阿津川辰海のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ阿津川さんの「ミステリ」と「刑事ドラマ」への愛が、ぎゅっと詰まった一冊だった。
警察ドラマ『古畑任三郎』『刑事コロンボ』『相棒』のどれかにハマったことがある人は、きっと楽しい。
作中でもこの3作品の話が出てくる。
作中には、『左右田警部補』という架空のテレビドラマが登場する。
そのドラマのマニアが、その愛を熱く語るシーンがある。
私も『古畑』と『コロンボ』のファンで、お気に入りの回は何度観ても飽きないので、彼の熱い語りには、頷くことばかりだった。
彼と語り合いたいくらい(^^)
ミステリー好きが喜ぶ「お約束」もたくさん盛り込まれていて、さらに警察ドラマが好きな人は、より楽しめる作 -
Posted by ブクログ
犯人はきみが好きな人っていうタイトルに惹かれて読んでみたけど、本当に面白かったです!!!
好きになった人は絶対に何かしらの犯罪に関与する、または関与するのを察知してしまう男の子と、警察官の兄を持つ、その男の子の幼なじみの女の子が主人公の物語。
行く先々で事件に巻き込まれ、男の子のセンサーを頼りに事件を解決していく物語が6個ほどあって、本当にワクワクしながら読みました。
最後の結末はあー、そういうことになったのねってめちゃくちゃ気持ちを揺さぶられるものでした。
もし気になってる方がいらっしゃるのであれば、ぜひ手に取って読んでみてください✨ -
Posted by ブクログ
2026年8冊目読み終わりました。
本作品のミステリーとても面白かったです。
「いやいや、そんな偶然起こり得ないだろ」と思われる方が居るかなぁと感じましたが、私は全然気にしませんでした。確かに現実的にはあり得ない状況となりますが、あくまで小説なので、そのあり得ない状況を楽しんでいました。
内容も盛りだくさんのように感じますが、1個ずつ見るとそんなに大したことない内容で、読みづらい・読んでて苦しくなるみたいな事もありませんでした。
色々詰め込んでるなとは思いますが…
十角館の殺人をイメージしてこの本を取ると、ちょっとイメージと異なるなと印象付いてしまうかもしれません。個人的には東川篤哉先生 -
Posted by ブクログ
犯人は既に分かっている? 斬新な特殊設定ミステリ
主人公・花林の幼馴染・隆一郎の特殊体質により、「事件の犯人=隆一郎が好きな人」という構図のため、「犯人がわかった状態から逆算して推理する」という、ちょっとヘンテコかつ禁じ手なロジックによって犯人を追い詰めます。
にもかかわらず、エピソードの内容は多彩で、飽きさせません。これは主に隆一郎の「自身の好きな人を守りたい!」という考えによるものです。
好きな人を隠したり、ミスリードを誘うための偽装工作をしたり…。あの手この手で花林に抵抗します。そう、隆一郎は花林にとっての便利なパートナーではあるものの、必ずしも味方ではないのです。
そんなヘンテコな