阿津川辰海のレビュー一覧
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2年前に落下した隕石によって世界は一変した。“コトダマ”に選ばれた人間は、言葉に由来する特殊能力を宿すこととなった。犯罪に走る「コトダマ遣い」に対して、警視庁も「コトダマ遣い」を結集して〈コトダマ犯罪調査課(SWORD)〉を組織し、凶悪犯罪に対抗していた。SWORDメンバーの小鳥遊沙雪は、マフィアの娘を名乗る中国人の少女から、助けを求められるが…
〈コトダマ犯罪調査課〉シリーズ第二弾。前作『バーニング•ダンサー』の主要人物が再登場し、肝となる内容に触れている部分もあるので、前作を先に読んでおくのがオススメ。今回も異能バトル対決で魅せつつ、誰が敵で誰が味方なのかわからない不穏な空気のまま進む。前作のレビューにも書いたが、このシリーズの異能バトルは“ジョジョ“のスタンド遣い対決が想起される。「コトダマ」は文章読んで想像するよりは映像で観る方がしっくりきそう。もしも映像化するなら三笠課長役は天海祐希さんでお願いしたい。
事件や登場人物が多すぎて混雑する点は、「ホワイトボード」による事象の整理が一役買っている。それでも若干ややこしいけど。阿津川さんお得意の「構図の反転」は上手かった。このシリーズは今後も続きそうだが、某人物との対決はとっとと決着をつけてほしい。
〈コトダマ犯罪調査課〉シリーズ
1.バーニング•ダンサー
2.デッドマンズ•チェア -
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「お前が謎を解くと、決まって俺は相手と引き裂かれる。お前は俺にとって、失恋の悪魔……いや、失恋名探偵だ!」
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主人公の花林は名探偵に憧れる女子高校生。
花林の幼馴染の隆一郎は、好きになった女性が必ず何らかの事件の犯人であるという「特異体質」の持ち主。
タイトル通り 事件が起こればその犯人は隆一郎が「好きになったひと」。なので花林は「どうやって」犯行が行われたのかを謎解く本格ミステリー、らしい。
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…らしい。
あぁ!私が本格ミステリーに精通していればもっと楽しめたんじゃないか感が否めない!
んー、名探偵ポワロとかシャーロック・ホームズの冒険とか 母の隣でめっちゃ観てたけどなぁ。
謎解きの部分がポカーンだった笑
思ったのよ!
隆一郎も花林も まだ高校生だからさ
悪女を好きになってもまだ失恋くらいで済んでるだけでさ。(いや、人はめっちゃ死んでるんだけど)
これが隆一郎が大人になって 結婚とかそういう話が出てきたら この特異体質はもっと厄介だよ? 結婚詐欺ならまだかわいい、保険金かけられて殺されたり、妻の不倫相手に殺されたり、なんやかんやで殺されたり…
おばちゃん心配よ
悪い人、好きですか?(なんの話し?)
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ルーカスが想像以上に人を殺していて驚いたし、その場面を想像したら怖くなった。
ホラーのジャンルはあまり読まないので(苦手なので)、ブランチの王様で紹介されてた時に気になったので読んでみました。今までのホラーほど怖くはなかったけど、それはルーカスの中身が誰かって事で推理しながらだったからそんなに恐怖を感じなかったのかな。
最後の正体には、その人かぁ〜と思ったけど、ちょっと想像はできた。
ラストは、主人公がちょっと成長したって感じに終わってたけど、個人的には『お父さん、息子を蔑ろにしすぎじゃない?』ってイラッとした。子どもが大人にならざるおえないって感じだった。
表紙にルーカスが描かれてたから、人を攻撃する姿が鮮明にイメージできたから、不気味さが際立ったとおもう。 -
Posted by ブクログ
名探偵に憧れる主人公花林には幼馴染みの隆一郎がいるのだが、彼が好きになった女性は何らかの犯罪に犯人であるという特異体質。
花林は、その隆一郎のセンサーを起点として事件の真相に迫っていく、という連作短編。
犯人があらかじめわかっているという確信から逆算していくストーリー展開が予想されたのと、事件が解決する度に幼馴染みの隆一郎が失恋していくという設定が面白そうだったので買ってみた。
まぁ、悪くはなかった。
ストーリー展開はワンパターンにならず多様だったし、犯人がわかっているのだから辻褄合わせな推理になるかと思わせておいての意外な展開、というのも楽しめた。
でも、なんだろう…。何か物足りなさがあった。
仕方ないとはいえ、幼馴染みの隆一郎のセンサーを起点にし過ぎている感じが否めない。というか、話の中心点、推理の焦点がそのセンサーで、そのインパクトが強すぎるからだろう。事件や犯人が添え物や出汁になってるように思えた。
ここは明確なマイナスである。
ちなみに事件は、トリックや犯人の動機こそ平凡なものの、大半が殺人事件で、随分ライトに人が死んでいくなぁ、と思った。
ちなみに、帯には“ラブコメ”とあったが、特にラブコメ要素は無かったように思う。