阿津川辰海のレビュー一覧

  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    面白かったのは、各作家が描く殺人鬼たちが、それぞれ**自分の信念や“筋”**を持っているところ。
    ただそれは立派な「ルール」というより、自分を正当化するための言い訳にも見えて、その危うさが怖かった。
    怪物になりきれないからこそ、言葉で理屈を作って“人間の形”を保とうとする――でもその理屈が、狂気を長持ちさせてしまう感じがある。
    そして何より、怪物がふと見せる人間性を感じた瞬間に、「これは特別な誰かの話じゃなく、誰でもなり得るのかもしれない」と思ってしまう。その距離の近さがいちばん恐ろしかった。
    改めて、シリアルキラーという題材はアンソロジーとの親和性が高いと思った。怖さの種類が作家ごとに変わる

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    2026年01月21日
  • 紅蓮館の殺人

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    名作を読もうキャンペーン②
    ミステリのオススメとして、かなりの頻度で登場する作品シリーズの第1巻『紅蓮館の殺人』。

    高校生コンビが探偵と助手として事件を解決&
    火事により焼失寸前の館からの脱出!くらいの
    イメージでのスタート!

    私めも、少しはミステリを読んできているので
    騙されないぞ!伏線はどこぞや!と読みすすめて
    いきました。
    登場人物も限られているので、
    さほどこんがらがることもなく、
    読み進められるのですが・・・。

    探偵葛城くん、頭が良すぎて。
    あんまり共感ができず、淡々とすすんじゃう!
    もちろん、前半で〇〇がそんな亡くなり方しますか!という事件が起きますが、ストーリー上必

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    2026年01月18日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    題名に惹かれて購入。
    サイコパスが必ず物語に登場する短編集。どのサイコパスも新たな欲求に目覚めるきっかけだったり数字へのこだわりみたいなのが強く出ていて共感は出来ないがきっかけは突然起こることもあるんだなと思い、誰にでもきっかけはあると思うと怖かった。
    どれもそれぞれの著者の良さがあり良かったが、木爾チレンさんとくわがきあゆさんの短編集が良かった。
    ⭐︎木爾チレンさん 『脳JILL』より
    「欲求というものは、一度、上を知ってしまうと、もうそれ以下では満足できなくなるんです。」
    →本当にそうだなと共感。上を求めればキリがないないし終わりがないなと思った。
    ⭐︎くわがきあゆさん 『私の伴侶』より

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    2026年01月17日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    「小説推理」に掲載された4編と結城真一郎氏の書き下ろし。
    人気作家の人殺し(*☻-☻*)

    「シリアルキラー vs 殺し屋」阿津川辰海
    派手な対決ものに見えるのに、
    「技術」と「倫理」の差だったり。
    やっぱりプロはプロ。といったところでしょうか。

    「脳JILL」 木爾 チレン
    チレンさんぽさを安心して味わえる“人殺し”
    という感じがします。
    この文体の軽妙さと心理の深さの
    高低差が魅力。

    「テキストブックキラー」櫛木理宇
    短編なのにハッとしてグッとくるなあと思ったら 櫛木さんでした。
    “殺人”書いたら際立つものがあります。

    「私の伴侶」くわがきあゆ
    自殺の名所の崖の上。
    止められぬなら落

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    2026年01月16日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    トークショー、楽しかったなぁ❤️
    一穂さんのサイン会でのエピソードがめっちゃ楽しかった(笑)
    七つの謎も大変面白かったです

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    2026年01月16日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    なんと豪華なアンソロジー、こんな売れっ子の方々に支持される有栖川さんはやっぱり凄い人なんだなぁと実感。有栖川作品はちらほらとしか読んではいないのだけど、存分に楽しめた。どれも短編でも読み応え抜群で、すごく面白いミステリーを読めた!という感覚。濱地健三郎シリーズが好きなのでちらっと登場したのも胸熱だった。有栖川作品、たくさん読んでいきたいな〜。

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    2026年01月11日
  • 蒼海館の殺人

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    本作品を読み終わった率直な感想は、
    「おいおい、紅蓮館より何段階も面白い作品に仕上げたな」
    でした。
    探偵葛城が前作の事件を受けて苦悩の中どうやって立ち上がるのか、本作品での事件と練りに練られた謎、何転もするストーリーと最初から最後までかなり楽しんで読めました。
    次作の黄土館も読むのが楽しみです。

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    2026年01月09日
  • 蒼海館の殺人

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    ネタバレ

    面白かった!!
    そこが犯人だとは序盤で思わせない流れだった。
    むしろ、そこが死んだ時にはショックを受けるくらい信じきっていた自分がいた。
    そして、その中で葛城も田村も自分が苦手とする、今までいいように操られていた兄と向き合い、自分たちの軸に巻き込み克服をした。その部分が序盤のモヤモヤをすっきりとさせてくれたとも感じた。
    三谷勝手に疑ってごめん。笑

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    2025年12月28日
  • 黄土館の殺人

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    交換殺人を取り扱った作品。
    この作品も前作、前々作で描かれた探偵の役割について著者の考えが言及されていて、他作品にはない魅力だと思いました。
    このシリーズを読む前までの探偵像は『事件を解決する案内人』というのが自分の印象でした。

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    2025年12月25日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    好きな作家さんが多かったので手に取ったけど、読んだことなかった阿津川辰海さんの話がとても面白かったので他の作品も読んでみたいなと思った。比較的全ての作品面白かった

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    2025年12月17日
  • 黄土館の殺人

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    ネタバレ

    小笠原さんが終始かわいそうすぎて面白すぎてしまったwww

    何度も一生懸命トラップ仕込むのに葛城キャンセルを毎度のようにくらって笑うwww
    本の冒頭に「殺人犯」って説明書いてあるのに人を殺すことないままエンディング迎えてちょっとツボに刺さりすぎた。
    館うんぬんより前半パートで全てもってかれました。

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    2025年12月17日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    どのシリアルキラーも魅力的だった。
    私は特に、1人目と5人目が好きだった。
    自分が課したルールで、自分もがんじがらめになってしまう、どこまでも合理的で冷酷な、でもどこか人間的な部分も感じられる、両者のバランスが絶妙だと感じた。

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    2025年12月16日
  • 怪盗うみねこの事件簿

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    本格ミステリ作家によるジュブナイル作品。依頼人が「なぜ」事件をおこしたのか、怪盗は「どうやって」盗んだのか、小学6年生のケンとヒサトがお互いの得意を持ち寄って推理します。作品毎に細やかに伏線が貼られていて、本格推理小説を読む楽しみを味わえます。
    少年時代に本作を読める子どもが羨ましい!本作で推理小説の面白さに目覚める子どもたちが増えますように(^^)(作者さんらしく、古典の名作推理小説の紹介がちょいちょい挟まるのも嬉しい。孤島パズルが紹介されててニコニコしました)
    ケンの夏休みはまだ続くようなので、続編にも期待です。

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    2025年12月15日
  • ミステリー小説集 脱出

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    多種多様な脱出者の短編集。
    個人的には屋上のとこ森のが好きだった。
    最後はバイオハザードでこれもまた新鮮だった。

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    2025年12月13日
  • 怪盗うみねこの事件簿

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    ついにYAが!
    はやみねかおるさん色が濃い、特にトーヤは未来屋の夏を思い出させるキャラクター(作品紹介もあった)。
    有栖川有栖とか、金田一とか、ミステリに興味をもった子がそのまま扉を開けるよう、しっかり本の紹介もされていて、学級文庫に置いてほしい!と力強く思った。
    (怪盗ニックまで出てきてちょっとマニア向けか?)

    あ、ちゃんと大人が読んでも面白い。

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    2025年12月07日
  • バーニング・ダンサー

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    今まで読んだ阿津川さんの作品の中で1番面白かったです。
    異能力者のバトル物なのですが、ちゃんとミステリ要素有りで、二転三転するストーリーにワクワクしました。
    怪しいな…と思う人が何人かいて、怪しいけどさすがに怪しすぎてミスリードか?と思っていたら結局思った通りだったのですが、予想のちょっと斜め上を行く裏切り方だったので、心地よく騙されました。
    予め能力が100個と限定されていて、さらにそれぞれの能力の詳細も明らかにされているところが、とてもゲーム性が高い設定だと思います。漫画とかアニメになっても面白そう。
    見た目だけでは相手の能力は分からないので、対戦相手の能力を明らかにするのがまず戦いにおい

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    2025年12月01日
  • バーニング・ダンサー

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    Xの読書界隈で「おもしろかった」との評判を聞いて読んでみようと思った本。
    まずタイトルが私にはジェフリー・ディーヴァーを思い起こさせるから、なんとなーくだけど猟奇殺人もの?と思って読みはじめたんだけど~

    うわ~、完全にやられた~。
    そうか、“そっち系”なのね。
    <能力を持つ者たちを集め、公安第五課・コトダマ犯罪捜査課『SWORD>
    そしてこれ、続くのねえ!

    説明がまどろっこしいという感想も見かけましたが、でもそれはそれだけ設定をしっかり構築しているということで、私的には「あり」でした。

    この夏のドラマで「DOPE」ってのがあったけど、この手のストーリーはやっぱり実写化したら間違いなく映え

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    2025年11月17日
  • 最後のあいさつ

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    刑事ドラマの主役が妻の殺人で逮捕されたが、裁判で無罪に。
    その殺人と関連するかどうか分からない連続女性殺人事件の犯人が判明したり、長い年月を経て、また女性殺人事件が発生したり、幻の刑事ドラマの最終回の内容に迫ろうとすれば事件に巻き込まれたりと様々な出来事が錯綜する。
    登場人物が多くて、混乱してしまったが、話がどのようにまとまるのかドキドキとワクワクだった。
    阿津川さん、初読みだと思うけど面白かった。

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    2025年11月14日
  • 録音された誘拐

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    久々にコテコテの推理小説が読みたい!となれば阿津川先生だ!ということで手に取った一冊。誰が犯人か?に気を取られ、そっちに伏線を貼ってたかと驚きのクライマックス。ただ結構込み入ったトリックだったので、衝撃というよりは「なるほどねー」くらいの小驚きだったかな。とはいえ、このキャラクターたちの今後の活躍が観たい作品ではあったので、続編待ってます。

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    2025年11月08日
  • 最後のあいさつ

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    妻殺しの容疑で逮捕された俳優雪宗衛。逮捕後に証言を翻し突如として犯人の名前とともに推理を披露する。そして30年後、類似した手口の殺人が起きる・・・逮捕が原因でお蔵入りになった主演ドラマの最終回に謎を解く鍵が?

    ミステリではあるんだろうけど、真相を推理してという類のそれではあんまりないかな。推理というよりは「捜査」というのがしっくりくる。いろんな人に聞き込みをしてだんだんと真相が明らかになる。手がかりは最初期に全部提示されてたり、無意味なエピソードみたいなものは基本的に省かれていたり・・みたいなロジカルないわゆる本格とかとはまた違ったものだけどこういうのはこういうので嫌いじゃないです。
    ただ、

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    2025年11月07日