阿津川辰海のレビュー一覧

  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    6人の作家による6話の短編集。気に入った作品は作者の他の作品も読んでみたい。特に辻堂ゆめと阿津川辰海は気になる。

    辻堂ゆめ「十四時間の空の旅」
     小5から高2まで父おやの転勤で4年のアメリカ生活から誕生日にビジネスクラスで帰国する。
    思春期を馴染めない外国で過ごす事になった恨みから父を毛嫌いする娘。
    我が家もこんな感じかも。この話はとても好き。

    凪良ゆう「表面張力」
     アパートの取り壊しで見つかった壁一面のお札の謎。
    怨念か?

    城平京「これは運命ではない」
    恋愛物の定番の様な出会いを何度も繰り返す謎
    先輩の謎解きがすごい。

    木元哉多「どっち?」
    妻の友人との不倫を解消しようとするが。

    0
    2021年05月14日
  • 名探偵は嘘をつかない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     警察庁の補助機関として探偵機関なる組織が存在する世界。その世界における名探偵,阿久津透が,その特殊世界でも初めてとなる探偵弾劾裁判に掛けられる。「探偵機関」,「探偵弾劾裁判」という2つの特殊設定に加え,もう1つS Fじみた特殊な設定として「転生」が加えられる。あるペンダントを身につけて死ぬと,誰にも発見されていない死体に転生できるという。
     警察官の補助機関として探偵機関が存在し,100人もの探偵士がいる世界で,転生をして生まれ代わっている人物を絡めながら,探偵弾劾裁判で被告人とされている阿久津透が,過去に解決した4つの事件について議論をするという盛り沢山のミステリ。分量もそれなりの分量とな

    0
    2020年07月12日
  • 犯人はキミが好きなひと

    Posted by ブクログ

    犯人は分かるので、犯人だと特定するための推理をしないといけない、という設定の短編集なんだなと思って読みはじめると、お話ごとに様々な展開があって、ワンパターンに陥ってないのがすごい!改めて作者さんの工夫や発想に脱帽です。高校生たちの関係性も、爽やかながら意外と切ない展開なんかもあって…。このまま終わってほしくないなぁ。続編希望です!

    収録作
    「死者からの伝言」まずはジョブの中学時代のエピソード。DM に萎えるの、共感!
    「四月はアリバイ狂騒曲」犯人=幼なじみの想い人を少ないヒントから推理する。
    「キミが犯人じゃなければ」犯行時、犯人は密室にいた?
    「海岸通りでつかまえて」大トリック
    「ポイズン

    0
    2026年02月28日
  • 怪盗うみねこの事件簿

    Posted by ブクログ

    やはり阿津川辰海は上手い♪
    と再認識した1冊。

    夏休みに従兄弟の家のあるうみねこ町に泊まりに来たケン。
    この町には、うみねこという怪盗がいて、「価値のないもの」ばかり盗むらしい。ケンと従兄弟のヒサト、カオリの3人は怪盗の謎解きに乗り出す。

    んだけど、正直、オトナなら、最大のナゾ=怪盗の正体、なんかはすぐに検討がついてしまうw
    それでもおもしろく読ませるのが、阿津川さんのスゴイところ。
    各話それぞれの「どうやって盗んだのか」「なぜそれを盗むのか」という謎解きはミステリの基本パターンをきれいに押さえてあり、ミステリマニアにも楽しめるし、ホワイダニットを考える過程で小学生が成長していく姿を描いて

    0
    2026年02月27日
  • バーニング・ダンサー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    異能力ミステリーって感じ?
    ミステリーはすきだけど現実離れした設定やSF的な要素は苦手なところがあるので、あらすじも読まずに読み始めてしまって最初は「苦手な作品かも...」と思いました
    が、割り切って読めば阿津川さんの読みやすい文体もあってすんなり作品の中に没頭することができました
    単純にストーリーが面白いというものあります
    ただの異能力バトルではなく、きちんと推理要素もあったのでミステリーとして楽しめました
    三笠さんは最初から胡散臭かったので何かあるんだろうなと思っていたので最後出てきた時あまり驚かなかったです
    続編で三笠さんがちゃんと追い詰められててくれたらいいな(?)続きが楽しみです

    0
    2026年02月26日
  • 犯人はキミが好きなひと

    Posted by ブクログ

    かるーい&あまーい青春恋愛ミステリーなのに本格ミステリの魅力がたっぷり! #犯人はキミが好きなひと

    ■あらすじ
    探偵気取りの女学生・瀧花林は、幼馴染の幣原隆一郎と学生生活を送っていた。隆一郎には不思議な特徴があり、彼が好きになった女性は、なぜか犯罪に関わっているらしいのだ。花林は彼の特徴を利用して、様々な事件を解決していく。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    現代の本格ミステリー作家といえば、まず名前のあがる阿津川辰海先生。これまで、館四重奏シリーズや『午後のチャイムが鳴るまでは』など、青春ミステリーを書いてこられましたが、今回は恋愛要素もはいっているとのこと。こりゃ楽しみな作品ですね。

    0
    2026年02月24日
  • バーニング・ダンサー

    Posted by ブクログ

    すごい世界観だけどすんなり入る。登場人物の描写が薄いけど自分の中ではしっかり映像化できる。ほんとに映像化されたらすごい違う感が出るんじゃないかな笑

    えこれシリーズ化してる?読みたい!続きが読みたいぞ!

    0
    2026年02月24日
  • 黄土館の殺人

    Posted by ブクログ

    600ページ超のシリーズ3作目、大作。交換殺人がテーマ。犯人は中盤くらいから何となくわかるがトリックは面白い。1章(交換殺人を持ち掛けられた側)はあっさり終わるが(視点も殺人したい側でなかなかページは進まず笑)3章に繋がる。2章からは田所くん視点。飛鳥井さんがまた出てきて復活果たす。最後の4作目も楽しみ。

    0
    2026年02月23日
  • 犯人はキミが好きなひと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯人はキミが好きかなひと
    阿津川辰海の連作短編集。
    主人公花林は名探偵に憧れる女性。彼女の幼馴染である隆一郎は、好きになった人が必ず犯罪者になるなという特異体質。つまり、隆一郎が好きになった人物が必ず犯人であるという条件が必ず決まっており、その前提を元に花林が推理をするというストーリーだ。

    死者からの伝言
    花林と隆一郎が通う高校で、先生が殺害される。隆一郎が近野先生に想いを寄せていた事がわかり、花林は近野先生が犯人である前提に、謎のダイイングメッセージの謎に挑む。
    花林の兄、裕也は刑事であり、花林にデレデレなので花林のお願いは断れない、また妹の推理力には一目おいており、結果として自身の手柄に

    0
    2026年02月22日
  • ルーカスのいうとおり

    Posted by ブクログ

    タケシは、内気な小学5年生。2年前に編集者だった母親を交通事故で亡くしてから、今でも立ち直れずにいる。
    彼は、母親がかつて担当した児童書『どろぼうルーカス』の懸賞品であったぬいぐるみを大切にしていたが、数ヶ月前に他の母親の遺品と一緒に父親に捨てられてしまう。そのぬいぐるみがある日、河原に落ちていてタケシは思わず、そのぬいぐるみを持ち帰ってしまう。
    ぬいぐるみルーカスを持ち帰ってから、タケシの周りでおかしな出来事が連続する。

    阿津川さんの作品は『午後のチャイムが鳴るまでは』に続き2作目。

    まさに『チャイルド・プレイ』の〝チャッキー〟。小学生が主人公だし、内容が内容だから、本格ミステリ好きの方

    0
    2026年02月20日
  • 犯人はキミが好きなひと

    Posted by ブクログ

    なかなか良かった。
    ミステリとしたら古典的ガシェトを犯人がわかることを利用し、うまく取り入れたり、外したりといいし連作としたらある設定からくるラストの落ちに案外グッときました。
    さすが阿津川さん。

    3144冊
    今年43冊目

    0
    2026年02月18日
  • 紅蓮館の殺人

    Posted by ブクログ

    設定で勝ってるし探偵観の対決を混ぜ込むなんて面白いに決まってる。真相としては良くないものでも行動原理は納得いくものがあった。

    0
    2026年02月18日
  • 犯人はキミが好きなひと

    Posted by ブクログ

     名探偵に憧れる女子高生・瀧花梨と恋愛に関する「特異体質」を持つ男子高校生・幣原隆一郎が遭遇する6つの事件を扱った恋愛×特殊設定×本格ミステリーで、ポップな雰囲気と反比例した論理的な謎解きと事件が解決する度に失恋する隆一郎の不憫さが印象的で、特に最終話に全て持っていかれた。

    0
    2026年02月16日
  • 名探偵は嘘をつかない

    Posted by ブクログ

    探偵要素がすごく面白かった覚えがある。
    ん?って感じたとこもあったけど、結構おもろかった印象
    阿津川辰海好きになってから呼んだから贔屓目

    0
    2026年02月15日
  • ルーカスのいうとおり

    Posted by ブクログ

    久しぶりの阿津川辰海さん。
    面白かったです。

    個人的に阿津川辰海さんの作品は相性がいいように感じます。この作品も一気に読み終わり、ラストも良かった。現実離れしたストーリーなんですが、共感できる部分が多く、記憶に残る作品だと思いました。

    0
    2026年02月14日
  • 怪盗うみねこの事件簿

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    阿津川さんのことは「最後のあいさつ」で知りました。私の6歳上の方がこんな小説を…?!
    と強く印象に残りました。
    (このこんなというのは、貫禄を重ねた大御所のような凄い小説を…?!という意味です。)
    その方が今度は児童書と聞き、大変驚きました。読んでみると読みやすく、面白い。
    大人の私が読んでも面白いが、自分が子供の頃に読んでいたとしても夢中になっただろうなと感じました。天は二物を与えずと言うけれど、
    大人向けも子供も書けるなんて…天は二物も三物も与えているじゃないか…!と思います。
    子供向け、大人向けと両方書かれる方はもちろん他にもいますが、個人的にはファンタジー作品を書かれている方が多い印象

    0
    2026年02月03日
  • ルーカスのいうとおり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ルーカスのいうとおり
    2025年に阿津川辰海は二人の怪盗を世に出しており、一人は児童文学書として「怪盗うみねこ」、もう一人が今作に登場する絵本の「ルーカス」である。
    前者は児童文学書だったため、とても読みやすいハートフルな作品であった。そのため、阿津川辰海という作家を大好きでありながら、「怪盗うみねこ」の余韻を引きずったまま、今作に手を出してしまった。
    まさか、人形ホラー、本格ミステリー、クライムサスペンスだとはおもわず。

    この作品を押し通す為、幾つか都合の良い部分もあり、転校してきた森少年と役割と、彼の父親である探偵が登場しなかった事、自分達の推理を通じて人形ルーカスに疑問を抱いた警察官の

    0
    2026年02月01日
  • 紅蓮館の殺人

    Posted by ブクログ

    よくあるバディもので、よくあるキャラと特殊能力。特徴的なクローズドサークルとからくり屋敷。
    第1作のようだけど、かつての名探偵とその過去編があって、それにまつわる因縁があって、本編の殺しと重なって、そして最後の最後にどんでん。
    エンターテイメントの応酬だった。おもしろかったけど、何と言うかミステリーのおもしろさとちょっと違う、かな。
    つばさの死はフェイク、という予想をしていたけどこれはハズレ。実は爪の正体は…とぼかすには、ちょっと登場人物が足りないなぁ。
    飛鳥井さんの判断は、一票入れるに足る。現実にも、どうしようもなく周りに構ってもらいたくて変なことする人間はいる。あれはスカすに限る。

    0
    2026年02月01日
  • 蒼海館の殺人

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。600ページ超の大作。葛城家と田所家の登場人物で、誰かが死んで次のシリーズ大丈夫かと読む前に不安になった笑。結果面白くて止まらない。最後まで一気読みした。

    0
    2026年01月31日
  • 黄土館の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は飛鳥井さんに焦点が当たった話となっている。
    大学生になった葛城、田所、三谷が成長を感じさせるが、高校生の頃の感情的な面が薄れるのはちょっと寂しい気分。。。
    ミステリーとしてのトリックや内容自体は作中で葛城が言っているとおり、偶然に助けられた部分が多く、アッと言わされるようなものは特に無い。
    ただ、飛鳥井さんが復活し探偵として話を進めていくのを見ると、1作目から読んでいて良かったなと妙な充実感もある。
    3作通しで読むのが1番面白く3作を読めるのかもしれない。

    0
    2026年01月31日