阿津川辰海のレビュー一覧

  • 蒼海館の殺人

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    何重にも張り巡らされたトリックはほんとにすごい。
    著者の頭の中はどうなっているんだろうと思いながら読み終わった。
    ただ、あまりに複雑化したトリックに、ちょっとついて行くのが大変だった。
    加えて自然災害。
    いやいや、それはなんでもやりすぎでしょって感じ。

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    2026年09月27日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    シリアルキラーアンソロジーなのでグロテスク表現を期待したがその点では物足りず。ただ多種多様な展開でシリアルキラーが描かれていて、普段ならハマらない作家の作品も楽しめた。最後の話は特に実在してたら嬉しいな。

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    2026年09月22日
  • 蒼海館の殺人

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    ネタバレ

    やはりラスボスはこうでなくっちゃ、と思えるラスボスであった
    ただ、なぜラスボスになったのか、というディテールが明かされなかったのが惜しい
    そこがしっかりとしていれば⭐︎5だったなぁ、と

    ちなみに前作の紅蓮館は上巻、こちらの蒼海館は下巻、と思って事前に紅蓮館を読んでおかないと、置いてけぼりを食らうことが何度かあるはず

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    2026年09月22日
  • 少女は殺人の夢を見る

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    2014年に大1ってことはめちゃ歳近い。あの頃の大学生って感じだー! 名作ミステリの別解を探すというのは文字通り夢ある展開。まだ未読のもあるので読も。もちろん1番面白いかったのは「九角館の殺人」。

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    2026年09月21日
  • 少女は殺人の夢を見る

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    著名なミステリィをオマージュした事件を夢の中で解決する連作短編集。読んでなくても楽しめた。
    どれも趣向を変えていて飽きずに楽しめた。これは続編が楽しみになる。
    ベストは「三階の窓」かなぁ。

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    2026年09月15日
  • 蒼海館の殺人

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    何重にも作り込まれた犯罪。犯人の狡猾さと葛城の推理力。どちらも引けをとらないが最後に勝利するのはもちろん・・。紅蓮館の殺人に続いて本作もミステリ好きにはたまらない一冊。

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    2026年09月13日
  • 少女は殺人の夢を見る

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    ネタバレ

    サークルの先輩の不思議な能力、、、振る舞った紅茶を飲んだ人々を眠りにつかせて夢の世界を自由に創造する、、、に巻き込まれた主人公が夢の世界の殺人劇を解明していく話。
    各殺人劇は、エラリー・クイーンや綾辻行人の作品に擬えられていて、その作品をすでに読んでいればくすっと笑えるし、読んだことがなければ読みたくなる。
    また、短編だが各話がワンパターンではなく少しずつ捻られており、そこもまたいい意味で期待を裏切られる。
    続編を読みたい。

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    2026年09月08日
  • 紅蓮館の殺人

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    ネタバレ

    ☆4.2

    名探偵の謎解きが、2回も3回もあって読んでて楽しい!!
    名探偵の生き方っていうやつ、名探偵同士がぶつかり合うところ、ぐわぐわ心が押しつけられてしんどかった…

    しっかり全て回収してくれてすっきり!

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    2026年09月07日
  • 最後のあいさつ

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    シリーズ化された人気刑事ドラマの主人公が、その最終回直前に、自らの妻の殺人容疑者に。その真相を解いていく物語。ベテラン俳優の心情や誇りが、「芸能界」という世界をベースに、リアルに描かれている。そのリアルさを出すために、かなり関係者に取材されたのだろうなと思う。

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    2026年09月05日
  • デッドマンズ・チェア

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    ネタバレ

    前作読まずに今作からでも楽しめた。まずコトダマの設定がおもしろい。場面がよく変わって視点も変わるので読みやすく、話の進むテンポが良くすぐ読み終わった。最後にどんでん返しあって、でもその結末は望んでなくてちょっと悲しくなった。

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    2026年09月04日
  • 少女は殺人の夢を見る

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    ネタバレ

    「第三の短剣」
    「そして誰にも共感出来なかった」
    「モザイク岬の謎」
    「女死刑囚パズル」
    「三階の窓」
    「九角館の殺人」

    東京大学に進学した漠田格は読書サークル〈月夜のお茶の会〉に入会。ハイレベルな読書会の会話に慄くが、2年生・夢見灯が入れた紅茶を飲むと意識を失ってしまう。気が付くとそこは読書会のミステリとそっくりな「事件」が…。

    とても面白い。灯が作り出した世界で謎解き。謎を解かないと目が覚めないって割とシビアな設定。ミステリについての会話が面白い。再読したくなる作品もたくさん。続きが読みたいな。

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    2026年09月03日
  • 紅蓮館の殺人

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    燃え盛る森に包囲された館。そこで起こる殺人。古き良きミステリと新時代のミステリが合わさって、馴染み深くも新鮮な読書体験だった。著者はこれからのミステリ界を牽引するであろう。

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    2026年08月30日
  • デッドマンズ・チェア

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    前の話がどんなだったか、課長は何者だったかを思い出すには間が空きすぎてきた。次作はあまり間を置かずに刊行して欲しい。ラスボスが近くにいすぎて逆に苦戦するパターン。

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    2026年08月30日
  • 蒼海館の殺人

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    葛城家の皆、キャラが濃くて読んでいて飽きなかった。
    時系列ごちゃごちゃになる瞬間あった。
    探偵とは、、の答えが良かった。

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    2026年08月26日
  • あなたへの挑戦状

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    本書には「あなた」への挑戦状が含まれています。
    気鋭の若手作家2人が、あなたへの挑戦状という共通テーマで小説を書いて競い合う。
    競作過程を書いた執筆日記とミニ対談も収録。


    斜線堂有紀さんと阿津川辰海さんが、「あなたへの挑戦状」というテーマで書く競作本。
    奇怪な建築での密室殺人を書く阿津川さんと、死体と眠る犯人の謎を書く斜線堂さん。
    どちらかという阿津川さんは謎・トリックをメインとしていて、斜線堂さんは心情描写をメインとしていますが、それぞれのカラーが出ていてどちらもおもしろい。

    個人的には本編もですが執筆日記がとくに面白く、競作をするに至った経緯やそれぞれのアイデアの出し方や執筆方法、お互いの友情などが感じられ、創作者の考えというものの一端に触れた気分。
    本編を楽しんだ後は、こちらも是非。

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    2026年08月20日
  • 紅蓮館の殺人

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    探偵が2人出てくる展開は新鮮。
    1つの事件をとことん深掘りする上質な作品。
    後半読む手が止まらなかった。
    探偵の存在意義とは。
    設定は方舟に近いかも。

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    2026年08月16日
  • 最後のあいさつ

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    展開とか内容は面白かったです。
    刑事ドラマ好きにおすすめです。
    相棒とか古畑とかを思い浮かべちゃいますね。

    面白かった割に読むのに時間がかかってしまいました。

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    2026年08月15日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    『カエル男』ロスによって生気を失ってしまった私が新たなシリアルキラーとの邂逅を果たすために本書を手に取った。
    そこでいま一度考えたのだ。そもそもシリアルキラーの定義ってなんなんだろう?
    私個人が思うに、犯人の最終目的が「殺人」ではないことなのかなと。あくまでも結果的に「殺人」になっちゃうだけで。だから殺人に至る論理としては理解できなくもないんだよなー。でも「殺人」のことをなんとも思ってない当たりは全員に共通しておかしなところだから当然常人には理解されないんだけども。

    そんなイカれた連中が5名の作家さんによって命を吹き込まれ、多種多様なそれぞれの目的のために殺人を犯す。たまらんね。
    いくつか途中で全然シリアルキラーじゃないじゃん! と思わせる作品もあると思うけど、それは作家さんの巧みな技術によるところでなのでみなさんご安心を。間違いなくみんなシリアルキラーだよ^^

    同じシリアルキラーを描く作品という中で、それぞれの作家さんの色が明確に出ているのはさすがの一言。
    収録されている5作品の中で私は特に櫛木理宇先生の『テキストブック・キラー』が好み。最近『嗤う淑女』シリーズを読んだ影響なのかしら。

    『カエル男』で失ったシリアルキラー分も十分に補給できたので、少し穏やかな世界に舞い戻りたいと思います。さて、次は何を読もうかな。

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    2026年08月15日
  • 紅蓮館の殺人

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    建物の構造が文字だけでは分かりずらかったので何回か読んだり図を見たり少し時間かかった。
    少年たちの青臭い感じも良かった。

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    2026年08月13日
  • 犯人はキミが好きなひと

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    ほんタメ文学賞候補作!
    ずっと本屋さんで気になっていたのでこの機会に読めて良かった。
    主人公の名探偵を目指す女の子の幼馴染である男の子が好きになる女性は必ず犯人!?
    事件が起こったということは、幼馴染が恋しているあの女性が犯人に違いない!だからあの女性のアリバイを崩さなきゃ!という新しいタイプの倒叙ミステリ。
    なんと、犯罪を犯す前からその人のことを好きになって、そのあと必ず事件が起こるという未来予知にも近い能力で、圧倒的センサーぷりにサクサクと読み進められる。連作短編で次から次へと色んな女性を好きになり、逮捕されて失恋しまくる幼馴染にも笑えます。

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    2026年08月12日