阿津川辰海のレビュー一覧
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ネタバレyoutubeでのおすすめにより手に取った。人気シリーズの2作目。洪水の中で起こる殺人が舞台で、名探偵葛城の再起の物語。前作で葛城から悪人ばかりの家族という話を聞かされていたようだが、私は正直、犯人以外はなんだかんだ家族を大切にしており、そんな悪い人間ではないと思った。そして人が好さそうに見えていた犯人の狡猾さは、犯人として魅力的に映った。プロバビリティ?といううまくいけば御の字という仕掛けを幾重にも張り巡らせたクモと呼ばれる犯人。これほどのことを成し遂げる犯人のエネルギーや人生観というのが表面的な人格とのギャップがあって面白かった。
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Posted by ブクログ
“殺人鬼”つながりでこの一冊。
阿津川辰海さん
木爾チレンさん
櫛木理宇さん
くわがきあゆさん
結城真一郎さん
という豪華執筆陣に惹かれて手に取りました。私にとってまるで福袋みたいでした。
流石どの話も面白い。そしてさくっと読めてしまう短話集。
この中で私が好きな話は阿津川辰海さんの『シリアルキラーvs.殺し屋』
古書店に勤める男を一ヶ月以内に殺して欲しい。という依頼を受けた殺し屋のお話。
あまり話すとネタバレになってしまうから話せないけれど、流れる空気感がチルい。殺人鬼と相対する空気感ではないの。緊迫してる場面のはずなのになぜか緩く感じてしまう。不思議な温度をもった物語でした。
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Posted by ブクログ
読売新聞の読書欄で取り上げられていたミステリーです。その紹介のされ方に惹かれてしまいました。評者は本作に「刑事コロンボ」の『殺しの序曲』や「太陽にほえろ!」の『偶然』を結びつけて語っていました。といっても決してネタバレにはならないと思いますが読みながら「あっ、これか…」を感じました。推理小説って過去の作品のトリックの膨大な蓄積に上にさらに積み上げられる創作である、という宿命を持っていますが、その土台にテレビドラマの作品がある、というところがこの作品の新規なところかもしれません。設定からして人気テレビドラマの名探偵役が被疑者であり探偵役であるのです。表紙も実際の人気バディもののシリーズを彷彿とさ