阿津川辰海のレビュー一覧

  • バーニング・ダンサー

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    某国に隕石が落ちた後、地球上に100名の「コトダマ」を使う異能者が誕生した。能力を隠す者、仕事に活用する者、そして当然ながら犯罪に用いる者もいた。警視庁はコトダマ犯罪に特化した特殊な部署を創設する。そんな折、、「燃やす」のコトダマを使ったと思しき殺人事件が発生する。

    SF的な特殊状況下でのミステリ。相手の能力を探りつつ戦うという、ジョジョやヒロアカなど、設定自体はよくあるが、ミステリ要素が高いのと、コトダマの条件がなかなか面白い。

    至るところにわかりやすくヒントを散りばめ、ある程度までは容易に答えを出せるようにし、最後に一捻りを加えているのは、この作者の他作品と同じである。

    本書は長い物

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    2025年10月12日
  • 入れ子細工の夜

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    作家と訪問者の行き詰まる神経戦を発端に、読者の認知を極限まで揺さぶる「騙り」の大逆転劇。
    奇想に満ちた短編集。


    コロナ禍を背景にしたミステリ4作が収められた短編集です。
    どの話も趣向に富んでいてバラエティ豊か。
    ミステリの話がそこかしこに出てきて、若干衒学趣味的な雰囲気も感じますが、作者さんのミステリに対する知識や愛もよく分かり、被害者も出てるのでちょっと不謹慎ですが、コメディ色強めで楽しいです。
    作中に名前が出てきたミステリも読んでみたい。

    個人的には、ミステリの「犯人当て」を入試に組み込んだ『二〇二一年度入試という題の推理小説』と、全日本学生プロレス連合の総会で事件が起こる『六人の激

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    2025年10月08日
  • 黄土館の殺人

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    シリーズ3作目となる本作。山火事、水害と続き、今回は地震で生じたクローズド・サークル下で起きる連続殺人である。

    事件に巻き込まれたかつての名探偵が推理することを拒絶するなか、現在の名探偵のワトソン役である僕が探偵役をせざるを得ない状況に。一方、現在の名探偵もまたサークルの外で起きた事件に巻き込まれていた。

    ミステリを読み慣れた読者なら、半分も読めばおおよその物理トリックは解けるだろう。著者は明らかに読者がトリックを解けるように誘導して書いている。何なら登場人物リストを見ているだけで、それよりも手前の段階で犯人まで予想できてしまう。

    本書は往年の新本格へのオマージュである。見取り図を参照し

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    2025年10月07日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    それほど有栖川有栖の作品は読んだことないのだけれど、知らなくても楽しめる作品が多かった。一番好みなのはやはり白井さん。いろんな意味で本人らしさをしっかり出しつつも良さが出ていた。

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    2025年10月01日
  • バーニング・ダンサー

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    なんというか、今後展開されていくだろうストーリーの序章を読んだ気分になりました。続編が出るのかはわかりませんが、今後あの人とどう戦っていくんだろうと、それまで読んだ内容より今後の展開に期待を持ちたい作品だと思いました。

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    2025年09月28日
  • 黄土館の殺人

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    シリーズ3作目

    相変わらず「探偵」「探偵」うるさい。
    小学生が「江戸川コナン、探偵さ (キリッ」っていうのを
    大の大人がやってるのはなかなかアレだ。
    そして、出てくる「探偵」がそんな自分に酔ってる。
    「探偵ってとても辛い(でもそんな自分かっけー)」みたいな。

    前作が葛城の「探偵としての復活」で
    今作は飛鳥井の「探偵としての復活?卒業?」らしい。
    「探偵」やるのってそんなに他人に「つれーわ」アピールしないといけないのか?
    読み手側もつれーわ。
    飛鳥井、主人公たちを呼びつけといて終始不機嫌で
    最終的に、物凄い数の死者を出しながら「探偵として復活!」って、もう何が何だか。

    探偵というのは、古今

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    2025年09月26日
  • 蒼海館の殺人

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    ネタバレ

    序盤の名探偵には少しイラッとしたけど、復活してからはキレキレでスカッとした。
    前作を読んでいなかったけど特に問題なく読めた。
    犯人の豹変ぶりがすごい。
    序盤の優しさはどこへ…泣

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    2025年09月26日
  • 最後のあいさつ

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    いいんだけど、キャラがなかなか入ってこない。ストーリーとしては面白い。テレビドラマの俳優を思い描きながら、楽しく読める。
    ちょっと回りくどい点が気にかかる面はあるが、新しい作家としてフォローしていきたい。

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    2025年09月26日
  • 最後のあいさつ

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    はじめて読んだ作家さん。
    大人気刑事ドラマの主役が最終回前に妻を殺害?
    なんだかなかなかそそるあらすじだったので読んでみた。
    「相棒」を思わせるドラマの構成。
    あまり話に深みを感じられなくて、ちょっと不完全燃焼。

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    2025年09月04日
  • 最後のあいさつ

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    30年前の国民的刑事ドラマ『左右田警部補』。最終回目前に、主演俳優・雪宗衛が妻殺しで逮捕され、打ち切りとなる。雪宗は無罪を勝ち取るも世間の目は厳しく疑惑は完全に晴れなかった。時を経て、同様の手口の殺人が起き、関係者の時間が再び動き出す。
    阿津川さんのミステリーが好きで手に取りました。
    今作は過去の事件と現在起きた事件に大きく関わる雪宗衛という人物が、白なのか黒なのか追っていくストーリーですが、中盤までスローペースで進む印象でした。ある人物が被害に遭ってから物語が動き出し、そこからは面白かった!某有名な刑事ドラマがモデルなんでしょうね。阿津川さんの作品はこれからも追っていきたいです。

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    2025年08月31日
  • 最後のあいさつ

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    長編ミステリーを読みたくて手に取ったものの、予想外に重く、ボリューミーで疲れた。
    推理力がない一読者としては、最後まで疑惑の俳優は白か黒かとの謎を楽しめた。

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    2025年08月31日
  • 最後のあいさつ

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    ドラマ「相棒」そっくりの作中作が事件の中心にあります。
    作者が「相棒」を好きなのはひしひしと伝わってきますがミステリとしての練度はもう一つという印象でした。
    いっそ本当に「相棒」とコラボしてみたらもっと意欲的な作品に仕上がったかもしれませんね。

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    2025年08月24日
  • 録音された誘拐

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    ネタバレ

    読みやすかった!みみかのキャラクターが好き^_^
    好みの問題で、犯人の意外性を求めていたので少し物足りなかった。

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    2025年08月23日
  • 紅蓮館の殺人

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    山火事と殺人事件が同時進行するうえ、過去の事件まで絡んできて、さらに集まった人間が全員それぞれの秘密を抱えているというハチャメチャな状況。
    探偵役が、論理的に謎を解いていき、その手がかりは読者にも提示されていたとわかる瞬間は爽快感がある。
    一方で事件にしろ登場人物の来歴にしろ、謎を解かなければならない箇所が多すぎ、読んでいて消化不良になりかける。また探偵役が2人も出てきて「探偵の生き方とは…」を議論し始めてしまうのは好みが分かれるだろう。

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    2026年06月16日
  • 録音された誘拐

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    伏線には全く気付けませんでしたが、面白く読むことができました。

    「人は外見を描写するよりも、何か一つ、特徴的なことしか覚えていない。」

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    2025年08月13日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    ホームズ、ルパン、ポアロ、ミス・マープル、ジェームズ・ボンド……世界の名だたる探偵たちをオマージュした作品集。馴染みのある作家さんも多くて面白かったし、各話の最後にある《ガイド》も読み応えがあった。紹介されている作品も読み返したくなる

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    2025年08月09日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖好きじゃないけど
    書いている作家さんたちが好きで読んだ。
    一穂ミチのが、あまりにひどくてつまらなかった
    けど、他のはまあまあ面白かった。
    白井智之が、らしくない笑

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    2025年08月07日
  • 黄土館の殺人

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    2025.08.07
    著書のファンです。期待値が高いのでこの作品は辛口評価です。
    トリックの前提となる建物の位置関係などにムリがあること、登場人物の心持ちが理解しにくい人が多かったこと、以上2点が辛口判定の理由です。面白いけど、阿津川作品にはもっと期待してしまう。

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    2025年08月06日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    あまり知らないのに、手を出した自分が悪いです。
    もう少し元ネタが分かったら、もっと楽しめたんだろうなぁ
    本棚に入れておいて、いつか読み直そうと思います。

    女子校の2人がとても新鮮でした。

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    2025年08月04日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    連作短編集
    いやはや、キャラクターが魅力的。さすが阿津川さん。どの短編が良かったとかはない
    だってこいつら最高だから

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    2025年08月03日