阿津川辰海のレビュー一覧

  • あなたへの挑戦状

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    二人のミステリー作家の共作という良さが詰まった小説。「挑戦状」ってそういうこと!と納得しました。

    どちらの話も面白いし、二人ともまじで天才。ミステリー愛をバシバシ感じる素敵な小説でした。

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    2025年04月12日
  • バーニング・ダンサー

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    ジェフリーディーヴァー「リンカーン・ライム」シリーズに、日本式警察もの/異能バトルのスパイスを添えて。
    シリーズ化する気満々の道具立てに見えたのに、終盤畳んでしまいそうだったので「あれ?」と思ったが、やはりシリーズものだった。

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    2025年04月12日
  • 入れ子細工の夜

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    予測不可能なハードボイルド、「犯人当ての推理小説」を必須科目にした異常な入試問題、二転三転どころじゃない二人劇、覆面プロレスラー達による抱腹絶倒の推理劇の四編の短編集で、どの作品も阿津川先生のトリックスターぶりとミステリー愛が詰まったものばかりで面白かった。

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    2025年04月04日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    表紙に一目惚れして買った為有栖川さんの事をこれまで読んだことがなかったがここまで面白いとは!
    語り手として作者の名前が出てくるのが斬新に思えた。
    元ネタが随所に織り込まれているので、そっちを読んでから再度読むと面白さも倍増するのかもしれない……。

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    2025年03月31日
  • バーニング・ダンサー

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    ネタバレ

    「コトダマ遣い」という能力者が存在する世界では、コトダマを使った犯罪が横行していた。それに対抗するために警察はコトダマ遣いで構成したSWORDを設立する。主人公の永嶺は捜一時代のトラウマをかかえつつも、SWORDの班長として「燃やす」のコトダマ遣いを追い始めるのだが……。
    コトダマは全部で100種類あって、「燃やす」や「入れ替える」などその能力は様々。そしてそれらには力を使うための限定条件や縛りが存在する。たとえば永嶺のもつ「入れ替える(対象物と対象物の位置を入れ替える)」は、自分との距離が5メートル以内でかつ指をすり合わせないと使えない、というように万能ではないようになっている。
    能力もので

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    2025年03月26日
  • 蒼海館の殺人

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    ネタバレ

    最初にまず書きたいのが、前作の感想でも書いてしまった学校の様子が、ここできちんと少し書かれていたということ!一応すっきりできました。

    楽しく読めました。
    定番かなと思うと覆され、それも覆され、そして覆されて…、こういう推理小説好きだな。

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    2025年03月22日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    青春小説はそれほど好きなジャンルではなく、本書もはじめはタッチが軽くてイマイチかなぁと思っていたのですが、話が進むにつれてどんどん引き込まれていきました。ある日の昼休みに起こる様々な事件の絡まりが、丁寧に作り込まれた作品。阿津川さんのあとがきも含めて、読後感が非常に良かったです。

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    2025年03月22日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー三十五周年記念トリビュート

    錚々たる作家が7人も参加していてすごく豪華な短編集

    「昨今のミステリ界を牽引する作家の中には、世代的に有栖川有栖作品に親しんだ経験を持つ人が多いことに着目」した企画とのこと
    有栖川有栖作品には魅力的なキャラクターが多く存在するので書きやすくもあり、書いてみたかったのではないかと思う


    有栖川有栖らしさの完成度で言うと
    『クローズド・クローズ』 一穂ミチさん
    『縄、綱、ロープ』 青崎有吾さん
    『型どられた死体は語る』今村昌弘さん
    は上手かった が、上手いだけに所々で本家らしくない違和感のある表現が気になってしまう

    でもまたそれも良しと思える

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    2025年03月16日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート企画に参加した作家たちのアンソロジー。

    名だたる作家の完成された作品に有栖川先生の幾つかの本をもう一度振り返りたくなるほど。
    何も知らされなければ有栖川先生が書いたのでは…と思いそうでもあり、とても楽しめた。
    各々作家さんのこれまでのイメージが少し違って見えたりして短編であるのが残念なほどで、もっと堪能したかったという気分。
    個性が光り、それぞれの特徴も魅力もあった。
    どれも良かったが、一穂ミチと夕木春央が特に好き。

    ○縄、綱、ロープ〈青崎有吾〉
    ○クローズド・クローズ〈一穂ミチ〉
    ○火村英生に捧げる怪談〈織守きょうや〉
    ○ブラックミラー〈白井智之

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    2025年02月27日
  • 紅蓮館の殺人

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    登場人物はラノベっぽい

    謎解きの手順には若干気になる点がなくもないものの、それを重大な瑕疵とまでは言い切れず——むしろ視点を変えれば、巧みな計算のうちとも取れるほどです。そして、謎解きを経た結末は、まるで作者自身が“名探偵”という存在に挑戦しているかのような印象を受けます。

    #ドキドキハラハラ

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    2025年02月24日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    なんて贅沢なアンソロジーなでしょうか。
    全ての作品に有栖川さんへの愛が感じられます。
    トリビュートとはよく言ったものです。
    青柳さんのものと、今村さんの二作品が特に良かったです。

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    2025年02月20日
  • 透明人間は密室に潜む

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    表題作が一番面白かったです。
    非現実的設定でファンタジー感はありますが、完璧なアリバイを持っている透明人間が犯行に試行錯誤する様に引き込まれました。

    4作目の「第13号船室からの脱出」は、作品の最後を飾るには印象が弱く、物足りなく感じてしまいました。

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    2025年02月21日
  • 黄土館の殺人

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    天才芸術家が建てた規格外の館で起こる一族の連続殺人事件。当然災害により孤立する。ところが探偵は館の外で連絡も遮断されている。館の中には被害者たちと犯人候補、探偵の助手と友人と探偵行為を封印した元探偵だけ…。
    3章仕立てであまり間を置かずに謎が少しずつ解決されていくので読んでいてストレスが少ない。(が、それが正解とは限らないのがミソ)丁寧な事に所々謎をリストアップしてくれ、終盤には時系列を纏めた表まで!
    古式床しい本格推理小説。そしてラストにはちゃんとサプライズもあり、ぶち上げた不可能犯罪にきちんと結末もつき、大作でした。満足。
    分断された探偵と助手は有栖川さんの作品を、館もので外と中との交互?

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    2025年01月30日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    人が一人も死なない学園ミステリー。
    ミステリーと言うか謎解きですね。
    謎解き自体も面白かったのですが、それ以上に登場する高校生たちが、大人から見たら馬鹿馬鹿しいことを大真面目に、全身全霊でやっているところが何とも懐かしいなと思いました。
    本作は5つの短編から構成されていますが、その中ではポーカーの話が一番でした。
    私も高校時代、先生の目を盗んでは友達と花札をやっていたので、余計に懐かしかったですね。

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    2025年01月28日
  • 黄土館の殺人

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    第一章が少し不完全燃焼感があったが、最終章に繋がったときは、このための話の流れなのかと納得しました。
    殺人トリックは少し現実離れしたところはある気がしたが、最後まで結末がわからない感じで楽しめました。

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    2025年01月25日
  • 黄土館の殺人

    匿名

    購入済み

    内容はおもしろい

    謎解きの前にある程度分かってしまったが、このシリーズはおもしろい。今回もノンストップで読めた。
    ただ誤字や、その場に一緒にいた人物を部屋に呼びに行く表現など、などちょいちょい気になるところがあった。
    推敲、校正、校閲をもう少ししたほうがいいような気がする(素人が偉そうにすいません)。

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    2025年01月21日
  • ミステリー小説集 脱出

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    若手作家陣による豪華読みきり短編集。全てのお話がタイトル通り「脱出」を軸に据えたミステリーです。なんとなく暗い、難しいイメージを持って読み始めたのですが、予想よりは読みやすく読後感も悪くなかったです。
    「屋上からの脱出」阿津川辰海
    天文部の屋上観測で起こった閉じ込め事故。それは事故なのか?
    故意だとしたらだれが何の目的で起こしたのか?
    高校生の話なので、思惑はあるにせよ殺人などもなく読み心地良好です。
    「名とりの森」織守きょうや
    民族学的昔話を調べるのが好きなノキ。皆が恐れる森に夏の探検に行こうという。しかも最も入ってはいけないという時に。そんなノキを探しに森に姉と入ったタネチン目線で話は始ま

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    2025年01月15日
  • 黄土館の殺人

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    地震により孤立化した館での連続殺人。
    凝っているのは、館と関係者が滞在する近くの温泉旅館それぞれで事件が起き、それが微妙に絡み合っていることで、様々な伏線が張り巡らせているうえに、謎解きも緻密。

    なのに、今一つ楽しめないのはキャラが魅力に乏しい事。ここらは好みなのだろうが、キャラがデフォルメされてはいても、どれもありきたりでセリフにも現実感がないため、全く感情移入できない。

    作者がフェアに伏線を張ってるがゆえに、結構事件の謎の多くは分かってしまうし、肝心の犯人も簡単に想像できてしまうのは残念。

    過去シリーズのキャラと絡みが結構持ち越されているので、以前の作品を読んでいるとより楽しめる。

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    2025年01月11日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    青春ですね。
    これがみんな同じ日のしかも昼休みに起きた出来事なのもすごいし、それを全て解決?解明したのが1人の男の子なのもすごい。呼び名が違ってたから気づかなかったものの。今やってる事が何かに繋がらなくてもいいって考えかたっていいな。

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    2025年01月07日
  • ミステリー小説集 脱出

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    SFから怪異、現実的な話まで多様な世界観だったので様々な状況下での脱出が楽しめ、最終的にどうなるのかよめないものが多くて面白かった。

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    2024年12月29日