阿津川辰海のレビュー一覧

  • 録音された誘拐

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    最後までワクワクしながら、楽しく読ませてもらった。
    これから読む人は期待してほしい。
    そして、読者はきっと最後に、信じていたものが覆される悔しさも味わうことになるだろう。
    これも本格ミステリを読む醍醐味と言えるだろう。

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    2025年06月11日
  • 名探偵は嘘をつかない

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    ネタバレ

    最初は阿久津が主人公でお話が最後まで進むのかと思っていたがストーリーテラーは火村明でびっくり!
    阿津川先生らしい特殊設定ミステリで、想像もしていなかった方向にお話が転がっていくから、続きが気になった勢いよく読んでしまった。面白かった!
    つかさの殺人は、阿久津に探偵のまま死んで欲しいという身勝手なものだったのが引っかかった(気持ちはわかるけど、実際に手にかけるのは理解できないところ)。裁判後、残された人達のその後もちょっとモヤモヤかなぁ。阿久津が可哀想というかめでたしめでたしではないよなぁ。

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    2025年06月08日
  • バーニング・ダンサー

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    後半の展開はよめるかたもだが、ラストの2ページは驚愕した
    え!そうだったんだ、、、みたいな
    特殊設定モノだがサクサク読めた

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    2025年06月06日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖、デビュー35周年記念トリビュート。
    まず、こんなトリビュートが出来てしまうということ自体、驚き。すごい作家さんなのだと再認識した。
    江戸川乱歩トリビュート、とかだったら分かるけれど、まだ生きている人で、現役活動中です。
    トリビュートが成立するのはやはり、キャラクター的に完成された、そして知名度の高い、お馴染みの登場人物たちがいるからなのでしょう。
    火村英生やアリスの、あんな、そんな、こんな、の性癖が再現され過ぎである。

    【縄、綱、ロープ】 青崎有吾(あおさき ゆうご)
    成り済まし度が半端ない。火村とアリスのいつもの会話から船曳警部の腹の出具合まで。
    何より、オチの一言が素晴らしい

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    2025年06月05日
  • あなたへの挑戦状

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    なるほど。“挑戦状”ってそういう意味か。
    なんと更に高度な事をしてたんですね。
    それで、こんなストーリー書けちゃうんですか。
    しかもちゃんと面白いし。
    はー、やっぱ作家さんって凄いわ。
    斜線堂さん推しだけど、どっちの作品も好き。
    お二方の持ち味が滲み出ているし、ちゃんと“人間”を描いてくれてるから良い。
    これを期にもっと阿津川さんの作品を読みたいと思った。
    巻末の執筆日記もめっちゃ面白かった。
    作品完成までの過程を書いているだけなのに、なんでこんなに面白いの。
    人間味溢れる斜線堂さんの日記で思わず笑ってしまった。
    阿津川さんの日記もまた違った面白さがあって、夢中で読んだ。
    小説じゃないのに!笑

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    2025年05月13日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖先生のデビュー三十五周年を記念したトリビュート企画。どの作品にもちゃんと有栖川先生の創られた"火村先生”と"アリス”と"江神さん”が存在していて、有栖川有栖作品へのリスペクトを感じた。作中でアリスが語る「既存のキャラクターを作者以外の誰かが著述することはできるか?推理小説におけるオリジナリティーとは?」という問いに果敢に挑んだ作品集だと思う。織守先生の「火村英生に捧げる怪談」と「有栖川有栖嫌いの謎」が特に好きだった。有栖川先生の「前口上」と巻末解説文もそれぞれの作家さんへの感謝とリスペクトに溢れている。

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    2025年05月12日
  • 入れ子細工の夜

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    ネタバレ

    も~~~だいっすき!!短編集は辰海の突拍子もない大胆な話が堪能できるから最高。

    「危険な賭け 〜私立探偵・若槻晴海〜」
    四作の中だと一番ビミョーだったかも。またクセツヨな奴が最後に現れた。

    「二〇二一年度入試という題の推理小説」
    めっちゃ好き。大学教授の謝罪文(という名の言い訳)は思わず笑ってしまった。Twitterの変なやつもコイツだったのか!と思うと納得。
    最後のオチがよかった。フィクションの謎は解けても、現実には飲み込まれてしまったか……。

    「入れ子細工の夜」
    行ったり来たりの推理が面白かった。結局どっちが犯人なんだ!?と思っていたら斜め上の展開に拍手。

    「六人の激昂するマスクマ

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    2025年05月07日
  • 午後のチャイムが鳴るまでは

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    私の大好きな学祭……の準備中ミステリ‼︎ 阿津川辰海の日常ミステリって読んだの初かも? 学生の空気感書くの抜群に上手いから、めちゃ面白い。生徒会長大好き! 絶対文化祭当日編も面白いでしょ、書いて欲しい!!!

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    2025年04月29日
  • バーニング・ダンサー

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    「コトダマ」という異なる超能力を警察サイドも犯人サイドも持ってるという特殊設定ミステリなんだけれど、警察ミステリのツボをきっちり押さえてて面白い。シリーズになりそうなので期待!

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    2025年04月29日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    「どんでん返しシリーズだから読んでおこう」と軽い気持ちで読んだけれど、5作とも楽しめた。
    『おれ以外のやつが』はもう少し長く、中編だったらもっとおもしろくなったかなと思った。

    『人喰館の殺人』はさすが!というかなんというか、インパクトがすごい。意外と嫌いではない 笑

    『遣唐使船は西へ』は「好みではないなー遣唐使よく分かんないし」なんて思って読み始めたけれど、動機が意外で、だけどすごく良かった。
    なかなか思いつけない動機だよね。

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    2025年04月17日
  • 録音された誘拐

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     探偵の大野糺が誘拐された事件と同時期に発覚した殺人事件、十五年前の誘拐事件に「犯罪請負人」を自称する誘拐犯・カミムラの恐るべき頭脳など魅力的な要素が詰め込まれた誘拐ミステリーで、知能犯カミムラVS警察&大野と相棒の美々香のワクワクする構図とフーダニット、類いまれなるどんでん返しに翻弄されっぱなしだった。「誘拐」が難しくなった現代でこれ程までに精緻な計画を立てるカミムラと大野&美々香がそれを看破して推理する姿も最高だった。

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    2025年04月17日
  • 録音された誘拐

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    むちゃくちゃ面白かった。
    そこそこ厚みあるのに一気に読んでしまった。
    いやぁダマされた。
    場面展開する毎に、謎が深まりとても良かった。
    こーゆー謎の多いミステリーって時に、伏線回収が強引だったりするのに、本作はそう感じるものがなく、なるほど!そーだったのか!と膝を打つ感じで最後まで面白かった。
    所長カッコよかったなぁ。

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    2025年04月15日
  • 録音された誘拐

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    読む前からすでに騙されていた。
    令和の誘拐トリックも圧巻。
    これを見破れた読者は本物の名探偵ではなかろうか。

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    2025年04月14日
  • 録音された誘拐

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    すごいすごい!たしかに『令和の誘拐ミステリー』だ!!

    短編集『透明人間は密室に潜む』のなかの「盗聴された殺人」に登場した大野探偵事務所の面々の活躍が長編で読めるのが嬉しかった。
    美々香の耳の秘密やちりばめられたトリック、ブラフ、ミスディレクション、そして真犯人の正体にいたるまで、阿津川辰海の引き出しってどうなってるんだろう……と思って至福のため息。

    解説でもその読書量の多さをと引き出しの多さを絶賛されていたけれど、読書日記も積んであるからそちらも読み始めよう。(そして今、読書日記の二冊目が出ていることを知った。ぐぬぬ、楽しみが増えたではないか……嬉)

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    2025年04月12日
  • 黄土館の殺人

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    引き離された探偵と助手がそれぞれの事件を解き明かす。
    事件発生の場に肝心な探偵がいなくて、助手が事件を解き明かすなんてシリーズとして成長を感じる流れですよね。
    しかも三谷くんというさらなる助手がいい役をしてくれてます!
    しかも前作から時が経った大学生の彼らとなるとより視野の広くなる推理に期待しながら序盤からワクワクでした。
    まさかの1作目の人物たちが再びここで出てくると思わなくて、これはシリーズを通しで一気に読んだかいがあります!
    引き離された葛城が事件を起きる前に解決とは成長しすぎなのでは笑
    未然に防がれる犯人がちょっと可哀想になってきます。
    しかも解決まで序盤でいったものだからこの物語はど

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    2025年03月31日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    大好きな有栖川有栖の、デビュー35周年のトリビュート作品集。
    どれも非常に面白い…!!

    一番印象に残ったのが有栖川有栖嫌いの謎。
    いとこに有栖川有栖の本を借りようと思いお薦めを訊いたらボロカスにけなされたんだけど、その割には全部読んでる?なぜ?というお話。
    面白いなぁ。よくこんな発想できるよなぁ。
    『幽霊刑事』を、「タイトルがピーク。背表紙だけ見てればいい」とバッサリ切り捨てるところなど、もうとにかく笑ってしまった。


    夕木春央と今村昌弘しか読んだことなかったけど、他の作家のも読んでみたくなった。
    その前にもう一度アリスシリーズから読み直したいな。

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    2025年03月30日
  • 蒼海館の殺人

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    全員嘘つきの殺人事件。
    嘘つき一族という前情報を持った上でいざ一族と対面をして疑ってかかるからこそ全てが怪しく見える。なのに何が嘘なのかが分からない。
    形を得ない何がドス黒い空気が蔓延する中で信じられるのは自分たちだけなんて空間、人間不信すぎます笑
    絵に描いたような仲良し家族を演じる気持ちの悪さや、気を抜くと信じてしまうような言葉巧みな人間力をそれぞれ作り上げられる人物設定がすごいです。
    そして挫折した名探偵は一体いつ復活するのか…半分くらいまで話が進んできて、謎解き今から追いつけるのか?とハラハラしてしまいました!今回の田所くんの大事さがよくわかります。
    謎が明かされた時、裏の裏の裏を読んで

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    2025年03月17日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    これは!!
    有栖川有栖氏の生み出したキャラが色んな作家さんの力で色付いてます!!
    知ってるだけに笑えるフレーズ。キャラクター達への愛情を感じます
    「残念。ハズレだ」
    「…しがないサラリーマンです」
    笑笑!!!
    たぶん有栖川有栖には書けない砕け方!
    シリーズを知らなくても楽しめる。
    …けど!知ってたら何倍も面白いです

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    2025年03月08日
  • 透明人間は密室に潜む

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    ネタバレ

    「彼女に色をつけてもらうのは、いつか彼女がどこかに消えてしまうのを、ひたすら怖く思うからなのかもしれない。彼女が透明になってしまえば、ぼくには見つけ出す手段がない。詰まるところ、国を挙げて、医療を駆使して、透明人間に色を与え続けるのは、われわれのそうした恐怖に由来するのではあるまいか?」p32

    「彼らが透明なのではなく、われわれに色が付きすぎているだけだと」p38

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    2025年02月25日
  • 透明人間は密室に潜む

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    ネタバレ

    おすすめされていた本。4つの作品からなっており、様々な設定のミステリが読める。個人的にアイドルを扱った2つ目の作品が面白かった。アイドルではないけど自分も追っかけている存在がいるので、そういうのあるよねーってなってしまった。後、透明人間ネタの引用にジョジョ四部があってびっくりした。そういえば透明人間ネタあったよね。それからラストの作品の弟くんの猫被り具合が凄すぎて笑ってしまった。探偵役の裏に隠れる探偵っているよね。どれも読みやすくて面白かった。他の作品も読んでみよう。

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    2025年02月19日