阿津川辰海のレビュー一覧

  • 黄土館の殺人

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。
    面白いけど、今作品は結末が想像できた。
    次回で最終作かな⁇
    いい意味で裏切ってくれる作品を期待したい。

    0
    2025年10月19日
  • 黄土館の殺人

    Posted by ブクログ

    609頁にも及ぶ力作で読み応えがある。これだけの大長編、しかも今回は地震という災害を描きつつ推理も披露する展開でなかなかに面白かった。
    中盤に至り、少々中弛みと思えてしまう箇所もあったものの、結末でのまとめ方は巧みでトップランナーの技を感じた。
    推理小説というとどうしてもトリックや事件の内容に終始しているが本作は人間ドラマにも焦点が当たっている。探偵の苦悩を描いた作品はもちろんたくさんあるが、本作はその中でも間違いのない存在感を放っている。

    0
    2025年10月11日
  • 最後のあいさつ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでいる間中、ずっと相棒と古畑任三郎がチラチラ思い浮かぶ…のが、嫌な人には耐えられないかも

    奇抜なトリックもなく、結局はヒト、みたいな動機が相棒や古畑に通ずるところがあって、何やらドラマ的だった

    0
    2025年10月05日
  • 紅蓮館の殺人

    購入済み

    面白かった!

    読みやすい文章。
    魅力的な探偵と助手。
    山火事によるクローズドサークル。
    一癖も二癖もありそうな登場人物。
    好みの要素が盛りだくさんで楽しく読めました!
    続編も買いました!

    #ドキドキハラハラ

    0
    2025年10月05日
  • 黄土館の殺人

    Posted by ブクログ

    要所要所で、論点や時系列がまとめられており、読みやすかった。
    だからこそ、現実離れしすぎている感は否めないが、それはあくまでも小説ということで。

    シリーズ第一作目からの読者としては、葛城の成長と飛鳥井の復活に、すごく感動した。
    出来れば、前作と前々作の記憶が新しい内に、読まれることをオススメする。

    0
    2025年09月29日
  • 最後のあいさつ

    Posted by ブクログ

    30年前の国民的刑事ドラマ『左右田警部補』の最終回目前に主演俳優の雪宗衛が妻殺しの容疑で逮捕され、打ち切りとなる。
    雪宗は、役柄さながらに真犯人の正体を暴く推理を披露して、無罪を勝ち取るが、時を経て同様の手口の殺人が確認され、当時の関係者が再び…

    謎が多い雪宗衛を知り本を書くために作家の風見が、友人の小田島の協力の元、動き出す。

    トリックもありながら最後にはきっちりと伏線回収するまでとても楽しめたが、雪宗衛の人柄に好感を持てなかった。
    もう少し惹きつけられるものがあったら…と。

    読み始めからあるTVドラマが思い浮かび、勝手に想像していたが、主要参考文献を見てやはりと思うところもあり…だからこそもう少し癖強い登場人物だとよかったと思う。





    0
    2025年09月17日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    楠谷佑「パブリック・スクールの怪事件」
    辻真先「アルセーヌ・ルパンのお引っ越し」
    斜線堂有紀「キャロル・ハートネル大いに憤慨す」
    水生大海「一つの石で二羽の鳥を殺す」
    青崎有吾「シチリアオレンジジュースの謎」
    阿津川辰海「オムレツは知っていた」
    福田和代「南洋のアナスタシア」

    0
    2025年09月14日
  • 最後のあいさつ

    Posted by ブクログ

    装画の2人は左右田、夕桐?風見、小田島?雪宗の場面場面の心理描写が多才で凡人には理解出来ませんでしたが引き込まれ最後まで夢中になりました。古畑シリーズもこんな感じだったのかなと故田村正和さんを偲びました。これも実写化して欲しいけど雪宗さんは誰が演じるのでしょう?なるほど色んな人の感想読むと水谷豊さんか!納得!奥さんもあの人か!ふむふむ、民放は低迷してるのでネトフリでやるのかなぁ?
    そして欲を言えば遠野シアタールームの見取り図も欲しかった〜。阿津川先生の館四重奏シリーズの4弾目も早く出るのを期待してます。

    0
    2025年09月09日
  • 最後のあいさつ

    Posted by ブクログ

    最後のあいさつ
    阿津川辰海の長編ミステリー。
    彼の作品は余す事なくオリジナリティに溢れていて殆どの作品を読破しているが、今回も巧妙だった。
    単純に殺人事件に対して犯人は誰か、動機は何かという事を超越し、一人の仕事人の狂気に飲み込まれた瞬間を描いている。
    モデルは某有名刑事ドラマだろうと推察でき(巻末の出典にも情報がある)個性的な名刑事を演じる俳優が筆者にはどこか恐ろしく映っていたのだろう。この様な設定に飛躍する感覚が恐ろしい。

    作中、様々な人物が登場するが、残念ながら人物描写はあまり上手ではない。背景的なものが見え難く、風見や小田島の心象もあまり見えなかった。特に風見に対しては物語中盤以降、取材を通じ彼を取り巻く環境は大きく変化しているにも関わらず、心の葛藤や苦悩が読み取ることができなかった。当然、彼自身は、様々な苦悩を抱えていたのだろうが、それを読み取ることが難しく、彼自身に深みを出すことができなかったと言える。

    物語の解決に至っては、きちんとすべての事件が解決し、真相が明らかにされるが、この作品の根本はここではない。論点のすり替えということではないだろうか、阿津川辰海の得意な描写の一つで、事件が解決したと思った矢先、全く違った結末が顔を出すと言う作品がいくつかある。この作品は一定のリズムで展開が進んでいき、淡々と事件解決するが、その一方で、平行に何かどんよりとした、薄暗い雰囲気が付きまとっていたのだが、その原因についてもきちんと解決を見ている。作品冒頭から終盤にかけてはどのような結末になるのかととても興味深く読み進めることができ、実際の結末にも納得し、作品の結びについても納得のいくものである。

    この作品は、作家や俳優、テレビマンなど様々な人たちの生き様を少し穿った見方で捉えている。
    大人は何かしらに取り憑かれているし、一つの道を極めるとはそういう事なのだと思うが、その中で道を踏み外してしまうと、このような結末が待っていると言うとても恐ろしい作品だった。

    0
    2025年09月08日
  • 録音された誘拐

    Posted by ブクログ

    探偵事務所のバディ2人とも有能でスカッとする。
    最初の方はあまり入り込めなかったけど最終的には読みやすかった。

    0
    2025年08月25日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    Posted by ブクログ

    人気ミステリ作家たちによる有栖川有栖作品のトリビュート短編集。
    恥ずかしながら有栖川有栖作品をほぼ読んだことがなかったのですが、この短編集のあまりのクオリティの高さに本家もぜひとも読まねばとなった次第。
    中でも、青崎有吾「縄、綱、ロープ」は本格ミステリのお手本のような短編。犯人が被害者を拘束するために使用した証拠品として縄、綱、ロープとそれぞれに対応した容疑者が浮かび上がり、そこから鮮やかな解決をつけるだけでなく、キレイなオチまでつけてしまうところがあまりに見事。
    もう一つ、白井智之「ブラックミラー」も容疑者が一卵性双生児で、2人の共犯によるなりすましが疑われる本格的なアリバイ崩しもの。本格でありながらもあまりに白井智之らしいトリック、そしてその犯行描写に顔をしかめつつも、想像の斜め上を行くトリックの出来栄えには感嘆せずにはいられない。有栖川有栖自身が書いているように、他の作家も含めてトリビュート作品に出すにはもったいないようなすばらしいアイデアを惜し気もなく作家陣が投入しており、そういう点でも有栖川有栖リスペクトを感じずにはいられない。

    0
    2025年08月22日
  • 録音された誘拐

    Posted by ブクログ

    盆休み。
    一気読み。
    名探偵感が、楽しい。
    重要な文には、アクセントマークがあって、そこが目に入ると、ワクワクしたな。
    続篇あるのかな?

    0
    2025年08月16日
  • 名探偵は嘘をつかない

    Posted by ブクログ

    ★3.5です。
    探偵ミステリーにファンタジー要素が組み込まれた変わり種。
    殺人事件の被害者が霊として、また現世に別人として転生して転生して、事件の真相究明に絡んでいくという、独特の構成。
    分かり易い伏線がチラホラ散りばめられており、どのように解決されていくのかと読手の推理想像を掻き立てられます。
    ファンタジーの矛盾を気にせずに読み進めると楽しめると思います。

    0
    2025年08月14日
  • 透明人間は密室に潜む

    Posted by ブクログ

    透明人間視点で描かれる苦悩などに共感できるはずもないが共感してしまう、不思議ミステリー。読後感も人が死んでいるのにコミカルな気がする。面白かった

    0
    2025年08月12日
  • 透明人間は密室に潜む

    Posted by ブクログ

    それぞれ趣向の違う4作が楽しめる。
    1作目では、透明人間がいる社会のディテールをしっかり設定しており、現実離れした世界観でも興味深く読むことができる。
    4作目では、謎解きゲームと実際の事件が同時進行する展開が珍しく、面白い。さらに登場人物同士が頭脳戦を繰り広げており、真の黒幕は…?という点でも楽しめる。

    0
    2025年08月08日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

    Posted by ブクログ

    新旧含め話題のミステリ作家が定番の名探偵を使って短編を書き、杉江松恋がミステリ論を展開する入門書。最近のミステリのみを読んでいる大人にも超おすすめの一冊です。なんとなくスルーしている昔の定番名作も紹介されていて、読みたい本が増える危険な一冊でもあります。ルビあり、229ページ。中学年ぐらいから大丈夫ですが、多くの子が読めるようになるのは高学年くらいからかなぁ。各中表紙に探偵挿絵あるのと、ミステリ論ごとに四コマまんがあり、手に取りやすくなっています。紹介される小説は完全に大人向け。
    「パブリック・スクールの怪事件」 楠谷佑
    ホームズとワトソンが男子寮で起こった事件を解決します。
    「アルセーヌ・ルパンのお引っ越し」辻真先
    ルパンがマスコミ人士に隠れ家への招待状を送った。狙いはいったい何?
    「キャロル・ハートネル大いに憤慨す」 斜線堂有紀
    エルキュール・ポアロがやってきて料理に文句をつけられた田舎のレストラン。ここは二人の女性でやっているのだが、ショックで引っ込んでしまった女性に接客を続けた女性が、昨日ポアロが語っていたことを教えていく。この近くでかわいそうな老婦人が死んだでしょう?
    「一つの石で二羽の鳥を殺す - To kill two birds with one stone. 」 水生大海
    つてを頼って相談を持ち掛けた老嬢(マープル)は相談者のカーラからお茶をしながら話を聞く。二週間前に父から突然電話がかかってきたのです。「後妻のダイアナを殴り殺してしまった」と。様子を見に行ってもらうと父は一階の書斎で死んでいて身体から二発の銃弾が見つかりました。のたうち回って暖炉で服に火が付き、あたり一面焼けてしまいました。
    「シチリアオレンジジュースの謎」青崎有吾
    警視の父に現場に行こうと言われたエラリィは見に行った劇がすばらしく今は創作に取り組みたい、今度一緒に見に行こうと言うと、今回の現場はまさにその俳優が殺されたんだよ、と言われ捜査に参加する。指紋などから犯人は特定できたように思えたが、エラリィは空になっていたオレンジジュースを飲んだのが誰か気になる。
    「オムレツは知っていた」阿津川辰海
    ネロ・ウルフは解決するために三人のコックにオムレツを作らせた。わざわざ、自分のコックに厨房を明け渡せさせてまで。
    「南洋のアナスタンア」福田和代
    ジェイムズ・ボンドが南洋のフルマーレ島で罠にかかってしまった。ボンド、危機一髪!
    ▼解説について
    解説のたびにおもしろそうな本をたくさん紹介してありましたが、私があれなんだっけなーと心にひっかかっていた「推理クイズ あなたは名探偵」学習研究社が引用されていて、すごくすっきりしました。ググったら表紙が出てきたし。懐かしい。気になっていたトリックは「密室の行者」ロナルド・A・ノックスでした。江戸川乱歩編「世界推理短編傑作集4」創元推理文庫に所収されているそうです。

    0
    2025年07月29日
  • 録音された誘拐

    Posted by ブクログ

    久しぶりの阿津川さんミステリー。
    現代で成功させるのは難しい誘拐という犯罪を、しっかり成立させてしまう阿津川さんはさすがでした。
    文庫本で500ページ超えとなかなかのボリュームですが、ストーリーもわかりやすいし、構成もよく考えられていてとても面白かったです。
    登場人物の大野糺と山口美々香のコンビネーションがとても良く、また続編を期待したいです。
    普段ミステリーを読まない方にも読みやすい作品だと思うのでオススメです。

    0
    2025年07月23日
  • 透明人間は密室に潜む

    Posted by ブクログ

    短編集
    もう、完全に2編目の「六人の熱狂する日本人」にやられました。もう読んでない人はこれだけでも読んで欲しいです
    裁判員制度の話、と書いたらすんごい硬そうで人選びそうですが終始声出して笑いました。こんなん笑うわ!特番ドラマとか無理ですか!?えっ?なめすぎ?死んじゃうアイドルとか、あのちゃんあたりでもうねfjdiwiskdjfjfgueow

    0
    2025年07月21日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    Posted by ブクログ

    有栖川有栖さんのトリビュート短編集。

    以前から気になる存在でありつつ、何から読んだらいいかわからなくて手を出せていなかった作家さん。

    今回こんな形で、有栖川作品ちょっとつまみ食い、みたいにして味わえたので、読んでみてよかった!
    原作を知らなくても十分楽しめる作品集。でも知っていたらにやりとするところも、たくさんあるんだろうな。

    よし、オリジナルもこれから少しずつ読みます!楽しみ。

    0
    2025年07月18日
  • 透明人間は密室に潜む

    Posted by ブクログ

    久々の阿津川さん♪
    4つの中編集。
    どの話も面白かったです。
    ミステリなのに、くすりとしてしまう話が盛り沢山かと思いきや、それだけじゃない話もあったりで
    短編集にしてはややボリュームがあるので
    中編集かなと。
    どことなく、某芸人の脚本ドラマに似ているような
    世にも奇妙な的な雰囲気を感じたのは気のせいかな。
    読み応えもあってかつ、4つの物語が独立しているのでお得感満載な物語でした。

    0
    2025年07月18日