阿津川辰海のレビュー一覧

  • 黄土館の殺人

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    第一章が少し不完全燃焼感があったが、最終章に繋がったときは、このための話の流れなのかと納得しました。
    殺人トリックは少し現実離れしたところはある気がしたが、最後まで結末がわからない感じで楽しめました。

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    2025年01月25日
  • 黄土館の殺人

    匿名

    購入済み

    内容はおもしろい

    謎解きの前にある程度分かってしまったが、このシリーズはおもしろい。今回もノンストップで読めた。
    ただ誤字や、その場に一緒にいた人物を部屋に呼びに行く表現など、などちょいちょい気になるところがあった。
    推敲、校正、校閲をもう少ししたほうがいいような気がする(素人が偉そうにすいません)。

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    2025年01月21日
  • バーニング・ダンサー

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    超能力とか特殊能力みたいなのが出てくる話はあまり好きじゃないのですが、こちらは面白かったです。
    自分だったら何のコトダマが欲しいかな〜、とみんな考えるでしょう。「治す」いいですね!
    キャラクターがみんな個性的で良かったですが、きっと次回作があって、そこでもっと踏み込んだ話になるのかなと思ってます。
    特に坂東はプンプン匂わせているので期待してますよ。
    飴玉ななんかありそう。

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    2025年01月18日
  • ミステリー小説集 脱出

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    若手作家陣による豪華読みきり短編集。全てのお話がタイトル通り「脱出」を軸に据えたミステリーです。なんとなく暗い、難しいイメージを持って読み始めたのですが、予想よりは読みやすく読後感も悪くなかったです。
    「屋上からの脱出」阿津川辰海
    天文部の屋上観測で起こった閉じ込め事故。それは事故なのか?
    故意だとしたらだれが何の目的で起こしたのか?
    高校生の話なので、思惑はあるにせよ殺人などもなく読み心地良好です。
    「名とりの森」織守きょうや
    民族学的昔話を調べるのが好きなノキ。皆が恐れる森に夏の探検に行こうという。しかも最も入ってはいけないという時に。そんなノキを探しに森に姉と入ったタネチン目線で話は始ま

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    2025年01月15日
  • 黄土館の殺人

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    地震により孤立化した館での連続殺人。
    凝っているのは、館と関係者が滞在する近くの温泉旅館それぞれで事件が起き、それが微妙に絡み合っていることで、様々な伏線が張り巡らせているうえに、謎解きも緻密。

    なのに、今一つ楽しめないのはキャラが魅力に乏しい事。ここらは好みなのだろうが、キャラがデフォルメされてはいても、どれもありきたりでセリフにも現実感がないため、全く感情移入できない。

    作者がフェアに伏線を張ってるがゆえに、結構事件の謎の多くは分かってしまうし、肝心の犯人も簡単に想像できてしまうのは残念。

    過去シリーズのキャラと絡みが結構持ち越されているので、以前の作品を読んでいるとより楽しめる。

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    2025年01月11日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    青春ですね。
    これがみんな同じ日のしかも昼休みに起きた出来事なのもすごいし、それを全て解決?解明したのが1人の男の子なのもすごい。呼び名が違ってたから気づかなかったものの。今やってる事が何かに繋がらなくてもいいって考えかたっていいな。

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    2025年01月07日
  • ミステリー小説集 脱出

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    SFから怪異、現実的な話まで多様な世界観だったので様々な状況下での脱出が楽しめ、最終的にどうなるのかよめないものが多くて面白かった。

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    2024年12月29日
  • 黄土館の殺人

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    ネタバレ

    館ものならではのからくりも、内と外に分かれた展開も好き。
    ただ、犯人が内側の方では名前もない、さらっと説明が入っただけの人だったのが残念…

    葛城、田所、三谷の関係がどうなるのかと思っていたけど、何となくまとまったかんじ?

    光流と美登里に続いて、雪絵と月代の関係もなかなか百合でよいです

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    2024年12月19日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    白井さんの短編が気になって購入。斬新どんでん返しではないけれど楽しめる一冊。
    白井さんのは短編でもしっかり多重推理入れてくるところが好き。あとわかっているのに、最初の方からあちこちに伏線ありまくりなのが、これこれ〜となる。内容が内容なので人には勧めにくいけれど好きだなぁ。

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    2024年12月14日
  • 蒼海館の殺人

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    葛城くんと田所くんは悲惨な事件に遭いすぎ!三谷くんが可哀想 笑
    何となく犯人はわかっていたけれども、中々狡猾な犯人だこと…。ネチネチ系や、絶対…。
    こんな人がこの仕事なんて嫌だよ〜

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    2024年12月12日
  • 黄土館の殺人

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    ネタバレ

    エレベーターの稼働履歴のところで外にいる人でもいけるな、となって犯人がわかった
    前半の小笠原さんともキレイに話がつながってちょっと感動的でよかった 事件はめちゃくちゃだったけど…

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    2024年12月07日
  • 阿津川辰海 読書日記~ぼくのミステリー紀行〈七転八倒編〉~

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    とても楽しそうに紹介してくれるので全部面白そう。すごいボリュームなので、普段読まない翻訳物レビューはざっと眺めただけ。百鬼夜行シリーズの全作レビューがあって嬉しかった。これだけでも満足。

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    2024年12月06日
  • 黄土館の殺人

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    シリーズ第3作目。おもろでした!
    今作も流石のボリュームで、フーダニット感も感じた。
    フェアプレーのフーダニットでもあり、クローズドサークルでもある。
    殺人という消去法で、容疑者が絞られていく運命のクローズドサークルだから、山勘で犯人は当てられるかもしれんけど、全ての謎に筋道立てて全てを説明するのは難しい。
    そして何より。
    葛城と飛鳥井の名探偵コンビもほんとに好き。
    オヌヌメです!

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    2024年11月27日
  • 黄土館の殺人

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    ブ厚い……!
    でも面白かったので飽きずにどんどん読めました。図解やら時系列表があると、超本格推理小説を読んでる感がすごくしますねぇ。
    私はまったく犯人わからなかったし、トリックももちろんよく理解できてないしで、ダメダメ読者ですが楽しかったです。
    長編ゆえ、最初の方を忘れていて、最後の謎解きのあたりで、そんな情報出てたっけ?と思うことも多々。
    もう一度最初から読んだら、完全に理解できるだろうけど無理だ。
    しかし1作目から、どうも主人公たちがあまり好きになれなくて困る。良い子達なのに、なんか価値観を押しつけてくる感じが苦手。
    最後、三谷くんどこ行った?
    次のシリーズもお待ちしてます。

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    2024年11月25日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    読み友さんが読んでいて気になっていた本、作家さんが有力者揃い。芦沢作品は既読だったのでスルー。辻堂作品「十四時間の空の旅」は高校1年女子の尖った行動と周りのホンワカ家族のお話。父親の仕事で小学校で海外転向を余儀なくされ、また高校1年で日本に帰国する1人旅。その日本へのフライトはビジネスクラス。ドキドキ感の中で色んなハプニングが襲う。サングラス+黒尽くめの男が!オチは笑えた。城平 作品「これは運命ではない」はオチがわからなかったのがフラストレーション。阿津川作品「成人式とタイムカプセル」はさすがの内容。④

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    2024年10月30日
  • 蒼海館の殺人

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    ネタバレ

    ケンカで揉めてるのがつらかった〜
    立ち直ったあとの豹変ぶり(僕を物語にするな→ノリノリの芝居がかった台詞)がちょっとついてけないよってなった

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    2024年10月24日
  • ミステリー小説集 脱出

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    阿津川辰海さんの屋上からの脱出。悪意なき犯罪者。
    織守きょうやさんの名とりの森。ファンタジーの一種かな。
    斜線堂有紀さんの鳥の密室。中世の魔女裁判の残酷なお話。無実の人達を無惨に拷問死させたキリスト教。
    空木春宵さんの罪喰の巫女。怖い!で、最後にどんでん返し。ひゃ~。
    井上真偽さんのサマリア人の血潮。極秘の研究施設からの脱出劇。吸血鬼の要素が物語を盛り上げる。そこに主人公の揺れ動く心情。短いながらもよく考えられてると思います。

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    2024年10月19日
  • 蒼海館の殺人

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    ネタバレ

    黄土館を先に読んでしまったため、順番が交錯してしまった。
    が、それはあまり問題ではなかった。
    皿泥棒の通り道の話や、水害によるクローズド・サークルなど、作者の特徴が色濃く出ていた。

    正犯人説は終盤から見えてきた。
    そういう点ではあまり驚きはなかったかもしれない。
    シリーズ物として読むにはちょうどよい作品であった。

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    2024年10月10日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    ネタバレ

    消しゴムポーカーの話がバカバカしくて面白かった。同一人物が様々な顔を持っているというのも、文章の中でヒントが散りばめられており、途中で気付けたのも良かった。

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    2024年10月09日
  • 蒼海館の殺人

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    ネタバレ

    いろんな意味で途中辛かったなぁ。
    罪の告白、大切な人のための嘘、隠し通す事の愛、いろんな事が交差する、最後の真実は読み応えあり。
    現実では、発しない発言や行動はみられつつも、そういうのも含めて良かったかも。
    次回作の2人の成長に期待が高まる。

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    2024年09月24日