阿津川辰海のレビュー一覧

  • 黄土館の殺人

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    天才芸術家が建てた規格外の館で起こる一族の連続殺人事件。当然災害により孤立する。ところが探偵は館の外で連絡も遮断されている。館の中には被害者たちと犯人候補、探偵の助手と友人と探偵行為を封印した元探偵だけ…。
    3章仕立てであまり間を置かずに謎が少しずつ解決されていくので読んでいてストレスが少ない。(が、それが正解とは限らないのがミソ)丁寧な事に所々謎をリストアップしてくれ、終盤には時系列を纏めた表まで!
    古式床しい本格推理小説。そしてラストにはちゃんとサプライズもあり、ぶち上げた不可能犯罪にきちんと結末もつき、大作でした。満足。
    分断された探偵と助手は有栖川さんの作品を、館もので外と中との交互?

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    2025年01月30日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    人が一人も死なない学園ミステリー。
    ミステリーと言うか謎解きですね。
    謎解き自体も面白かったのですが、それ以上に登場する高校生たちが、大人から見たら馬鹿馬鹿しいことを大真面目に、全身全霊でやっているところが何とも懐かしいなと思いました。
    本作は5つの短編から構成されていますが、その中ではポーカーの話が一番でした。
    私も高校時代、先生の目を盗んでは友達と花札をやっていたので、余計に懐かしかったですね。

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    2025年01月28日
  • 黄土館の殺人

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    第一章が少し不完全燃焼感があったが、最終章に繋がったときは、このための話の流れなのかと納得しました。
    殺人トリックは少し現実離れしたところはある気がしたが、最後まで結末がわからない感じで楽しめました。

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    2025年01月25日
  • 黄土館の殺人

    匿名

    購入済み

    内容はおもしろい

    謎解きの前にある程度分かってしまったが、このシリーズはおもしろい。今回もノンストップで読めた。
    ただ誤字や、その場に一緒にいた人物を部屋に呼びに行く表現など、などちょいちょい気になるところがあった。
    推敲、校正、校閲をもう少ししたほうがいいような気がする(素人が偉そうにすいません)。

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    2025年01月21日
  • ミステリー小説集 脱出

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    若手作家陣による豪華読みきり短編集。全てのお話がタイトル通り「脱出」を軸に据えたミステリーです。なんとなく暗い、難しいイメージを持って読み始めたのですが、予想よりは読みやすく読後感も悪くなかったです。
    「屋上からの脱出」阿津川辰海
    天文部の屋上観測で起こった閉じ込め事故。それは事故なのか?
    故意だとしたらだれが何の目的で起こしたのか?
    高校生の話なので、思惑はあるにせよ殺人などもなく読み心地良好です。
    「名とりの森」織守きょうや
    民族学的昔話を調べるのが好きなノキ。皆が恐れる森に夏の探検に行こうという。しかも最も入ってはいけないという時に。そんなノキを探しに森に姉と入ったタネチン目線で話は始ま

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    2025年01月15日
  • 黄土館の殺人

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    地震により孤立化した館での連続殺人。
    凝っているのは、館と関係者が滞在する近くの温泉旅館それぞれで事件が起き、それが微妙に絡み合っていることで、様々な伏線が張り巡らせているうえに、謎解きも緻密。

    なのに、今一つ楽しめないのはキャラが魅力に乏しい事。ここらは好みなのだろうが、キャラがデフォルメされてはいても、どれもありきたりでセリフにも現実感がないため、全く感情移入できない。

    作者がフェアに伏線を張ってるがゆえに、結構事件の謎の多くは分かってしまうし、肝心の犯人も簡単に想像できてしまうのは残念。

    過去シリーズのキャラと絡みが結構持ち越されているので、以前の作品を読んでいるとより楽しめる。

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    2025年01月11日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    青春ですね。
    これがみんな同じ日のしかも昼休みに起きた出来事なのもすごいし、それを全て解決?解明したのが1人の男の子なのもすごい。呼び名が違ってたから気づかなかったものの。今やってる事が何かに繋がらなくてもいいって考えかたっていいな。

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    2025年01月07日
  • ミステリー小説集 脱出

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    SFから怪異、現実的な話まで多様な世界観だったので様々な状況下での脱出が楽しめ、最終的にどうなるのかよめないものが多くて面白かった。

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    2024年12月29日
  • 黄土館の殺人

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    ネタバレ

    館ものならではのからくりも、内と外に分かれた展開も好き。
    ただ、犯人が内側の方では名前もない、さらっと説明が入っただけの人だったのが残念…

    葛城、田所、三谷の関係がどうなるのかと思っていたけど、何となくまとまったかんじ?

    光流と美登里に続いて、雪絵と月代の関係もなかなか百合でよいです

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    2024年12月19日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    白井さんの短編が気になって購入。斬新どんでん返しではないけれど楽しめる一冊。
    白井さんのは短編でもしっかり多重推理入れてくるところが好き。あとわかっているのに、最初の方からあちこちに伏線ありまくりなのが、これこれ〜となる。内容が内容なので人には勧めにくいけれど好きだなぁ。

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    2024年12月14日
  • 蒼海館の殺人

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    葛城くんと田所くんは悲惨な事件に遭いすぎ!三谷くんが可哀想 笑
    何となく犯人はわかっていたけれども、中々狡猾な犯人だこと…。ネチネチ系や、絶対…。
    こんな人がこの仕事なんて嫌だよ〜

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    2024年12月12日
  • 黄土館の殺人

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    ネタバレ

    エレベーターの稼働履歴のところで外にいる人でもいけるな、となって犯人がわかった
    前半の小笠原さんともキレイに話がつながってちょっと感動的でよかった 事件はめちゃくちゃだったけど…

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    2024年12月07日
  • 阿津川辰海 読書日記~ぼくのミステリー紀行〈七転八倒編〉~

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    とても楽しそうに紹介してくれるので全部面白そう。すごいボリュームなので、普段読まない翻訳物レビューはざっと眺めただけ。百鬼夜行シリーズの全作レビューがあって嬉しかった。これだけでも満足。

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    2024年12月06日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    読み友さんが読んでいて気になっていた本、作家さんが有力者揃い。芦沢作品は既読だったのでスルー。辻堂作品「十四時間の空の旅」は高校1年女子の尖った行動と周りのホンワカ家族のお話。父親の仕事で小学校で海外転向を余儀なくされ、また高校1年で日本に帰国する1人旅。その日本へのフライトはビジネスクラス。ドキドキ感の中で色んなハプニングが襲う。サングラス+黒尽くめの男が!オチは笑えた。城平 作品「これは運命ではない」はオチがわからなかったのがフラストレーション。阿津川作品「成人式とタイムカプセル」はさすがの内容。④

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    2024年10月30日
  • ミステリー小説集 脱出

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    阿津川辰海さんの屋上からの脱出。悪意なき犯罪者。
    織守きょうやさんの名とりの森。ファンタジーの一種かな。
    斜線堂有紀さんの鳥の密室。中世の魔女裁判の残酷なお話。無実の人達を無惨に拷問死させたキリスト教。
    空木春宵さんの罪喰の巫女。怖い!で、最後にどんでん返し。ひゃ~。
    井上真偽さんのサマリア人の血潮。極秘の研究施設からの脱出劇。吸血鬼の要素が物語を盛り上げる。そこに主人公の揺れ動く心情。短いながらもよく考えられてると思います。

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    2024年10月19日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    ネタバレ

    消しゴムポーカーの話がバカバカしくて面白かった。同一人物が様々な顔を持っているというのも、文章の中でヒントが散りばめられており、途中で気付けたのも良かった。

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    2024年10月09日
  • ミステリーツアー

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    ブックガイド。読みたい本が増えてしまった。阿津川さんは配信時に選ばれなかった本もコメントつけてくれてありがたい。まだまだ知らない作家さんいるな…。

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    2024年09月20日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    5話からなる連作短編。
    だいぶ理屈っぽい内容なので読む人を選ぶかも。
    学園ミステリーと銘打っているものの、短編集ということもあってどういうジャンルになるのか読み進めても判然としない。そこが一つの魅力でもあるが,本のタイトルと連作短編というスタイルがとても理想的に完成されている。
    この手の理詰めのギミックが好きな人にはヒットする一冊かと思うが、ただ技巧を優先させた結果なのか、やや読みづらい部分が散見されるのが惜しいので⭐︎4とした。
    似ている作品に青崎有吾「地雷グリコ」があり、そちらは込み入ったトリックをわかりやすく読ませる点で秀逸だった分、一歩抜きん出ていたと思う。とはいえ本書の方が話の振り幅

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    2024年09月08日
  • ミステリーツアー

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    ネタバレ

    五人の作家によるガイドブック。

    既読の作品はほうほうと、未読の作品はこんな面白そうな作品があるのかと楽しく読んだ。

    それぞれが短めの紹介のため作品数も多く満足。あえてなのかもしれないが、凄く有名な作品や王道の作品(所謂、必読の作品)みたいなものは少なめ。なので日頃全くミステリを読まない人は辛いかも。そもそも対象としていないかもしれませんが。。。

    海外作品が少なめだったことはちょっと残念。

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    2024年08月18日
  • 星詠師の記憶

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    特殊設定ミステリと呼ぶのを初めて知りました。
    未来の映像が、水晶に記録されるという設定は面白かったです。しかも、それを、自分だけのものとして物語を進行させていくのではなく、奇想天外な部分を現実に落として、仲間を作って、仕事にして、商売に繋げていき、そこにミステリ要素を盛り込むってところが凄いなと思いました。

    ただ、謎解きが難解でした。後半は、時間も場所も把握できず、取り敢えず字ずらしか追えなかったです。それでも面白かったので、理解出来たら、もっともっと面白いんだろうなと悔しく思いました。

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    2024年08月03日