あらすじ
「お前が謎を解くと、決まって俺は相手と引き裂かれる。
お前は俺にとって、失恋の悪魔─いや、失恋名探偵だ!」
名探偵にあこがれる女子高校生・瀧花林。
彼女の幼馴染である幣原隆一郎には、ある「特異体質」がある。それは、隆一郎が好きになった女性は、必ず何らかの犯罪に関与していることである。
悪女にどうしようなく惹かれる隆一郎(花林いわく、「女の趣味が悪い」)の
特殊体質をヒントに、花林は数々の事件の謎を解き明かす。
そして、恋は衝撃の結末を迎える――!?
本格ミステリ界の若き俊英・阿津川辰海が贈る、どんでん返しのラブコメ×本格ミステリ!
感情タグBEST3
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学園もので設定がおもしろい!倒叙ミステリ。
倒叙ミステリは苦手だったが、これは
1話も短くサクサク読めた。
最後も余韻のある終わり方で、続編がありそうな予感。
続編があれば読みたい。
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犯人はキミが好きなひと。
ということで、好きになった人が事件の犯人になるストーリーだけど、真面目な話なんだけど、持っていき方にちょっと笑いがでてしまった。犯人は幣原隆一郎が好きになったひとと決めつけてるがゆえに、どうにかこうにか犯人に出来ないかを考えてしまう瀧花林。最後のエピローグ的なストーリーな部分にはニヤニヤと切なさが止まらなかった
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犯人は、幼なじみが好きになった人。
なんて悲惨な特異体質なんだ。好きになった人は皆罪を犯しそれをこれまた幼なじみが綺麗に解決して捕まっていく。
ミステリ要素もとてもしっかりしていて一気に読んでしまった。
Posted by ブクログ
好きになった人が犯人、このシンプルな約束をいろんなパターンで見せてくれた。それを元に犯人を考えると解けるトリック。なかなか思いつかない展開で面白かった。最後の話はどっちか読者に問う内容で良かった
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好きになった相手が何かしら罪を犯してしまう。
そこまで隆一郎の苦悩は描かれていなかったけれど、かなり絶望的な状況じゃなかろうか。
トリックはダイイングメッセージ、足跡などなど、王道も取り入れつつ良かった。
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ほんタメ文学賞候補作!
ずっと本屋さんで気になっていたのでこの機会に読めて良かった。
主人公の名探偵を目指す女の子の幼馴染である男の子が好きになる女性は必ず犯人!?
事件が起こったということは、幼馴染が恋しているあの女性が犯人に違いない!だからあの女性のアリバイを崩さなきゃ!という新しいタイプの倒叙ミステリ。
なんと、犯罪を犯す前からその人のことを好きになって、そのあと必ず事件が起こるという未来予知にも近い能力で、圧倒的センサーぷりにサクサクと読み進められる。連作短編で次から次へと色んな女性を好きになり、逮捕されて失恋しまくる幼馴染にも笑えます。
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ライトな書きぶりでキャラクターの個性が強調される雰囲気も名探偵コナンのような印象。
登場人物の好きなになった人が必ず犯人であるというルールはマンネリ化しそうに思ったがそれぞれの短編で違った形で読者を惑わしており、非常に上手いと思った。
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昔のライトノベルを読んでた人間としては馴染み深い文章。
メイン2人とお兄ちゃんと情報屋さん以外は結構メンバーが変わるけど、章ごとに読めるのでぎりぎり覚えられる。
リューイチくんのおかげで犯人も絞りやすいのが探偵力の低い私には助かるポイント。
千棘ちゃん頑張ってて好きだったのでしゃーないけど残念。舞台装置に使われてる感が否めないかな。
リューイチくんがもし男性を好きになった場合は、この能力は発動するのだろうか。もし浮気や二股とかでも発動するなら、これから変な趣向に走ってしまわないのかななど勝手に心配してしまう。
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犯人はきみが好きな人っていうタイトルに惹かれて読んでみたけど、本当に面白かったです!!!
好きになった人は絶対に何かしらの犯罪に関与する、または関与するのを察知してしまう男の子と、警察官の兄を持つ、その男の子の幼なじみの女の子が主人公の物語。
行く先々で事件に巻き込まれ、男の子のセンサーを頼りに事件を解決していく物語が6個ほどあって、本当にワクワクしながら読みました。
最後の結末はあー、そういうことになったのねってめちゃくちゃ気持ちを揺さぶられるものでした。
もし気になってる方がいらっしゃるのであれば、ぜひ手に取って読んでみてください✨
Posted by ブクログ
好きになった人=罪を犯した人。そんな体質しんどすぎる。身の回りの謎を解いていくミステリーものだけど、犯人がわかっている上での推理は珍しいかも。文章自体はラノベに近い感じで読みやすかった。
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好きになった人が必ず犯罪や殺人の犯人になってしまうという特異体質をもっている『隆一郎』と名探偵を目指す『花林』は、いつも何かの事件に巻き込まれてしまう。花林は、隆一郎が好きになった人をマークして、事件が起こると誰が犯人か?ではなく、隆一郎が好きになった人がどうやって事件を起こしたのかを推理していく倒叙ミステリー。おもしろかったけど、両想いになる事が出来ない隆一郎が可哀想すぎる。ラストの展開に隆一郎には、いつか幸せになってほしいと願ってます。
Posted by ブクログ
犯人は既に分かっている? 斬新な特殊設定ミステリ
主人公・花林の幼馴染・隆一郎の特殊体質により、「事件の犯人=隆一郎が好きな人」という構図のため、「犯人がわかった状態から逆算して推理する」という、ちょっとヘンテコかつ禁じ手なロジックによって犯人を追い詰めます。
にもかかわらず、エピソードの内容は多彩で、飽きさせません。これは主に隆一郎の「自身の好きな人を守りたい!」という考えによるものです。
好きな人を隠したり、ミスリードを誘うための偽装工作をしたり…。あの手この手で花林に抵抗します。そう、隆一郎は花林にとっての便利なパートナーではあるものの、必ずしも味方ではないのです。
そんなヘンテコな二人の関係は、いったいどのようになっていくのか――。
なお、私はラストにちょっと納得がいきません笑
Posted by ブクログ
最後の事件の真犯人だけは察しの悪い自分でもわかったけど、そこへの持っていきかたどうするんだろうと先が気になって一気に読んだ。
こういうの好きだな。
Posted by ブクログ
犯人は分かるので、犯人だと特定するための推理をしないといけない、という設定の短編集なんだなと思って読みはじめると、お話ごとに様々な展開があって、ワンパターンに陥ってないのがすごい!改めて作者さんの工夫や発想に脱帽です。高校生たちの関係性も、爽やかながら意外と切ない展開なんかもあって…。このまま終わってほしくないなぁ。続編希望です!
収録作
「死者からの伝言」まずはジョブの中学時代のエピソード。DM に萎えるの、共感!
「四月はアリバイ狂騒曲」犯人=幼なじみの想い人を少ないヒントから推理する。
「キミが犯人じゃなければ」犯行時、犯人は密室にいた?
「海岸通りでつかまえて」大トリック
「ポイズン・レター」下駄箱に入っていたチグハグなラブレターの差出人を少ない証拠から絞り込む。
「あなたの愛を…」ミステリのこの展開をここで使うのか!という衝撃。
本当にこの設定をフルに活用して書いておられると、読んでいて気持ち良かったです。
Posted by ブクログ
ミステリーの設定としては、今までなかったような感じなので、新鮮だった。
軽いタッチで読めるのでサクサク進むんだけど、
内容としては深くもないので、印象には残らないかも。
最後の展開はちょっと予想できてしまったところはある。
Posted by ブクログ
隆一郎の惚れた女は必ず犯人。
幼馴染の花林は探偵、兄がキャリア警察官。
先生が密室でazuとダイニングメッセージをペンで書きかけで死んでた。惚れたコンノ先生が犯人で本当のダイイングメッセージはキツネのハンドサインでそれ以外は偽装だった。
先生が美術室で死んでて石膏像が割れてる。停電があった。被害者は加害者になり正当防衛みたいに殺す。ってなると、隆一郎は好きな相手が瞬時に切り替わる。悪女オーラを感じるので。
喫茶店での被告密室での室外殺人と見せかけて、それはフェイクで実は双子の姉の方が悪女。
砂浜に全身埋めた状態で居て抜け出したと思いきや死んでたのは、似たような砂浜に誤誘導されたから。タクシー運転手の事件は別物。
手紙は実は一年前のモノ。今年突然惹かれた。去年転校した子のモノ。その子は名古屋で傍観から小学生を守った反動で傍観を瀕死にしてしまう。
最後は別荘。遺産問題で放蕩叔父が帰ってきて、果林の同級生がナイフで刺してその兄が谷底に遺棄。が、隆一郎が好きなのが果林であれば、前日に毒を叔父が飲んで死んでいたことに気づく。
Posted by ブクログ
【収録作品】
第一話 死者からの伝言
第二話 四月はアリバイ狂騒曲
第三話 キミが犯人じゃなければ
第四話 海岸通りでつかまえて
第五話 ポイズン・レター
第六話 あなたの愛を…
名探偵を目指す女子高生・花林。
幼馴染みの隆一郎は、「好きになった女性が必ず犯罪に関与している」という特異体質の持ち主。
この隆一郎と刑事の兄を利用して事件に首を突っ込んで解き明かす花林。
なにしろ隆一郎が好きになった女性さえわかれば、彼女が「犯人」。答えがわかっているため、それを導くように手がかりを組み合わせていく。
この「犯人」の定義がなかなかやっかいだ。隆一郎がなぜ彼女を好きになるかとの関連性も謎。
一つ一つの事件は比較的単純で、語り口もユーモアタッチながら、最終的にはそうだろうなという苦い結末で、つらい。
Posted by ブクログ
特殊能力によって、犯人はほぼ確定状態で推理が進んでいく。それゆえのトリックや動機の妙が爽快。
現場のフロア図だけでなく、事情聴取リストや整理された時系列の掲載も新鮮だった。小説で(図①参照)は初めてみた気がする。
児童書のポプラ社が作る文芸誌に連載されていたとのことでライトめで、若年層向けなようだった。表現や描写をより一般向けにした重厚濃厚な版を読んでみたい。
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幼馴染は犯人を好きになってしまう、それを利用する異性の幼馴染…という時点で最後は分かる、その最後にどうやって転がって行くのか。
別の可能性も考えつつ読み進めたが、青春ミステリらしい終わり方は良かった。最大のどんでん返しは最後の探偵の”コクハツ”に対するアンサー。事件が殺人ばかりなのは気になった。
Posted by ブクログ
「お前が謎を解くと、決まって俺は相手と引き裂かれる。お前は俺にとって、失恋の悪魔……いや、失恋名探偵だ!」
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主人公の花林は名探偵に憧れる女子高校生。
花林の幼馴染の隆一郎は、好きになった女性が必ず何らかの事件の犯人であるという「特異体質」の持ち主。
タイトル通り 事件が起こればその犯人は隆一郎が「好きになったひと」。なので花林は「どうやって」犯行が行われたのかを謎解く本格ミステリー、らしい。
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…らしい。
あぁ!私が本格ミステリーに精通していればもっと楽しめたんじゃないか感が否めない!
んー、名探偵ポワロとかシャーロック・ホームズの冒険とか 母の隣でめっちゃ観てたけどなぁ。
謎解きの部分がポカーンだった笑
思ったのよ!
隆一郎も花林も まだ高校生だからさ
悪女を好きになってもまだ失恋くらいで済んでるだけでさ。(いや、人はめっちゃ死んでるんだけど)
これが隆一郎が大人になって 結婚とかそういう話が出てきたら この特異体質はもっと厄介だよ? 結婚詐欺ならまだかわいい、保険金かけられて殺されたり、妻の不倫相手に殺されたり、なんやかんやで殺されたり…
おばちゃん心配よ
悪い人、好きですか?(なんの話し?)
Posted by ブクログ
名探偵に憧れる主人公花林には幼馴染みの隆一郎がいるのだが、彼が好きになった女性は何らかの犯罪に犯人であるという特異体質。
花林は、その隆一郎のセンサーを起点として事件の真相に迫っていく、という連作短編。
犯人があらかじめわかっているという確信から逆算していくストーリー展開が予想されたのと、事件が解決する度に幼馴染みの隆一郎が失恋していくという設定が面白そうだったので買ってみた。
まぁ、悪くはなかった。
ストーリー展開はワンパターンにならず多様だったし、犯人がわかっているのだから辻褄合わせな推理になるかと思わせておいての意外な展開、というのも楽しめた。
でも、なんだろう…。何か物足りなさがあった。
仕方ないとはいえ、幼馴染みの隆一郎のセンサーを起点にし過ぎている感じが否めない。というか、話の中心点、推理の焦点がそのセンサーで、そのインパクトが強すぎるからだろう。事件や犯人が添え物や出汁になってるように思えた。
ここは明確なマイナスである。
ちなみに事件は、トリックや犯人の動機こそ平凡なものの、大半が殺人事件で、随分ライトに人が死んでいくなぁ、と思った。
ちなみに、帯には“ラブコメ”とあったが、特にラブコメ要素は無かったように思う。
Posted by ブクログ
タイトル通り、犯人は特異体質のリューイチが好きになった人。犯人が分かってるうえで、名探偵志望の花林がアリバイを崩して犯行を暴くという斬新な設定。
設定はいいのに肝心のアリバイが細かいというかちまちましてて…辻褄を合わせて推理してる感じが否めない。
Posted by ブクログ
ヒロインの性格とか警察の守秘義務とは……は気になったけど題材が新鮮で楽しく読めた。
警察官のお兄ちゃんは然るべき罰を受けて欲しい。口軽すぎ。証拠を写真に撮る??のはやりすぎ
Posted by ブクログ
謎解きももちろん面白かったんですけど、何より、カリンとリューイチの関係性が好きでした。
ラストでまさかこうなるとは!!
失恋探偵だなんて憎まれ口を叩きつつもお互いを放っておけないみたいなのも良かったし、事件がきっかけで進展(?)があったのもふたりらしいなって思いました。
悪女を庇ってるのがカリンにバレるっていうやりとりが面白かったです。かわいい…!
Posted by ブクログ
主人公である女子高生花林の幼馴染隆一郎は惚れっぽい恋愛体質。そして彼が好きになった女性は皆なぜか犯罪に関与している。
ポップで軽めの文体の割には事件は殺人ばかりでどれも重い。最終話も特に。「ラブコメ×本格ミステリ」みたいな宣伝文句をどこかで目にしたけど、ラブコメ感はないな。いろんな意味で結局誰も幸せにならない感じ。
まあ「彼が好きになった瞬間が犯行を決意した(あるいは犯罪を実際に犯した)」という特殊設定ミステリともいえるかもしれん。そう考えれば・・・うーん。そう考えたら「この流れを最終話でどうひっくり返すのか?!」みたいな期待感がちょっと弱く感じてしまうんだよな。花林に惹かれ・・までは予想通りだけどじゃあ彼女の犯罪は・・?となると。
Posted by ブクログ
切ない物語だなぁ。リューイチの特性から、この二人の成就は叶わないのでしょうか?花林、千棘、杏莉、阿津川先生のJKネーミングセンスは独特だなぁ。