阿津川辰海のレビュー一覧
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ネタバレクローズドサークルもの&探偵ものが好きな人におすすめ。時間制限ありの緊迫感があって一気に読めた。話や伏線など本格ミステリーな点はすごくよかった。
ただキャラクター達にリアリティがなくて舞台みてるみたいなのが個人的にひっかかった。殺人犯に詐欺師に盗賊に探偵×2人に…がほんとうに偶然集まってたのがえ?って思ってしまった。(特に飛鳥井さんと殺人犯は意味があると思って読んでた)
葛城くんの情緒が不安定だったり、田所くんもキャラクターとしてあんまり魅力を感じなかった。 せっかく劇画ちっくならキャラクターの魅力がもっとたつといいなぁと思う。 -
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ネタバレ斜線堂有紀の本を探してたどり着いた。脱出をテーマとした5編のアンソロジー。ミステリー小説集とあるけど、正直全部ミステリーではないと。いや最初の阿津川辰海「屋上からの脱出」はまぁミステリーか。織守きょうや「名とりの森」はファンタジーだし、斜線堂有紀「鳥の密室」は魔女狩りについての話でかなりグロい。空木春宵「罪ばみの巫女」もよく分かんなかったし、井上真偽「サマリア人の血潮」も何か人物像が二転三転してあんま好みじゃなかった。初読みの人が多かったけど、あんまはまんなかったな。名とりの森だけ最後ちょっと泣きそうになったわ。これは良かった。
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阿津川辰海の<館シリーズ>三作目。今回の表紙はイエローイメージの『黄土館の殺人』。テーマは土。
これ、前作の表紙イメージは蒼でテーマが水。1作目の表紙イメージは紅でテーマが火。土、水、火ときているから、次は風かな。
閑話休題。
私は1作目は未読で2作目の<蒼>から読んだけれど、そのとき、「あ~、この作者さんはものすごく頭が精密にできているんだろうなあ」と感嘆したのを覚えている。
今回もプロットはたいへん精密に組まれていて、なるほどなるほどと付箋を貼りながら謎解きと伏線が回収されていくのを十二分に愉しめた読書時間をいただいた。
この流れで次作も乞うご期待と期待が高まっている。
ただ肝心の種と -
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ネタバレコトダマ遣いという能力者が存在するようになった世界。相棒を亡くして以来休職する刑事・永嶺は、新しく創設されたコトダマ遣いによる犯罪を取り締まる「コトダマ犯罪捜査課」通称「SWORD」に配属される。早速コトダマ遣いによると思われる殺人事件が発生し…。
ある日世界に百の言葉で表される能力を持つコトダマ遣いが生まれた。能力は些細なものから強力で攻撃的なものまであり、発動条件も様々。所有者が死ぬとどこかの誰かに能力が引き継がれ、能力者による犯罪も起こっているという特殊な設定。犯人が何のコトダマ使いなのか、能力の発動条件は何なのか、制限はと推理していく様は面白かった。犯人が実は…というどんでん返しから -
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ネタバレ【収録作品】
楠谷 佑「パブリック・スクールの怪事件」…ホームズ&ワトソン
ガイド第1回 ミステリのおもしろさ。
辻 真先「アルセーヌ・ルパンのお引っ越し」
ガイド第2回 名探偵とは誰でしょう?
斜線堂 有紀「キャロル・ハートネル大いに憤慨す」…ポアロ
ガイド第3回 トリックとは何か?
水生 大海「一つの石で二羽の鳥を殺す―To kill two birds with one stone.」…ミス・マープル
ガイド第4回 推理とは何か?
青崎 有吾「シチリアオレンジジュースの謎」…エラリイ・クイーン
ガイド第5回 どんでん返しとはなんでしょうか。
阿津川 辰海「オムレツは知っていた」…ネロ・ウ