き。

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    2026年03月21日
  • ルーカスのいうとおり

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    とあるぬいぐるみに願うとその相手が願い通りに害される。

    基本的に主人公が小学生男子なのでちょっと児童書というかヤングアダルトっぽくもある動きな前半です。謎めいた転校生が現れて・・みたいな。いじめられてるけどかばってくれる勝気な女子がいたり。そういう展開かと思ったら最終的にはそんなキャラの濃い二人はほとんど空気に。
    そしてぬいぐるみの動きを把握してからはなんだかパニックホラーというかサスペンスというか。で、最終的にはぬいぐるみにやどった魂は誰のものなのか?というところがミステリ要素な感じ。

    サクッと読めてそこそこ楽しかったのはいいけど、なんというかホラーとしてもミステリとしても薄味。霊視能力

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    2026年03月19日
  • 紅蓮館の殺人

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    やりすぎミステリーかなぁーと思って読んだが...
    やりすぎ感はあったが、ロジックはしっかりしててミステリー愛も感じれてー楽しめました!

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    2026年03月13日
  • 透明人間は密室に潜む

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    透明人間、オタクと裁判、特殊能力×探偵、豪華客船上の密室と多種多様な4つの舞台をもとにストーリーが紡がれていく短編集(どっちかというと中編)です。
    ・1作目(透明人間)→現実世界に透明人間がいる設定での殺人事件。見たことのない設定で理解に時間を要したけども、慣れたら世界観に引き込まれる!
    ・2作目→あるものに熱狂する6人の男女のやり取りが面白くも馬鹿らしくて一番読みやすかった笑。全員が馬鹿になり切るのではなく、1人のストッパーを配置することで読者の自分も登場人物の熱に浮かされることなく読み進められました。
    ・3作目→一番好き。登場人物の魅力もしっかり出てたし、犯人当てとしても十分楽しめた!この

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    2026年03月12日
  • 怪盗うみねこの事件簿

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    怪盗うみねこは…思ったとおり!
    ケンとヒサトの役割分担もいいね。
    作中に登場する文学作品も、書影付きで紹介されていて、その点もよいと思った。読んでみたくなった。

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    2026年03月10日
  • 蒼海館の殺人

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    帯に「魂を削って建てた「館」ミステリ」ってあって、その文言だけで十分でした。本格ミステリーをそこまで読んだ経験がないので、果たしてこれが王道ミステリーで、ミステリファンにとってクオリティが高いのかどうかは分からないのですが、それなりに楽しめました。一つ前の紅蓮館も良かったので、是非次の黄土館も読もうと思います。文体や表現力がなんとなく稚拙な感じがしたのはさておき、、、

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    2026年03月10日
  • 録音された誘拐

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    新たな事実が発覚する度に二転三転する事件の様相。事件の概要も登場人物たちも実際にはこんなのないだろう、と思いながらも目が離せず飽きずに最後まで読み切る感じでした。

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    2026年03月10日
  • ルーカスのいうとおり

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    昔アメリカのホラー映画でチャイルドプレイだったかな、それを思い出した。チャッピー?チャッキー兎に角そんな名前の殺人鬼だったような。
    ルーカスも可愛い見た目ながら、凄い生い立ち背負って。なんか同情します。

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    2026年03月09日