阿津川辰海のレビュー一覧

  • 最後のあいさつ

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    ネタバレ

    30年前、人気ドラマ『左右田警部補』を演じる雪宗衛の自宅で妻が殺された。雪宗は妻殺しを自供し逮捕されたが、後に会見で連続殺人犯「流星4号」の仕業だと供述を翻し無罪となった。30年経った今、「流星4号」による犯行声明と女性の遺体が見つかる。作家・風見創は雪宗をテーマに本を書くことを決め、雪宗について調べ始める…。

    30年前の事件を現代の作家が調べ直すというストーリー。容疑者である連続殺人犯はすでに死んでいるため、当時の関係者に話を聞くことで雪宗夫人殺人事件の真相を探っていく。取材している部分と風見が書いた作品部分が入り混じるので、他の阿津川作品と比べると読みにくいかもしれない。
    『左右田警部補』のドラマ関係者に話を聞き、事件の鍵を握る幻のシリーズ最終話に辿り着くまで、過去を探る前半。以降を後半と分けるとして、後半は現在の出来事を追っていく形になっていて、スピード感が増した感じがした。冒頭は手が止まってしまったので、前半より後半に入ってからの方が読み続けやすかった。過去の事件の真相についてはその思いだけでそこまでできるのかなぁ。物語として面白かったけど、雪宗の心理は理解し難い。

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    2026年09月23日
  • 黄土館の殺人

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    ミステリをある程度読んでいる人ならば、読み進めていくうちに何となく犯人はこの人だなとわかる。でもそれを凌駕したプロットの作り方。平凡を非凡にする術に長けている著者。

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    2026年09月22日
  • ルーカスのいうとおり

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    星3.5
    ママとの大切な思い出。
    ルーカスは勝ってに動くのか?幽霊なのか?

    大事な事は、全部ルーカスが教えてくれた。
    危機一発!全てが終わったあと、少年は1つ大人になる

    最初とても読みにくいな、、な気持ちで読み進めた。
    長い前置きと、森との出会いからストーリーが加速し面白くなった。
    種明かしがちょっと長いなぁ、、と思いつつ、

    ルーカスが唯一盗んで返さなかったもの、、。

    少年タケルの父にもイラッときてしまった!
    2年で次の女?しかも、お付き合いじゃないのか?
    結婚前提?タケルの気持ち蔑ろにしすぎ!!
    この女も、わたし、分かってます感だす女なのが、鼻につく。
    タケルを信じない、タケルより女をとる、女に駆け寄る父に、イラついた、、。もう少し父も懲らしめて欲しかったな、、。ちょっとだけ。



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    2026年09月21日
  • バーニング・ダンサー

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    SPECみたいな話、と聞いて読んだ。面白かった。確かになるほど、と思った。続編があるらしく気になる。出てくる能力を持つ人物が多いため、もう少しページ数があった方がわかりやすかったかも、とは思いつつ、そんな分厚い本は今売れないよな、とも思った。

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    2026年09月19日
  • 少女は殺人の夢を見る

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    こんなサークルも入ってみたかったな〜。
    だけど灯みたいな、
    知人を簡単に殺せる人はちょっと…
    元ネタはクリスティ以外未読という
    ちょっと恥ずかしい来歴なので
    とりあえず綾辻行人くらいから読むか…
    と思いました。映像化したしね。

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    2026年09月16日
  • デッドマンズ・チェア

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     前作を知らず読んだが異能力ものだったとは。
     上司、異能者と敵の両方と戦いながら、事件の犯人を追うスリリングなストーリー。
     冒頭の不自然さから、帯にある大どんでん返しとまではいかなかったが、上司の不気味さに次回の展開が気になった。今後どうなる?

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    2026年09月16日
  • 紅蓮館の殺人

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    ネタバレ

    1つの話として一応しっこりと終わるのだが、シリーズ構想が元からあったようで、続編ありきの終わり方だったのが残念
    伊坂幸太郎のような騙しが入ったり、過去の因縁が絡んだりしてくるのだが、それらが少し唐突&無茶が過ぎるきらいがあった
    そして、雰囲気としては週間少年マガジンというカンジ
    続編に期待!!

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    2026年09月13日
  • 少女は殺人の夢を見る

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    ネタバレ

    夢の中で殺人事件の推理ゲームをするという設定は面白いと思った。第一話を読んで期待値が高まったけれど、第二話で目が覚めない危険性が出たのに懲りずに続けてるというのが何だか……ごめんなさい、え?と思っちゃった。
    家族だけじゃなくてサークル仲間を巻き込むのがね…。

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    2026年09月12日
  • 少女は殺人の夢を見る

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    読書会×特殊設定ミステリ。
    読書家でミステリオタクの阿津川さんらしい作品だなぁと思ったら、なんと実話からできたお話だった。阿津川さんが所属していた東大の読書サークルがモデルになっているとのこと。

    カー、クリスティー、クイーン、法月綸太郎、綾辻行人の名作ミステリが課題図書として出てくるが、使われているトリックや犯人は原作とは違うものなので、ネタバレを恐れずに読めるようになっている。『そして誰もいなくなった』と『十角館の殺人』以外は読んだことがなかったので、これは有難い配慮。

    有名作品についてのミステリ談義を聞けるのも楽しい。読書サークルにはミステリ好きだけでなく、ラノベ・マンガ・SFなど幅広いジャンルの読書家がいるので、読書会では高度なミステリ批評からミステリ初心者の素朴な疑問まで様々な感想が飛び出す。名作に対してもこんな感想を持ってもいいんだなぁと安心できます。古典ミステリを読むハードルが下がりました。

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    2026年09月07日
  • ルーカスのいうとおり

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    ルーカスというぬいぐるみが巻き起こす、人形ホラー×ミステリ
    「僕」の父親の言動が少し気になりつつも、「僕」の少し冷めた感情や信念のある刑事2人のキャラは好き
    どちらかというと、「視える」森君の今までの謎解きエピソードが読みたいと思った

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    2026年09月06日
  • 入れ子細工の夜

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    全体的に人物の掛け合いが心地よくこの作者の作品は好きだなと思わされる。

    危険な賭け
    探偵の視点が本人の視点に一気に変わるところは短編として読みごごちが良かった。
    途中で出てくる犬のミステリー一覧がなんか良かった。
    二〇二一年度入試という題の推理小説
    真面目に読んでたから、入試問題の正解に普通にイラってきたw
    設定は好きだけど結末があんま好きじゃなかった
    入れ子細工の夜
    こんなややこしいのよく書くなーと思った。
    入れ子すぎる
    六人の激昂するマスクマン
    ギャグだけど熱いところもありおもしろかった

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    2026年09月04日
  • 犯人はキミが好きなひと

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    ネタバレ

    ライトな学園ミステリー。軽くて読みやすい。
    好きになった人(女性限定)が次々に事件を起こすといいう悪女センサー搭載の少年✖️少女探偵のバディもの。。好きな人=犯人の前提で推理が進む。犯人ありきでロジック組み立てていくのは面白い。キャラ立ちしてて千棘さん好きだったんだけどな。残念。

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    2026年09月04日
  • 紅蓮館の殺人

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    ネタバレ

    山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕(田所)と友人の葛城の二人は、落雷により山火事に遭遇してしまう。救助を待つうちに館に住む少女・つばさと仲良くなるのだが、翌朝彼女の死体が…
    最初、館に集まる人物がなんとも変な人たちばかりで、誰も怪しいと思っていたがみんな酷すぎだった(-_-;)
    それぞれに驚いたし、憧れてた文豪もとても良い人とは思えないし…二人にとって散々な結果なのでは。
    葛城は大丈夫なのか心配。これからの話もあるようなので気になる。

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    2026年09月02日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    ネタバレ

    本格ミステリの短編集という感じでした。こんな短編だけど書くの超大変なんだろうなー
    有栖川有栖読んだことないけど(なんで買ったんだ)良かったです

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    2026年09月01日
  • 犯人はキミが好きなひと

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    ネタバレ

    読みやすくはあったけど、面白かったかと聞かれると微妙。
    全話「ふーん」で終わり、特に何も印象に残らなかった。
    犯人は若い人ばかりだったけど、皆そんな理由で簡単に殺人するのか?と疑問。

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    2026年08月31日
  • ミステリー小説集 脱出

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    ミステリーからホラーやSF…5人の作家による様々なシチュエーションからの脱出劇。

    「屋上からの脱出」阿津川辰海
     中学時代の仲間の結婚式。『一ノ瀬』は二人のなれそめとなった出来事に想いを馳せる。天文学部の合宿中、極寒の屋上に閉じ込められたことを。
     一番現実的で想像しやすい舞台。脱出方より理由を解く方が本題。青春物の皮を被っていながら少し後味はよろしくない。ミスリードを狙っているのだろうが、2歳差を歳の差婚というのはちょっと違和感。

    「名とりの森」織守きょうや
     夏至から十日の間に入ると出られなくなると言われている町はずれにある森。名前を忘れてしまうらしい。一人で森に入り行方不明になってしまった友達を探すため、『夕陽』は森に入る。
     ファンタジーよりかな。名前を思い出せば戻れるらしい。ラストは二人で戻れてめでたしめでたし。

    「鳥の密室」斜線堂有紀
     これは何と言えばよいか。中世の魔女狩りがテーマ。拷問シーンが辛過ぎる。

    「罪喰(つみばみ)の巫女」空木春宵
     民俗学を調べている男が興味を惹かれたのは、罪を喰ってくれる特別な能力を具えた巫女がいるというもので、ようやく探し当てたその神社を訪れる。
     ホラーかな。祈祷や念力ではなく、文字通り肉体を食べる美貌の巫女。なんだか『進撃の巨人』を思い浮かべてしまった。二人の視点が入り混じって複雑な構成。

    「サマリア人の血潮」井上真偽
     記憶をなくし研究所で目を覚ました『トオル』は、血を吸うゾンビのような人間に襲われる。絶体絶命の彼を助けたのは『カズト』と名乗る声。 一体奴らは何なのか、そしてカズトは本当に味方なのか?断片的に思い出す記憶を頼りに、トオルは上を目指す。 
     SFかな。薬となる希少な血液を持つが故自由を奪われた少年の脱出劇。人類が滅んでも構わないと思う一方で、親身になってくれた一人を見殺しにはできない。パニック映画のようでいて、意外と奥の深い話だったのかも。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              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    2026年08月30日
  • バーニング・ダンサー

    Posted by ブクログ

    ​超能力と警察ミステリーを掛け合わせた一冊。

    非常に読みやすい文体でスルスルと読み進められた。
    ありふれた能力に思えても独自のギミックやルールが効いており、
    これまでにない新鮮な面白さがある。
    ミステリーパートとしても見事で、
    随所に伏線が張り巡らされており緻密な構成に引き込まれた。
    超能力のギミックと警察捜査の融合が見事で、
    すでに続編もあるとのことなので次の展開を読むのが今から楽しみだ。

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    2026年08月29日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

    Posted by ブクログ

    手遊び的に読み始めたけど、さくっとまとまってていい一冊だった。良くも悪くも著者陣の個性はあまり感じられなかったが、入門書として良くできていた。

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    2026年08月26日
  • 黄土館の殺人

    Posted by ブクログ

    館シリーズ3作目、今回は交換殺人。田所くんがとても頑張ってました。葛城くんにいじられてる小笠原さんが不憫でちょっと笑ってしまいました。
    次のシリーズも楽しみです。

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    2026年08月26日
  • あなたへの挑戦状

    Posted by ブクログ

    阿津川さんの作品は長編として読みたかったかも。

    本編よりも執筆日記(エッセイのような感じ)が面白かった。
    作風は全然違ったけど、仲の良さが伝わってきた。

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    2026年08月25日